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千葉県北部の出で、少年の頃から野鳥観察には興味が有り野山、川原、水田地帯等を観察に歩き廻りました。モズの巣を見つけた感動は今でも記憶に残って居ります。上京してサラリーマンになり中断しましたが、50代になり一眼レフ+500mm反射望遠を購入、近くの川の野鳥集を作成しました。しかしネガで写真屋任せのため色が悪いのと、500mmのため少し遠い鳥は小さくなり興味が薄れ又中断しました。ある時デジスコなるものを知りその迫力、鮮明さに驚きました。早速購入、野鳥撮影を再開しました。衝動的に買ったためスコープ、デジカメは数台換えて、廻り道をしました。今はニコンEDV+IXY1000に落ち着いて夢中で撮りまくってます。デジスコ暦2.5年に成ります。図鑑的から脱皮しようと努力してます。

◎写真展のテーマ 【昨年夢中で撮った初観察のお気に入りの鳥】
◎写真展の概要 私は写真集等を見てお気に入りの鳥を定め情報を収集、居所を知ると何日(7〜10日) 通って撮り続けるタイプです。もちろん近場で可能な行動範囲ですが、昨年は数種の鳥に狙いを定め撮りまくりました。その中で私にとって初観察で感動の在った4種の鳥を5枚づつ載せました。未熟な面が多々あると思います。ご容赦下さい。来年はもう少し上達したものをお見せ出来ると考えて居ります。
 
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『感動の出会い』
初夏、オオヨシキリを撮りに川原に行った時、目の前の木に大きな鳥が止まって居るのに気付き、慌ててスコープを向け撮りました。1ショット(連写:6枚)のみで飛び去られました。 家に帰ってパソコンに入れて見てオオタカと分かりました。山奥に居るとばかり思って居たのにこんな所で出会えるなんて感動して、それよりオオタカの虜になりました。距離約20m位です。
■使用機材: ニコンED50+COOLPIX5600
『オオタカの木』
オオタカの良く飛来する所を情報で知り、撮りに通いました。地元では一名オオタカの木と呼んで居ります。ほどんと毎日、オオタカ、ノスリ、トビが頻繁に飛来して止まります。オオタカは1個体で無くメス、若鳥、オス等3〜4羽居り、同時に3羽止まることがあります。この木は川を挟んで向こう岸にあり、距離は100m近く有ります。周辺りは小鳥が多く狩場に成って居るのでしょう。飛来しても枝隠れになる事が多く全身を撮れたのは幸いでした。
■使用機材: ニコンEDV+COOLPIX7900

『何してるの』
オオタカの木に飛来したオスの成鳥です。此方の土手に数人がカメラを構え撮って居りました。向こうも気配に気付き、こちらを伺ってます。100m先から眼光鋭く睨んでいる姿は王者の風格十分です。木の向こう側は葦原でそちらが狩場でそちらを向いて居る場合が多いのですが。 これも枝隠れに成らず幸運でした。
■使用機材: ニコンEDV+COOLPIX7900
『獲物は何処かな』
オオタカの木に止まる姿は一般的にはこの格好です。木の向こう側の葦原が狩場で首をキョロキョロ動かし獲物を探してます。時々キジバトが飛んで来るとも猛スピードで追い駆けます。しかしなかなか狩には成功しません。オオタカも生きて行くのは大変だなと思いました。1羽獲るのに1〜2日はかかるのではと考えました。
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000

『後ろに殺気』
降り出しそうな曇天の日、川原の土手を歩いていたら80m位先の枯れ枝に大きな鳥が止まって居るのを発見しました。トビかなと思いスコープを向けて覗いたらなんとオオタカです。早速撮り始め、5m位づつ近づいては撮り30m位まで寄りました。向こうも気配を感じ振りかえて居ます。空抜けですがジャスピンで撮れました。顔の精悍さは流石オオタカです。デジスコの醍醐味を感じました。
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000
『獲物捕獲直前』
初夏、ある大川の堰にササゴイが飛来したとの情報を得て出掛けました。未だ実物を観察してないので会える事を願いドキドキして出掛けました。堰に着いて見渡しましたが見つかりません。しばらく双眼鏡で見廻していたら堰の中ほどに見つけました。石が保護色でじっと動かないので、見つからなかたのです。距離70m位です。流れ込みを登る魚を狙ってました。この直後、大きな魚を捕りましたが、残念ながら撮った写真は被写体ブレでオオボケでした。一度に2匹の魚を獲る事もあり感嘆しました。可也頻繁に捕獲してました。
■使用機材: ニコンED50+COOLPIX7900

『狩場』
翌日、また出掛けました。今度は居る所が分かったので直ぐ見つかりました。他のサギ類の様に歩き廻らずじっと魚を狙って居るので、デジスコ初心の私にはうてつけのターゲットです。顔を後の波に入れクッキリさせる余裕もありました。増水の波の迫力が少し出たと思います。この日は夜の雨で増水して居り、獲物は獲れませんでした。2時間位見てましたが駄目でした。
■使用機材: ニコンED50+COOLPIX7900
『縄張り』
この堰に何日か通いましたが、ほぼ同じ所に居ました。堰下に集まる魚を狙って居るのでしょう。通って居る内に分かったのですが、ササゴイは3羽位居ましたが、他のササゴイが来ると追い払って居りました。ここは彼の縄張りなのでしょう。小魚も豊富なようです。サギ類も近か寄らない様でした。鳥達も生きていくのが大変ですね。70m位先の鳥がこの様にハッキリ撮れるのでデジスコにはあらため驚きました。
■使用機材: ニコンED50+COOLPIX7900

『獲物をゲット』
いつもの通り堰の中程に居るササゴイを狙って土手で機材をセットして居ると堰の岸よりに動くものをみつけ、良く見るとササゴイでした。そっと近づきねらいを定めました。此方に気付いて居るのに逃げません。後で分かったのですが、ここは魚の通り道で15〜20分毎に獲物を捕らえていました。エサ場なので逃げ無かったのです。魚を捕らえると堰の水の無い所に行って食べてました。落とした時逃げられないためでしょう。なかなか賢いです。我慢比べでやっと獲物をゲットしたところを撮れました。捕らえられた魚の躍動感は出て居るのですが、ササゴイの顔がブレてしまい残念です。
■使用機材: ニコンED50+COOLPIX7900
『食後の一休み』
十分食事をした後、堰の上で一休みお腹が膨らんで居るのが感じられます。じっとして居てくれたので、じっくり撮れました。ササゴイは前述のように私には初認です。こんな身近で撮れるなんて思って居りませんでした。ややドアップ気味ですが後ろのミドリ色が初夏を感じさせます。ササゴイの足は水辺の鳥としては太く、爪も鋭く猛禽の様で驚きました。
■使用機材: ニコンED50+COOLPIX7900

『はじめまして!!』
昨シーズンの目標は何としても赤い子を撮ることでした。いろいろ野鳥会の文献情報を調べたり、先輩諸氏に飛来場所を教えて戴き、秋を待ちました。11月はじめ飛来情報を聞きおっとり刀で駆けつけました。鳴き声はすれど姿は見えず、人ばかり多くて帰りかけました。ポイントの場所の入り口付近でバッタリ会いました。夢中で撮りました。はじめまして!! ピンボケですが初対面です。ボケのためアンシャープをかけ画質荒れになる。
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000
『赤い子』
赤い子は藪の中が好きで鳴き声はすれど、なかなか外に出て呉れません。藪隠れの写真の多い事、ある秘密兵器に気が付きました。バードコール?です。硬い木にネジ穴を開けそれに金属のネジをいれ廻しキシキシと音を出すのです。長く遣っていると見破られます。しかし好奇心があり藪から出てくる場合が有ります。そこを狙うのです。2度目は効きません。これは比較的シャープに撮れました。
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000

『やっと枝に止まってくれた』
やっと藪でなく、木の枝に止まってくれました。見れば見るほど赤い子は美しい。感動的!! 今シーズンの目標は達成しました。(自画自賛)バックのススキの穂がアクセントと鳥の浮き出しに成って居ると思います。右下のボケが残念しかし1年目のトライ上出来である。(自画自賛) 今まで観察した事が無かったので、うれしい!!望遠ではこんな写真は撮れません。デジスコ超望遠の威力である。
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000
『同じ赤い子』
前の写真の枝に止まった赤い子と同じ個体、次の枝に移動したのです。しばらく枝に出てくれて居たので撮りまくりました。しかしテレ端なのでやや画像が甘いか?ベニマシコは意外にピントが合わせづらい鳥である。羽の模様は合わせ易いが羽に合わせると顔が甘くなる。これもテレ端の影響か?でも何枚かはお気にいりのがある。今のところ歩留まりは5%位か!!
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000

『朝日に輝く赤い子』
冬の早朝、ルリビタキを撮りに出掛け、車を降りたらベニマシコの鳴き声がした。見ると枝の先に朝日を受け真赤に輝いている姿を発見、急いで機材をセットしました。飛び去るなと念じつつこの子はサービス精神旺盛で待って呉れました。朝日を受けた赤い子は綺麗で感動的でした。又バックが偶然暗く余計に赤く浮き出ました。
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000
『青い子ドアップ こんにちは!!』
ハンドルネームがオオルリ−55なので当初、青い子はオオルリに狙いを定めましたが、近くではなかなか出会えず写真の撮れる時期が過ぎて仕舞いルリビタキに変更しました。真冬防寒服をきて撮りまくりました。この青い子は暗い日陰が好きで寒さに凍えながら撮りました。また藪の中が好きでなかなか出て来ません。しかし好奇心が強いのか?縄張り性が強いのか?先のバードコールが効果ありました。
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000

『出て来て呉れた青い子』
所定の場所に陣取り待つこと数時間、陽も山陰に入り寒さが一段と厳しく成って来た時突然、現れました。皆が帰り静かに成ったからかな?ドアップし過ぎで産毛まで写り今一瑠璃色が薄れて仕舞いました。でも藪隠れの場面が多い中、出て来て枝に止まってくれてサービス有難う。
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000
『こんなポーズで良いかしら』
この青い子はやはり夕方出て来て、此方を意識するが如くいろいろなポーズを作って呉れました。尾がブレて居るのは振って居るためです。藪の中に居る時が多い鳥、枝に出て来てサービスして呉れました。やはり鳥を撮るのは辛抱、粘りと実感しました。またツキもある様な気がします。今シーズンはこの青い子(ルリビタキ)の下山が多いように感じました。
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000

『バクシャン』
あの枯れ杭に止まって呉れたらいいなと思い、杭先にピントを合わせ待つこと2時間余、出て来ました。その時私は後ろのアオゲラの声を聞いてそちらを見て居りました。ふっと見ると杭先に青い子が止まって居るでは有りませんか、慌ててレリーズを押しました。私が動いたので1ショットで藪に入ってしまいました。その後は出て来ませんでした。鳴き声もありません。よそ見を悔やみました。しかしやや甘いピントですが6枚は撮れてました。杭先にピントを合わせて置いた事が幸いしました。
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000
『お気に入りの青い子』
今シーズン撮った青い子のお気に入りの1枚です。背景もまあまあ(自画自賛)一本の小枝はご愛嬌です。前述の通り青い子を撮るには寒さに耐えなければなりません。この暖冬は大変助かりました。青い子達も山へ帰り最近(3月下旬)は見かけなく成りました。またこの冬会いましょう。待ってます。
■使用機材: ニコンEDV+IXY1000

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