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今から6年前の夏、甲状腺に大きな腫瘍ができていることが発見され、医者からは「癌の疑い強し」と言われ、手術を受けるまでの1ヶ月間ずっと不安に明け暮れていました。
幸いにも摘出された腫瘍は「良性」とのことで、まさに「生き返った心地」になりました。
それを機に、「心身のリフレッシュと健康維持」のため、毎週末森林浴やサイクリングを行うようになりました。
そうこうする内に、元々自然や生き物に興味を持っていたこともあり、ハイキング途中で会えた鳥を写真に残しておきたいと思うようになり、12倍ズームコンデジを購入して鳥の写真を撮るようになりました。
それから約8ヶ月後、もっと大きくクリアに鳥の写真を撮りたいと願うようになり、5年余り前に初めてデジスコを手に入れました。
以来、デジスコによる超望遠の世界にドップリとつかっており、毎年あちこち探鳥しに出かけています。

◎写真展のテーマ 原生林で逢えた野鳥達
◎写真展の概要 春から夏にかけての標高1000m級の原生林とその周辺で逢えた野鳥の写真を22点集めてみました。
ここ5年間でデジスコで撮影した写真の中から、夏鳥を中心に背景スッキリの画像を優先してセレクトしました。
写真の順序は、撮影した順ではなく、鳥の種類を大まかに分けての順序としました。
撮影機材のスコープはほとんどコーワの604です。
コンデジは、COOLPIX4200 → FinePixF30 → W80 → W300 と変遷してきています。
◎写真展のコメント まだ十分自然の残っている原生林においても年々野鳥の数が少なくなってきていますが、10年後でもここに挙げた21種の野鳥が、普通に見られる野鳥であることを願ってやみません。
 
※画像をクリックすると別ページで大きな画像が表示されます

『デジスコ画像に感動した
記念の一枚』
デジスコを初めてから2週間後に撮ったアカショウビンです。 コンデジの液晶画面が11万画素と少なくて、ピントが合っているのかさっぱり分からず、ピント合わせを何回かやり直して撮りました。 ピントばっちしの画像が何枚か撮れていて、デジスコ画像の素晴らしさに感動した記念の一枚です。
■使用機材:

TSN-604+21WD+COOLPIX4200

『やっと巡り逢えたコルリ』
「声はすれども姿は見えず」とはこのコルリのことを指しているのかと思うほど、なかなか姿を露わにしてくれないコルリですが、原生林内の山道を歩いていた時にやっと巡り逢えました。 暗い森の中だったのでISO400で撮りましたが、SS=1/8秒でした。
■使用機材:

TSN-604+14WD+W80(SONY)

 
『ヒノキ天辺のオオルリ』
本命のアカショウビンが見られずに帰ろうとした時、ヒノキの天辺でオオルリが声高らかに囀っていました。 背景が山だったのでスッキリと撮ることができましたが、囀っているところをブレ無く撮るには、SSをかなり上げる必要があることを認識しました。
■使用機材:

TSN-604+21WD+COOLPIX4200

『暗い林の中でのキビタキ』
3,4年前に高感度で名をはせた富士のコンデジF30で撮ったものです。 確かにF30だと ISO400でもノイズが少なかったのですが、連写して撮った後 次に撮影可能になるまで7秒もかかってしまい、実質 連写機能は使い物になりませんでした。
■使用機材:

TSN-604+14WD+F30(FUJI)


『アクロバチックなゴジュウカラ』
木の幹を下を向いて歩き回れる小鳥さんと言えば ゴジュウカラさんです。 MFではゴジュウカラは高地に住み着いている留鳥です。 この写真は3年前に運良く撮れたもので、その後このようなアクロバチックな写真は、狙ってもなかなか撮れないです。
■使用機材:

TSN-604+14WD+F30(FUJI)

『早口のヒガラ』
デジスコをかついで高地の林道を歩いていた時、チョピ チョピ チョピ チョピ? とやたら早口で囀る小鳥に遭遇しました。 よく見るとヒガラが数羽、その1羽が運良く枝の先にしばらく留まってくれ、デジスコでGetすることができました。
■使用機材:

TSN-664+14WD+W300


『じっと留まってくれたコガラ』

高地の林道沿いを探鳥していた時、谷側の林の小枝に白っぽい小鳥が留まりました。 双眼鏡でコガラであることを確認し、すぐにデジスコをセッティング。 少し遠くて暗かったのですが、暫くじっと留まってくれたので、なんとか撮ることができました。

■使用機材:

TSN-604+14WD+W300

『木の幹で囀るミソッチ』
原生林の森には、水量は少ないですが渓流が流れていて、周辺には杉林もあります。 こういう環境に住み着いているのがミソザザイです。 この写真は杉の幹に真横から留まって囀っているところです。人間なら腰を悪くしてしまいそうですね。
■使用機材:

TSN-604+14WD+W300


『気持ち良く囀っていたクロジ』
早朝 高地の林道を歩いていた時、林の中から透き通った囀り。 その主は冬場平地の自然公園でも見られるクロジでした。 冬場はチッ!チッ!という地鳴きしか耳にしませんが、夏場の囀りは新鮮で爽やかな鳴き声でした。
■使用機材:

TSN-664+14WD+W300

『子育て中のキセキレイ』
原生林入り口で逢えた子育て中のキセキレイさんです。 腹を空かした雛のために、セッセ!セッセ!と餌を運んでいました。 餌をくわえたままウロウロしている親鳥を見たら 「子育て中」であると認知し、早めにその場から少し離れて暖かく見守りたいですね。
■使用機材:

TSN-604+14WD+W300


『木の葉のすき間から見えた
クロツグミ』
キョロン!キョロン!と爽やかな鳴き声を聞かせてくれるクロツグミですが、森の中に居ると、その所在はなかなか発見できません。 このクロツグミも、その姿を発見するのに15分以上かかりました。 葉っぱと葉っぱの間のわずかなすき間を貫くようにして撮りました。
■使用機材:

TSN-664+14WD+W300

『独特の囀りのマミジロ 』
鳴き声の末尾がキュイン!と上がって終わる 独特の囀りをするマミジロさんです。 MFでは渡り途中の5月連休前後には平地の公園でも見られますが、それ以降はブナの原生林が生育している高地へ行かないと見られません。
■使用機材:

TSN-604+14WD+W300


『カミキリ虫を捕らえた
アカショウビン 』
2年前 3年ぶりに逢えたアカショウビンです。 「さあ撮るぞ!」と構えた途端に飛ばれてしまってガックリ! としている間もなく、また戻ってきてくれました。 よく見ると、口にカミキリ虫を銜えていました。 サッ!と飛んでいったのは獲物を捕らえるためと分かりました。
■使用機材: TSN-604+14WD+W80(SONY)
『見やすい所に留まってくれた
アカゲラ』
ブナの原生林でじっと待機していた時でした。アカゲラの ケッ!ケッ!という鳴き声が近づいてきて、見通しの良い所に留まってくれました。 このチャンスを逃してはならぬ!とすぐに照準を合わせて撮影開始。 しかし、F30は連写ができず、すごくじれったく感じました。
■使用機材:

TSN-604+14WD+F30(FUJI)


『ワンチャンスで撮れた
オオアカゲラ 』
オオアカゲラ狙いで原生林へ行ったものの、なかなかその姿を見ることができず、諦めかけていた時でした。 アカゲラと同じような鳴き声が聞こえてきて、念願のオオアカゲラを発見。 一度だけすっきり見える所に出てきてくれました。
■使用機材:

TSN-664+14WD+ W300

『枯れ木天辺のアオゲラ 』
アカビンちゃん目当てで早朝からブナの原生林へ行きましたが、キョロキョロキョロの鳴き声はいっこうに聞こえず。 その代わりにアオゲラさんの鳴き声が。 その鳴き声のほうへ向かうと、枯れ木の天辺にアオゲラが留まっていました。
■使用機材:

TSN-664+14WD+F30(FUJI)


『ブナ原生林でのブッポウソウ』
3年前、巣穴探索中のブッポウソウを運良くGetすることができました。 ブッポウソウはキツツキ等が作った巣穴を利用して子育てするようですが、この時以来、ここの原生林ではブッポウソウの姿が見られなくなりました。
■使用機材:

TSN-664+14WD+F30(FUJI)

『目線下の木に留まったホトトギス』
トケン狙いで見晴らしの良い高地へ行き、運良くGetできたホトトギスです。 ホトトギスはカッコウやジュウイチと違って、あまりオープンな所には留まってくれないので、目線より下に林が見渡せる場所が探鳥に適しています。
■使用機材:

TSN-604+14WD+W300


『小雨の中のジュウイチ 』
平地では雨が降っていなくても、高地へ上がると天候不順であることがよくあります。 このジュウイチが元気良く鳴いていた時も運悪く小雨が降っていましたが、少し小降りになったところで、意を決してデジスコを持ち出しました。
■使用機材:

TSN-664+14WD+ W300

『原生林でのアオバズク 』
アオバズクと言えば、身近な神社や森公園の大木でも見られるフクロウの仲間ですが、3年前に原生林の森でも逢うことができました。 原生林へは足繁くは通えないので、原生林では未だ巣立ち雛は見たことがありません。
■使用機材:

TSN-604+14WD+F30(FUJI)


『日中鳴きだしたコノハズク』
コノハズクと言えば、’ブッ ポウ ソウ!’と鳴きますが、普通は夜中に鳴くそうです。 3年前にブナの森で探鳥していた時、日の上がった10時頃になって ’ブッ ポウ ソウ!’の鳴き声が聞こえてきました。 その声を頼りに運良く発見することができました。
■使用機材:

TSN-604+14WD+F30(FUJI)

『ヒノキ天辺に留まっていた
アオバト 』
高地の林道を車でトロトロと走っていた時、オーアー!オーアー!の鳴き声が聞こえてきました。 150mくらい遠くのヒノキの天辺にアオバトが留まっているのを発見。 もっと近くから撮ろうと近づいている内に飛ばれてしまいました。
■使用機材:

TSN-604+14WD+W300


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