第6回デジスコ倶楽部フォトコンテスト 受賞者にインタビュー
 
 
デジスコ倶楽部:第6回デジスコ倶楽部フォトコンテスト「一般の部」準グランプリ受賞おめでとうございます。受賞の感想をお聞かせ下さい。
せおとさん:お気に入りの写真を、自分を省みずごくごく気楽な気持ちで初めて応募させてもらいましたが、選考用ページを見たときは、「やっぱり、こりゃだめだ・・・」と思っていたので、受賞のメールを見たときは信じられない気持ちと、羽ばたいて空を飛びたいくらいの嬉しさでした。この場をおかりして、スタッフの皆様と倶楽部の皆様、投票いただいた皆様に心から感謝申し上げます。 ありがとうございました。
受賞作品
『わたし綺麗?』
 
デジスコ倶楽部:準グランプリ受賞作品を撮影した時のエピソードがあればご紹介したいただけますか。
せおとさん:この撮影地の菜の花畑では、毎年早春の短い間だけノビタキが立ち寄ってくれます。今年もその出会いを楽しみにして出かけたのですが、春4月とはいえ、この時の早朝の気温はわずか6度。三脚セットして椅子に腰掛け、ノビタキが寄ってくれるのをジッと待っていると、寒さで鼻水が出るわ、手がかじかむわ、足が震えるわで、とても辛い撮影になりましたが、それでも何とか菜の花に包まれた暖かそうな絵が撮れたので、帰るときには寒さも吹き飛んでいました。

デジスコ倶楽部:デジスコを始められたきっかけはなんでしょうか?
せおとさん:以前からバードカービングをやっていて、作品にリアル感を追求しようとすればするほど鳥の細部の状況を知りたくなり、資料集めのため初めはネットの掲示板等に出ている写真を参考にさせていただいたのですが、欲しい部分の写真がなかなか見つからなかったため、それじゃあ自分で写真撮って資料にしようということで、ドアップ撮影に最適なデジスコをはじめたしだいなのですが、今では、すっかりデジスコの魅力に取り憑かれ本末転倒。2年前に作り始めたコガラのカービングも途中でホコリをかぶったままとなっています。

デジスコ倶楽部:デジスコ撮影での一番の思い出があればご紹介下さい。
せおとさん:アカショウビンに会いに行ったとき、森の気持ちよさ誘われて椅子に座ったままついつい居眠りzzzz・・・
しばらくすると頭上でキョロロロロ・・・の大きな声! 慌てて飛び起きて見渡すと、近くの枝にアカショウビン。「写真撮るんじゃないの?」と言わんばかりにこちらを見ていました。いやはやアカショウビンに起こされたのは初めてです。嬉しいやら恥ずかしいやら。


デジスコ倶楽部:デジスコ撮影でのこだわりを教えて下さい。
せおとさん:こだわりというものではありませんが、季節毎の風景や生活環境のなかで輝く姿を残したいと思っています。・・・ですが、これが一番難しいですね。それから、フィールドに出かけるときは、大好きな鳥や自然が何時までも変わらないよう、「写真を撮らせてもらっている。」という謙虚な気持ちで行動したいと思っています。

デジスコ倶楽部:これからデジスコを始めたい方へ一言メッセージをお願いします。
せおとさん:誰でも、気軽に、すぐにでも、野鳥写真が楽しめるのがデジスコじゃないかな?と思います。技術なんて関係ありません。さぁ、デジスコ担いでフィールドに出かけましょう!

デジスコ倶楽部:ありがとうございました。


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