『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。 随時更新!お見逃しなく!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆ <<デジスコ通信 第13号 (2004年9月29日号) >> ☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 皆さん こんにちは 今年は本当に台風が多いですね。 今日は初のデジスコムックの発売日です。 (デジスコ通信 編集長 冨田) 皆様からのデジスコに関するニュースの投稿や自薦・他薦を問わずHPの紹介などは大歓迎です。すべてを記載することはできませんが、下記アドレスまでお願いします。
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ご入手し難い方のために、DIGISCO.COM トップページからご注文フォームを用意させていただきました。
【日時】2004年10月24日(日) 【日時】2004年11月6日(土)・7日(日) 【日時】2004年11月28日(日) 【日時】2004年12月11日(土)10:30〜12:00 ※詳しくは次号で紹介します。
━━◇◆新製品情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ────────────────────────────────── 9/17(金)発売と同時にキャノンA95を購入しました。ポイントを差し引くと約3.5万円、A80のスタート時よりも安いのですね・・・ A95の使用感をざっと述べてみると、E4300と比べると起動、AF共に速いですが、ソニーW1やニコンE5200には及ばす、今となっては並かもしれません。ただ、W1やE5200にないのが、バリアングル液晶モニタとMF時の拡大表示機能。A80の時にすでにあった機能ですが、小さく粗い液晶モニタのため実用性が低かったのです。A95はA80と比べて液晶モニタが大きく精細になったことにより、ピントがわかりやすくなりました。マクロモードでAFが決まったらすかさずMFモードへ移行すると、AFロックされると同時に中心部が拡大表示されピントの確認が容易になります。また、従来からのAiAFは意外に思った場所にピントが来てくれますが、AFポイントを任意位置に移動できるアクティブAFも搭載されたので、意図した構図が作りやすくなりました。 液晶使用時の連射は通常連写1.5コマ/秒、ポストビューつきでコマ送り状態です。2コマ/秒のHIだとブラックアウトします。もう少し速いといいですね、今のところ連写速度以外は不満なしです。 主な仕様、操作法はこちらをご覧ください。 ノイズに関してはA80のISO50と同等レベルと思います。400万画素から500万画素に細分化されることで画質の低下を心配しましたが今のところ、ほとんど見分けがつきません。ふと気軽くと一回り大きかったと感じる程度で、悪くなったという印象はありません。TSN-604+Turbo
Adapter 20XWFA-P+A95で撮影したノーレタッチの画像を公開していますのでよかったらご覧ください。 スコープとの相性ですが、コーワ純正アイピース+DA1+単焦点ワイドアイピースの組み合わせでは、全域ケラレなしでいけます。Turbo Adapter 20XWFAキヤノン純正フィルターアダプター LA-DC52D+52-58mmステップアップリング+TA3の組み合わせでは広角端でのみ若干のケラレがあります。Turbo Adapter 30XWFA、ニコン60XWDS、ビクセンGLH20WIDE+G1、ツアイス用Z1とキヤノン純正フィルターアダプター LA-DC52D+52-58mmステップアップリング+TA3の組み合わせでは広角側のケラレが大きいので、長さが短いケンコーのA70用アダプターDC-B10を使用してください。これでもほんの少しケラレが残ります。 次号では再構成してWeb版としてアップする予定です。
●---------------------------------------------● 2004年3月号からスタートしているデジスコ記事連載も7回目となります。 ◎発売中の10月号は「マナーについて」
■ …【eisvogel】……………………………………………………………………… 残席が2となりましたので、まだ検討中の方はお急ぎお申し込みください。最終申し込み締め切り日は、9月30日です。 【詳細については】 9月15日は、JTBロイヤルロード銀座のサロンで、石丸さんを招いて旅行説明会を行いました。
■ …【POU】……………………………………………………………………………… ──────────────── デジスコ楽しい!と撮影に夢中になって早数年。デジスコを使うようになる前と使った後とで、バードウォッチングの時に見える世界がガラっと変わったような気がします。 デジスコを始めて見えてきたことの一つは、野鳥の羽の美しさが実感できたことです。また、野鳥にヒゲが生えているなんて、鳥かごにいる飼い鳥を見た時には、気づかなかったし、目の周りが野鳥の種類によって、羽だったり、肉で覆われていたりするのに気づいたのも、デジスコで撮れた写真を見てからでした。しかも、どの鳥を見ても、同じように見える羽でさえ、その質や細かさが違うのは、きっとその鳥の生態に即した必要性からに違いない。と新たに見える世界に常々感激するようになりました。 また、デジスコの撮影記録があったからこそ、図鑑とじっくり照らし合わせて、野鳥の名前が判明することもあり、識別能力に自信のない私としても、大変心強いツールになっています。 一方で、手を抜くようになってしまったのが、観察記録。デジスコで撮影する前までは、公園に散歩に行けば、どんな鳥に出会ったのか、ヒヨドリからスズメに至るまで逐一メモをとっていました。ところが、デジスコ撮影に行くようになってからは、記録されているのは撮影データのみで、観察記録のメモをサボるようになってしまったのです。 観察記録を書いていたら、もっと、もっと長い期間を経た時に、鳥相の変化が見えてきたり、季節の移り変わり、気候の変化が見えて来るだろうに。「完全に視野が狭くなっている・・・。」そんな気がしてしまいます。出会った鳥のすべてがデジスコデータとして記録できれば、観察記録は不要かもしれませんが、声だけの記録や、目の前に一瞬見かけただけの野鳥の記録は、記憶が薄れるとともに消失してしまっているのです。 ちゃんと帰り際に観察記録つける余力を残してデジスコしたいなぁ〜と感じています。
私が高校生の時、写真クラブに所属していました。卒業の時にクラブ部員のみんなからの一言を書いた寄せ書きを頂きました。どんな重みのある一言を書いて頂いたのかと思って色紙を見てみたら、写真部専任の先生から寄せられたお言葉は、「ウォッチング娘〜。数撮りゃヒットする事もあるのでこれからも、シャッター押して!!」と書かれていました。正直、このコメントは、どう受け止めていいのか当時の私は混乱にも似た気持ちになっていました。 そして、時は流れ今となっては、その言葉の意味は実感をもって重みのある一言に感じています。そう、野鳥撮影はいかにたくさんのシーンを写し、野鳥の姿をより多く、デジタルデータに記録するかによってより瞬間をとらえた野鳥の表情を表現できると言っても過言ではないのです。卒業以来、ずっと野鳥写真を続けていたからこそデジスコとの出会いもあったのですから。 デジタルカメラでも、1秒間の間に何枚写せるかという機能の違いで、どんなにか思いもよらないシーンを記録することができるのか?ということは実際に使われた方なら実感されていることでしょう。目では確認できないような一瞬の表情や羽根の動きを写し出してくれます。 これからも、ずっとシャッター押しつづけます。そうすれば、野鳥の少しでも魅せられるようなシーンが撮れるかもしれない・・・と信じて♪
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────────────────────────── みなさん、今日は(^O^) 皆さんは、デジスコを始める前に、テレコン(テレコンバーター)を使った事がありますか?デジカメ・レンズの前にアダプターを介してクルクルと取り付けるあれです。倍率にして1.4〜2倍、中には3倍なんてスペックのモノもありますが、あの大きさでも純正品の場合、デジカメの性能としてシャッタースピードなどに変化が無いですよね。何ゆえそんな事が可能となるのでしょうか... カギになるのは、何度も出てくる合成F値です。(合成F値の計算方法はサイト用語集に記述してあります。)合成F値を決める要素は、テレコン対物レンズの口径と、テレコンの倍率、デジカメの実焦点距離です。 合成F値=テレコンの倍率×デジカメの実焦点距離÷テレコン対物レンズの口径 これをデジスコに応用すれば、80mmクラスのフィールドスコープに長焦点距離の接眼レンズで低倍率を得て、デジカメの実焦点距離の短い1/2.7型CCD使用機種をチョイスすれば、上記テレコンに近い値を得る事が出来ます...。 低倍率デジスコの胆は、デジカメの選択なのです。スコープによって稼げない倍率をデジカメで稼ぐ事で、上の問題を解決します。スコープで倍率を稼いだ場合、接眼レンズとの関係から使用できるデジカメは3〜4倍ズーム機と成りますが、テレ端での合成F値が9なんて事に成ってしまい、遅いシャッタースピードを選択する以外なくなってしまいます。一方、高倍率ズーム機を選択すると、如何なるのでしょう?高倍率ズーム機は、高倍率を得る為に、対物レンズ口径が大きく設計されていて、カメラのF値が低倍率ズーム機よりも明るく成っています。ココがミソなんですよ。自作の接眼レンズを使用すれば、1500mmを越す合成焦点距離を得つつ、低い合成F値が得られる為、上記テレコン同様+ピント調整機構の快適操作、そして有効な倍率が得られるのです。 やってみたくなりませんか?(^O^)
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◇次回は「もっと知りたい貴方の為に...」というお話です。
─────────── ジオマシリーズでのデジスコはワイドレンズのGLH20に頼ることになるのですが、デジスコとしては物足りないこともありますね。35mmのフィルムカメラに換算すると2000mm以上出ているので充分なはずなんですが、6000mmを越えることもあるデジスコの世界ですから、たまにはもうちょっと倍率を上げたくなってしまいます。 GLHという径の大きな接眼レンズで高倍率なものがあればいいのですが、残念ながらメーカーはしばらく作る気はないようです。となれば、とりあえず既存の接眼レンズで対応するしかないでしょうか。他のメーカーの接眼レンズを付ける方法もあるようですが、ちょっと高価みたいだし。 手持ちの高倍率接眼レンズはGL40、GL60、GL80、GLH48ZOOM。以前、塩ビ管で自作したアダプターで接続したところ、GLH48ZOOMは低倍率側ではケラレが多く、高倍率側では収差が大きく解像感がありませんでした。一番使える部分は20倍前後の所。これじゃ意味が無い。GL60、GL80は倍率が高過ぎ、精度が追いつかない感じで解像感に欠けます。証拠写真くらいには使えますが。 以前取り組んだ時には数百メートル先の鳥を観察したくて60倍、80倍の検討をしていたので、40倍のGL40は箱にしまったままでした。今回、倍率は少し我慢し、もう少し解像感を得られないものかとこのレンズを引っ張り出しました。GL60、GL80に比べると短いので、純正アダプターDG-FSと市販のアダプターリングで簡単に接続できました。デジカメをニコンのE4300とした場合、次のように繋げます。 ビクセン純正アダプターDG-FS(DG-FS DXではない)、DGリング37mm、ケンコーデジタルカメラ用専用アダプターチューブ37mm885用(DC-A4)。 しかし、ケンコーのアダプターチューブDC-A4は製造中止で入手困難となってしまいました。ありがたいことにたくさんの方が検証してくれて、ニコンのリングF-CP885とレイノックスやマルミ、ケンコーのダウンサイズリングを使って接続出来ることがわかりました。F-CP885は58mmのネジですのでDGリングを52mmの物にすれば58mm→52mmのダウンサイズリングで接続できます。DGリングが43mmや37mmなら二段階で落とすことが可能です。掲示板の情報はありがたいですね。 せっかく接続できたのにこんどは純正アダプターのDG-FSが製造中止です。流通在庫はまだあるようですが時間の問題ですね。新型アダプターのDG-FS DXではクリアランスの調整がうまく出来ず、旧タイプの方が具合が良いのに残念なことです。微動ユニットの前例があるので、売れれば再生産の可能性もあるのかな。 さて、撮影してみての使用感ですが、ワイド端ではケラレも無く、GLH20にも劣らぬ解像度を示します。中域ではGLH20のテレ端よりも大きな画像を得られ、そこそこの解像度。テレ端は解像度がひどく落ちます。実用域は中域までですね。また、80mmタイプのジオマより、60mmタイプでの使用の方が有効であるようです。60mmタイプで使う場合、80mmタイプに比べて倍率が落ちるのですが、画質的に見られる範囲が広がり、結局80mmタイプの有効倍率と同じ所まで引っ張ることができます。やっぱりジオマは60mmタイプがいいですね。 思ったよりGL40は使えるようです。今までは遠すぎた干潟の鳥達に、今年は少し近付けるでしょうか。
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■□■━━━━━━━━【DIGISCO.COM】━━━━━━━━■□■ 【文責】デジスコドットコム 代表 石丸喜晴 ******* 「デジスコ通信」の記事などについての ================================================== |