『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。
随時更新!お見逃しなく!!


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           <<デジスコ通信 2003年7月16日号>>
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皆さん こんにちは

たーぼ♪ことDIGISCO.COMの石丸喜晴です。
デジスコ通信の配信に対し、皆様からたくさんの御希望を頂きました。
心より御礼申し上げます。今回からデジスコ仲間が応援してくれて、筆者が複数になりました。
文末に紹介サイトを記載しますので宜しければご覧下さい。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- DIGISCO.COMからのお知らせ *-*-*-*-*-*-*-*-*-

◆デジスコ通信はあくまでも個人の主観による判断で構成されています。
 できるだけ客観性を持たせたいとは思うのですが、書籍のように吟味した内容を正しい言葉で
 表現することはなかなかできません。
 自分達流でのんびりと継続して行くことが大切と思っています。
 皆様のご理解と応援を宜しくお願いします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆役にたつと思われたり、面白かったり思われましたら是非お知り合いをお誘いください。
◆役に立たなかったり、つまらなかったりと思われるかたは「配信不要」または「ご意見」などご連絡ください。
◆ご連絡先 → info@digisco.com

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☆━━━     ♪♪ デジスコ通信 メニュー   ♪♪     ━━━☆
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▼ 新製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど) ▼
【スコープ情報】
◎ ニコンED82
◎ スワロフスキー
◎ ビクセン ジオマプロ
【デジカメ情報】
※ 今回はお休みですので、次回予告です
【アダプター情報】
◎ TurboAdapter G1(6月20日発売開始)
◎ TurboAdapter P1(8月発売予定)
◎ TurboAdapter ニコン20−45ZOOM(8月発売予定)
◎ TurboAdapter Z1(7月末発売開始)

▼イベント情報(写真展・デジスコ説明会・デジスコ撮影会・オフ会など)▼
◎ 菅根正夫さんの「鳥見紀行」写真展

▼ツアー情報(国内・海外デジスコツアー情報など)▼
◎ 野鳥の宝庫 パプアニューギニア探鳥ツアー 5日間
◎ ケアンズ探鳥ツアー 5日間

▼HP情報▼
皆さんのご要望により自薦・他薦のHPの紹介をさせて頂きます

▼お買い物情報(特価販売情報や入手し難いレア商品のご紹介)▼
◎ KYOEI BIRD ⇒ 夏のスペシャルセール第2弾!7/19(土)〜7/21(月)開催
◎ Hobby's World ⇒ ビデオ「日本の鳥618」10巻(山と渓谷社)
◎天体望遠鏡BORG ⇒ 2003年夏のキャンペーン!7/10日(木)〜8/31(日)開催

▼撮影技術情報▼
◎ <第2回>綺麗に写せる方法を毎回ちょっとずつ …… byたーぼ♪
◎ 新連載!<第1回>「今日もモバスコ・デジマロと一緒!」…… by冨田
◎ 新連載!<第1回>こんちゃんのデジボーグ我楽多箱 …… byこん
◎ 新連載!<第1回>おきらくデジスコへの道 …… byPOU
◎ 新連載!<第1回>がんばれジオマー …… by三藤

▼スタッフ紹介▼
DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します

━━◇◆新製品情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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■ 【スコープ情報】
   ニコンED82 ======================================= byたーぼ♪

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6/21「JTB SHOW」のニコンのブースで現物を触って、しかもご好意で撮影までさせて頂きました。印象としては「良いねぇ〜」でした。

--- <外観> ------------------------------------------------------

あまり大きく見えません。口径のわりに短く太い感じ(私の体型に似てる…)EDIIIの先を広げて付け足した感じです。色や質感はEDIIIと同質なので個人的には好感が持てます。フードと側面に照準線がついて観察用には有効に使えそうです。フードの照準線は360度回せるので良い位置にセットすればデジスコでも使えそうです。重量はあまり重く感じませんでしたが、データ上(1575g)ではLEICAアポテレビッド77(1695g)の次に重いスコープでした。(77〜85mm口径スコープ平均1390g)
カワセミのホログラムもちゃんとついています。これって女性にはかなり心象が良いらしいですね。EDIIIでは足の位置が前すぎてデジスコにすると後ろが重くなって撮影に支障をきたしていましたが、82mmのでっかいEDレンズが重く、しかも遠くにセットされたため思いのほか前に重心があるようでデジスコにした場合、2〜4cm前に重心をずらせばバランスするのでなかなか良いです。同クラスのスコープの中では良さそうですね。ドラム式のピントリングは一眼レフカメラを使っている人には違和感無く使えて良いと思います。(CANONの人は逆回りだから×ですね)私もピントノブタイプのものに比べると使いやすく感じます。他メーカーのほとんどの新型スコープは足の付け根部分で回転させることができますがこれはできませんね……まあ、カメラを回せば必要ないですが。焦点距離はED78と同じとのことですから30/38ワイドMC接眼レンズなら38倍となります。

--- <画質> ------------------------------------------------------

スコープの画質と撮影時の画質って一致するかどうかはわかりませんが、裸眼でのぞいた感じでは歪みの無いフラットな画像が印象的。中央にボリュームを集めたスコープのように迫力はありませんが明るく色のついていないクリアな画像は好感が持てます。最短焦点距離も5mに抑えているのはデジスコには朗報です。レンズ口径が大きく明るいためでしょうか、上手く表現はできないのですが、色のコントラストが強い感じがしました。彩度と明度は向上したように感じます。

--- <撮影画質> ---------------------------------------------------

いつものテストチャートとレフランプを持ち込みいつもの条件で撮影しました。純正のFSA(アダプター)ではケラレが出ますがTurboAdapterとの相性はバッチリです。新型の20−60ZOOMMC接眼レンズもFSAが使えます(ZOOM機構はFSAをばらさないと使えません)チューニングしたらそこそこ使えるかも知れません。
  ┗ http://www.digisco.com/performance/nikonED82/ED82.htm

デジスコ試写ではシャッター速度が間違いなく速くなったことと、オートフォーカスが決まりやすく液晶画面でのピントの山もピークがしっかりしていました。ここら辺はED78よりも良さそうですね。

--- <価格など> ---------------------------------------------------

77mm〜85mmのスコープ(EDかFL)の実勢価格の平均は126,000円。ED82の実勢(予約)価格が112,000円。

率直に言ってこの品質なら安いと思います。ED78では不足していた防水性も世界レベルになった様ですから、価格の安さを含めて世界中で暴れまわりそうです。国内販売開始は9月。

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■ 【スコープ情報】
   スワロフスキー ==================================== byたーぼ♪
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ユーロ高の影響でいよいよスワロスフキー製品が値上げになるそうです。
8/14まではいまの価格らしいので購入予定のある方は今がチャンス?ですね。

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■ 【スコープ情報】
   ビクセン ジオマプロ ================================= by三藤♪
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6月21日、ビクセンの新製品発表会に冨田氏と出かけました。目的は新生GEOMA、ジオマプロの出来を見るためです。

--- <外観> ------------------------------------------------------

背は高くなく、やや太め……たーぼ♪さんの外観書いてどうする……。ジオマプロの第一印象、美しいなと感じました。何気に旧ジオマもGマーク取得しているし、アロマのデザインを見ても思うのですが、この辺、ビクセンは上手いです。色が印象的、ブルーメタリックっていうんですかね。アロマから通ずるポップなカラーを少し抑えたといった感じです。センスは良いと思いますが、ソニーのパソコン、バイオみたいな色で、好みの分れるところでしょう。初めて買う人は惹かれるかも知れません。ただ、鳥を見るために迷彩の布を被ったり、迷彩カバーをスコープに着けたりしているバーダーにとって、この色はどうなのでしょうか。私には旧ジオマの、特にEDのグレーに統一されたデザインの方がプロっぽく感じてしまいます。

三脚用取り付けネジ部の台座が少し前にずれてしまいました。よくNikonのEDIIのバランスの良さが書かれますが、旧ジオマもなかなか良いバランスでした。しかし、ジオマプロはこの三脚マウントが前に出てしまった。ほんの少しではありますが、我々のニーズに逆行してしまいました。おそらく、スコープ単体で使う分には良いのでしょうね。Kowaが採用している回転式マウントになったので本体が回せます。カメラのフレームを縦横自由に切り替えられるってことかな。私はアダプター側で行うので不要ですが。

照準用の穴が開いています。便利そうだけどデジカメに付けたら使えないかも知れません。

デュアルフォーカス、つまりピントのツマミが高級顕微鏡みたいに粗動ネジと微動ネジに分れています。これは良いですね。粗動ネジで素早くピンを動かし、微動できっちり詰める。今までに無かったシステムです。惜しむらくは味付けなんですが、従来のツマミに微動が付いたといった動きなんです。せっかく分れたんだから粗動はより粗動とし素早く動いた方が良いと思います。これは冨田さんの意見ですが私も同感でした。

セットではGLH20WIDEが付属。これは正解ですが、この接眼しか無いのはラインナップとして貧弱です。GLH15、GLH30なんてのをジオマプロの開発にあわせて作るべきでした。もちろんアダプターも。参考出展のアダプターがありましたが、まだまだですね。メーカーとして見口ゴムをはずせとは言えない、なんてこだわっているから半端なものしか出来ないんです。

--- <画質> ------------------------------------------------------

展示品はノーマルレンズのみでしたし、調整が不充分のようでした。発売時にはきっちり詰まっている事を期待します。
それにED(FLでもいいけど)レンズも無しに“プロ”は語れないでしょう。

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ビクセンに限った事ではないですが、スコープは単体で目で見るもの、といった固定観念が開発者に有る気がします。開発者がデジスコを知らない、というのが現状なんですね。目で見る為のスコープにデジカメも付きますよ、という作りではなく、デジカメの為の望遠レンズで目でも見られます、っていう作りのスコープが出てくれば良いのですが。

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■ 【デジカメ情報】
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今回はお休みです。下記のデジカメに注目しています。次回以降レポートできればと思っています。乞う御期待。

◆ CANON A70・A60
◆ CANON IXY 400
◆ SONY P10

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■ 【アダプター情報】
   TurboAdapter 各種 ================================= byたーぼ♪
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私からのお詫びが多くなってしまいますが……TurboAdapterネタです。

--- <TurboAdapter G1(6月20日発売開始)> --------------------------

ジオマ用接眼レンズGLH20W専用のTurboAdapterです。おかげさまでたくさんの皆様からのご好評をいただいておりますが、製造が遅れ遅れでお待ち頂いています。今月末には30個ほどできあがってくると思います。もう少しお待ちください。

--- <TurboAdapter P1 (8月発売予定)> -----------------------------

申し訳ありません、試作で失敗……リトライしています。8月まで発売開始が延びてしまいました……がんばります。

KOWA TSE-21WB TSE-14W 専用の3ピースアダプターです。20倍、30倍に完全対応し、バヨネットによる光軸ズレも完璧に押さえつける構造になっておりカプラーの精度を含め一味違うシャープな画像が得られます。但し、KOWAからはN4300が発売されておりDA-1を所有されている方はN4300をお使いになられるほうが経済的でしょう。これからアダプターを購入される方や製品精度にこだわりのある方向けの製品です。(予価18,000円/セット)

--- <TurboAdapter ニコン20−45ZOOM(8月発売予定)> -----------------

こちらも遅れています。7月末は難しくなりました……

ZOOMレンズでのデジスコ撮影は鮮明さこそ単焦点ワイドに譲るものの使い勝手や倍率可変によりはじめてのフィールドでは重宝します。しかし、ZOOM接眼レンズには倍率調整ZOOMリングがありデジスコアダプターを使うと倍率調整を覆ってしまい使いにくくなります。現状ではKOWAよりTSE-Z7B専用のスリーブを使ったシステムが業界唯一の倍率可変です。当然、ニコンファンも欲しくなりますよね。ニコン20−45ZOOM専用アダプターはニコンレンズアダプターFCP885やFCP5000などが直接取り付けでき、そのまま倍率可変リングを操作できるアダプターです。(予価9,000円)

--- <TurboAdapter Z1(7月末発売開始)> ----------------------------

20倍・30倍の単焦点レンズ専用のアダプターです。ツァイスのディアスコープはワイド側の周辺は歪曲収差が強くあまり鮮明ではないのですが中域以上のテレ側の画像は素晴らしいものがあります。E4300を使えば一応全域ケラレの出ないカプラー方式のアダプターを開発しました。(予価15,000円/セット)

━━◇◆イベント情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

菅根正夫さんの「鳥見紀行」写真展がホビーズワールドGallery2Lworldにて開催されています。500種以上のライフリストを持ち、素晴らしい感性の野鳥写真家である彼の写真を見ることができます。7/18までですお見逃しなく。
  ┗ http://www.hobbysworld.com/index.htm

━━◇◆ツアー情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                 ================================= by eisvogel
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??何故海外なのか……??
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鳥ばかりでなく、鳥を取り巻く環境についてもっと詳しく知りたいと思ったら、海外へも目を向けるのが一番です。日本に渡ってくる鳥が渡っていく国々、日本には棲息しない鳥のいる国々へ行ってみると、様々な比較ができて、日本の鳥についても新たな発見があり、また興味も沸きます。「赤」という色の概念が、他に比較できる色があるから存在するように、鳥の世界も数多くの鳥に接することで、1種の鳥に対する見方も変わるはずです。ある程度日本で鳥見の経験を積み、海外へも足を延ばしてみたら、野鳥観察・撮影の楽しみは確実に増えます。

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??何故ツアーなのか……??
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何よりも旅は一人よりも気のあった仲間、同じ趣味を持つ者同士で出かけるが一番です。旅先での様々な出会いも楽しみですが、人との出会いはもっと楽しく、何よりもよい旅の思い出になります。それからいくら多くの鳥が棲息しているとはいえ、知らない土地で効率よく回って、より大きな探鳥成果をあげるためには、現地の土地と野鳥事情に精通した案内人は不可欠です。ツアーで手配すれば、費用面で断然有利です。

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??何故デジスコなのか……??
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海外へ気楽に鳥見に出かけるには、できるだけ身軽なスタイルが一番です。綺麗な写真を撮るなら一眼レフ・カメラと超望遠レンズの組み合わせがベストであることは間違いないのですが、コンパクト・デジカメの驚異的な性能アップと「た〜ぼアダプター」の開発により、綺麗に撮ることでも一眼レフに肉薄するレベルに達しました。そして本来のメリットである遠くからの撮影が可能なこと、セッティングに時間がかからないこと、軽量でしかもコンパクトであること等々、旅も道具としては、これ以上のものはありません。

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デジスコを担いで気楽に海外でバード・ウォッチングを楽しむことができる
「トラベル・バーディング」のツアーに参加してみませんか。
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●野鳥の宝庫 パプアニューギニア探鳥ツアー 5日間

【旅行期間】2003年10月18日〜10月22日
【旅行代金】198,000円(大人お一人様)
【お申込み・お問合わせ】JTB バードデスク
   *ツアーの詳細な日程: http://www.jtb-kaitora.com/bird/pngtour.html

●ケアンズ探鳥ツアー 5日間

【旅行期間】2003年11月7日〜11月11日
【旅行代金】138,000円(大人お一人様)
【お申込み・お問合わせ】JTB バードデスク
   *ツアーの詳細な日程: http://www.jtb-kaitora.com/bird/cairnstour.html

━━◇◆HP情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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  野鳥大好き! →→ http://y-hirori.hp.infoseek.co.jp/
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東京にお住まいのhirorinさんとmi-cyanさん御夫妻のサイトです。
とにかくアクティブに動かれていて新しい野鳥情報が満載です。御夫妻のお人柄でしょうかとても和やかな雰囲気のサイトで、最近めきめきとデジスコの腕前を上げられたmi-cyanさんの写真も見事です。掲示板の常連さんは皆フレンドリーな方ばかりで始めての方でも安心してデビューできます。そそ、ここはわりに珍鳥ネタも多いのでライファーを増やしたい方には絶好のサイトかもしれません。

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  Kawasemi&Yamasemi →→ http://ww21.tiki.ne.jp/~kn-bass/index.html
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デジマロ(ビクセンアロマ&E990)とデジスコを上手に使い分けてカワセミ&ヤマセミを中心に撮影されているk-naさんのサイト。私もカワセミ・ヤマセミ系が好きなのでk-naさんと気が合ってしまうのですが、数多くの種類の野鳥を追いかけるのではなく特定な種を記録していくのも面白いな、っと気づかせてくれるサイトです。とにかく写真が多く、フィールドに数多く出ていらっしゃる事がうかがえます。モバスコの楽しさとデジスコの美しさを両方楽しめるサイトです。訪問したら掲示板に一言足跡を残してあげてください。

━━◇◆お買い物情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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  ○ KYOEI BIRD(協栄産業株式会社 東京・大阪)
  ○   夏のスペシャルセール第2弾!
  ○    7/19(土)〜7/21(月)開催
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         http://www.kyoei-bird.com/

第1弾は先週の土日にて盛大に開催されました。「デジスコ相談会」も同時に開催され、私や冨田さんもお手伝いに行ってきました。セールの目玉商品はまだ公開されていませんがKOWA製品・ニコン製品に「え゛っ」っと思うような驚きの目玉がありました。第2弾でも出てくるかどうかは今のところわかりませんが期待できると思います。予告を見て狙ったものがあったら早い時間に行ったほうが良いですよ。私(たーぼ♪)は7/19(土)午前中は会場にいます。

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  ○  Hobby’s World (株式会社 日本鳥類調査 東京)
  ○    ビデオ「日本の鳥618」10巻(山と渓谷社)
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        http://www.hobbysworld.com/index.htm

佐藤進さんのビデオは私も以前から注目していました。デジスコマニアの人は絶対買いましょう。デジスコの将来像が見えてきますよ。8/14まで「スワロフスキークリスタル製ミニチュア双眼鏡プレゼントセール」を開催中。スワロフスキーの値上がり前に、しかも特価で入手してください。

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  ○ 天体望遠鏡BORG(株式会社トミーテック オアシス・ダイレクト)
  ○           2003年夏のキャンペーン!
  ○      期間:2003年7月10日(木)〜8月31日(日)
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       ■2003年夏のキャンペーンのページ
         http://www.tomytec.co.jp/borg/2003s_top.htm
       ■キャンペーン資料の請求のページ
         http://www.tomytec.co.jp/borg/campaign.htm
       ■天体望遠鏡BORG 公式サイト
         http://www.tomytec.co.jp/borg/borg.htm

天体望遠鏡BORG(ボーグ)の製造・販売元であるトミーテックが毎年2回行っている大きなキャンペーンです。
今年も始まりました!このキャンペーンに合わせ2機種の望遠鏡の新発売、更にパーツを12点新発売と一気に新製品を発表しています。また、期間中にボーグ製品を購入すると消費税還元、3万円以上購入すると先着100名に「ボーグシール」「ボーグロゴ入りボトルキャップオープナー」「ボーグロゴ入りマウスパット」の3点をセットでプレゼント!などの特典が用意されています。ボーグに興味を持たれている方、購入を考えている方ははこのキャンペーンを是非利用しましょう!

キャンペーンの詳しい内容は上記アドレスでチェックしてください!今回からはBORG公式サイト内にも詳細なページができてます。でも、キャンペーン資料の請求をお勧めします。他社のカタログに匹敵するくらいの濃い内容のDMが届きますよ!

━━◇◆撮影技術情報◆◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ …【たーぼ♪】…………………………………………………………………………
□ <第2回> 綺麗に写せる方法を毎回ちょっとずつ
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「露出補正」って書くとなんだか難しく感じますよね。
私も写真を始めた頃は良く理解できずにたくさんのフィルムと紙焼きを浪費してしまいました。デジカメってフィルム代や現像代がいらないから資源の浪費はありません・・・が、チャンスの浪費は同じです。花や景色に比べ、もたもたしていると野鳥写真は被写体が飛んでいってしまうという瞬間の出会い。たくさん写したくてもなかなか写せません。

となると、やっぱり鳥が来てくれた瞬間にバッチリ写す技術を学ばなければなりません。上級者はこの瞬間にちゃんと「適正露出」で撮影しているんです。

カメラが明るさを判断する方法はカメラが捕らえた画面の一部分または限定部分の光の量を測ってできるだけ適正な露出を計算します。昔のカメラに比べればすごく楽に写真が写せるようになりました。ところが、カメラにお任せで撮影しても写真全体が白っぽくモヤがかかったような状態(露出オーバー)になったり、全体に真っ暗になったり(露出アンダー)になったりします。

そこで、実際に狙いをつけた場所に鳥がいることを想定して写してみましょう。そして再生して確認し現在露出がどういう状態かみてみることが良い結果を生むと思います。この時のポイントは鳥の明るさをイメージしてその明るさに似た場所を近辺で探して中央にあわせ写してみて下さい。その部分が上手く表現できている露出補正値が良い感じかも知れません。

「露出補正」とはカメラが計算する適正な光の具合に対して鳥などの被写体がどの程度明るいか、または暗いかをイメージして被写体にあたる光の具合が一番良い状態になるように調整することです。これがピシャ!っと合った状態が「適正露出」となります。

さて、やっぱり話が難しくなっちゃいましたね、E4300での適正露出探しをシュミレーションしてみましょう。

1. 上部ダイヤルをM(マニュアルモード)にセットしてみましょう。
2. MENUを押して測光方式(上から2個目)を「中央重点」にしましょう。
3. もう一度MENUを押してもどります。
4. 狙いの枝などにピントなどを合わせ撮影してみましょう。そして再生して現状の露出で良い感じに写っているか確認してみましょう。
5. 思ったより暗いか明るいか実際の景色と比較してみてください。枝が枝らしい明るさで写っていれば正解です。もし明るさが違えば液晶モニター左下の±ボタンと液晶モニター右の十字丸のボタンを上(明るくする)、または下(暗くする)に調整して液晶画面上で調整してみてください。
6. 枝の近所に来るであろう鳥と同じような明るさを持つ場所を見つけてその部位がちゃんと写っているかどうか見て、必要があれば調整してください。
7. ここまで上手くできれば概ねOKですがデジスコの場合、さらに余計にマイナス補正を1〜2ステップ(0からなら-0.3〜-0.7)にしておいてください。これで適正露出の場合が多いです。
8. 陽の明るさは都度変化するので変化が著しい時はこまめに調整するしかありません。
9. 鳥が来てくれたらまずは写します。事前の準備を信じて写すしかありません。もしも長居してくれそうなら途中で再生確認しましょう。補正が必要なら補正してバシバシ写しましょう。
10. 上達すれば撮影の合間に補正値を変えながら写せるようになります。

できるだけわかり易く書こうと思っていますがやっぱ難しいですよね……じゃあ、こうしましょう!

空をバックに電線に止まっている鳥を撮るような逆光や空抜けの場合を別として「中央重点測光で露出補正はマイナス0.7〜1.0にして写す」というのはいかがでしょうか。いい加減かもしれませんがそこそこ成功しますよ。きっと……

  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

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■ …【冨田】………………………………………………………………………………
□ 新連載!!<第1回> 「今日もモバスコ・デジマロと一緒!」
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第1回 モバスコってなあに?
  〜モバスコと高倍率ズームデジカメやデジスコとの違い〜
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こんにちは、冨田です。今回から「今日もモバスコ・デジマロと一緒!」というタイトルで連載がスタートします。

さて、みなさんは「モバスコ」をご存じですか?

「モバスコ」は旅行やハイキング、散歩、サイクリングなど、モバイル用途に適した小型・軽量な口径50mmクラスのフィールドスコープによるデジスコのことです。名前の由来は「モバイル・デジタルカメラ&フィールドスコープ」即ち「モバイル・デジスコ」、略して「モバスコ」というわけです。文一総合出版・Birder2002年11月号 P36-37 「デジスコ人のつどひ」でも紹介されています。

デジタルカメラによる野鳥撮影には、デジスコ、高倍率ズームデジカメ、望遠レンズ+デジタル一眼レフなど、様々なスタイルがあります。各システムを倍率(35mm換算の焦点距離)で比較してみましょう。

1. デジスコ:20倍から数十倍、ズームを使うと100倍を超えることもある(35mmフィルム換算で約700mm〜5000mm超!)

数十倍を越える高倍率撮影になると、ちょっとした風でも機材が揺れたり、レリーズ時の振動でブレたり、さらには陽炎のような空気の揺らぎの影響も受けるなど、常に細心の注意をはらう必要があります。

2. 高倍率ズームデジカメ:6倍〜12倍(35mmフィルム換算で約200mm〜400mm)
例:オリンパスE-100RS、C-740UZ、NikonE5700、パナソニックFZ-1等

手ブレ補正機能付きのもの(例:E-100RS、FZ-1)なら手持ちでも可能ですが、手ブレ補正機能のないもの(例:C-740UZ、E5700)では三脚や一脚の使用で手ブレを抑える必要がります。また、望遠倍率は野鳥をドアップで撮るには十分でない場合が多く、1.4〜1.7倍のテレ・コンバータ(後付の望遠レンズ)を装着すれば約20倍(35mmフィルム換算で約600mm)まで拡大されますが、色のにじみや、解像感が低下することがあります。また、デジタルズームを使用すると30倍(35mmフィルム換算で約1200mm)近くまで拡大されますが画質が粗くなります。

3. 望遠レンズ+デジタル一眼レフ

Nikon D100などでは焦点距離が35mmフィルムの1.5倍になります。例えば、300mmの望遠レンズなら450mm相当、600mmなら900mm相当になります。望遠倍率ではデジスコには及びませんが、比較的近距離の撮影や、いわゆる「飛びモノ」の撮影には向いています。画質は最高ですが、レンズだけでも数十万円もするのでシステムが非常に高価です。

4. 「モバスコ」:11倍〜数10倍(35mmフィルム換算で約400mm〜2000mm超)

望遠倍率では高倍率ズームデジカメとデジスコの中間に相当します。「低倍率でなら高倍率ズームデジカメのように手持ちでも撮影が可能」「接眼レンズを高倍率の物に替えたり、デジカメのズームを使えば、普通のデジスコのような高倍率撮影も可能」ということを意味しています。

*サンプル画像は私のHPにアップしています
  ┗ http://members6.tsukaeru.net/otomi/yatyou/030315/030315.html 
     ※デジカメ vs デジスコ in 雲天・早朝の神奈川・某所にて

これを見ていただければ各機材を使うとどの程度の大きさで撮影できるかが比較できます。
比較例は他にもありますので、私のHP
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      「Otomi!のサイドカーとデジカメ」
   http://member.nifty.ne.jp/ma-ko-to/index.html
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
から「デジスコ&デジカメ研究室」を参照して下さい。

「モバスコ」の特徴を挙げてみると、スコープが小型・軽量なため、デジカメを装着した状態で約1kg、また、コンパクトデジカメ用三脚でも意外にぶれにくいので、システム全体でも2kg前後と非常に軽量です(一般のデジスコ・システムは4〜5kg程度)これなら、手で持って歩いても苦になりませんし、15L程度の小型のデイパックにすっぽり収まってしまいます。
 ┗ http://members6.tsukaeru.net/otomi/yatyou/aroma/aroma-0.html

そして何より安い!
「ビクセン・ジオマ52S」ならスコープ本体とオプションの接眼レンズ込みでも約2万円ちょっとで購入できます。手持ちのデジカメが使えれば、三脚込みでも約3万円の予算で、新規にデジカメを購入しても約6万円の予算ではじめることができるのが魅力です。高倍率デジタルカメラからのステップアップや、デジスコのサブシステムにいかがでしょう?

でも、安いと画質はイマイチでは?そう思われるでしょう。確かに高価なEDレンズを使った大口径のスコープと比べると、逆光や空を背景にした場合は、色のにじみが気になりますが、撮影条件がよければびっくりするような画像を撮れることがありますので、侮れません。

*作例:「オンラインアルバム・デジマロで遊ぼう!」
 ┗ http://album.nikon-image.com/nk/NAlbumTop.asp?key=61306&un=12871&m=0 


≪次回予告≫
 次回以降はスコープやデジカメの選択方法や撮影テクニックなどについて、紹介していきたいと思います。
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│【第2回以降のテーマ】(変更の可能性あり)

│・どうしてデジマロ?
│  モバスコに使えるスコープの中でジオマ52Sを選ぶ理由
│・今使っているデジカメはモバスコに使えるの?
│  手持ちのデジカメ全部でデジマロしてみました
│・予算別お勧めシステムは?
│  3万円コース、6万円コース、10万円コース
│・まずは近所の野鳥で練習しよう
│  スズメやハトで撮影のコツを覚えよう
│・さあ、野鳥を探してお散歩に出かけよう
│・モバスコ通勤いかがです?
│・あの〜うまく撮れないですけど(Q&A)
│  連載の中で寄せられた質問に対する回答
│・対決-その1:モバスコ VS デジスコ
│・対決-その2:モバスコ VS デジタル一眼レフ
│・これからのモバスコに期待すること
│・番外:えっ!モバスコで飛びモノ!?
│・番外:極めゆく人々(自作接眼で挑戦)
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●【質問・意見・感想など】
  otomi@digisco.com
  *回答はできるだけ連載の中で取り上げていきたいと思います。

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■ …【こん】………………………………………………………………………………
□  新連載!!<第1回> こんちゃんのデジボーグ我楽多箱
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第1回 プロローグ
  〜なぜデジボーグ?〜
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今月からデジボーグのコーナーを担当します「こん」です。
長期連載記事を書くのは初めての経験!どういう展開になるか多少不安ではありますが、持っている知識と経験をどんどん出していきますので、どうぞお付き合いの程よろしくお願いいたします。

天体望遠鏡「BORG(ボーグ)」を購入し実際にフィールド等で使ったことのある方は既に経験されているのではないかと思いますが、一度使ってみるとしっくりこない事が間々あり、もっと使いやすくなるのではないかとパーツカタログ、ネットの情報等とにらめっこしながら、あ〜したらどうか、こ〜したらいいんじゃない?などと考え込んでいるうちに、はっ!と気がつくとパーツがゴロゴロと増えてしまう事がよくあります。厄介なのはBORGのパーツのひとつひとつがそんなに高い代物ではないこと。つい買ってしまうんですよねぇ。そんな感じですから、私の部屋の中はBORG印が付いたカートン(箱)の山になってしまってます。先日この箱やパーツを整理してひとつの大きな箱にまとめました。この箱、まさにガラクタ箱ですね!この中には私の想いもたくさん詰まってます。

ということで、このコーナーの名称を「デジボーグ我楽多箱」としまてみました。中味いっぱいのこの我楽多箱を開け、いろんなモノや想いをピックアップし成功談や失敗談などを交えながら話題を紹介します。どうぞお楽しみに!

と、前置きが長くなりました。さて本題に入りましょう。記念すべき第1回目ですので、なぜ私がデジボーグにはまったのかかいつまんで書いてみたいと思います。

なぜデジボーグなのか?
私が運営しているホームページにアップした文章に答えがあります。下記アドレスをご参照ください。
もう見た方もいらっしゃるかもしれませんね。更新が全然進んでいないとろこはご愛嬌ということでお許しください。
 ┗ http://digiscoping.jp/kizai/diary2.cgi

アップしたのは2000年11月21日ころから。現在とは違うテンションで書いているので、今読み返してみるとなんだか恥ずかしい気分になりますね。長い文をだらだらと。(汗)

で、結論として何が言いたいかというと「そこにBORGがあったから!」なんですがちょっと格好つけすぎかな。でもこれ本当なんですよ。フィールドスコープを新規に買うのが勿体なくて、手元にあった望遠鏡を活用しようとしたのです。面白半分でフィールドに持出し野鳥を見たらよく見える!デジカメ付けたら綺麗に撮れる!なんじゃこらぁ!っていう興奮に近い感動を覚えてからすっかりはまり込んでしまい現在もデジボーグを使い続けているのです。デジボーグとのお付き合いはまだまだ続きそうです。

一生モノになりそう。(笑)

  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

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■ …【POU】………………………………………………………………………………
□  新連載!!<第1回> おきらくデジスコへの道
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私は、みなさんよりちょっとだけデジスコを長くやってきているので、うまくいった時のこと、これまでに感じてきたこと、女性の私でも気楽な気分で楽しめる現在のデジスコシステムに至った経緯などを気の向くまま、読み物風に書いていきます。すべてが読み終わった時には、あなたも、おきらくデジスコが出来るようになっているかも!? 肩の力を抜いてお読みください♪
今回は、「もっと大きく撮りたい」「EDレンズがいい」の2話です。

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第1回 もっと大きく撮りたい
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野鳥撮影をしたことがある方が一度は抱く願望のひとつであると思います。私が野鳥撮影を始めたのは中学1年生の時。私の野鳥への興味に対して、親が私に200mm〜500mmのズーム望遠レンズを購入してくれたのです。それからというもの、庭にやってくる野鳥、近所の公園の野鳥を撮影する週末が続きました。しかし、いくら500mmの望遠で撮影していても、出来上がった写真に写る小鳥達はあまりにも小さく、自然に溶け込んでいる為、家族に見せるとたいてい「どこに写ってるの?」とか、「もっと大きく撮れないの?」と、かなりシビアな批判を受けることがほとんどなのでした。それも、そのはず……家族が日ごろ目にする野鳥写真といえば、画面いっぱいに写った野鳥図鑑の写真、それに美しい背景にピントばっちりの野鳥カレンダー写真なのだから、仕方ないですね(^^;

それ以来、ずっと心のどこかで思いつづけていました。私が望遠鏡を購入して、初めてオナガガモのオスの繊細なまだら模様の羽を見たときの感激を写真で表現することは出来ないのだろうか?ヒタキのクリンッとした、うるんだ目を写せないだろうか? 

それが、デジスコを始めてからは、500mmの望遠をはるかに超える3000mmクラスの画像が普通に撮れるようになりました。もう、誰にも「どこに写ってるの?」と言われることは無くなった満足感がたまらなく心地よく、楽しいのです。それどころか、出来上がったデジカメのデータをパソコンで開いてみると、野鳥達の目玉に写った景色までが見えてくることがあり、驚くのでした。「こんなに大きく撮れていいのか……?」と。こんなに楽しかったら、また、野鳥撮影にハマってしまう……。

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第1回 EDレンズがいい
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私がデジスコに使用している望遠鏡はNikon Fieldscope EDIIです。今はもう、販売されていない二世代前の型のスコープです。EDIIの望遠鏡との出会いは今から十数年前。今では、望遠鏡のあちらこちらに傷が付き、よく言えば「味がでてきた」悪く言えば「ボロになった」相棒です。まだまだ、現役で十分に使えるスコープです。

実は、EDIIを購入する前にちょっと安目のスコープを持っていました。私は、ずっとその望遠鏡で満足していました。野鳥を見た時に、目に飛び込んできた細部にわたる羽の模様に感動できたし、夕暮れ時、薄暗い景色の中でも、スコープで見れば野鳥の姿が確認できたりしたからです。しかし、この満足感は、野鳥観察の師匠である松田氏*とバードウォッチングをした時に、もろくも崩れ去ったのでした。

探鳥ポイントは、谷津干潟。ちょうど、渡り鳥が飛来してきており、干潟ではシギチがしきりにエサを食べていました。私のシギ・チドリの識別はまったくお手上げ状態でしたから、「あそこのシギ、足の色何色?」などと識別ポイントを教えて頂きながら「それは、○○というシギ」と丁寧に教えて頂けるのでした。私はスコープを覗いて「えっと・・あれ?ん〜〜〜色ですか??」100mくらい先の似たような色、模様はみな同じに見え、よく見えないや……と思って「どれですか?」と松田さんのスコープを覗かせてもらって、驚きました。全然見え方が違う!!目をこすって自分のスコープを見直してしまいました。同じ60mm口径のスコープなのに、なぜこうも違う??? 松田さんのスコープの中には、曇りも無く色も鮮やかにクリアーなシギやチドリが動いていたのです。言うまでもありません。その後、すぐに松田さんに見せていただいたのと同じメーカーのEDレンズのスコープを購入いたしました。スコープを買い換えて、シギ・チドリの識別能力が上がったかどうかは不明です(^^;)

ノーマルレンズの明るいスコープ(大口径レンズ)がいいか?EDレンズの小口径がいいのか?そこは、松田さんに聞いてから購入しました。望遠鏡、安い買い物では無いですからネ。師匠のコメントは「確かに明るさは必要ですが、見え方は、ノーマルレンズの78mmタイプとEDレンズの60mmと同じ程度に感じますよ。どちらかといえばEDレンズがお勧め」とのこと。でしたら、軽い60mmでEDレンズに即決です!

ニコンフィールドスコープEDレンズは、あの、谷津干潟でシギチを見せていただいた時と同じように、デジスコ用に使用しても、曇りない鮮明な画像を得ることができる素晴らしいレンズだったのです。


* 松田道生さん:野鳥に関する著述やテレビ・ラジオの番組監修、出演を通じて
        バードウォッチングの普及にあたる。
 ◇主著「江戸のバードウォッチング」「始めてのバードウォッチング」
    「野鳥観察図鑑」「野鳥大鑑鳴き声420」など。
 ◇HP:鳥の道くさ http://homepage2.nifty.com/t-michikusa/

  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

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■ …【三藤】………………………………………………………………………………
□  新連載!!<第1回> がんばれジオマー
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4年近く経ちますか。
双眼鏡にNikonの990を押し当てて、初めて撮った鳥がツミでした。ハトだと思って撮ったのですが帰ってパソコンでみたら猛禽ではないですか。この時の感動は忘れません。この後、小さな単眼鏡を経て、気になるのはフィールドスコープ。まだ、デジスコなんて言葉もなかったんじゃないでしょうか。ちゃんと撮れるかどうかの情報もありません。しばらく迷ってから、おもちゃではないレベルで一番安いスコープ、ノーマルレンズのジオマ65Sを購入。よくよくカタログを見れば、デジカメ用にアダプターも用意されている。これは完璧、かくして私の初めてのデジスコセットは誕生したのでした。

GEOMA Normal 65S GL20 純正アダプター E990。
しばらくして、これはコリメート法といって、望遠レンズの代用法で、画質は期待出来ないのだと知りました。でも、その倍率の高さ、ランニングコストの安さに夢中になっていきました。しかし、次第にニコンのリモートコードのエラーの多さ、レリーズタイムラグの多さにうんざりするようになり、まもなく熱も冷めてしまいました。なんたって、リモコンシャッターを押してから実際にシャッターが切れるまでに、鳥がいなくなっちゃうんですからねー。そんな時、女房子供が使えば良いと思い買っておいたCASIOのQV2300のレリーズタイムラグが、比較的少ない事に気付き、リモートコード等を買い揃え、再び試してみる事となりました。これは具合が良かったですね。オートフォーカスも早いし、エラーなど皆無のリモートコード。再び熱が上がりました。そうなると、スコープの色のにじみ、色収差が気になります。

カタログにはEDレンズだとこれが軽減されるのだと書いてあります。うーん、買っちゃえ、ついでに集光能力を期待してGEOMA ED80S。値段はNormal65の3倍近く。ジオマの最高峰……のはずが……

  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

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