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以前より山岳写真、風景写真、水中撮影など写真を趣味にして来ました。バードウォッチングと野鳥撮影は7年前に東京都西部のまだ自然の残る八王子に引っ越したことがきっかけで始めました。デジスコ歴は3年半程度です。

◎写真展のテーマ 夏の鳥
◎写真展の概要 昨年と今年撮影した夏鳥の写真をまとめてアルバムにしてみました。
最初の10枚は道北の原生花園を本年(2008年)7月に探鳥した際に撮影したもので、撮影にはW300を用いています。(この旅行の直前にW300を衝動買いしてしまいました)後半の13枚は主に長野県で撮影したもので、従来使っていたIXY1000によるものです。他の撮影機材はフィールドスコープNikonED82、デジスコドットコム製シンバル雲台、カメラブラケット等は全てデジスコドットコムの標準品を用いています。
地球規模の環境破壊のために夏鳥の多くは数を減らしており、種によっては激減しているものもあることは悲しい事実です。鳥たちも地球の住人であるのに、自己中心的な1種族のために生存が脅かされているのですから理不尽な話です。フィールドでは彼らに最大限の敬意を払って接することはもちろん、鳥たちの生息環境を保全し毎年の出会いを引き続き楽しめるよう、何かをしなければいけないと考えています。
 
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『オオジュリン』
夏羽根のオオジュリン、運良く西日が当たったため目に光を入れることができ、締まった写真になった。夕方6時頃の撮影、夕方まで日差しが有り明るかったため、風が強かったにもかかわらずブレの少ない写真が撮れた。
■使用機材: W300と16/24/30ワイドDSを使用
『コヨシキリ』
オオヨシキリは東京近郊でも見ることができるがコヨシキリとははじめての出会いだった。背景のラクビーボール状の植物はエゾニュウというセリ科の植物のつぼみ。
■使用機材: W300と16/24/30ワイドDSでズーム比1.5 (11.5mm)の画像
 
『キマユツメナガセキレイ』
黄色い体色が美しい、日本では北海道北部にのみ夏鳥として渡来する。どういう訳か私を追いかけてきては目の前に留まったため、ワイド端でこの大きさで撮れた。他の場所の別個体も同じ様な振る舞いをした。この鳥の習性か?
■使用機材: W300と16/24/30ワイドDS使用
『ノゴマ』
かつては北海道の草原で普通に見られたというシマアオジがほとんど見られなくなり、ノゴマも以前に比べればかなり数が減っているとのこと。越冬地や渡りの経由地まで含めた国際的な保護の枠組みが出来ないものかと思う。
■使用機材: W300と16/24/30ワイドDS使用

『キマユツメナガセキレイと
エゾニュウ』
エゾニュウに留まったキマユツメナガセキレイ。何とか空抜けを避けようと遠くの山裾を背景にしたところ背景が思わぬ色になった。
■使用機材: W300と16/24/30ワイドDS使用
『コヨシキリ』
コヨシキリはサロベツなど道北の草原にはかなり多い。さえずっている時は動き回らないので背景をいろいろ替えたりして絵作りを楽しむことが出来る。
■使用機材: W300と16/24/30ワイドDS使用

『シマセンニュウ』
コヨシキリと外見はよく似ている。かなり長い時間さえずってくれたので、背景を工夫する余裕ができた。
■使用機材: W300と16/24/30ワイドDS使用
『オオジュリン』
接眼レンズ27/40/50ワイドDSとW300による作例。風も出てきたため若干解像感にかけている。W300は27/40/50ワイドDSとはあまり相性が良くないように思う。合焦マークが出て撮影しても実はピントの合っていないことがしばしば起こる。

『ノゴマとエゾニュウ』
道北の初夏の草原で出会う被写体としては最高の組み合わせの1つ。風の強い中100枚以上の連写からボケの少ないものを選んだ。
■使用機材: W300と27/40/50ワイドDS使用
『ノゴマ』
このノゴマは子育ての最中、どこか近くに巣があるのか、Turbo Adapter 28XWDAとW300による作例でズーム倍率1.7倍(13.1mm)使用。このズーム倍率ではケラレはほとんど生じない。

『ビンズイ』
一生懸命さえずるビンズイ。これは長野県の霧ヶ峰での撮影。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDAを使用
『ホオアカ』
レンゲツツジに乗ったところをうまく撮ることが出来た。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDAを使用

『ノビタキ』
コバイケイソウにのるノビタキ。一瞬の出来事だったが何とか撮ることができた。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDA使用
『キビタキ』
今シーズンだけで何百枚もの写真を取ったが、この鳥はなぜかうまく撮れない。この写真でも背後の逆Y字の細い枝が少々うるさいが、これが今シーズンのベストの写真。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDA使用

『コルリ』
今年はコルリの当たり年で何回も出会うことが出来た。しかし、いつも低い木陰にいるため背景が明るく逆光となり、この鳥のブルーの体色がきれいにでない。この写真も後処理で背景と鳥との明度差を若干改善している。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDA使用
『アカショウビン』
葉と葉の間からのぞき込むようにしてかろうじて撮ったもの。しかし、偶然それが幸いして,きれいな前ボケが入った、気に入った1枚。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDA使用

『ミソサザイ』
何回も出てきて目の前でさえずってくれたサービス精神旺盛な個体。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDA使用
『ホシガラス』
5月の連休直後のまだ雪の残る高地での撮影。この時の鳥見は鳥の出が悪くさんざんだったがこのホシガラスが唯一の収穫。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDA使用

『コマドリ』
鳴き声が聞こえたので待つと、登山道脇の倒木に乗ってさえずってくれた。撮影中、立ち止まって待っていてくれた登山者に感謝。これは去年の撮影で、今年はとうとう出会うことが出来なかった。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDA使用
『オオルリ』
いつも高い梢の上でさえずるためなかなかうまく撮れない鳥の1つ。これもズーム望遠域での撮影で解像感にはかけるが、初夏の森の雰囲気は写し込めたと思う。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDA使用

『アカハラ』
森でさえずるアカハラ。アカハラがさえずっているのを写せたのは後にも先にもこの時だけ。初夏の晴れ上がった朝の清々しさを写すことが出来たように思う。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDA使用
『アオジ』
冬には近所の秋川の河原でよく目にするが、枯れ草の上にいるよりも新緑の森で出会う方がいい。
■使用機材: IXY1000とTurbo Adapter 28XWDA使用

『アオバズク』
この作例のみオリンパスC7070を用いて3年前に撮ったもの。C7070は望遠域の画 質では定評が有り、実際この写真では瞳の反射まで写っている。この古木には昔からアオバズクが来て営巣していたが、この次の年を最後に来なくなった。
■使用機材: C7070と16/24/30ワイドDS使用
 

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