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少年の頃、『東北地方から南半球を覗いてみよう!』という謎めいたロマンを求めて、毎年2月の夜は海の見える小高い丘から、遥か南の水平線の彼方を双眼鏡とカメラで追い続けていました。「ロマン」それは南半球で一番明るく輝いている星【カノープス】。りゅうこつ座α星・光度−0.8等級・全天でシリウスに次ぐ2番目の明るさの恒星です。中国ではこの星を「南極老人星」と呼び、見ることが出来た人は「長生きできるおめでたい星」とされています。そんなある日、東北地方では見えるはずのないカノープスが、不思議にも日本で見える北限(北緯37゜)を超え、遥か水平線の彼方から忽然と私の目の前に浮かび上がってきたのです。
あれから40年、今は『デジスコから野鳥の世界を覗いてみよう!』と鳥たちの未知の世界を求めて、毎週末雨の日も・風の日も・雪の日も自転車に跨り、多摩川&武蔵野を駆け巡っています。いつかはカノープスのように、きっと遥か彼方から素敵な野鳥たちがやって来る事を夢見て・・・

◎写真展のテーマ 多摩川&武蔵野近辺の鳥たち
◎写真展の概要 多摩川&武蔵野は都心近くにも拘らず、まわりは自然に満ち溢れています。いまや清流「多摩川」そして緑豊かな「武蔵野」です。今回は水辺編と野山編に分けて、「森と川&光と彩」をテーマに四季の移り変わりを綴ってみました。普段生活している身近にある自然に鳥たちとの素敵な出会いを求めて、印象に残った素敵なシーンを集めてみました。
 
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<野山編>
『至福のひと時』
〜ジョウビタキ〜
秋も深まればジョウビタキとお友達になれるチャンスです。ピラカンサの赤い実を2粒ほど食べては縄張りを一回りして戻ってきます。美味しそうな実の前でDigisco構えて待てばきっと最高の瞬間に出会えます。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300
<野山編>
『清楚』
〜ルリビタキ〜
1〜2月の寒い時期は、近くの野山を注意しながら歩いてみましょう。木漏れ日の中に糞のついてる古株でもあればねらい目です。運が良ければ茂みの中から突然目の前に現れ、カメラ目線で暫し遊んでくれるはずです。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300

<野山編>
『お花畑』
〜カワラヒラ〜
一斉にタンポポの花が咲き始める5月初旬がチャンスです。花が密生している場所で近くに高い木があれば必ず集団で食べにきます。初夏の陽射にタンポポの黄色とカワラヒラの黄色が映え、心も弾みます。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300
<野山編>
『空中ブランコ』
〜メジロ〜
秋も深まるとマユミの実に一斉に野鳥が群がります。メジロ軍団、コゲラ親子?、ヒヨドリ夫婦?が次から次へとやってきて曲芸なみの早業で実を食べていきます。カメラに捕らえるのが至難の業ですが数打ちゃ当たるでしょう?
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/P-1

<野山編>
『意外性』
〜ヒヨドリ〜
大柄で甲高い鳴き声の、品の良いイメージとはかけ離れた鳥ですが、都会育ちのこの子は違いました。身だしなみもよく気品に溢れた表情をしてくれました。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300
<野山編>
『秋の舞踏会』
〜アオゲラ〜
背後からそぉーっと近寄ってきて、突然目の前の木にとまりました。秋の黄葉にあわせ見事な刺繍入り高級背広を着て、これから秋の舞踏会へとお出かけです。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300

<野山編>
『山伏』
〜アオジ〜
何時もは藪の中から声だけが聞こえてきます。ところが春暖かくなってくると、小枝に止って上から見下ろす行動をとり、これから山に帰りますと挨拶をしてくれます。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300
<野山編>
『あやしい口笛』
〜トラツグミ〜
ま昼なのに木の上から独特の鳴き声が聞こえてきました。やっと見つけた木のすき間からそ〜っと覗くと弱く細長く「ひゅーーひゅうーー!」の鳴き声。夜や明け方に鳴くそうですが、暗闇で聞けばかなり不気味で怖そうです。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300

<水辺編>
『素敵な恋』
〜コアジサジ〜
6月は恋の季節です。浮石に止っているコアジサシを探してみましょう。突然声高く「キュルーキュルーキュル!」と鳴き叫ぶと、どこからか雄がお魚咥えて舞い降りてきて素敵な求愛給餌がはじまります。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300
<水辺編>
『お洒落』
〜オナガ〜
体に似合わない「ゲェーゲェー!」の鳴き声が聞こえたら、いつもの水場へ一目散で駆けつけDigisco構えて待ってます。暫くすると集団で現れ、見事な尾っぽをV字に上げ派手派手に水浴びをはじめます。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300

<水辺編>
『貴婦人』
〜イソシギ〜
すらっーとした体型でモデルのような脚運び・・・・、昔の洋画のタイトルを思い出させるなぁ。しとしとと小雨が降る中、貴婦人ここにあり! 
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300
<水辺編>
『水面鏡』
〜ゴイサギ〜
初冬の陽も昇らぬ早朝でした。朝もやの静けさ漂う小川に佇み、まるで私が来るのを待っていたかのようでした。デジスコ向けても逃げるでもなく、じっとしてまるでモデルのように被写体になってくれました。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/P-1

<水辺編>
『橙色鳥』
〜キセキレイ〜
大きく波型に飛び回り、鳴きながら近づいてきました。目の前の手頃な小石に止まり、オレンジ色の素敵なバスト
を見せてこちらを逆観察です。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/P-1
<水辺編>
『旅たち』
〜ツグミ〜
水温む4月の早朝でした。この日の水浴びを最後に、エネルギーを満タンに補給して、遠い北へと旅発ちました。何故かとても嬉しそうな目をしてました。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300

<水辺編>
『光のお花畑』
〜ダイサギ〜
春麗らかな陽気の中、光輝くお花畑に囲まれてご満悦です。時間とともに光と影が醸し出すキャンパスがなんとも素敵でした。 
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300
<水辺編>
『水怪獣』
〜ササゴイ〜
夏枯れの季節は、近くの川へ涼と漁を求めて出かけてみます。浅いせせらぎで暫く待ち構えてみましょう。魚を求めて近くの茂みから低空飛行でやってきます。静と動がはっきりした漁名人は、被写体としてはとても面白い鳥です。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300

<水辺編>
『初水遊び1』
〜カワラヒラ(若)〜
まるでふわふわのおもちゃが水遊びしているようです。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300
<水辺編>
『初水遊び2』
〜シジュウカラ(若)〜
お目目をきょとんとして何を思っているのかな?
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300

<水辺編>
『遠雷』
〜キアシシギ〜
遠雷が響き渡り水かさが増してきた川をキアシシギは臆する事なく平気で餌を求め歩き回っています。渡りの途中で長居はしませんが、暫しの休息と栄養補給に立ち寄ります。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300
<水辺編>
『おすまし』
〜カワセミ〜
晴れ舞台をデジカメ額縁に納めて待つこと暫し。颯爽と紺碧の衣装をまとったカワセミ君が舞台に登場して、額面いっぱいに素敵なポーズをご披露です。
■使用機材: Nikon/ED-78 + Turbo/20XWFA + Nikon/E-4300

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