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野鳥の観察をはじめて約8年、初めてスズメとカワラヒワが見分けられたときはうれしくてしょうがなかった。以来、様々な野鳥と出会うことができたが、デジスコの存在によって、より楽しく観察や撮影を行うことが出来たと思う。野鳥たちが垣間見せる、なんとなく人間っぽい行動や表情に、我々となんら変わりない「生活」を持っていることに気づかされる。彼らの「生活」の一部をこれからも少しだけ見せてもらえればと思います。

◎写真展のテーマ 「Eyes of a wild bird」
◎写真展の概要 野鳥の観察をしていると驚くほど表情が豊かで見ていてあきない。そしてその表情と行動を自分で勝手に解釈し、ストリーを思い浮かべて笑っている私を「変なヤツだな〜」と野鳥たちは思っているのではないだろうか?観察されているのはどちらやら・・・。
 
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〜赤い目に草は何色に映るのか〜
水田のあぜにたたずみ、じっと前を見つめているゴイサギ。なにを見ているのかと目線を追ってみるがなにもない?と、改めてあぜをみるとゴイサギの姿は消えていた・・・。フェイントですか?
■使用機材: KOWA TSN-4(20〜40)  FinePix F810
〜群れる理由〜
穏やかな日差しの下、目を閉じてまどろむヒドリガモ。まわりには仲間のカモがいっぱいで安心しきっている様子でした。
■使用機材: KOWA TSN-4 (Vixen GLH20)  CANON A95

〜むむむ!〜
1羽のキジが採餌しているのを見かけたので観察していた。すると、少し離れた場所から他のキジの鳴き声が響いてきた。観察していたキジは顔を上げ、サッと声のするほうを凝視していた。熾烈なナワバリ争いの予感・・・。
■使用機材: KOWA TSN-614 (TSE-14WD)  FinePix E550
〜サングラスがほしい・・・〜
雲の多い日にコハクチョウを観察していると面白い動きをみることができた。雲がきれ、日差しが出て水面がにわかに輝きだすとコハクチョウは目を細め、しかめっ面になっていった。水鳥だってまぶしいみたいです。
■使用機材: SIGMA APO TELE MACRO 400mm F5.6 (FMA20mm)  COOLPIX990

〜 コーナーポストに立つ〜
冬の水田地帯はコミミズクにとって格好の狩場。犠牲になるのはネズミ達だが、むざむざヤラレルわけがない。両者の知恵比べが行われる水田地帯という名のリングで間もなく戦いが始まる。
■使用機材: KOWA TSN-614 (TSE-Z6)  FinePix E550
〜見てたの?〜
水田地帯でコチョウゲンボウがカワラヒワの群れに向かって飛んでいく場面に遭遇した。一直線に群れに向かい、地上でアタック!が、群れは一瞬にして散らばり、地上にはポツ〜ンとコチョウゲンボウだけが残っていた。こちらに気がつき、くるりと向けたその顔はなんだかバツが悪そうでした。
■使用機材: KOWA TSN-614 (TSE-Z6)  FinePix F810

〜あっぷっぷ!〜
杭の上に止まっているミサゴを発見したので観察を開始。ほどなく、こちらに気がついたのか、くるりと顔を向けた。真正面からみるミサゴの顔はアニメのキャラクターのようで、しかもニラメッコで相手を笑わせる時の定法である下膨れのような表情に見えてしまい、かなり笑ってしまった。
■使用機材: SIGMA APO TELE MACRO 400mm F5.6 (FMSA)  COOLPIX990
〜まだまだ足りぬ!ー〜
枯れ木の横枝で動き回っているモズを見かけた。どうやら捕らえたアマガエルをはやにえにしているようであった。枝先に刺し終えると、モズはすぐさま別の獲物を捕らえるために草地に目を凝らし始めた。何匹のアマガエルが犠牲になるのやら。
■使用機材: KOWA TSN-614 (TSE-Z6)  FinePix E550

〜困ったな〜〜
突然の大雨の中、若いノスリを発見した。よく見ると全身水浸しになっており、風の強さもあって、飛びたくても飛べない様子であった。なんとも困ったような顔が印象的でした。
■使用機材: KOWA TSN-614 (TSE-Z6)  FinePix E550
〜ちゃんと見てるよ〜
寝る態勢にはいったオナガガモを見かけたのでそっと近づき、スコープに入れ、シャッターを押そうとした瞬間、オナガガモのまぶたがあき、静かにこちらを見ていた。私の行動など全てお見通しのようです。やはり女性にはかないません。
■使用機材: KOWA TSN-614 (TSE-Z6)  FinePix E550

〜雪霞に浮かぶ姿〜
降りしきる雪の中、じっと樹上で堪え忍ぶオオタカ。眼を閉じて全身で雪の感触を感じているようであった。次にその眼が開かれるのは、この雪が止んだときなのだろうか?
■使用機材: KOWA TSN-664 (TSE-Z6)  COOLPIX990
〜なわばりを見渡す〜
私が観察するフィールドのオオジシギは繁殖後期なると樹上で囀るようになる。繁殖地が見渡せる樹上で高らかに囀る姿はなかなかに貫禄がある。同じ場所で繁殖しているモズの高鳴きが響いてくると、よりいっそう高らかに己の存在を示す囀りを響かせていた。
■使用機材: SIGMA APO TELE MACRO 400mm F5.6 (FMA20mm)  COOLPIX990

〜みんなはドコ?〜
冬の水田地帯ではスズメが群れで採餌する姿をみかけるが、そこにチョウゲンボウ等の猛禽類がやって来ると大変だ。群れは瞬く間に四散し、ともするとこのスズメのように一羽で取り残されてしまうことも・・・。不安そうな表情に感情移入してしまいそうです。
■使用機材: KOWA TSN-614 (TSE-Z6)  FinePix E550
〜呆然〜

稲刈りの終わった水田にトビの幼鳥が群れていた。よくみるとカモの死体に群がっているようであった。幼鳥同士の奪い合いがあるようで、ガツガツと啄ばんでいたヤツが余所見をした瞬間、あっさりと横取りされていた。一瞬でご馳走が消えてしまったトビは大きな眼をパチクリさせているようにみえた.

■使用機材: KOWA TSN-614 (TSE-Z6)  FinePix F810

〜寒中水泳ですか?〜
河口付近でカモメをみていると、近くの水溜りツグミが舞い降りた。雪解けの水溜りで水浴びを始めたのだが、しばらくすると動きが止まってしまった。本気で「凍ったか?」と思ってしまった。その後、何事もなく飛び去っていったが、あの動きの止まった瞬間はコメカミにきていたのだろうか?
■使用機材: KOWA TSN-664(TSE-21WD)  FinePix E55
〜あなた以外はアウトオブ眼中!〜
仲良く採餌にいそしむ2羽のツルシギ、アツアツですね〜。特に左側のキミ!その首の角度は絶妙ですよ。うんうん、いいね〜仲がよろしくて〜。いや、マジメにうらやましいかも・・・。
■使用機材: KOWA TSN-614 (TSE-Z6)  FinePix F810

〜ロックオン〜
水田地帯の高性能小型戦闘機たるチョウゲンボウ!急旋回や急降下、ホバリングなどの飛行能力の前に、狙われた獲物は真っ青になるのではないだろうか?しばし地上で休息していたチョウゲンボウが獲物を察知したようだ。頭の中では瞬時に飛行プランが組み立てられていることだろう。
■使用機材: KOWA TSN-614 (TSE-Z6)  FinePix F810
〜毅然とした態度〜
干潟のユリカモメの群れに1羽だけ毛並み(?)の違うカモメがいた。ユリカモメより若干小柄で嘴が黒いズグロカモメであった。時折、ユリカモメにちょっかいを出されていたが、動じることなく群れの中で自分のポジションを保持していた。なにかしらの強さを感じさせてくれます。
■使用機材: KOWA TSN-4 「Vixen GLH20」  CANON A95

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