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『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。 随時更新!お見逃しなく!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆ <<デジスコ通信 2003年11月25日号>> ☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 皆さん こんにちは 先週、軽井沢の野鳥の森に撮影に行ってきました。 さあ、紅葉も終盤。葉が落ちれば鳥も見つけやすくなります。冬はデジスコに最適な季節。沢山写して腕をあげましょう。 皆様からのデジスコに関するニュースの投稿や自薦・他薦を問わずHPの紹介などは大歓迎です。すべてを記載することはできませんが、下記アドレスまでお願いします。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- DIGISCO.COMからのお知らせ *-*-*-*-*-*-*-*-*-
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ▼ 新製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど) ▼ ▼イベント情報(写真展・デジスコ説明会・デジスコ撮影会・オフ会など)▼ ▼ツアー情報(国内・海外デジスコツアー情報など)▼ ▼HP情報▼ ▼お買い物情報(特価販売情報や入手し難いレア商品のご紹介)▼ ▼撮影技術情報▼ ※ こんちゃんのデジボーグ我楽多箱 …… by こん ⇒ 今回はお休みです ▼スタッフ紹介▼
────────────────────────────────── ────────────────────────────────── 年々盛大になってきている「ジャパンバードフェスティバル」が、2003年11月8日(土)・9日(日)に千葉県我孫子市において開催されました。このフェスティバルは、今回が3回目。それ以前は、「全日本バードカービングフェスティバル」として、全国のバードカーバー達の祭典&コンテストが行われていました。 デジスコのフェスティバルへの参加は、昨年から。各種望遠鏡によるデジスコの展示&体験スペース、デジタル野鳥写真のコンテストが行われています。 デジタル野鳥写真のコンテストは、昨年の作品と比較しても全体的にぐぅ〜〜んとレベルアップしており、受賞された方の作品は皆素晴らしい作品でした。展示作品には撮影機材のメモが付いていましたから、デジスコをこれから・・・という方の参考になったのではないでしょうか? デジタル野鳥写真コンテストの写真の前には、ずらりと各種メーカーの望遠鏡にセットされたデジスコが並び、デジスコスタッフのガイドもついて実際に撮影体験ができるコーナーが設けられました。デジスコを始めたい方、新しいデジスコシステムを検討したいと フェスティバルで見たり、聞いたりしたバードウォッチャーの為のデジスコ情報などをメーカごとにご報告いたしましょう♪
ニコンの望遠鏡は、デジスコ体験コーナーでも大人気。EDII、EDIII、ED78、ED82を使用したデジスコシステムがずらりと並んで
最近KOWAの望遠鏡を購入される方の声をDIGISOCO.COMの掲示板でもよく見かけるようになりました。会場では、デジスコにぴったりの望遠鏡は、実は・・・60mmの口径(TSN-604)らしい。という噂が・・・。おきらく派には60mm級のいい望遠鏡情報に「へぇ〜〜!」嬉しいですね。なにやらKOWAに・・聞き捨てならない数々の新製品の噂が・・・たーぼ♪さんは口が堅いのかニヤニヤしながら口にチャック状態。教えてくれないなら、推測で(笑)!関連会社に義理立てするカメラメーカーが無いので、あらゆるカメラメーカーに対応したカメラアダプターの開発が可能なハズ。人気のデジカメに対応できるアダプターとか接眼が出るに違いない・・・!?
だとすると、目が離せませんねぇ。
今回、ジャパンバードフェスティバルに一番力を注がれていたメーカーさんです。なんせ、デジスコ体験コーナーに、専属解説員を 良いシステムなのに大々的にPRしないのはなぜ?って聞いてみたら「一応PENTAXはカメラメーカーなのでニコンデジカメとの組合せではPRし難いんですよ」ですって・・・いろいろ苦悩されているんですね。
メーカー展示ブースに並ぶ望遠鏡の中でも、ひときわ目立つ巨大な双眼鏡が2台展示されていました。こ、これでバードウォッチング?と思い「何に使う望遠鏡ですか??」と聞いてみましたら、天体&国境警備などの用途で使われるもののようでした。やっぱり(^^;
百武彗星は、その双眼鏡で見つけられたとのこと。感激が倍増いたしました。しかし、双眼鏡ということもあって、お値段は一式で200万円程だそうです。あまりにも目立っていた巨大双眼鏡に目が行ってしまいましたが、おススメ商品は、2003年10月に発売された8×32&10×32のコンパクト双眼鏡だそうです。グリップ感やサイズなどは手ごろで良さそうです。デジ双にできるかな・・・?
私はライカのコンパクトな双眼鏡を現在愛用していますから、愛着のあるメーカーさんなのです。しかし、社内にはデジスコの為の
VIXENには、社員ではない専門の営業担当!?がいらっしゃいます。ボランティアで活動されており、当日は、VIXENのロゴ入りのキャップをされていましたから、メーカーの方も脱帽。それは、我がデジスコスタッフの三藤さん。すっかり「vixen」マークが板についていました。体験コーナーでは、アロマを飛びモノ用にアレンジされたデジマロや10倍デジカメにセットされたデジマロなどが展示され、どれもかわいいデザインのアロマからは想像できない形に手が加えられていました。 おきらく用とばかり思っていたデジマロのイメージがすっかり無くなってしまいました。専属営業マンの三藤さんには、飛びモノ撮影法や構え方など、教えていただきました。夕方、デジスコ体験コーナーにメーカーの方がいらっしゃいました。なにやら手には試作品と思しきブツをお持ちになっていました。思わす「あ!これは!○○ですね。」と目が光りましたヨ。そう、それは、みんなが期待していたE○の××。まだ水面下での動きのようですが、本当に発売されるのなら、嬉しいな♪ VIXENさんもデジスコの味方ですねっ!
個人的ではありますが、スワロフスキーといえば、クリスタルの置物、アクセサリーというイメージがあります。フェスティバルの展示ブースのところには、口径65mmと80mmの望遠鏡が並んでいました。スワロフスキーのスコープや双眼鏡は、鳥が飛んでいるマークが印象的で、この小さなマークもかなり人気が高いと聞いています。色合いも重厚感のある深緑が好印象です。実際のところ、デジスコでの使用感はまだあまり耳にするチャンスがありませんが、なんと2004年2月にはデジスコ用アタッチメントが発売されるとのこと。デジタルカメラから一眼まで、広範囲に適用できるアタッチメントになります!と嬉しい発表がありました。どんな感じのアダプターか気になりますね♪こっそり聞いたら、本体に取り付けて使うようなアダプターとのこと。貰って帰ってきたカタログにはすでにデジカメアダプターは売られているようですが・・・まったくの新製品が出るのでしょうね?発表が楽しみです♪
ツァイスからは、以前より発売されている、あらゆるデジカメに対応できるアーム型のクイックカメラアダプターが展示されていました。
三脚関連からは、ベルボンから出展がされていました。重たいのはイヤ。しっかりした三脚でないとお勧めできないと日頃から思っているせいか、ど〜してもカーボンファイバーの三脚に目が行ってしまいます。他社のカーボン三脚よりはお買い得のようですが、それでも他の三脚に比べたらやはり高めの設定(^^; 当日は、定価の約半額程度で販売されていたようですから、お買い得だったのかも!?
出展会場にはMINOLTA製品の双眼鏡が叩き売りされていました。型落ち製品とのことでのセールとのこと。77%OFFの文字・・・
来年は出展するかも!? セールも行われるかも・・。とボーグのHPの日記に記されておりましたヨ。
【文一総合出版】 【KYOEI BIRD】
まだまだ、沢山の出展があり全部を書ききれないのが残念です。今回のフェスティバルの取材中に、なつかしの日本鳥類保護連盟の方々にお会いできたり、野鳥のステンシル絵柄のついたTシャツに「かわいい〜〜!どれにしよ〜〜!」と言いながら2枚も購入したり。途中からすっかり取材を忘れてしまいました(^^;最後に、今まで見ようと思って、見そびれていた映画「WATARIDORI」を観て帰りました。 ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── ┏ 【キヤノン PowerShot A80】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ --- <はじめに> ---------------------------------------------------- キヤノンの初心者向けのラインナップであるAシリーズに追加されたA80は400万画素1/1.8型CCD、オプションでテレコンバータレンズやワイドコンバータレンズに対応、映像エンジン「DIGIC」、9点AiAF、バリアングル液晶モニタ、再生時のヒストグラム表示…昨年の最上位機種PowerShot G3に匹敵する機能を搭載しており、仕様的にはポストNikon E4300の最有力候補です。
純正フィルターアダプターLA-DC52D(フィルタ径52mm)を使用して手持ちのスコープに接続してみました。 ≪ビクセン・ジオマ52S≫ ≪コーワ・TSN-4N≫ ≪Nikon他のスコープ≫
A80には純正リモートケーブルやリモコンは用意されていないので、レリーズを自作する必要があります。ズームレバーがシャッターの前にあるため簡易ベルト方式は使えません。また、本体上面には電源スイッチやモードダイヤルがあるためレリーズプレートの自作には工夫が必要です。私は鉄板とマジックテープで自作してみました。
内蔵の1.5型液晶モニタ(約6.7万画素)は粗く、ルーペで拡大すると液晶の格子がクッキリ見えてしまいピントの山が非常に判りにくくなっています。これを補うためにマニュアルフォーカス時に中心を拡大表示する機能もあるのですが、ピントの山が見えにくいことに変わりなく、基本的にAFで使用した方が良いと思います。MFを使用する場合は、ジオマー三藤さんが提案した液晶テレビを利用した外部液晶モニタが有効です。
液晶モニタが見難いとなると9点AiAFが頼みです。AFは通常モードよりも合焦に時間がかかりますが、マクロモードにすると合焦精度は向上するようです。気になったのは9点AiAFだと任意の位置を指定できないことです。なかなか期待した場所で合焦してくれない場合は、9点AiAFをオフにして中央1点のみでAFロックをした方がよいでしょう。
ベース感度がISO50と低めでノイズが少なく、発色も鮮やかな印象です。手持ちの200万画素機や300万画素機とは異なる解像感で画質的には期待できると思います。テスト画像はこちらで順次公開していきます。
キヤノンA80は400万画素機らしい解像感のある絵が撮れています。私以外にもA80を入手された方がいらっしゃるので、これから公開される作品で評価が固まってくると思います。評価が別れるのが小さく見難い液晶モニタです。MFでしっかりピントを合わせたい方にはお勧めできませんが、AFを常用する方ならあまり問題にならないかもしれません。この点は店頭などで実機を見て判断して下さい。 ─────────────────────────────────── ─────────────────────────────────── ┏ 【オリンパス CAMEDIA C-5060WideZoom】 ━━━━━━━━━━━━━━ 「広角系4倍ズームコンパクトモデル、5.1メガピクセルで新登場」という謳い文句で11月に発売されたC-5060ですが、私たーぼ♪が人柱となり・・・計画的な衝動買いをしました。ここんとこ、期待して入手したデジカメが没の連続で・・・今回こそはなんとか使いこなしてヤフーオークションで処分したくないなぁ〜・・と、心から思える魅力たっぷりのカメラです。取り急ぎ御紹介させて頂きます。
≪レンズ&ZOOM機構が良い≫ ≪CCDや画像処理技術は良質≫ ≪マニュアル操作機能が嬉しい≫ ≪液晶モニターが良いからピントも合いやすい≫ ≪レリーズについて≫ ≪重くて大きい≫ ─────────────────────────────────── さて、本題のデジスコフィッティングですが現在フィルターアダプターを試作中なのでとりあえずニコンUBKでセットして実験しました。4倍ZOOMのワイド端、2倍、3倍、テレ端で評価すると。 ≪ED82/20XWFA≫ ≪ED82/30XWFL≫ ≪664/20倍≫ ≪664/フジノン25XLR≫ ≪自作アダプター≫
今後の実験でもっといろいろなことがわかってくると思いますが。アイレリーフ20〜35mm程度の接眼レンズならかなり幅広く使えそうです。もちろんZOOM接眼も見逃せません。とりあえず、システム化してしばらく追いかけてみます。かなり楽しみなデジカメであることだけ御報告させて頂きます。 ─────────────────────────────────── TurboAdapter P1、Nikon20-45ZOOM は12月予定となりました。遅れて申し訳ありません。 レリーズステーRS4300のネジ山が馬鹿になるというお話が最近多く、原因の多くは「取り付けたままの移動など振動による磨耗」なので、使用上の注意を守っていただかなくてはならないのですが、DIGISCO.COMではネジ山の磨耗したRS4300を有償交換するサービスを開始しました。壊れたRS4300本体と切手1500円分を同封のうえDIGISCO.COMまで送って頂ければ、新品のRS4300本体を郵送させて頂きます。 ━━◇◆イベント情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●-----------------------------------------------● デジスコファンの集えるコミュニティーを作りました。DIGISCO.COM掲示板やデジスコ通信でお世話になっている皆様と御一緒に 尚、デジスコ倶楽部「チャット」や「ステッカー製作」なども進めていきたいと思っています。
2003年12月16日(火)〜26日(金)まで、日本初のデジスコ写真展を開催します。 デジスコ倶楽部の皆さんの作品が40点以上展示されます。お時間のゆるされる方は是非おいでください。 ━━◇◆ツアー情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ … 【eisvogel】 ………………………………………………………………………… 参加者はスタッフのたーぼ♪とeisvogel、デジスコ通信を通して参加された方が5名、計12名でした。今回何としても催行に必要な人を集めるために、一般募集ということにしたのですが、次回企画からは旅行中にもっとデジスコを盛り上げるために、デジスコ仲間だけが参加可能なツアーにしたいと思っています。 ニューギニアは、確かに数多くの野鳥が棲息していますが、野鳥専門のガイドがいないのが最大のネックで、他にマラリア蚊の心配もあったりで、デジスコでじっくり多くの鳥を観察・撮影するには最適な場所ではないかもしれません。勿論今回のツアーはとても楽しく終えることができましたが。その点、残念ながら同時に企画しながら申し込み者が少なく催行できなかったケアンズは、様々な条件を考慮すると、まさに最適な場所と言えるでしょう。今のところ次回の企画としては、再度ケアンズ、そしてSARDS問題がもう少し落ち着いたら香港なども考えています。海外での鳥見は、見知らぬ鳥との出会いの他に、旅行そのものの楽しみもありますので、皆さん、次回は是非参加を検討してみてください。 以下が、eisvogleがまとめた旅行記です。デジスコ仲間が撮った写真は、次号までに整理して、ご紹介します。お楽しみに。
━━◇◆HP情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= デジスコ倶楽部に入られている方は、掲示板でそのかわいらしい野鳥の絵を目にしていますね! どの野鳥アイコンも愛らしくて、優しい感じが伝わってきます。HPでは、mieさんの絵のセンスが写真にも表れています。 ■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 以前よりアロマ望遠鏡でのデジスコをされていましたが、つい最近Pentaxの望遠鏡を購入され、Pentax PF-80ED+XW20+E4500の組み合わせでデジスコされていらっしゃいます。Pentax望遠鏡はあまり使用している方が多くありませんが、早速HP上に使用感などの報告がアップされています。導入を考えている方は、今後の参考にされてみてはいかがでしょうか?
●---------------------------------------------● 今回は千葉・谷津干潟のそばにある「ワイバード」をご紹介します。オーナーの山本さんは探鳥旅行のプロですので、もちろん探鳥旅行がたくさん用意されています。ツアーだけでなく個人旅行なども相談されてはいかがでしょうか。光学機器や書籍などの販売もあり、谷津に探鳥に行ったら一度寄ってみてください。 ━━◇◆撮影技術情報◆◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ …【たーぼ♪】………………………………………………………………………… ───────────── デジスコの醍醐味はなんと言っても「どアップ撮影」遠くから普通の大きさで写すのも楽しいのですが・・・そういえばデジスコファンの「普通の大きさ」ってかなり大きいですよね。私も銀塩で撮影していたころのイメージは4つ切りに印刷した時に実物の倍程度までが普通の大きさというイメージでしたが、デジスコを始めてからは天地に納まる大きさが「普通」となってしまいました。 銀塩での構図は主役の鳥と枝や葉など脇役の色や形の配置など空間の使い方がポイントでしたが、デジスコの場合は鳥本体がメイン。場合によっては画面すべてが鳥のボディーなんてこともあるわけです。当然、構図も別な配慮が必要になります。そこで今回は私の思っている構図の考え方をご披露させて頂きます。 ───────────────────── ───────────────────── ───────────────────── ───────────────────── ─────────────────────
∞∞∞ つづく ∞∞∞ *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─* ■ …【冨田】……………………………………………………………………………… ───────────────────────────── デジマロを手に入れたら、機材になれるため練習をしましょう。 デジカメについては、マニュアルをよく読んで基本的な操作法を覚えればいいのですが、デジスコの難しい点は「導入」と「ピント」の2点だと思います。 練習は身近にいる野鳥のスズメやハト…といきたいところですが、最初は花壇の草花、看板など「静物」で練習しましょう。
野鳥撮影の最初の難関は被写体をスコープに入れる「導入」です。基本は双眼鏡と同じで、スコープの向きを被写体に合わせた後、高さを合わせればすぐに導入できるようになります。言葉で言うと簡単ですが、これがなかなか難しいんです。 野鳥観察そのものが初心者の方には照準器を使用することをお勧めします。 ★スカイサーファーIII 天体望遠鏡用のため照準点が暗めで明るいところでは見えにくいのが難点ですが、いざとなれば標準マウントの穴が空でも代用になります ★ワルサーポイントサイト デジマロでは固定できそうな平坦な場所がボディの側面しかないので工夫がいります。照準点の調整に6角レンチが必要ですが、スカイサーファーIIIよりも明るいので見やすいです。 ★簡易照準器 市販の照準器がなくても手持ちの道具で簡易照準器を作ることは可能です。
スコープのピント調整つまみでピントを合わせるときは、デジカメを広角端にしておきましょう。はじめは広角側で練習することをお勧めします。液晶モニタで見て大雑把にピントを合わせたらレリーズ半押しでオートフォーカスで合焦、全押しで撮影。まず、再生画像でピントが合っているか確認して下さい。これでピントが合っていなかったら、スコープのピントを再調整して下さい。 広角側でそこそこピントが合うようになったら、デジカメをズームしてみましょう。 液晶モニタを見ているとよくわかりますが、レリーズでシャッターを半押しすると、液晶モニタの被写体がぶれるのがよくわかると思います。半押しでAFをロックしたら、ブレが収まるのを待ちます。ブレが収まったら、「優しく」「そっと」レリーズを押し込んで撮影しましょう。レリーズは消耗品です。古くなるとゴリゴリと動きが硬くなったり、引っかかったりすることがあります。抵抗を感じるようになったら、更新しましょう。 「静物」で繰り返し練習してコツをつかんだら、近所にいる身近な野鳥で練習しましょう。身近な野鳥というとスズメやハトを思い浮かべると思いますが、これらは意外にじっとしていないので実は難しいのです。はじめは水辺でじっと休んでいるカモ達がお勧めです。カモの細かい羽模様をアップで見ると意外な美しさに驚くかもしれません。 慣れてくれば、歩き回るハトやスズメ、泳ぎ回るカモでじっくり練習してみて下さい。
_/_/_/次回予告_/_/_/ ◇さて、次回は「さあ、野鳥を探してお散歩に出かけよう」です。 ●「私のデジカメ○○でデジマロできますか?」と言う質問は
■ …【こん】……………………………………………………………………………… ※ 今回はお休みです。12月号でお会いしましょう。
■ …【POU】……………………………………………………………………………… ────────────── 3000mmの倍率でクッキリな画像で撮影ができると、かなりドアップな「デジスコらしい一枚」になります。一度、クッキリ画像を撮影すると、いや、見ただけでも、しばらくは病みつきになって「かわいいあの鳥をとりたい」そんな衝動に駆られるでしょう。そんな写真を今日こそは!と気合が入るのは、まずその日の天気が「デジスコ日和」であることが重要なポイントです。 朝、空を見上げてうっすら雲がかかっている感じのほうが、光が分散して、陰影のやわらかい写真になるでしょう。木の葉を見て、さらさらっと揺れる程度の風であれば、最高です。枝が揺れだすと、もう、最高画質のクッキリ画像を諦めて、記録画像モードに入ります。枝の上の野鳥も揺れ、デジスコも風で揺らぐ・・・そんな日は倍率を下げて1000mmくらいの倍率でガマンして、できるだけシャッタースピードをあげて撮影をするようにしています。風で枝が揺れる時は、私の心が揺れます。シャッタースピードをかせぐため、EDII(60mm)より口径の大きいED78、ED82クラスのレンズが欲しくなるのです。 3000mmの撮影となると、口径60mmのレンズではシャッタースピードは60分の1から8分の1が普通になります。その間、野鳥さえ動かなければ・・・止まる瞬間さえあれば、いい写真が撮れるのです。枝に止まって考え込んでいるようなヒタキ類は、撮りやすい野鳥といえるでしょう。ただし、暗いところから出てこないと、やはり綺麗な羽根の色艶が表現できない事が多いのです。 さぁ、今日の天気はどうかな?まずは空を見て、デジスコ撮影に出かけましょう♪
デジスコをやっていて残念な事があります。今まで、望遠鏡で観察する時はレンズしか通さなかった野鳥の姿をデジカメの液晶画面を通して見る事になるということでです。液晶画面は綺麗といっても、レンズを通して見るよりもはるかに荒くて小さい・・・。しかも、当然ではありますが、デジカメは電気で動きますから、電池が切れると液晶画面から野鳥の姿は消えてしまいます。電池は一日朝から撮影していると、多い時は3本位の予備電池が無いと足りません。 さらに問題なのは、この電池の切れるタイミングなのです・・・。電池が切れると、どんなにいいシーンであっても、「ジーーーッ、カチャッ」と音がして液晶画面が暗くなり、電池切れを示す赤い警告が出てきます。この瞬間は、たいてい野鳥の撮影に夢中になるような、いい瞬間であることが多いのです・・・。オオルリが手前の枝にとまったあの瞬間、カワセミが一瞬かわいいしぐさをしたあの瞬間、今まで、何度悔しい思いをしてきたことか!!昔、有料の望遠鏡を展望台から見ていて、時間が来ると見えなくなってしまい、思わず「あとちょっと見たかったのにぃ・・・」と思う瞬間に似ています。 おまけに、電池が無くなって撮影が中断した時や、交換しようと思った電池が充電してなかった時は、疲れがどっと出てきます。頭では、デジカメを外して望遠鏡で観察できると分かってはいても、デジカメに記録できないと思うと、フィルムの入ってないカメラを構えているようなむなしい気分になってしまうのです(^^;。かなりデジスコ病かも!? デジスコで、同じような思いをされた方の中には、外付けの電池をデジスコに取り付けて思う存分撮影に専念できるようにされている方を掲示板などで見かけます。そんな工夫があってこそ、快適なデジスコライフが送れるのでしょう。 今後の為に、電池を買い足しておこうかな・・・。 ∞∞∞ つづく ∞∞∞ *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─* ■ …【三藤】……………………………………………………………………………… 地道に小遣いを貯め、満を持してNikonのE4300を購入。アダプターはQV2300で使っていた塩ビ管アダプターが流用できると踏んでいました。レイノックスのレンズアダプターをカットして、塩ビ管30mm用の繋ぎ手の輪切りを接着、これをインナーチューブとし、今まで使ってきたアウターチューブで固定。スコープへの接続自体は簡単に出来ました。問題は、レリーズ。ニコンのリモートコードなど、二度と使いたくないので、アルミ板で作ることにしました。とりあえずアダプターに固定する形でレリーズステイは完成。いよいよ試し撮り。 試し撮りの日にカワセミに遭遇。ラッキーでした。AFで撮影したのですが、小さなモニターではちゃんと写っているのかどうなのか、よくわかりません。家に帰りパソコンで確認。・・・すごい。羽の繊維が見える。今までとは明らかに違う画質です。ジオマだって出来るんだ。3万2千円のアウトレットでこんなに撮れるんだ。これでみんなと並べるかも。画質は大いに満足。 E4300は私にとって初めてのノンスイバルデジカメでした。今まで使ってきた、QV-100、E990、QV-2300は全て大型のモニターを持ち、自由にモニターの角度を変えられるスイバル機構を備えていました。デジカメはこういうものだと思っていたので、ノンスイバルのE4300は使いにくく感じました。また、条件が良い時はAFがしっかり決まるのですが、少し暗かったり、遠かったりするとピンが出にくい。フォーカスロック後、スコープのフォーカスで再度合わせるのも、小さいモニターではピンを取りづらい。とにかく、モニターが大いに不満です。電池も今までは全て単三タイプだったのに、専用リチウム電池なんぞになって、予備の用意も高く付きます。第一、すぐに電池切れになってしまうではないですか。画質には満足したものの、どうにも使いにくいのです。 結局、外部電源を作り、モニターとして液晶ポータブルテレビを接続。テレビの画質は荒いものの、大きく、角度の変えられるモニターは見やすく、ピントもとりやすくなりました。また、ひとといっしょに見るのにも便利なので観察会などでは喜ばれます。これが私のスタイルとなりました。 ジオマじゃ上手く撮れないという声は相変わらず聞こえてきますが、そんな機材でどこまで撮れるか、いつしかそれが私のテーマとなっていました。ずっとジオマーであろうと決心したのです。 そんなある日、突然たーぼ♪さんから直接のメールが届きます。お会いしたこともないデジスコの神様から直接メールが送られてくるなんていったい何事・・・? ∞∞∞ つづく ∞∞∞ *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─* ■ …【@翡翠病】………………………………………………………………………… ──────────────────────── みなさん、今日は(^O^) 絞りについて私も完全に理解している訳ではないので、眉に唾をつけて話半分で読んで下さいね(^^; それと、幾つか用語が出てきますが、そう言うモノか位で結構ですので、深く突っ込まないで下さい。 光学的に言う絞りとは、カメラの絞りだけで無く、レンズを透過する光束の最大量を決定付ける要素を指します。デジスコにおいては、簡単に言ってしまうと、ケラレの発生源が絞りとなります。(本当か?)レンズの配置と絞りの位置関係を調節可能であれば、諸収差の改善に希望が持てます。絞りの位置を対称にレンズ群を配置する事で、コマ収差や歪曲収差の改善に効果があるのです。 次に、カメラの絞りに限定して話を続けます。カメラの絞りは光量の調節に使用しますが、適正露出を得る為にはシャッタースピードとの関係が、シーソーに例えられる様に、一方を増やせば一方が減る関係が成り立って居ます。デジスコの場合、元々のシャッタースピードをあげられない為、絞ってしまうと手ブレ&被写体ブレのオンパレードになってしまいます。 絞りの「出来上がり画像」に対する一番の効果は、「焦点深度」の調節=「被写界深度」の調節にあります。ところが、「焦点深度」の調節=「被写界深度」の調節は、焦点距離fに依存する為、コンパクトデジカメの実焦点距離では、深度が深くなり綺麗なボケを得る為には、被写体である鳥と背景との間隔が充分にある必要が在ります。たーぼ♪さんのニコニコセットを例に挙げると、35mm換算で3000mmをオーバーするシステムですが、ボケに関しては、実焦点距離が基準となる為、ニコンデジ眼+ロクヨンとほぼ同等となります。絞りも2段階しか調節が効かないので、絞り開放での撮影が基本と成ります。
∞∞∞ つづく ∞∞∞ *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*
─────────────── 一眼レフ用の300mmレンズでの撮影に良い結果が得られ、調子にのった私が次に挑戦したのは、300m先の高層ビルのてっぺんにとまるハヤブサです。前回300mmレンズで20m先のカルガモを撮影したお話をしましたが、そのときに105mmと55mmのマイクロニッコール(接写用レンズ)で、自宅のベランダの鉢花の接写を試みました。当然、レンズの焦点距離に合わせて倍率が変わる事を実感しました。フィールドスコープの倍率は接眼レンズによって決まるのはご存知だと思いますが、同じ接眼レンズであれば対物レンズの長さによって倍率が変わるわけです。たーぼ♪接眼シリーズの看板レンズともいえる30XWFL(現30XWFN)を利用すると対物レンズにどのレンズを使ってもニコンのクールピクスE4300では、ケラレ無しが実現します! 一眼レフに500mmと800mmのシステムで野鳥撮影していた私がデジスコの分野に踏み込んだきっかけは、超超望遠撮影の魅力に引かれた事ですから、手持ちの超望遠レンズを使えばさらに遠くのものにも適用できるのでは?と考えたわけです。 ある高層ビルにハヤブサが時折現れるのを知ったのは2002年の晩秋でした。その高層ビルの高さは100mほどもあり、絵になる角度から撮影するにはどうしても被写体から300m近く離れた場所から撮影する事になってしまいます。三陸の海岸へわざわざでかけ、断崖絶壁にとまるハヤブサを初めて撮影した時は200m離れたところから一眼レフで500mmに1.4倍のテレコンをつけましたが、出来あがったのはやっと「ハヤブサであることがわかる」程度の写真でした。あこがれのハヤブサが身近に・・・ということになれば、何とか物にしたい。このハヤブサを撮りたいがためにデジスコを始めたと言っても過言ではありません。 ニコンのフィールドスコープEDVと20〜45の接眼レンズの組み合わせでも、そこそこの写真は得られましたが、何とかもっとアップで!と考えての挑戦です。初めてFMAでのハヤブサ撮影に出かけた時には500mmF4レンズに1.4倍のテレコンを持ち出し、FMAを介して20−45のズーム接眼とケンコーのFS28、UR-E4でE4300と接続しました。この巨大なレンズでハヤブサの止まる位置へ照準をあわせるのが一苦労。まずはデジカメをつけずに目で観察を・・・。ところが、ここでまた逆像の試練が待っていました(爆)。なかなかハヤブサがとまっている場所に照準を合わせられませんでした。これも「慣れが必要」です。ところが一度照準があうと、すごいんです!約70倍の接眼レンズをつけたのと同じですから、ハヤブサの表情までくっきりと見えました。しばらくカメラをつけるのも忘れ、みとれるほどでした。(ただし上下逆像ですが(^_^;))カメラを付け、いざ、シャッターを押そうとすると、SSは1/15(さすがに暗い)大きな鏡胴ですから、かなり大型の三脚でないと厳しい条件です。ちょっとした風でも派手に揺れますし、ピントをあわせようとピントリングをまわすと画像がよく見えないほどブレるのです。特に、私が普段、野鳥撮影に使っている超望遠用の三脚はハスキーですが、この雲台のパーン棒が短いので、液晶をルーペで見ながら操作するには、右手を目いっぱい伸ばさなければなりません。 最初に撮影した日は天気も曇り、超超望遠には厳しい条件だったので結果は散々でした。それでも、望遠鏡としての迫力は十分だったので、これを克服すべく、いろいろと工夫を考えました。天気の良い日を選び、デジカメ本体を一脚で支えるとなかなか良い結果得られるようになりました。しかし、これ!というのはまだ・・・・(^^ゞ。 さらに、ミサゴでも約300m先のものに挑戦。こちらは結構うまく行きました。DIGISCO.COMの作例はこれです。2002年も10月になってハヤブサが現れてくれるようになりました(^O^)。新兵器60XWFNを加え、800mmレンズの13000mmにも挑戦してみたいと思っていますが、休日と撮影条件がなかなか合わないのが悩みです。次回までの宿題とさせていただきます。 ∞∞∞ つづく ∞∞∞ *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─* ━━◇◆スタッフ紹介◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します ─────────────────────────────────── ■□■━━━━━━━━【DIGISCO.COM】━━━━━━━━■□■ 【文責】デジスコドットコム 代表 石丸喜晴 ******* 「デジスコ通信」の記事などについての ================================================== |