第4回デジスコ倶楽部フォトコンテスト 受賞者にインタビュー
 
 
デジスコ倶楽部:第4回デジスコ倶楽部フォトコンテスト「初心者の部」準グランプリ受賞おめでとうございます。受賞の感想をお聞かせ下さい。
nobirdyさん:とてもうれしいですけど、最初は信じられませんでした。他の皆さんの作品がすごく色彩的にもきれいでしたし、苦心された様子が覗える様な力作が揃っていましたので、私のは全体的にメリハリに欠けて地味に見えたのでとても準グランプリに選ばれるなんて、思ってもいませんでした。きっとモデルになってくれたノビ様のおかげですね。そして選んでくださった審査の方々に感謝致します。それと世間にデジスコを紹介し、この様な機会を与えて下さった(株)デジスコドットコムのスタッフの皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
受賞作品
『エゾノヨロイグサと子ノビ』
 
デジスコ倶楽部:準グランプリ受賞作品を撮影した時のエピソードがあればご紹介したいただけますか。
nobirdyさん:撮影場所は自宅から車で20分位の海岸沿いにある野花と野鳥の穴場となっておりますが、夏の伸びきった草花の中を歩くのは容易なことではなく、散策する人はいません。とは言っても夏場は心ない釣り人がRV車で野花をなぎ倒しながら何度も通り抜けてできた轍道があるのです。そんな道を挟んでノビタキさんたちは元気な姿を見せてくれました。右側の少し離れて高く伸びた植物の天辺にパパノビが地鳴きを繰り返していました。視線の方角を見ると、反対側の数メートル近くに子ノビさんがいました。近づいてくる挙動不審な人間(私)に戸惑いを隠せない様子でしたが、しばらくモデルとなってくれたのでとてもラッキーでした。

デジスコ倶楽部:デジスコを始められたきっかけはなんでしょうか?
nobirdyさん:たまたま、本屋さんで「デジスコビギナーズブック」に目が止まり、中をめくってみると『鳥さんたちの羽毛がクッキリと鮮明、しかもデカイ!』事にショックを受けました。『こんなにきれいに撮れるものならデジスコを手に入れるしかない!』と思った事がきっかけです。

デジスコ倶楽部:デジスコ撮影での一番の思い出があればご紹介下さい。
nobirdyさん:それは霧が発生するような時々晴れの明るい曇り日でした。カメラを横位置から縦位置にしたり、縦位置から横位置にしたりと繰り返していくうちに、何となくモニターの回りが暗い感じがしていましたが、全部霧のせいだろう位にしか考えていなくて撮り続けていました。家に帰り現像してみますと、四隅にケラレが発生していたのです。実はあのノビタキの子の写真も四隅が暗くなっていました。カメラの接合カプラーを回しすぎたのですね。(反省の思い出)

デジスコ倶楽部:会ってみたいデジスコユーザーはいますか?
nobirdyさん:掲示板などで活躍しておられる漂鳥さん。漂鳥さんのブログの中で興味深い体験談を書かれていたのを見て、スゴイと思った事がありました。それは自然とのワンネス(一体感)を体験したという内容です。要するにあらゆる宗教や哲学の教えの基幹をなす意識状態、無我の境地や悟り、宇宙意識、神意識(いずれも至福感を伴う)に通じるところがあり、素晴らしい体験をなさった方だと思いますので、どの様な方なのかな・・・という理由であります。

デジスコ倶楽部:デジスコ撮影でのこだわりを教えて下さい。
nobirdyさん:特にありませんが、撮影が終わった後はモデルになってくれた鳥さんやその状況をつくり出してくれた自然に感謝の気持ちを忘れない事です。

デジスコ倶楽部:これからデジスコを始めたい方へ一言メッセージをお願いします。
nobirdyさん:デジスコは二度とない一瞬の記録でもあります。自分の意図通りにはなかなかなりませんが、そこに思いがけない事も起こりうるから感動があると思います。失敗しても楽しめます。鳥さんたちも観察者を意識することもありますので一緒に遊んだ気分にもなれます。ぜひ、デジスコを楽しんで下さい。ちょっと生意気な表現になってしまったかも知れませんが許して下さい。

デジスコ倶楽部:ありがとうございました。


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