『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。 随時更新!お見逃しなく!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆ <<デジスコ通信 第18号 (2005年03月25日号)>> ☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 暑さ寒さも彼岸まで・・・彼岸も終わってしまいました(^^;) 気がつけば、そろそろ桜の季節です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか? もっと寒い時期の発行を目指していた、このデジスコ通信。 デジスコ通信を楽しみにしていた、みなさん、お待たせしましたm(__)m 今回の特集は、2つです。 特集1 デジスコ講習会参加レポート 特集2 2005年春 注目デジカメ
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ▼ 特集1 ▼ ▼ 特集2 ▼ ▼ 新製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど) ▼ ▼イベント情報(写真展・デジスコ説明会・デジスコ撮影会・オフ会など)▼ ▼ 新刊情報(デジスコ情報が掲載されている雑誌など) ▼ ▼ ちょっと気になったデジスコグッズ ▼ ▼撮影技術情報▼ ▼お知らせ▼ ▼スタッフ紹介▼
━━◇◆ 特集1 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ────────────────────────────────── これまで、デジスコ講習会は関東圏での開催が多かったのですが、昨年の秋以降、日本各地で開催されています。
◎講習会の概要はこちら
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 新年早々のある日、デジスココムのサイトでデジスコ講習会が豊田で行なわれることを知りました。今まで講習会は首都圏で開催されることがほとんどでしたので、縁がありませんでしたが今回は参加できます。会場の豊田市自然観察の森はBirder誌で鳥の状況が毎月、報告されている探鳥地であり、一度行ってみたいと考えていた場所でした。 さて講習会当日の1月22日、車を走らせて2時間ほどで自然の森の駐車場に10時ごろ到着。外に出るとさっそく小鳥のさえずる声が聞こえます。シジュウカラのようです。ふと上を見上げるとトビのような大きさの鳥が舞っていました。でも形や色がトビと明らかに違うので、良く見るとなんとそれはオオタカでした。これにはびっくりしました。幸先のいいスタートとなりました。 自然観察館で受付を済ませ、話を聞くと応募が多く、急遽午前の部を追加したとのこと。そして予定されていた講師のたーぼさんはかぜで欠席、代役としてpouさんとeg800さんが来ているとのことでした。たーぼさんにお会いできないのは残念でしたが、pouさん、eg800さんに会えたのはうれしかったです。ことにeg800さんはデジスコをはじめた頃、メールで色々貴重なアドバイスを下さった方でいつか直接お礼をいおうと思っていたので、偶然とはいえなんか夢みたいでした。 座学の先生はpouさん。スライド、リーフレット、作例写真、システムの実物等の豊富な資料が準備され、わかりやすく説得力のあるお話でした。1時間ほどの座学終了後、実技に入りました。会場の自然観察館では餌の少ない冬のみ玄関前の餌台に餌を置いており、ヤマガラ、ヒヨドリ、シジュウカラなどの鳥が来ます。この日はヤマガラが間断なく、来ていました。講習で教わった内容をすぐ本物の野鳥で確認できるなんてなんて贅沢なことでしょう。参加した子供たちが一生懸命、撮影している様子は微笑ましかったです。また、機材を持っているかたも多く参加されており、デジスコの技術的な問題についての相談が出ていました。わたしも即席でアドバイスしながら、デジスコ談義に花を咲かすことができ楽しかったです。 この実技では野鳥より多くの人がスコープを向けるような状況となりました。MFは鳥見の人が幸い少ないので、このような光景は見ることはありません。ただこの時は鳥へのストレスとかマナーの問題を実感してしまいました。講習でも触れられておりましたが、これからデジスコ人口が増えつづけると予測されるので、この問題は今後最も懸念される点だと思います。 今回の講習会は、わたしにとっては楽しいデジスコオフ会でした。このような場を定期的に持てたら、デジスコという趣味はより深まっていくように考えます。pouさん、eg800さん、ありがとうございました。たくさんの小鳥達を前にして自分の撮影ができなかったのではないでしょうか。次の機会は喜んでお手伝いしますので、ぜひまたお越しくださればと思います。
1月22日(土)に豊田市自然監察の森で開催されたデジスコ野鳥撮影入門講習会に、私、妻と息子(小5)の一家で岐阜から参加させていただきました。豊田市は私の実家(安城市)からも近いこともあって、比較的に気軽に参加することができました。我家は一応全員双眼鏡を持っている初級者バーダー一家で月に2,3回バードウォッチングを楽しんでおります。デジスコ講習会は私と息子が大阪、名古屋に続き3回目の参加で、妻は初めての参加でした。私自身デジスコ経験は2年弱という初級者で特に今回は実践講習もあるということで非常に愉しみにしておりました。また小5息子にも最近はデジスコを経験させようと時々ドバトとかヒヨドリ、モズなど比較的木でじっとしている野鳥を撮影させておりました。したがって今回の講習会の目的は私が日頃上手に撮影ができないときの質問、息子にはとにかく実践経験、妻にはデジスコを知ってもらうということでした。当初募集人数が20名ということもあり、あぶれないように12日にすぐに電話で申し込みました。 当日は、多少北風はありましたが、天気も良く、デジスコ日和で、講習会前にデジスコをやってから出席しようということでスコープと三脚2本引っさげて意気揚々と会場に向かいました。 最近デジスコが広がってきたこともあり、参加人数が多かったようで(当初予定の20名が当日はその約2倍40名程度参加されました。)講習会は午前と午後の2回に分けて開かれました。座学の講師は大島さんで「デジスコとは?」という基本的な内容からその素晴らしさ、マナーに至るまで非常にスムーズに分かりやすく説明されました。また私の斜め後ろには、デジスコ写真展でお世話になった山田さんがしっかり会場フォローされておりました。参加者は親子連れから年配の方まで、非常に幅の広い年齢層で近年のデジスコの広がりを感じさせるものでした。 講習会後半は、お楽しみの実践講習会で、講師の先生を交え、和気合い合いとした楽しい雰囲気の中で行われて、参加者のデジスコに対する興味も膨らんでいるようでした。それを更に後押しするかのように、今回デジスコ実践会場となった豊田自然観察館正面玄関前の野鳥の餌場には、ヤマガラがまるで「撮影モデル」のように飛来し、実践講習会としては絶好の場となりました。そのような環境に参加者は大喜びで、私の息子も盛んにレリーズのシャッターを押していました。小鳥らしいの素早い動きから、水を飲むゆったりとした動作、またヒヨドリも飛来しヤマガラを尻目にゆっくりと餌を啄ばむ様子まで、デジスコのシャッターを押すタイミングを学ぶには格好の撮影練習になりました。(ヤマガラ君に感謝、感謝)講師の方々も参加者の質問にデジスコ機器を使いながら親切丁寧に応えられておりました。 講習会も一通り終了し、参加者皆さん満足したように帰っていかれました。我家のメンバーも大満足で帰路に着きました。このような講習会は地方でも時々開催していただけたらありがたいですね。また入門コースだけでなく野鳥観察も含めた中級コースや小中学生コースなどもあったらうれしいですね。ただ地方の問題はデジスコ製品を扱っている専門店が無いことでしょうか。 ━━◇◆ 特集2 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ────────────────────────────────── 米国最大の写真関連のトレードショー「PMA 2005」が、2月20日から23日に開催された。 また、日本国内では「フォトイメージングエキスポ2005」が3月17日から21日に開催された。 内容はインプレスのデジカメWatchのリンク集をごらんいただきたい。 現時点でデジスコに向くとされるデジタルカメラは、比較的安価な「入門機」という位置づけの機種が多い。このため、誰でも簡単に失敗なく撮れるよう「プログラムオート」での撮影を基本にしている。また、販売価格を抑えるため、コストダウンの影響で光学系の性能も気になるところ。この春の新製品は、昨年、デジスコ用に実績のある機種の後継機が多い。仕様を見ると、画素数こそアップしたものの、撮影機能に目を向けると、大幅な変更は認められない。劇的な「進化」ではなく「熟成」といった方が適切であろう。 ここではこの春の新製品の中から、デジスコ用デジカメとして注目される機種をピックアップし、紹介する。
COOLPIX 5200、4200の後継機種が登場した。 ・7900は有効710万画素、5900は有効510万画素の1/1.8型原色CCDを搭載する。 デジスコには、ニコン フィールドスコープコンパクトデジタルカメラブラケットFSB-1を使用。 旧機種の5200、4200と比べ画素数が1ランクアップしたものの、撮影機能はプログラムオートのみ、撮影時にシャッター速度と絞り値は表示されない仕様に変更は無い。連写速度は5200の約2.5コマ/秒から、7900は約1.7コマ/秒、5900は約2コマ/秒にスペックダウンしたのが残念。
400万画素モデルCOOLPIX4100の後継機種として登場。 COOLPIX5600には、ニコン フィールドスコープコンパクトデジタルカメラブラケットFSB-2 (クールピクス
5600用)が2005年5月に発売予定(価格未定)。 なお、同時に発表された有効710万画素のCOOLPIX7600は、対応するアダプターが用意されていない。 有効510万画素の1/2.5型CCDは画質的に1/1.8型CCDよりも不利な面があるが、より小さな光学的のデジカメでデジスコシステムを組むと計算上、よりあかるくなるので有利な面もある。今後、増えるであろう、有効510万画素の1/2.5型CCD搭載機には注目したい。
DSC-W1の後継機が2機種登場した。 フィルターアダプターはW1と同様、E4300用のFCP-885を流用できる。外観の変更により、デジスコ用レリーズステイはW1用のRS-W1が使用できない点に注意!デジスコドットコムでは早急に対応の予定。 内蔵メモリが搭載された以外、内部はW1とほぼ同仕様であり、上位機種に搭載されている「フレキシブルスポットAF」などの機能向上は見送られた。連写速度が遅い点も気になるところだが、全体的に反応が良いので通常の撮影では気にならないだろう。 なお、今回の新製品発表の影で、DSC-P150は生産完了となりラインナップから消えている。日本国内では発表されていないが、海外では後継のDSC-P200が登場しているので、国内発表が待たれる。マニュアル撮影にこだわったDSC-V3は、デジスコに使ってみたい魅力的なマニュアル撮影機能が充実している。しかし、大きな光学4倍ズームはアイピースとの相性に課題があるので、万人にお勧めできないのが現状だ。この機能をWシリーズに少しでも分け与えてくれたなら・・・
「CAMEDIA C-5060 Wide Zoom」の後継機種。 デジスコはC-5060とまったく同じ方法で対応できる。リモコンやパワーバッテリーホルダなどのオプションは共通である。 連続撮影できる連写コマ数が少ない点と、広角側のケラレが避けられない点が気になるが、マニュアル撮影を徹底的に楽しみたい方にはお勧めの1台。
「EXILIM PRO EX-P600」の後継機。 キヤノン製光学4倍ズームレンズを搭載しているのでデジスコシステムを組むには、興和の25倍のロングアイレリーフタイプTSE-17HD、TSE-17HEを使用するのが唯一の選択肢である。詳しく知りたい方は、P600ユーザーであるデジスコドットコム・スタッフのkatsuさんにお問い合わせを! 使用できるスコープが興和のみであること、アイピースとデジカメのクリアランスの調整に課題は残るが、3コマ/秒の連写速度とC-7070と肩を並べるマニュアル撮影機能は魅力がある。
EXILIMシリーズの最新機種。EX-Z750は動画機能が売りで最大640×480ピクセルで30fps動画撮影、シャッターを押す5秒前からの動画を撮影できる「パストムービー」、シャッターを押す前後8秒の動画を撮影する「ショートムービー」などの多彩な動画撮影機能を搭載。 ・撮像素子は1/1.8インチの有効720万画素CCD。 静止画用デジカメとしてはEXILIM PRO EX-P700と同等のマニュアル撮影機能は魅力。 デジスコには、興和TSN-DA4などユニバーサルタイプのアダプターを使用する。アダプター仕様上の課題で光軸の調整やフレア・ゴースト対策が必要だが、多彩な動画機能とあわせて、デジスコの未来を予感させる1台といったら言い過ぎか?
有効630万画素のスーパーCCDハニカム V HRを搭載。従来の同社製コンパクトデジタルカメラでは、1,280×960ピクセルでのみISO1600での撮影が可能だったが、FinePix F10では最高解像度の2,848×2,136ピクセルでも撮影可能になった。2.2コマ/秒で連続3コマまでの連写、シャッターを離した直前の連続3コマを連写できる「サイクル連写」、最短1.3秒間隔での40コマ連写が可能。店頭価格は5万円前後。 これまでxD-ピクチャーカードは他のメディアに対して非常に割高感があったが、ようやく値段が下がってきた。 デジスコには、興和TSN-DA4などユニバーサルタイプのアダプターを使用する。最高感度ISO1600の画質は評価が分かれると思うが、他社にない、高感度撮影機能が魅力。
世界最大規模のIT系展示会「CeBIT 2005」がドイツで3月10日より行なわれた。そこで、世界初の光学3倍ズーム、700万画素CCDカメラを搭載した韓国向けのCDMA2000 1xEV-DO端末=携帯電話が登場した。オートフォーカスおよびマニュアルフォーカスが選択できるほか、絞り優先、シャッタースピード優先といったマニュアル撮影機能、フラッシュなどを搭載しており、デジタルカメラに音楽プレーヤーと携帯電話がついたようなもの。メモリカードは、昨年12月にサムスンが発表した「MMC-micro」を採用。 何と、オプションにコンバージョンレンズまで用意されているので、フィルターアダプターを経由してデジスコに繋ぐのも容易と思われる。近い将来、日本でもこのような機種が登場するのだろうか?? ━━◇◆新製品情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ────────────────────────────────── 画質が改善され嫌味のないナチュラルな味付けには好感が持てるようになった。ライバルのSONY DSC-W1やDSC-P150との比較でも遜色ない。基本的な操作性はE5200からの買い替えユーザーにも違和感無く使えそうである。連写速度はE5200に比べると多少遅くなったが、可能連写枚数は飛躍的に伸びた。ただし、バッファ満タンからの書き込み待機時間は非常に長く感じる。AFについては倍率を高めると急激に合焦しなくなった。AFエリア選択をマニュアルにするよりもオートにしたほうが使いやすいと感じた。基本ISO感度が50と表示され、事実上シャッター速度が下がった。しかし、ISO100まではノイズも目立たず一般的なユーザーは問題なく使えそうであるため通常ISO100で使用し、より画質を追及する場合にISO50にするのが良いようである。大きな改善点の一つはバッテリーの持ちである。概ねE5200の倍ぐらいは持つ感じがする。液晶画面は1.5型から2.0型に拡大され見やすくなったが、SONY DSC-W1の2.5型と比べると見劣りを感じる。またDSC-P150の液晶画面に比べ鮮明さが低めである。ピントの山もつかみ難く感じた。 画質・連写性能ともトップクラスの性能を持ち、7M機でありながら5万円以下で入手できるメリットは大きい。デジスコーピングにおいては、今後発売されるであろうSONY DSC-200、DSC-W5、DSC-W7、CANON Aシリーズ7M機などライバル機に比べ総合的に高いポジショニングができそうである。
2005年3月18日に発売されたばかりのSONY Cyber-shot DSC-W7を入手しました。デジスコで標準的に使用されているカメラ(2005年3月時点)である、DSC-W1の後継機の1つです。(500万画素のW5、700万画素のW7)筐体は細かい点で変更はありますが基本的にW1と同じ。W1と同様の組み合わせでデジスコのシステムを組むことが出来ます。 (続きはこちら)
┏ 【デジスコドットコム新製品情報】━━━━━━━━━━━━━━━━━━ TurboAdapterSW1はスワロフスキー単焦点接眼レンズ専用に開発されたデジスコアダプターです。TurboAdapter共通のアダプター規格で設計されていますので、接続可能なデジタルカメラとの互換性が高い製品です。 スワロフスキーの優れた光学性能を生かした画質が得られるように接眼レンズ30XSWにおいてはワイド端からテレ端まで全域ケラレなく楽しめるレンズ間クリアランスを設定してあります。(推奨デジタルカメラにおいて)また、できる限り光軸を正確に導くための設計をしています。カプラーTA3シリーズとの組み合わせにより適正な接合精度が得られます。TurboAdapterSW1は新技術SUAS(Slide
Up Adapter System)を採用し、裸眼観察時には固定ネジを緩めてアダプターを引き出せば適度なアイレリーフと遮光により観察しやすい位置にアダプターが引き出されます。
TurboAdapterL1はライカアポテレビット単焦点接眼レンズ専用に開発されたデジスコアダプターです。TurboAdapter共通のアダプター規格で設計されていますので、接続可能なデジタルカメラなどの互換性が高い製品です。 アポテレビットの光学性能を生かした画質が得られるように接眼レンズB32XWWにおいてはワイド端からテレ端まで全域ケラレなく楽しめるレンズ間クリアランスを設定してあります。もちろんSUASを採用しています。 (詳しくはこちらから) ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ☆★★★☆ デジスコドットコムから重要なお知らせ ☆★★★☆
■□今後の新製品?□■ ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ☆★★★★★★☆ 興和・新製品情報 ☆★★★★★★☆ ┏┓ 「TSN-DA4」はフィルター取り付けネジのないデジタルカメラでもデジスコを行なうことができる。“観察する”ということにも重点をおき、開閉式の構造でスムーズに「観察⇔撮影」を切替えられる。また、オプションとしてレリーズステー/照準キット「DA4-RS」もを用意している。なお、「TSN-DA4」の取り付けには「TSN-DA1」が必要。一式揃えると定価46,500円(市価37,000前後)なので、手持ちの機材とデジカメを組み合わせるか、相性のよいデジタルカメラに買い換えるか、悩ましい価格かもしれないが、観察重視の方や、使ってみたいデジタルカメラがある方には良い選択か。
高倍率時の解像力・コントラストを高くし、よりシャープな画質を実現したという。五段階式ツイストアップ見口採用、デジスコにも使用でき、20〜60倍の範囲で幅広い焦点距離で撮影が可能。高倍率側の見掛け視界も広くなるので、デジタルカメラのワイド側でもケラレが軽減したという。旧型より長くなっているため、延長スリーブを使用する。TSN-DA4と組み合わせると、ズームアイピースで観察〜撮影が楽しめる。
「TSN-VA2」は大型のデジタルビデオカメラや大口径高倍率ズームデジタルカメラでの望遠撮影用に開発されたアダプター。アイレリーフを10cmまで伸ばすことで「TSN-VA1」でケラレが解消できなかったカメラにも対応可能となり、ハイビジョンビデオカメラや大型ビデオカメラでもケラレのない撮影が可能なスペックとなったという。倍率も12倍(TSN-820M:13倍)と高倍率にすることで、画質がよいカメラの広角側を使用したときの倍率がアップしている。
これまではインターネットと一部専門店でのみで販売されていたTSN-603/604が、カメラ量販店など全国の販売店で購入可能になった。
━━◇◆イベント情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
講師は石丸・冨田・大島(pou)・山田(eg800)・勝山(katsu)など 本講座受講生には、専用BBSにて講師から 【お問合せ、お申込み】 〒330-0853
≪2月12日(土)の講座レポート≫ (続きはこちら) ●-----------------------------------------------● 現在予定しているカリキュラムは次の通りです。 ≪第1回 屋内講習≫ ≪第2回 野外講習≫ ≪第3回 野外講習≫ ≪第4回 屋内講習≫ ≪第5回 屋内講習≫ ≪第6回 野外講習≫
●-------------------------------------------------● 【主催】コノドント館(大間々町歴史民俗館) ●-----------------------------------------------●
━━◇◆新刊情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●---------------------------------------------● 3月号「動きを追うためのテクニック」 4月号「データサイズとプリントサイズ」 5月号は「風景の中の鳥を撮りたい」by pouの予定です。
デジタルCAPA誌は毎号「超望遠!デジスコ道場」の
────────────────────────────────── ビクセンからユニバーサルデジタルカメラアダプターが発売された。 最初にお断りしますが、この製品は「気軽にデジスコを楽しみたいが、画質を重視したい」という我々「デジスコドットコム」の目指す方向とは合わないという考えから「新製品紹介」では触れませんでした。しかし、編集長・冨田が個人的に気になる製品であっため、別コーナーで取り上げました。 → 詳しくはこちら ━━◇◆撮影技術情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ …【POU】……………………………………………………………………………… ──────────────── 当初デジスコを始めた頃は、300万画素のデジカメを単写で楽しんでいました。一日に撮影する枚数はだいたい数時間で20枚位、丸一日で100枚くらいでした。平均しておよそ30枚位でしょうか。 だとすると、300万画素1枚あたり400キロバイト位ですので、単純に計算すると12,000キロバイト(=400キロバイト×30枚)言い換えれば12メガ程度を平均して撮っていたことになります。 当初は、デジタルカメラに入れていたメモリーも128メガのメモリーで十分すぎる程でした。遠出する時でも、失敗写真を削除しながら使っていれば、128メガのメモリーでも十分だったのです。 ところが最近使い出したデジカメ(ソニーのp150)は、700万画素で連写がとても楽しい。 700万画素1枚あたり、およそ2,500キロバイト。やはり1枚あたりの画像サイズも画素数アップしただけで6倍以上・・・。しかも、1日の撮影枚数は連写で何倍にも増えて、100枚から多い時で400枚に。多い日には単純計算で、1ギガ(1000,000キロバイト=2,500キロバイト×400枚)にもなります。どうりで1ギガのメモリーを持ち歩いているのに、帰る頃には一杯になる訳ですね(^^;。1日あたりで比較すると以前の時の80倍!! データを保存しているパソコンのハードディスクの残りが問題になってきます。デジカメに使うメモリーは、パソコンにデータを落としていけば何回でも使えますが、パソコンにたまったデータは不要な画像をどんどん捨てたとしても、かなりメモリーを食べてしまいます。60ギガのハードディスクパソコンを持っていたとしても、1回の撮影で1ギガづつ使っていったとしたら、あと、何回の撮影で一杯になってしまうのかしら・・・などと考えてしまいます(^^; 残りの容量を確認しながら、撮影する日もそう遠くないと感じる今日この頃です。 これは、やはり撮ったデジスコデータをCDに焼き付けるなどして対策を考える時期が来たという事でしょうね。デジタルカメラのメモリーは何度でも使えてコストが少ない・・とは言え、保存するアルバムにあたるハードディスクのコストは、無くならないという事ですね(^^; パソコンのデータは、いつ壊れてしまうか分からないということも考えると予備のハードディスクも必要????デジタルデータの寿命ってどれくらいなのかしら?と不安がよぎります。もっと画素数の大きいデジカメが気になるそこのあなた!持っているパソコンの容量も考えないと、思う存分楽しめないですよ〜。デジタルカメラを買い換えるときには、ご自身のパソコンのハードディスク容量もチェックしましょうね♪
デジスコで撮影をして、今日撮影したデータを家のパソコンで開くのは楽しいひと時です。ところが、その日に撮影した写真を見て愕然・・・・。なんでこんな色になっちゃったの〜?とかなりショックで立ち直れない日がありました。その日撮影したデータがこれです。 → 続きはこちら ∞∞∞ つづく ∞∞∞
お気楽なデジスコライフ。「お茶の子さいさい」、と歳々、彩々などをかけてみました。デジスコを通して知った、身近な生き物達や人とのめぐり会いについて書かせて頂きます。 ──────────────── 中学の息子が「オレンジ色の鳥ってなぁに?」と聞いてきた。なんでも、学校へ行く途中でよく出くわすらしい。「たぶん、ジョウビタキのメスだろうね」そう答えて特に気にはしていなかった。何日かして、今度は娘が聞いてくる。「お父さん、オレンジ色で目がクリクリの可愛い鳥ってなぁに?」二人が気にしているオレンジ色の鳥。これはもう、しっかりデジスコに納めねばなるまい。 普段マイフィールドとしているのは近所の自然公園。ここは雑木林なのでジョウビタキは滅多に入ってこない。今回は、より近所の畑に出向くことにした。畑と言ってもここらの畑は住宅地の中に点在し、生産農家のそれとは異なり、もと農家の地元のひとが自分達の食べる分だけ作っている、といった風で、せいぜい無人の売り場に100円の袋詰めが置いてある程度のものである。畑仕事の邪魔にならぬよう、隅の方でデジスコを構えて、ジョウビタキを待つことにした。しばらくすると農作業をしていたおじさんが近づいてきた。僕も充分におじさんなのだが、20歳くらい年上のようなので、自分のことは棚に上げて「おじさん」と言わせてもらう。「鳥かい?おもしろいカメラを使っているね」デジスコを使っていると良くあることなので一通り、サラッと説明した。するとおじさんは「ここらにはオレンジ色の鳥が・・・」、アハハ、みなまで言いなさんな。「それを撮りに来たんですよ」僕は答えた。「そうかい、それならそこで待っておいで。ここで私が土を掘るとすぐにやって来るから」そう言うとおじさんは、長ネギの畝を整えはじめた。間もなく、「ググッ、ググッ、ケケッ」なんて声が聞こえてきた。ヒタキの名前の由来の「ヒッ、ヒッ」ではない。でもまぎれも無くジョウビタキのメスである。本当に近づいてきた。「ホイホイ、今どいてあげるから待っておいで」僕に言ったんじゃなくて鳥に言ったんだろうな。「ほら、可愛いでしょう」おじさんは自慢気である。鳥は自分に危害を加えない人間を良く知っているし、掘りおこされた土には地中の虫が出てくるから、それが目当てで寄ってくる。危害は加えないとは言え、デジスコを構えて、殺気ムンムンではやはり鳥は逃げてしまう。このおじさんのように穏やかな心で鳥見をしたいものである。 「実はむかし三宅島にいてねぇ、やっぱり畑仕事をしていると色々な鳥がきてねぇ、それを眺めるのが好きだったんだよ。この畑は借りてるんだけど、自分の食べる分だけ作って、あとは三宅島から持ってきた花を植えているんだ」「ああっ、避難されて来たんですか」僕はこんな身近に島の避難民である人がいるとは思ってもいなかった。「そういえば、もう島に戻れるようになったんですよね。戻られるんですか?」そう尋ねると、「いや、私はこちらで勤め人になってるからね。戻らないよ」もう何年経っているんだろう。そりゃ生活の基盤も変わってしまうだろうな。何かを思い出したのか、おじさんは、にこやかなまま無口になってしまった。僕はといえば「この鳥も、もうすぐ帰ってしまうんですよ」とは言えなくなってしまい、やはり無口になってしまった。二人のおじさんは、しばし黙ったまま、おジョウさんの愛くるしい食事の姿を眺めているのだった。
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────────── カワセミやツバメなど小鳥が飛んできたところをファインダーに入れて撮影するというようなことは一眼レフを使用してもかなり難しい高度な技術です。もう少し大きな鳥でも近距離20m以内を飛んできたところを写すのは至難の業です。しかし、カワセミなどは少し観察すれば行動を把握しやすい鳥です。お気に入りの枝などが有ってそこによく止まりますので、その飛び出しや戻ってくるところを狙って写すことができます。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ≪カワセミの飛び出し、枝戻りの撮影≫ その日の行動をよく観察してカワセミが良く飛び込む方向を見定めます。ピントは枝やとまっている場所のカワセミではなくカワセミが通る場所を想定してピントは合わせておきます。この時、シャッターは半押しの状態です。あとはカワセミが飛び立つのを待ち、動いたと同時にシャッターを切ります。その際液晶画面で見ているのではなく肉眼で確認します。これは液晶に表示されている画像はほんの少しですが実像よりも遅れているためです。枝戻りのときもほぼ同じ要領で、戻ってくるタイミングを見計らってシャッターを切ります。何度も挑戦しているとタイミングが分かってきます。スロットの目押しのようなものでしょうか?(笑) ≪カワセミの飛び込みモノ≫ これはちょっと難易度が高いです。飛び込みそうな場所にピントを合わせておいて、飛び出しから飛び込むまでを照準器を頼りに追いかけてタイミングを見計らってシャッターを切ります。こう書いている私ですが、高速連写のE-100RSでは成功したことがありますが、E4300ではまだ成功したことがありません。惜しいのはありますけど。これは、運もないと写せない難しいものでしょうね。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ そろそろ、このネタも書くことがなくなってきました。また、連写機能などの優れたデジスコ向きのカメラが出てきたら、再度私も挑戦しようと思っています。第一回目でも書きましたが、撮影技術の向上のためにはトビモノ撮影に挑戦することはとても有意義なことだと思います。ある程度デジスコ撮影になれてきたらちょっと挑戦してみてください。そこから自分の機材を見つめなおすこともできます。 トビモノ撮影についての連載はこれでいったん終了とさせていただきます。ありがとうございました。
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■ …【冨田】…………………………………………………………………………… ───────────────────── 前回は通常の撮影において「最初にデジカメの液晶モニタでピントが合っているように見えた状態がベストとは限らないこと」、「スコープのフォーカスを再調整して最適な位置に追い込むこと」が、オートフォーカスで正確なピントを合わせる第1歩と述べました。図ではいまひとつわかりにくいので、今回は実際に撮影された画像で詳しく見てみましょう。 → 詳しくはこちら
デジスコ通信は4月号からリニューアルを予定。
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■□■━━━━━━━━【DIGISCO.COM】━━━━━━━━■□■ 【文責】デジスコドットコム 代表 石丸喜晴 ******* 「デジスコ通信」の記事などについての ================================================== |