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 30年近く前、一眼レフで鳥撮りを始めたが、当時の機材では野鳥にストレスを与えずに撮影することには無理があると思い、やめてしまっていた。鳥見とは別に天体観望をしていたので、天体望遠鏡で撮影した鳥のすばらしさは知っていたが、どう考えてもその機材は持ち運べる大きさではなかった。デジカメが少しよくなったころIS双眼鏡にデジカメを押し付けると、手持ちのままでも撮れることが分かり、スコープや望遠レンズとデジカメをいろいろ組み合わせているときに、しっかりしたアダプターが製品になったのを知り、購入して今に至っている。
 以前は遠征をして撮っていたが、生き物全体の環境保全のため身近な自然を大切にし、もっとそれらの自然を発見しようと心がけている。また、環境に優しくする意味で、基本的に自転車や徒歩で移動できる範囲(自宅がある都内や荒川周辺)の撮影をしている。

◎写真展のテーマ 「身近な自然の鳥」
◎写真展の概要 東京都内やその周辺でもいろいろな野鳥が生息する。自然環境の指標となるこれらの野鳥を通じて自然を大事にしたい気持ちを皆さんと共有したいと思う。
 
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『草の上のセッカ』
忙しく鳴きながら飛び回るセッカが、肉眼でようやく見えるところに止まった。かなりの距離にもかかわらずしっかり撮れ、デジスコにのめりこむきっかけになった写真。第1回デジスコ展に出させていただいた。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300
『優しいモズ』
遠くのノスリを観察中、ふと気がつくと近くにモズがいた。モズは美しく精悍な鳥だが、このモズはなぜか優しい目をしている。これも第1回デジスコ展の作品。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300

『チョウゲンボウ』
ハヤブサの仲間ではあるが近年よく目にするようになった。猛禽の撮影はデジスコの威力が発揮できる分野だと思う。第2回デジスコ展の作品。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300
『穏やかなコミミズク』
非常に数が減っているというコミミズクが都内周辺に戻ってきた。日没前に飛来し、私の近くに降り様子を窺がったようだった。危険がないと分かると、そこで狩を始めた。第3回デジスコ展の作品。
■使用機材: TSN-3N + 30x + P1

『威嚇するコミミズク』
狩に成功したとき、カラスが飛び始め威嚇するコミミズク。表情が一変し耳が現れ、狼のような顔になる。とても同一のコミミズクとは思えない。他にトガリネズミを飲み込むところも写っていた。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300
『ノスリ』
たまたまノスリだけに日が当たり、ライトアップされた形になった。ノネズミたちは昼間はノスリやチョウゲンボウに狙われ、夜はコミミズクに狙われるので大変だ。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300

『ツミ ♀』
都内でも独特の鳴き声で居場所を教えてくれる。オスが獲物の小鳥を運んできて、もらったメスはどんどん食べていた。近くに巣があるわけではないらしく、この撮影場所で見られたのは1日だけだった。
■使用機材: TSN-3N + 30x + P1
『キビタキ』
自宅近くの森に、渡りの途中で半日寄ってくれることがある。大木の梢で囀っているところを撮影しても、ここまでアップに撮れるデジスコには感動する。
■使用機材: TSN-3N + 30x + P1

『コゲラ』
ギー、ギー、と鳴き声を聞くたびに、昔はこんなにいなかったのに、どうしてなのか?と思う。自宅付近ではテレビのアンテナでいつもドラミングをしている。瞬間のドラミングなので誰もキツツキだとは思っていないようだ。
■使用機材: TSN-3N + 30x + P1
『シジュウカラ』
どこにでもいる鳥だが、とても美しく私は好きな鳥だ。なかなかじっとしていないので細部まできちんと撮れたことはほとんどなかった。最新の高感度カメラではもっとよく撮れるのだろうか?
■使用機材: TSN-3N + 30x + P1

『ルリビタキ ♂』
森の中を歩いていると、見慣れぬ小鳥が前からやってきた。慌ててデジスコをセットしたが、近すぎるところに止まったので私が下がらなければならなかった。人慣れしている鳥は野生として生きていけるのであろうか。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300
『ルリビタキ ♀』
葦原のはずれで、さかんに餌を探しているようなルリビタキに出会った。その合間に一休みといった感じで、止まったときの一瞬を珍しく撮ることができた。このようなときには雲台の性能が大きくものをいう。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300

『ジョウビタキ ♂』
秋になると住宅地でもさかんに鳴き声が聞こえる。こんなに美しい鳥がすぐ近くにいるのに、多くの人が気がついていないようだ。このような鳥が暮らせる生垣や森がもっと増えるといいのだが。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300
『ヒバリ』
私が子どものころ冠羽に特徴のあるヒバリの絵を見て覚えていたが、実際にはなかなかしっかりと見ることができないでいた。しかしデジスコを使うようになってあっさりと写すことができた。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300

『タゲリ』
ミューと鳴きながらヒラリ、ヒラリと群で飛ぶタゲリがこのときは1羽でいた。しかもこちらに向かって歩いてきたので、アップで撮ることができてしまった。警戒心がないのかと、反対に心配になる。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300
『ベニマシコ ♀』
河原を散策していると、ときどきベニマシコに会える。草の実を食べているときが多いが、すぐに藪に入ってしまう。距離をおいて撮ると陽炎でボケる。これはメスだが背景の正体不明の色が面白い。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300

『トラツグミ』
ツグミかと思ったが、変な歩き方をする鳥がいた。トラツグミだと分かったときには少し興奮した。黒目がちの鳥は多いが、これほど真っ黒な目の鳥は珍しいのではないか。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300
『オオヨシキリ』
声はよく聞くことが出来るが、撮れそうで撮れないオオヨシキリ。しかし場所によっては、そう難しくないことが分かった。そのわりにはたいした写真ではないが…。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300

『アマサギ』
シラサギなどは露出補正が難しい。とってもすばらしいシラサギを撮っている方も多いが、私はこんなものでも喜んでいる。50m近く離れていることを考えるとまあまあなのか。
■使用機材: TSN-3N + 30x + P1
『ムナグロ』
田んぼに水を張るころになるとやって来る。ほとんど群でいるようだが、この鳥はなぜか畦でずっと周りを見ていた。
■使用機材: TSN-3N + 30x + P1

『ハクセキレイ』
上品で可愛らしい好きな鳥だ。セグロセキレイとそれほど変わらないのに、何故、名前がハクセキレイなんだろう、と子どものとき思っていた。たえず動いていることが多いので、アップの写真は私にとっては貴重だ。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300
『セグロセキレイ』
この鳥を真剣に撮影する人は少ないのではないかと思うが、飛んでいるところも止まって尾を上下に振っているところも、美しく可愛らしい鳥だ。
■使用機材: TSN-3N + 20x + E4300

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