第4回デジスコ倶楽部フォトコンテスト 受賞者にインタビュー
 
 
デジスコ倶楽部:第4回デジスコ倶楽部フォトコンテスト「一般の部」グランプリ受賞おめでとうございます。受賞の感想をお聞かせ下さい。
みつなりさん:まさに寝耳に水、結果のメールが配信されたときには本当に驚きました。皆さんの応募作品の中には、思わず「う〜ん」とうなってしまうような、素晴らしい写真が数多くありましたので、まさか私のような経験の浅い者が受賞できるなんて、考えてもいませんでした。最近は、そんな嬉しさとは別に、何か妙なプレッシャーも感じることもありますが、これまで通り、マイペースで撮影を続けたいと思います。私の作品に投票してくれた方々やスタッフの皆様に、この場をかりて厚くお礼を申し上げます。
受賞作品
『激流の中で』
 
デジスコ倶楽部:グランプリ受賞作品を撮影した時のエピソードがあればご紹介したいただけますか。
みつなりさん:川の激しい流れと存在感のある大きな岩、そんな大自然の中で力強く生きるヤマセミの姿を一つの構図に納めようと狙った1枚でした。写真では明るそうに見えますが、3月の午後6時ですから、太陽はすっかり沈み、辺りは真っ暗になる寸前でした。今日はダメかなと三脚を畳もうかと思ったその時、この子はやって来てくれました。この岩にとまったのはたったの3秒。本当はもう少し構図を調整したかったのですが、そんな暇は全くなかったです。

デジスコ倶楽部:デジスコを始められたきっかけはなんでしょうか?
みつなりさん:野鳥の撮影は以前から一眼レフで行なっていましたが、3年前に PowerShot S80 で撮影したというカワセミのドアップ写真を見て、完全にノックアウトされてしまいました。被写体の大きさや鮮明さが自分の写真とは全然比べ物にならなかったからです。早速色々と調べてスコープなどのデジスコ機材一式を揃えてしまいました。

デジスコ倶楽部:デジスコ撮影での一番の思い出があればご紹介下さい。
みつなりさん:デジスコを購入して早速地元の公園で出かけ、それで最初に撮影したカワセミの画像を自宅のPCで見たときの感動が一番の思い出です。ズームを多様してしまいブレている写真が殆どでしたが、その中の数枚だけ、ドンピシャで鮮明なカワちゃんの画像が目の前に映し出された時は涙物でした。

デジスコ倶楽部:デジスコ撮影でのこだわりを教えて下さい。
みつなりさん:デジスコを始めた当初はドアップ写真が多かったですが、最近は今回の作品のように、季節感やその場の雰囲気をうまく構図に取り入れた写真になるよう心がけています。ただし、単に引いただけの写真ではなく、野鳥の姿はあくまでもデジスコらしい解像感が残るくらいの大きさにしています。しかし、接眼レンズがは38倍の1本しか持っていない為、他の人より何歩も下がって撮影する場合が多いです。場所によっては、これ以上後ろに下がれないなんて事もありますね。

デジスコ倶楽部:これからデジスコを始めたい方へ一言メッセージをお願いします。
みつなりさん:デジスコは決して難しい技術は必要としませんが、上達するにはちょっとしたコツのようなものが必要だと思います。デジスコドットコムさんでは、初心者向けの講習会を多く開催されていますので、そんなコツがつかめなでいる方は、諦める前に参加されてみては如何でしょうか。片手で持ち歩けるような軽量機材で、遠くの野鳥を鮮明に写せるデジスコの世界は、とても素晴らしいですよ!

デジスコ倶楽部:ありがとうございました。


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