『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。
随時更新!お見逃しなく!!

デジスコ通信 第1号 (2003年6月16日号)

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皆さん こんにちは
たーぼ♪ことDIGISCO.COMの石丸喜晴です。

日頃はホームページやフィールドでお世話になりありがとうございます。
この度、メールマガジン「デジスコ通信」を創刊することになりました。
ご講読ありがとうございます。
「デジスコ相談室」「デジスコ談話室」で話題になったことやデジスコに関する情報のエッセンスを、毎月一度、皆様に配信させて頂く予定です。


デジスコ通信はあくまでも個人の主観による判断で構成されています。できるだけ客観性を持たせたいとは思うのですが書籍のように吟味した内容を正しい言葉で表現することはなかなかできません。自分流でのんびりと継続して行くことが大切と思っています。皆様のご理解と応援を宜しくお願いします。

役に立つ、面白いと思われましたら是非お知り合いをお誘いください。
役に立たない、つまらないと思われるかたは「配信不要」または「ご意見」など下記メールアドレス宛ご連絡ください。  info@digisco.com


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@ 製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど)

●スコープ情報

・潟jコンビジョンよりED82&ED82-Aを9月から発売すると発表がありました。
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2003/fscope82_03.htm

EDVの先端を広げたようなスタイルで比較的短く太い印象。重量はED78と概ね同等。価格は82mmのEDで14〜15万円(安いですよ!)ニコンのクォーリティーでEDの82mmがこの価格で手に入るなら嬉しいですね。ED78で不評の防水性はかなり向上しているようです。私個人はあまり防水性を気にしませんが海外販売では必須条件らしいのです。デジスコでの重量バランスはいかにも悪そうなので購入にあたってはバランスプレート等の対策が必要でしょう。残念なことはED78が無くなることです。一部量販店ではすでに完売となっているようです。ED78はデジスコの場合、重量バランスが良く無対策でデジスコを楽しめますのでお奨めだったのですが・・・残念です。ED78の価格が在庫処分で下がるようであれば「買い」と思います。ED82については従来のワイド接眼やZOOM接眼は使えるとのことなのでホッとしました。また、ED82の評価については次号及び私のHPにてご紹介させていただきます。(ED78が安く出ているという情報がありましたら掲示板などで是非教えてください)

・潟rクセンよりジオマプロ発表

兼ねてより噂のED52SやED65・ED80に加えいくつかのアイテムの発表がありそうです。6月20日(金)、21日(土)の2日間、東京国際フォーラムにて「ビクセン新製品発表会」があります。「新しい」ビクセンが見られるそうですので期待しましょう。
http://www.vixen.co.jp/japanese/news/2003060501.html

同じ日に「J.T.B Show 2003」があるので東京駅〜浜松町、2ヶ所楽しめます。(って同じ場所でやって欲しいです!)
http://www1.ocn.ne.jp/%7Ebouen/jtbb/index.html 

●デジカメ情報

高画質デジスコのキーはデジカメにあると言っても過言ではありません。とりあえず写すのであれば1/2.7型の小さなCCDと小振りな対物レンズのお手軽デジカメを使えば良いのですが、印刷まで考えて本格的に写そうと思うとできるだけ大きなCCD&高画素数を持つデジカメが欲しくなりますデジスコファンの多くがE4300・E9XX・E855のユーザーであり今後のニコンデジカメの動向が気になります。当然、その他のメーカーのデジカメを広い目で評価しておくことが重要と思います。
デジカメに求められる要素は概ね下記の通りです。

1.CCDが大きいこと(できれば1/1.8型以上)
2.フィルターネジがあること(アダプターの取り付けが容易)
3.露出優先・シャッター速度優先などマニュアル撮影モードがあること
4.MZ3のように連写特性に富んだ機種もあったら良いですね

ポストE4300を探索するために今後もデジカメ情報は継続テーマとさせていただきます。

・SONY DSC-V1 

DSC-V1は1/1.8型CCDで500万画素、ツァイスのバリオゾナーレンズがついてマニュアル撮影操作ができるとの前評判のあるデジカメです。期待してYカメラへ行ってきました。(もちろんポケットには愛用の接眼レンズを忍ばせて・・)現物を見たら思ったよりカッコイイ。既に吸い込まれるような気分。充分その気にさせてくれる。なにはともあれ起動!鏡筒の挙動に「あれ?」4倍ZOOMをワイドからテレ側に操作すると・・鏡筒が伸びる、伸びる。その差20mm程度。愛用しているニコンデジカメの鏡筒の変動は多くても10mm程度だし、テレ側に行くに従って鏡筒が短くなるのでワイド端で近接させてセットしやすい(ケラレが排除しやすい)。ハイアイワイド接眼レンズの美味しい範囲は接眼レンズ面から長くても10mm程度。しかもDSC-V1はテレ側になるほど鏡筒が伸びるのでワイド側で接眼レンズとデジカメ対物レンズを近づけたいのにままならず、あ〜あ・・だめだぁ〜・・・と見切りをつけて帰宅となりました。

しかし、デジスコ談話室で情報交換していたら既に使用して良い画像を得ている人がいるではないですか。超ハイアイ(アイレリーフポイント30mm)接眼レンズを使えば使える可能性がありそうです。とは言うものの選択肢は極めて狭くなりますし、現状では工作能力が無いと難しいと思います。2〜3人の方が試行錯誤されていらっしゃいますので朗報を待ちたいと思います。

・NIKON COOLPIX5400

デジスコ界では現状評判が悪いのですが、実は私、期待しているんす。E5000とスペック的に比較されて2/3型→1/1.8型CCDとなったことが不評の要因ですが、E5000の場合、2/3型の大きなCCDであったことがデジスコでのケラレを誘発する要因であった
ような気もします。3倍→4倍ZOOM倍率が変わるとワイド側のケラレを無視して使える領域がテレ側に増えるのであれば低倍率接眼レンズを使えば良いかも知れません。レンズもED1枚&非球面2枚使ってマルチコートをしっかりかけてある・・なんてマニアは心惹かれてしまいますね。大きさは変わらないのですが「1.5型透過アドバンスト液晶」なる、見やすいフリーアングル液晶がちょっと魅力(多分、裏技で倒立像もできるに違いない・・)マニュアル操作機能も高そうなので多分・・・私が「ひ・と・ば・し・ら」になるような気がします。


・NIKON COOLPIX3100・2100

これは・・・・ニコンらしくないデジカメですね。1/2.7型CCDへのスペックがダウン、決して小さくないボディー、300万画素であろうが200万画素であろうがCCD自体が小さければ受ける光の情報量は少ないわけで、画質もクォーリティーが下がっているのは明白。シャープネスを強烈にかけている画質は個人的に好みません。もちろんコンバータレンズを使うためのフィルターネジやアダプターも無いので私たちには直接関係無いのですが・・・この流れがE4300の後継機に波及するとお勧めしにくいカメラとなってしまいます。こうやってスペックダウンを、しかも業界全体でやられると悲しいですね。E885やE4300のスペックを見ると買い置きしたくなるのは私だけでしょうか。

●アダプター情報

今回は各社アダプターの情報がないのでTurboAdapter関係のご紹介をさせて頂きます。ご注文またはご予約は直接、または、KYOEI及びHobby’s Worldにて行っております。(KYOEIおよびHobby’s Worldの連絡先は、下記Dのお買い物情報を見てね。)

・Turbo Adapter G1(6月20日発売開始)

ジオマーの皆様お待たせしました。GLH20WIDE専用のアダプターの発売です。接眼レンズに凸型の精密切削パーツをホーローネジにて固定。凹型のカプラーをカメラアダプターに取り付け、かぶせて使うタイプのアダプター。初回生産は予約分にて終了しましたが、今週末に行われるJTB SHOWにてKYOEIさんから10個限定で販売されると思います。急ぎ入手されたい方はJTB SHOWまでおいでください。次回出荷は7月初旬になります。(販売価格 12,000円+消費税/セット)

・Turbo Adapter P1 (7月発売予定)

KOWAスコープ TSE-21WB TSE-14W 専用の3ピースアダプターです。20倍、30倍に完全対応し、バヨネットによる光軸ズレも完璧に押さえつける構造になっており、カプラーの精度を含め一味違うシャープな画像が得られます。但し、KOWAからはN4300が発売されておりDA-1を所有されている方はN4300をお使いになられるほうが経済的でしょう。これからアダプターを新規購入される方や製品精度にこだわりのあるかた向けの製品です。(予価18,000円+消費税/セット)

・Turbo Adapter ニコン20−45ZOOM(7月発売予定)

ZOOMレンズでのデジスコ撮影は鮮明さこそ単焦点ワイドに譲るものの、デジカメ倍率以上に倍率可変が自由にできるので、より多彩な撮影時のフレーミングを楽しむことができます。しかし、多くのデジスコ用接眼レンズアダプターはZOOM接眼レンズの倍率調整ZOOMリング倍率調整を覆ってしまい、使いにくくなっています。現状ではKOWAよりTSE-Z7B専用のスリーブを使ったシステムが業界唯一の倍率可変です。当然、ニコンのスコープファンもそんなアダプターがあったら、と思いますよね。Turbo Adapterニコン20−45ZOOM専用アダプターは、ニコンレンズアダプターFCP885やFCP5000などが直接取り付けでき、そのまま倍率可変リングを操作できるアダプターです。(予価9,000円+消費税)

・Turbo Adapter Z1(6月末発売開始)

ツァイスのディアスコープは、ワイド側の周辺は歪曲収差が強く、あまり鮮明ではないのですが中域以上のテレ側の画像は素晴らしいものがあります。ニコンE4300のデジタルカメラを使えば全域ケラレの出ないカプラー方式のアダプターを開発しました。JTB SHOWでツァイスのコーナーにて試作品を見ることができます。(予価15,000円+消費税/セット)

・KOWA N4300におけるカメラ鏡筒保護のアイデア

KOWA アダプターリングN4300はDA-1アダプターを有効活用してユーザーの負担を少なく全域ケラレなくデジスコを楽しめるという意味ではとても有用な製品なのです。しかし汎用設計上の無理があり、場合によってはカメラを破損する場合があります。そこで下記のような自衛的な対処アイデアがデジスコ談話室にありましたのでご紹介させていただきます。

1案:ナイロンストラップによる制御鏡筒が突出しきった位置より1〜2mm程度余裕をもたせて長いナイロンストラップでカプラーがそれ以上行かないようにしっかり固定する。

2案:接触防止リング
FNさんの投稿の一部をお借りしました。詳しくはデジスコ談話室No.5209をご参照ください。(素晴らしいアイデアです)
『アルミ板を外径60mm・内径34mmで切り抜き、N4300にはめ込んだ後アウターをねじ込んでいます。私はTSN-664でTSE-21WBとTSE-14Wを使っていますが、アイピースを交換しても問題なくワイド端を使えています。』

上記の提案による改造は、あくまでも改造です。すべてユーザーの自己責任にて対処してください。

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Aイベント情報(写真展・デジスコ説明会・デジスコ撮影会・オフ会など)

●ビクセン 新製品発表会(6/20〜21東京駅 東京国際フォーラム)

下記のように潟rクセン営業ご担当様よりご案内を頂きました。是非、ご都合の許される方はご参加ください。

『6月20日(金)、21日(土)の2日間、東京国際フォーラムにて新製品発表会を行ないます。お忙しいとは存じますが、ぜひ足をお運びいただき、「新しい」ビクセンをご覧になって下さい。20日は13時〜18時、21日は10時〜18時となっております。お待ちしております。』
http://www.vixen.co.jp/japanese/news/2003060501.html


●JTB SHOW(6/21〜22 浜松町 都立産業貿易センター)

今回のデジスコ通信はこのJTB SHOWに合わせた発刊としました。望遠鏡や双眼鏡メーカーと直接お話できるチャンスはなかなかありません。
http://www1.ocn.ne.jp/%7Ebouen/jtbb/index.html
浜松町でのJTB SHOWも今年で終わり、次回からはフォトエキスポ展と合流とのことです。是非、最先端のデジスコを体験しにお出かけください。

私も、松田道生先生の「江戸のバードウォッチング」を聞きに行きます。会場で見かけたら是非声をかけてくださいね。

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Bツアー情報(国内・海外デジスコツアー情報など)

今回は初回ということもあり、私も参加するツアーをご紹介させて頂きます。皆様からのご推奨ツアーがあればどんどん紹介させて頂きます。(デジスコ撮影向けツアーに限定させて頂きます)

以下は「JTBバードデスク」さんからの投稿です。


●野鳥の宝庫 パプアニューギニア探鳥ツアー 5日間 

2003年10月18日〜10月22日 198,000円

世界最後の楽園と言われるパプアニューギニアには、750種以上の野鳥が棲息しています。世界で最も美しいと言われる極楽鳥とカワセミの仲間の他、近郊で数多くの野鳥が観察できるパプアニューギニアの首都ポートモレスビーに連泊し、3日間たっぷり探鳥します。安全面に配慮して、探鳥には添乗員、現地エコ・ガイド、ポリスエスコートが同行します。

ツアーの詳細な日程:http://www.jtb-kaitora.com/bird/pngtour.html


●ケアンズ探鳥ツアー 5日間  

2003年11月7日〜11月11日 138,000円

オーストラリアのケアンズ周辺には約400種の野鳥が生息しています。JTB自慢の優秀な野鳥ガイドが、広大なアサートンを中心に探鳥ポイントをご案内します。ケアンズは、日本との時差は1時間、治安も良く、初めての海外旅行でも安心です。

ツアーの詳細な日程:http://www.jtb-kaitora.com/bird/cairnstour.html

尚、両ツアーとも石丸さんにご同行いただくことが、ツアー最大の魅力です。旅行前には現地事情や海外での野鳥撮影についての説明会を開催(無料)する他、旅行中は石丸さんによるデジスコ撮影指導が受けられます。また旅行後は懇親会(有料)も予定しています。

参加お申し込みやお問い合わせは 株式会社 ジェイティービー 海外旅行虎ノ門支
店バードデスクまでお願いいたします。

http://www.jtb-kaitora.com/bird/

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CHP情報(皆さんのご要望により自薦・他薦のHPの紹介をさせて頂きます)

次回からはできれば皆さんの推奨サイトを私も伺ってご紹介したいと思いますが、今回は初回なので私の古くからの友人のサイトと、最近驚きの画像を撮られている方のサイトをご紹介します。

●Birding and DigiBORG

千葉に在住の近勝之さんのサイトです。3~4年前でしょうか彼とデジスコについて熱く(笑)語ったことを思い出します。まさかここまでデジスコが流行るとは思いませんでしたが、彼との会話の中で「デジスコ」という名詞が生まれたことは間違いないと思います。
さて、近さんのサイトは国内だけではなく海外向けのサイトも併設されグローバルに展開されています。有名なサイトだけにすでに訪問された方も多いかと思いますが是非、改めて伺って掲示板に訪問を記してあげてください。
改めて、このサイトの表紙を飾った画像(cover pictures)を見るとなぜか新鮮に感じてしまいます。「目の保養」にはお奨めです。
デジボーグに関しては名実ともに先駆者であり、このサイトを参考にBORGマスターになった人たちも多いことと思います。Lounge DigiBORGはそんな人たちが集う場になっています。一瞬オタクの集まりかと思ってしまいますが、そんなことはありません。気軽に参加できますよ(笑)
http://digiscoping.jp/

●Digisco & Birds / Pixel Cafe

最近私に強烈なカルチャーショックを与えてくれた方が2人います。「Digisco & Birds」その一人m125さんのサイトと「Pixel Cafe」はもう一人、kei-3xさんのサイトです。「デジスコは高倍率なので飛翔写真はちょっと・・」と私は主張してきましたが掲示板にビュンビュン・・トビモノを投稿してくる方がいて「まぐれでしょう・・」と思っていたのですが毎日毎日・・しかも最終的にはライバルのkei-3xさんとツバメのトビモノ合戦。とにかく画像や機器を見に行ってください。特に私のように「古いデジスコ」しか知らないア・ナ・タ!必見ですよ。
スポーツ系デジスコなら下記サイトがこれから注目です。

http://homepage.mac.com/m125/digisco/index.html
http://homepage.mac.com/kei3x/Menu12.html

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Dお買い物情報(特価販売情報や入手し難いレア商品のご紹介)

今回は初回ということでショップのご紹介をさせて頂きます。国内でデジスコ関連製品の専門店というと非常に限られていています。しかしカメラ量販店よりも専門知識に富み、丁寧な対応をしてくれるのでユーザーから見れば重宝な存在ですね。

●KYOEI BIRD(協栄産業株式会社 東京・大阪)

店内はところ狭しと、望遠鏡が並んでいてはじめて入ると「おおお!」と引いてしまうかも知れませんが遠慮なく奥まで入っちゃいましょう。店員さんは皆さん紳士で控えめですが光学知識はバッチリ。デジスコのことならなんでも安心して相談できます。商品によっては量販店よりも割高なものもありますが後々のフォローまで考えたらどちらが安いかは良〜く考えてみたほうがいいですね。まずはヒヤカシで一度(笑)
KYOEIさんからのメッセージです。『KYOEI-BIRD特別限定商品のお知らせ。大好評だった「Nikonクールピクス885・最終在庫処分品特価品(\24,800)」追加入荷いたしました!追加入荷台数は30台。これがホントにホントの最後の大放出です!』正直、これはデジタルカメラをまだ買っていない方、掛値なしの超特価です。もちろんショッピングはネットでも通販ができます。

http://www.kyoei-bird.com/

●Hobby’s World (株式会社 日本鳥類調査 東京)

都営地下鉄「小川町」または丸の内線「淡路町」A7出口からすぐ「SUBWAY」というサンドイッチ屋さんの3階・・なんでこんなに丁寧に書くかというと入り口がちょっとわかり難いんです・・・
こちらの店長さんとは私もフィールドで・・そう、店長さん自らがデジスコマニアですから相談相手にも最高ですね。店長さんからのコメントです。『双眼鏡・望遠鏡などの光学製品の他、全国各地の野鳥図鑑やブラインド・便利な小物類まで幅広く揃えています。またTシャツ・ピンバッチ・ぬいぐるみ等の野鳥グッズも豊富です。その他2週間ごとに入れ替えのギャラリーコーナー、月1回のネイチャーセミナーも開設。バーダーの視点で運営し、皆様の交流の場としてフィールドの情報や野鳥の識別等の質問にも経験豊かなスタッフがお答えできる、来ていただくだけで楽しめるお店です。』なぜか・・ついつい長居をしてしまうお店です。

http://www.hobbysworld.com/index.htm

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E撮影技術情報(綺麗に写せる方法を毎回ちょっとずつ)

●(連載第1回)ドアップ撮影

さて、今回はデジスコ撮影ならではの特技「ドアップ」撮影です。焦点距離が35mmカメラ換算で2000mmを超える撮影のできるデジスコは今までできなかった超超望遠マクロ撮影を可能にしました。もちろん鳥が許してくれる撮影距離での話ですが一眼レフカメラの倍以上の大きさで、しかも鮮明に写せるわけですから楽しくなります。但し、難しさもあり、適正な露出であること、被写体を狭い画角の画面に捕らえること、被写界深度が浅い中できっちりピントを合わせること、被写体がじっとしている間にBestShotを完了すること・・こんな風に書くと尻込みしちゃいますよね。

ドアップ撮影も基本が肝心です。

なぜ撮りにくいか?それを考えてみればわかります。鳥がすぐに動くから、ピントがあっているかどうかわからないから・・・などが大きな要因かと思います。最初からウグイスの姿をデジスコのドアップで写そうとしても無理だと思います。まずは被写体を選びたいですね。お奨めはドバト(笑)やはり人慣れしていて公園などですぐそばで見ることのできる被写体です。(私に「ドバトを撮りなさい」と言われたことのある人はここで吹き出したと思います。)まずは動かないでそばに来てくれる鳥でドアップの練習をしましょう。

(1) 順光(太陽を背中に)で写しましょう。
(2) 露出補正は-0.7で良いでしょう。
(3) 居眠りしているぐらいの子を選び10m以内で構えましょう。
(4) ワイド側で液晶に入れて軽くピントあわせ
(5) ワイド側から順番に撮影して順次テレ側まで写して見ましょう
(6) 鳥の目にピントを合わせ半押ししてAFを作動させます。
(7) AFが落ち着いた時点で半押しのまま待機。
(8) 良いシーンで全押ししてシャッターを切りましょう。
(9) 慣れてきたら(7)の状態でピントリングを持って微調整を加える。

こんな具合で、ジャスピンの超鮮明画像が写せますよ。(私も練習しています。ノートリノーレタッチです。目玉に葛西臨海公園の観覧車写っていますでしょ)

http://digisco.com/001/dobato.jpg

   
簡単な鳥から順番にステップアップしたいですね。「つまんない」と言われる方もいると思いますが、ドバトが撮れればカワセミやヒタキはわりに簡単な部類ですから1〜2日ぐらいはドバトに付き合ってやってください。
    
    以下次号に続く

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「デジスコ通信」の記事などについての無断転記は一切お断りいたします。
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(文責) デジスコドットコム 代表 石丸喜晴

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 電話03-3326-0486 FAX03-3326-0484
 http://www.kaede.sakura.ne.jp/~turbo/NEW/
 info@digisco.com

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