『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。 随時更新!お見逃しなく!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆ <<デジスコ通信 2003年7月16日号>> ☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 皆さん こんにちは たーぼ♪ことDIGISCO.COMの石丸喜晴です。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- DIGISCO.COMからのお知らせ *-*-*-*-*-*-*-*-*- ◆デジスコ通信はあくまでも個人の主観による判断で構成されています。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ▼ 新製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど) ▼ ▼イベント情報(写真展・デジスコ説明会・デジスコ撮影会・オフ会など)▼ ▼ツアー情報(国内・海外デジスコツアー情報など)▼ ▼HP情報▼ ▼お買い物情報(特価販売情報や入手し難いレア商品のご紹介)▼ ▼撮影技術情報▼ ▼スタッフ紹介▼ ━━◇◆新製品情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── 6/21「JTB SHOW」のニコンのブースで現物を触って、しかもご好意で撮影までさせて頂きました。印象としては「良いねぇ〜」でした。 --- <外観> ------------------------------------------------------ あまり大きく見えません。口径のわりに短く太い感じ(私の体型に似てる…)EDIIIの先を広げて付け足した感じです。色や質感はEDIIIと同質なので個人的には好感が持てます。フードと側面に照準線がついて観察用には有効に使えそうです。フードの照準線は360度回せるので良い位置にセットすればデジスコでも使えそうです。重量はあまり重く感じませんでしたが、データ上(1575g)ではLEICAアポテレビッド77(1695g)の次に重いスコープでした。(77〜85mm口径スコープ平均1390g) --- <画質> ------------------------------------------------------ スコープの画質と撮影時の画質って一致するかどうかはわかりませんが、裸眼でのぞいた感じでは歪みの無いフラットな画像が印象的。中央にボリュームを集めたスコープのように迫力はありませんが明るく色のついていないクリアな画像は好感が持てます。最短焦点距離も5mに抑えているのはデジスコには朗報です。レンズ口径が大きく明るいためでしょうか、上手く表現はできないのですが、色のコントラストが強い感じがしました。彩度と明度は向上したように感じます。 --- <撮影画質> --------------------------------------------------- いつものテストチャートとレフランプを持ち込みいつもの条件で撮影しました。純正のFSA(アダプター)ではケラレが出ますがTurboAdapterとの相性はバッチリです。新型の20−60ZOOMMC接眼レンズもFSAが使えます(ZOOM機構はFSAをばらさないと使えません)チューニングしたらそこそこ使えるかも知れません。 デジスコ試写ではシャッター速度が間違いなく速くなったことと、オートフォーカスが決まりやすく液晶画面でのピントの山もピークがしっかりしていました。ここら辺はED78よりも良さそうですね。 --- <価格など> --------------------------------------------------- 77mm〜85mmのスコープ(EDかFL)の実勢価格の平均は126,000円。ED82の実勢(予約)価格が112,000円。 率直に言ってこの品質なら安いと思います。ED78では不足していた防水性も世界レベルになった様ですから、価格の安さを含めて世界中で暴れまわりそうです。国内販売開始は9月。 ─────────────────────────────────── ユーロ高の影響でいよいよスワロスフキー製品が値上げになるそうです。 ─────────────────────────────────── 6月21日、ビクセンの新製品発表会に冨田氏と出かけました。目的は新生GEOMA、ジオマプロの出来を見るためです。 --- <外観> ------------------------------------------------------ 背は高くなく、やや太め……たーぼ♪さんの外観書いてどうする……。ジオマプロの第一印象、美しいなと感じました。何気に旧ジオマもGマーク取得しているし、アロマのデザインを見ても思うのですが、この辺、ビクセンは上手いです。色が印象的、ブルーメタリックっていうんですかね。アロマから通ずるポップなカラーを少し抑えたといった感じです。センスは良いと思いますが、ソニーのパソコン、バイオみたいな色で、好みの分れるところでしょう。初めて買う人は惹かれるかも知れません。ただ、鳥を見るために迷彩の布を被ったり、迷彩カバーをスコープに着けたりしているバーダーにとって、この色はどうなのでしょうか。私には旧ジオマの、特にEDのグレーに統一されたデザインの方がプロっぽく感じてしまいます。 三脚用取り付けネジ部の台座が少し前にずれてしまいました。よくNikonのEDIIのバランスの良さが書かれますが、旧ジオマもなかなか良いバランスでした。しかし、ジオマプロはこの三脚マウントが前に出てしまった。ほんの少しではありますが、我々のニーズに逆行してしまいました。おそらく、スコープ単体で使う分には良いのでしょうね。Kowaが採用している回転式マウントになったので本体が回せます。カメラのフレームを縦横自由に切り替えられるってことかな。私はアダプター側で行うので不要ですが。 照準用の穴が開いています。便利そうだけどデジカメに付けたら使えないかも知れません。 デュアルフォーカス、つまりピントのツマミが高級顕微鏡みたいに粗動ネジと微動ネジに分れています。これは良いですね。粗動ネジで素早くピンを動かし、微動できっちり詰める。今までに無かったシステムです。惜しむらくは味付けなんですが、従来のツマミに微動が付いたといった動きなんです。せっかく分れたんだから粗動はより粗動とし素早く動いた方が良いと思います。これは冨田さんの意見ですが私も同感でした。 セットではGLH20WIDEが付属。これは正解ですが、この接眼しか無いのはラインナップとして貧弱です。GLH15、GLH30なんてのをジオマプロの開発にあわせて作るべきでした。もちろんアダプターも。参考出展のアダプターがありましたが、まだまだですね。メーカーとして見口ゴムをはずせとは言えない、なんてこだわっているから半端なものしか出来ないんです。 --- <画質> ------------------------------------------------------ 展示品はノーマルレンズのみでしたし、調整が不充分のようでした。発売時にはきっちり詰まっている事を期待します。 *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─* ビクセンに限った事ではないですが、スコープは単体で目で見るもの、といった固定観念が開発者に有る気がします。開発者がデジスコを知らない、というのが現状なんですね。目で見る為のスコープにデジカメも付きますよ、という作りではなく、デジカメの為の望遠レンズで目でも見られます、っていう作りのスコープが出てくれば良いのですが。 ─────────────────────────────────── 今回はお休みです。下記のデジカメに注目しています。次回以降レポートできればと思っています。乞う御期待。 ◆ CANON A70・A60 ─────────────────────────────────── 私からのお詫びが多くなってしまいますが……TurboAdapterネタです。 --- <TurboAdapter G1(6月20日発売開始)> -------------------------- ジオマ用接眼レンズGLH20W専用のTurboAdapterです。おかげさまでたくさんの皆様からのご好評をいただいておりますが、製造が遅れ遅れでお待ち頂いています。今月末には30個ほどできあがってくると思います。もう少しお待ちください。 --- <TurboAdapter P1 (8月発売予定)> ----------------------------- 申し訳ありません、試作で失敗……リトライしています。8月まで発売開始が延びてしまいました……がんばります。 KOWA TSE-21WB TSE-14W 専用の3ピースアダプターです。20倍、30倍に完全対応し、バヨネットによる光軸ズレも完璧に押さえつける構造になっておりカプラーの精度を含め一味違うシャープな画像が得られます。但し、KOWAからはN4300が発売されておりDA-1を所有されている方はN4300をお使いになられるほうが経済的でしょう。これからアダプターを購入される方や製品精度にこだわりのある方向けの製品です。(予価18,000円/セット) --- <TurboAdapter ニコン20−45ZOOM(8月発売予定)> ----------------- こちらも遅れています。7月末は難しくなりました…… ZOOMレンズでのデジスコ撮影は鮮明さこそ単焦点ワイドに譲るものの使い勝手や倍率可変によりはじめてのフィールドでは重宝します。しかし、ZOOM接眼レンズには倍率調整ZOOMリングがありデジスコアダプターを使うと倍率調整を覆ってしまい使いにくくなります。現状ではKOWAよりTSE-Z7B専用のスリーブを使ったシステムが業界唯一の倍率可変です。当然、ニコンファンも欲しくなりますよね。ニコン20−45ZOOM専用アダプターはニコンレンズアダプターFCP885やFCP5000などが直接取り付けでき、そのまま倍率可変リングを操作できるアダプターです。(予価9,000円) --- <TurboAdapter Z1(7月末発売開始)> ---------------------------- 20倍・30倍の単焦点レンズ専用のアダプターです。ツァイスのディアスコープはワイド側の周辺は歪曲収差が強くあまり鮮明ではないのですが中域以上のテレ側の画像は素晴らしいものがあります。E4300を使えば一応全域ケラレの出ないカプラー方式のアダプターを開発しました。(予価15,000円/セット) ━━◇◆イベント情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 菅根正夫さんの「鳥見紀行」写真展がホビーズワールドGallery2Lworldにて開催されています。500種以上のライフリストを持ち、素晴らしい感性の野鳥写真家である彼の写真を見ることができます。7/18までですお見逃しなく。 ━━◇◆ツアー情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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eisvogel ────────────── ─────────────── ------------------------------------------------------------------ ●野鳥の宝庫 パプアニューギニア探鳥ツアー 5日間 【旅行期間】2003年10月18日〜10月22日 ●ケアンズ探鳥ツアー 5日間 【旅行期間】2003年11月7日〜11月11日 ━━◇◆HP情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 東京にお住まいのhirorinさんとmi-cyanさん御夫妻のサイトです。 ■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= デジマロ(ビクセンアロマ&E990)とデジスコを上手に使い分けてカワセミ&ヤマセミを中心に撮影されているk-naさんのサイト。私もカワセミ・ヤマセミ系が好きなのでk-naさんと気が合ってしまうのですが、数多くの種類の野鳥を追いかけるのではなく特定な種を記録していくのも面白いな、っと気づかせてくれるサイトです。とにかく写真が多く、フィールドに数多く出ていらっしゃる事がうかがえます。モバスコの楽しさとデジスコの美しさを両方楽しめるサイトです。訪問したら掲示板に一言足跡を残してあげてください。 ━━◇◆お買い物情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●-----------------------------------------● 第1弾は先週の土日にて盛大に開催されました。「デジスコ相談会」も同時に開催され、私や冨田さんもお手伝いに行ってきました。セールの目玉商品はまだ公開されていませんがKOWA製品・ニコン製品に「え゛っ」っと思うような驚きの目玉がありました。第2弾でも出てくるかどうかは今のところわかりませんが期待できると思います。予告を見て狙ったものがあったら早い時間に行ったほうが良いですよ。私(たーぼ♪)は7/19(土)午前中は会場にいます。 ●---------------------------------------------● 佐藤進さんのビデオは私も以前から注目していました。デジスコマニアの人は絶対買いましょう。デジスコの将来像が見えてきますよ。8/14まで「スワロフスキークリスタル製ミニチュア双眼鏡プレゼントセール」を開催中。スワロフスキーの値上がり前に、しかも特価で入手してください。 ●----------------------------------------------------● 天体望遠鏡BORG(ボーグ)の製造・販売元であるトミーテックが毎年2回行っている大きなキャンペーンです。 キャンペーンの詳しい内容は上記アドレスでチェックしてください!今回からはBORG公式サイト内にも詳細なページができてます。でも、キャンペーン資料の請求をお勧めします。他社のカタログに匹敵するくらいの濃い内容のDMが届きますよ! ━━◇◆撮影技術情報◆◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ …【たーぼ♪】………………………………………………………………………… 「露出補正」って書くとなんだか難しく感じますよね。 となると、やっぱり鳥が来てくれた瞬間にバッチリ写す技術を学ばなければなりません。上級者はこの瞬間にちゃんと「適正露出」で撮影しているんです。 カメラが明るさを判断する方法はカメラが捕らえた画面の一部分または限定部分の光の量を測ってできるだけ適正な露出を計算します。昔のカメラに比べればすごく楽に写真が写せるようになりました。ところが、カメラにお任せで撮影しても写真全体が白っぽくモヤがかかったような状態(露出オーバー)になったり、全体に真っ暗になったり(露出アンダー)になったりします。 そこで、実際に狙いをつけた場所に鳥がいることを想定して写してみましょう。そして再生して確認し現在露出がどういう状態かみてみることが良い結果を生むと思います。この時のポイントは鳥の明るさをイメージしてその明るさに似た場所を近辺で探して中央にあわせ写してみて下さい。その部分が上手く表現できている露出補正値が良い感じかも知れません。 「露出補正」とはカメラが計算する適正な光の具合に対して鳥などの被写体がどの程度明るいか、または暗いかをイメージして被写体にあたる光の具合が一番良い状態になるように調整することです。これがピシャ!っと合った状態が「適正露出」となります。 さて、やっぱり話が難しくなっちゃいましたね、E4300での適正露出探しをシュミレーションしてみましょう。
できるだけわかり易く書こうと思っていますがやっぱ難しいですよね……じゃあ、こうしましょう! 空をバックに電線に止まっている鳥を撮るような逆光や空抜けの場合を別として「中央重点測光で露出補正はマイナス0.7〜1.0にして写す」というのはいかがでしょうか。いい加減かもしれませんがそこそこ成功しますよ。きっと…… ∞∞∞ つづく ∞∞∞ *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*
────────────────────────── こんにちは、冨田です。今回から「今日もモバスコ・デジマロと一緒!」というタイトルで連載がスタートします。 さて、みなさんは「モバスコ」をご存じですか? 「モバスコ」は旅行やハイキング、散歩、サイクリングなど、モバイル用途に適した小型・軽量な口径50mmクラスのフィールドスコープによるデジスコのことです。名前の由来は「モバイル・デジタルカメラ&フィールドスコープ」即ち「モバイル・デジスコ」、略して「モバスコ」というわけです。文一総合出版・Birder2002年11月号 P36-37 「デジスコ人のつどひ」でも紹介されています。 デジタルカメラによる野鳥撮影には、デジスコ、高倍率ズームデジカメ、望遠レンズ+デジタル一眼レフなど、様々なスタイルがあります。各システムを倍率(35mm換算の焦点距離)で比較してみましょう。 1. デジスコ:20倍から数十倍、ズームを使うと100倍を超えることもある(35mmフィルム換算で約700mm〜5000mm超!) 数十倍を越える高倍率撮影になると、ちょっとした風でも機材が揺れたり、レリーズ時の振動でブレたり、さらには陽炎のような空気の揺らぎの影響も受けるなど、常に細心の注意をはらう必要があります。 2. 高倍率ズームデジカメ:6倍〜12倍(35mmフィルム換算で約200mm〜400mm) 手ブレ補正機能付きのもの(例:E-100RS、FZ-1)なら手持ちでも可能ですが、手ブレ補正機能のないもの(例:C-740UZ、E5700)では三脚や一脚の使用で手ブレを抑える必要がります。また、望遠倍率は野鳥をドアップで撮るには十分でない場合が多く、1.4〜1.7倍のテレ・コンバータ(後付の望遠レンズ)を装着すれば約20倍(35mmフィルム換算で約600mm)まで拡大されますが、色のにじみや、解像感が低下することがあります。また、デジタルズームを使用すると30倍(35mmフィルム換算で約1200mm)近くまで拡大されますが画質が粗くなります。 3. 望遠レンズ+デジタル一眼レフ Nikon D100などでは焦点距離が35mmフィルムの1.5倍になります。例えば、300mmの望遠レンズなら450mm相当、600mmなら900mm相当になります。望遠倍率ではデジスコには及びませんが、比較的近距離の撮影や、いわゆる「飛びモノ」の撮影には向いています。画質は最高ですが、レンズだけでも数十万円もするのでシステムが非常に高価です。 4. 「モバスコ」:11倍〜数10倍(35mmフィルム換算で約400mm〜2000mm超) 望遠倍率では高倍率ズームデジカメとデジスコの中間に相当します。「低倍率でなら高倍率ズームデジカメのように手持ちでも撮影が可能」「接眼レンズを高倍率の物に替えたり、デジカメのズームを使えば、普通のデジスコのような高倍率撮影も可能」ということを意味しています。 *サンプル画像は私のHPにアップしています これを見ていただければ各機材を使うとどの程度の大きさで撮影できるかが比較できます。 「モバスコ」の特徴を挙げてみると、スコープが小型・軽量なため、デジカメを装着した状態で約1kg、また、コンパクトデジカメ用三脚でも意外にぶれにくいので、システム全体でも2kg前後と非常に軽量です(一般のデジスコ・システムは4〜5kg程度)これなら、手で持って歩いても苦になりませんし、15L程度の小型のデイパックにすっぽり収まってしまいます。 そして何より安い! でも、安いと画質はイマイチでは?そう思われるでしょう。確かに高価なEDレンズを使った大口径のスコープと比べると、逆光や空を背景にした場合は、色のにじみが気になりますが、撮影条件がよければびっくりするような画像を撮れることがありますので、侮れません。 *作例:「オンラインアルバム・デジマロで遊ぼう!」
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───────────── 今月からデジボーグのコーナーを担当します「こん」です。 天体望遠鏡「BORG(ボーグ)」を購入し実際にフィールド等で使ったことのある方は既に経験されているのではないかと思いますが、一度使ってみるとしっくりこない事が間々あり、もっと使いやすくなるのではないかとパーツカタログ、ネットの情報等とにらめっこしながら、あ〜したらどうか、こ〜したらいいんじゃない?などと考え込んでいるうちに、はっ!と気がつくとパーツがゴロゴロと増えてしまう事がよくあります。厄介なのはBORGのパーツのひとつひとつがそんなに高い代物ではないこと。つい買ってしまうんですよねぇ。そんな感じですから、私の部屋の中はBORG印が付いたカートン(箱)の山になってしまってます。先日この箱やパーツを整理してひとつの大きな箱にまとめました。この箱、まさにガラクタ箱ですね!この中には私の想いもたくさん詰まってます。 ということで、このコーナーの名称を「デジボーグ我楽多箱」としまてみました。中味いっぱいのこの我楽多箱を開け、いろんなモノや想いをピックアップし成功談や失敗談などを交えながら話題を紹介します。どうぞお楽しみに! と、前置きが長くなりました。さて本題に入りましょう。記念すべき第1回目ですので、なぜ私がデジボーグにはまったのかかいつまんで書いてみたいと思います。 なぜデジボーグなのか? アップしたのは2000年11月21日ころから。現在とは違うテンションで書いているので、今読み返してみるとなんだか恥ずかしい気分になりますね。長い文をだらだらと。(汗) で、結論として何が言いたいかというと「そこにBORGがあったから!」なんですがちょっと格好つけすぎかな。でもこれ本当なんですよ。フィールドスコープを新規に買うのが勿体なくて、手元にあった望遠鏡を活用しようとしたのです。面白半分でフィールドに持出し野鳥を見たらよく見える!デジカメ付けたら綺麗に撮れる!なんじゃこらぁ!っていう興奮に近い感動を覚えてからすっかりはまり込んでしまい現在もデジボーグを使い続けているのです。デジボーグとのお付き合いはまだまだ続きそうです。 一生モノになりそう。(笑) ∞∞∞ つづく ∞∞∞ *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─* ■ …【POU】……………………………………………………………………………… 私は、みなさんよりちょっとだけデジスコを長くやってきているので、うまくいった時のこと、これまでに感じてきたこと、女性の私でも気楽な気分で楽しめる現在のデジスコシステムに至った経緯などを気の向くまま、読み物風に書いていきます。すべてが読み終わった時には、あなたも、おきらくデジスコが出来るようになっているかも!? 肩の力を抜いてお読みください♪ ───────────── 野鳥撮影をしたことがある方が一度は抱く願望のひとつであると思います。私が野鳥撮影を始めたのは中学1年生の時。私の野鳥への興味に対して、親が私に200mm〜500mmのズーム望遠レンズを購入してくれたのです。それからというもの、庭にやってくる野鳥、近所の公園の野鳥を撮影する週末が続きました。しかし、いくら500mmの望遠で撮影していても、出来上がった写真に写る小鳥達はあまりにも小さく、自然に溶け込んでいる為、家族に見せるとたいてい「どこに写ってるの?」とか、「もっと大きく撮れないの?」と、かなりシビアな批判を受けることがほとんどなのでした。それも、そのはず……家族が日ごろ目にする野鳥写真といえば、画面いっぱいに写った野鳥図鑑の写真、それに美しい背景にピントばっちりの野鳥カレンダー写真なのだから、仕方ないですね(^^; それ以来、ずっと心のどこかで思いつづけていました。私が望遠鏡を購入して、初めてオナガガモのオスの繊細なまだら模様の羽を見たときの感激を写真で表現することは出来ないのだろうか?ヒタキのクリンッとした、うるんだ目を写せないだろうか? それが、デジスコを始めてからは、500mmの望遠をはるかに超える3000mmクラスの画像が普通に撮れるようになりました。もう、誰にも「どこに写ってるの?」と言われることは無くなった満足感がたまらなく心地よく、楽しいのです。それどころか、出来上がったデジカメのデータをパソコンで開いてみると、野鳥達の目玉に写った景色までが見えてくることがあり、驚くのでした。「こんなに大きく撮れていいのか……?」と。こんなに楽しかったら、また、野鳥撮影にハマってしまう……。 ─────────── 私がデジスコに使用している望遠鏡はNikon Fieldscope EDIIです。今はもう、販売されていない二世代前の型のスコープです。EDIIの望遠鏡との出会いは今から十数年前。今では、望遠鏡のあちらこちらに傷が付き、よく言えば「味がでてきた」悪く言えば「ボロになった」相棒です。まだまだ、現役で十分に使えるスコープです。 実は、EDIIを購入する前にちょっと安目のスコープを持っていました。私は、ずっとその望遠鏡で満足していました。野鳥を見た時に、目に飛び込んできた細部にわたる羽の模様に感動できたし、夕暮れ時、薄暗い景色の中でも、スコープで見れば野鳥の姿が確認できたりしたからです。しかし、この満足感は、野鳥観察の師匠である松田氏*とバードウォッチングをした時に、もろくも崩れ去ったのでした。 探鳥ポイントは、谷津干潟。ちょうど、渡り鳥が飛来してきており、干潟ではシギチがしきりにエサを食べていました。私のシギ・チドリの識別はまったくお手上げ状態でしたから、「あそこのシギ、足の色何色?」などと識別ポイントを教えて頂きながら「それは、○○というシギ」と丁寧に教えて頂けるのでした。私はスコープを覗いて「えっと・・あれ?ん〜〜〜色ですか??」100mくらい先の似たような色、模様はみな同じに見え、よく見えないや……と思って「どれですか?」と松田さんのスコープを覗かせてもらって、驚きました。全然見え方が違う!!目をこすって自分のスコープを見直してしまいました。同じ60mm口径のスコープなのに、なぜこうも違う??? 松田さんのスコープの中には、曇りも無く色も鮮やかにクリアーなシギやチドリが動いていたのです。言うまでもありません。その後、すぐに松田さんに見せていただいたのと同じメーカーのEDレンズのスコープを購入いたしました。スコープを買い換えて、シギ・チドリの識別能力が上がったかどうかは不明です(^^;) ノーマルレンズの明るいスコープ(大口径レンズ)がいいか?EDレンズの小口径がいいのか?そこは、松田さんに聞いてから購入しました。望遠鏡、安い買い物では無いですからネ。師匠のコメントは「確かに明るさは必要ですが、見え方は、ノーマルレンズの78mmタイプとEDレンズの60mmと同じ程度に感じますよ。どちらかといえばEDレンズがお勧め」とのこと。でしたら、軽い60mmでEDレンズに即決です! ニコンフィールドスコープEDレンズは、あの、谷津干潟でシギチを見せていただいた時と同じように、デジスコ用に使用しても、曇りない鮮明な画像を得ることができる素晴らしいレンズだったのです。
∞∞∞ つづく ∞∞∞ *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*
4年近く経ちますか。 カタログにはEDレンズだとこれが軽減されるのだと書いてあります。うーん、買っちゃえ、ついでに集光能力を期待してGEOMA ED80S。値段はNormal65の3倍近く。ジオマの最高峰……のはずが…… ∞∞∞ つづく ∞∞∞ *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─* ━━◇◆スタッフ紹介◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します ─────────────────────────────────── ■□■━━━━━━━━【DIGISCO.COM】━━━━━━━━■□■ 【文責】デジスコドットコム 代表 石丸喜晴 ******* 「デジスコ通信」の記事などについての ================================================== |