『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。
随時更新!お見逃しなく!!


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         <<デジスコ通信 第63号 (2010年12月24日号)>>
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みなさん、こんにちは。

今年の冬はいろいろと感染症が流行っているようですね。
ノロウイルス、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎・・・。
例年より温度変化が大きい感じ(関東だけ?)なので、体調を崩さない
ように気をつけて、良い年越しをお迎えください。

来年も、良い年でありますように。

(デジスコ通信 編集長 勝山)

皆様からのデジスコに関するニュースの投稿や自薦・他薦を問わず
HPの紹介などは大歓迎です。すべてを記載することはできませんが、
下記アドレスまでお願いします。
  ┗ mailto:info@digisco.com

-*-*-*-*-*-*-*-*-*- DIGISCO.COMからのお知らせ *-*-*-*-*-*-*-*-*-

 ◆デジスコ通信はあくまでも個人の主観による判断で構成されています。
 できるだけ客観性を持たせたいとは思うのですが、書籍のように吟味
 した内容を正しい言葉で表現することはなかなかできません。自分達
 流でのんびりと継続して行くことが大切と思っています。
 皆様のご理解と応援を宜しくお願いします。

 ◆過去のデジスコ通信の過去の特集記事や各連載記事を一覧で見ることが
  出来るようになりました。以下の順にリンクを辿ってください。
  
   DIGISCO.COMトップ
     ┗ デジスコ便利帳
          ┗ デジスコスタッフ連載一覧

 ◆DIGISCO.COMの各掲示板へ投稿する上で、以下に該当する画像は
  遠慮していただくよう、お願いしています。
 
  ・ストロボ使用など野鳥にストレスを与える方法で撮影した画像。
  ・ 餌付けや、餌付け撮影を助長する可能性のある状況で撮影された画像
   (保護目的の給餌台も対象とします)
  ・営巣中の画像。(巣作り・卵・抱卵・雛・巣での給餌)
  ・背景などで営巣現場と特定できる場所で撮影した画像。
  ・オオタカなど絶滅危惧種のヒナや幼鳥の画像。
  ・その他、野鳥や自然に対し悪影響を与える恐れのある画像。
  ・市町村など詳細な撮影場所は開示しない。

  削除等を含めた最終的な判断は、DIGISCO.COMのスタッフが行いますが、
  スタッフそれぞれの線引きが違うため、基準があいまいに感じてしまうことも
  あるかもしれませんが、時間をかけて話し合い、コミュニティーを円滑に運営
  していく上での最低限のルールとして導き出したものです。

  どうかご理解、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆役にたつと思われたり、面白かったり思われましたら是非お知り合い
 をお誘いください。
◆役に立たなかったり、つまらなかったりと思われるかたは「配信不要」
 または「ご意見」などご連絡ください。
◆ご連絡先 → mailto:info@digisco.com



      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
☆━━━     ♪♪  デジスコ通信 メニュー ♪♪    ━━━☆
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▼ 製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど) ▼
◎ デジスコドットコム 製品情報
◎ メーカー、ショップからのお知らせ
 ・でじすこや

▼イベント情報(写真展・デジスコ説明会・デジスコ撮影会・オフ会など)▼
◎ CP+2011 CAMERA&PHOTO IMAGING SHOW
◎ デジスコセミナーinJTBロイヤルロード銀座
◎ CP+2011デジスコ講習会

▼野鳥観察情報▼
◎ <第23回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
◎ <第44回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
◎ <第35回>藤川 友敬さん 「知床から」

▼スタッフ、有志の連載▼
◎ <第38回>デジスコさいさい …… by 三藤
◎ <第3回>「タクミのとりコラム」…… by タクミ
◎ <第3回>「ユンソナの勝手につぶやき・・」…… by ユンソナ
◎ <第3回>「風の音にぞ…」…… by 漂鳥
◎ <第35回>「鳥、鳥、鳥」……… by katsu

▼スタッフ紹介▼
DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


☆★★★★☆ デジスコドットコム 製品情報 ☆★★★★☆

【デジスコドットコム】新製品情報や最新開発情報など
お知らせいたします。

┏┓ デジスコ用定番カメラ キヤノン IXY 30S用
┗■ カメラブラケットBR-IXYsu3 発売中!

 コンパクトデジタルカメラの中では連写性能が秀逸と話題の
 キヤノン IXY 30S専用カメラブラケットBR-IXYsu3好評発売中です!

 ■カメラブラケットBR-IXYsu3 の情報は、こちらをご覧下さい。
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/br_ixy_su3.htm


┏┓ デジタルカメラ用ルーペ付
┗■ 3インチ液晶モニターフード『 HD-30WMC 』

 大きく見える!見やすい!と各方面から大反響!好評発売中!

 * 価格:オープン価格(市場想定価格:15,000円(税込み))

 ■HD-30WMC の情報は、こちらをご覧下さい。
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/hd_30wmc.htm


┏┓ ホットシュー対応新型照準器
┗■ DOS-HSシリーズ 4機種 好評発売中!

 待望のデジタル一眼レフカメラ用照準器が登場!!
 DOS-HSシリーズは、デジタル一眼レフカメラのホットシューに
 取り付けて使用する照準器システムです。

 デジタル一眼レフカメラで超望遠撮影の時に被写体の野鳥が導入
 しにくかったということはありませんか?

 デジスコドットコム独自の「両眼視システム」を応用しさらに使い
 やすく設計いたしました。
 素早く被写体を導入することが可能です。シャッターチャンスを
 逃しません。

 ■ホットシュー対応円筒式照準器システム DOS-HS01
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/dos_hs01.htm
 * 価格:オープン価格(市場想定価格:19,800円(税込み))

 ■ホットシュー対応マルチドット照準器システム DOS-HS02
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/dos_hs02.htm
 * 価格:オープン価格(市場想定価格:24,800円(税込み))

 ■ホットシュー対応マイクロ照準器システム DOS-HS03
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/dos_hs03.htm
 * 価格:オープン価格(市場想定価格:35,000円(税込み))

 ■ホットシュー対応マイクロ照準器システム DOS-HS04
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/dos_hs04.htm
 * 価格:オープン価格(市場想定価格:24,800円(税込み)


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☆★★★★☆ メーカー、ショップからのお知らせ ☆★★★★☆


┏━━[ でじすこや ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

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  ◇ 『冬のボーナスセール2010』大好評開催中!
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  ご検討の方は、お急ぎください!!
 
  ●セール期間:2010年11月15日(月)〜12月25日(土)

  ■『冬のボーナスセール2010』の詳細はこちら!
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  皆様のご利用、心よりお待ち申し上げます。

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  ボーナスセールは25日で終了となりますが
  デジスコ通信をご覧の皆様に先行してセール告知いたします!
  
  2011年に先駆け、新春セールを28日頃より開催予定!
  超お買い得な商品をたくさんご用意いたします。
  どうぞご期待ください!!


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  ◇ 中古品祭り2010 〜第2弾〜 本日より開催しました!
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  「みんなお得!Digisco-ya!中古品祭り2010」の第2弾を
  本日より開催いたしました!!

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  ご検討の方はお急ぎくださいね!!

  ※中古品販売コーナーはこちらです。
  商品内容をチェックしてくださいね!
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  新機材へのグレードアップもお安くできますので、
  是非一度お気軽にご相談ください。お待ちしております!

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━━◇◆イベント情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆◇◆ デジスコドットコム イベント情報 ◆◇◆

■デジスコドットコムイベント■

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 ○ CP+2011 CAMERA&PHOTO IMAGING SHOW
 ●-------------------------------------------●

 CP+2011にデジスコドットコムは出展いたします。
 出展内容は、『デジタル一眼レフ用照準器 4種』や
 デジスコシステム&3インチ対応液晶フード
 『HD−30WMC』!!
 CP+2010同様デジスコシステム体験コーナーも設けます。
 焦点距離3000mm以上の超望遠撮影を体感して下さい!
 小さいブースですので、見つけ難いかもしれませんが・・・
 皆様お誘いあわせの上、是非、お立ち寄り下さい。

 ◎開催日時:2011年2月9日(水)〜12日(土)
 ◎会場:パシフィコ横浜

 ・詳細はこちらをご覧ください
  http://www.cpplus.jp/index.html


■デジスコセミナー■

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 ○ デジスコセミナーinJTBロイヤルロード銀座
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 ・日時:2011年1月24日(月)14:00〜16:00
 ・内容:初心者向けデジスコセミナー
 ・会場:JTBロイヤルロード銀座 ロイヤルサロン
 ・講師:近 勝之 予定
 ・定員:20名(要予約)
 ・参加費:無料
 ・詳細:http://www.digisco.com/event/110124.htm

 ※会場としてJTBさんがご提供くださっていますが、
   旅行に関係ないデジスコ専用のセミナー会場ですので、
お気軽にご参加ください。


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 ○ CP+2011デジスコ講習会
 ○ 『フィールドスコープではじめる
 ○              超望遠撮影デジスコ入門』
 ●-------------------------------------------●

 小さな撮像素子を持つコンパクトデジタルカメラと
 フィールドスコープの組み合わせでしかできない
 焦点距離3000mmを超える超望遠撮影「デジスコ」。
 野鳥撮影なら小鳥のバストアップが手軽に、しかも
 鮮明に写すことができます。
 作例やその他の超望遠撮影との比較をまじえて
 「デジスコ」の秘密を、わかりやすく解説します。
 超望遠撮影や野鳥撮影にチャレンジされたい方は、
 是非ご参加ください。

 ・日時:2011年2月12日(土)12:50〜13:50
 ・内容:入門者向けデジスコセミナー
 ・会場:パシフィコ横浜 アネックスホールF206
 ・講師:石丸 喜晴
 ・詳細:http://www.cpplus.jp/ja/visitor/event/popup_28.html


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━━◇◆野鳥観察情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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□  <第23回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
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  第23回 探鳥会で教わったこと
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 もちろん、独学でのバードウォッチングも可能です。
 ただ、習得するのに時間がかかりますし間違える
 可能性もあります。私自身、最初の3年くらいは
 双眼鏡は高くて買えませんでした。
 それに当時(1960年代)は良い図鑑が無く、
 本屋で買ってきた戦前の本がたよりの”野鳥観察”でした。
 おかげで、ツグミはわかからず不明鳥Aと言っていましたし、
 ハクセキレイをオオルリと記録しています。
 今思えば考えられない間違いですが、一人で鳥を見ていると
 そんなものです。

 しかし、格段とバードウォッチングの技術、野鳥の知識が
 向上したのは日本野鳥の会東京支部の探鳥会に
 参加してからです。始め双眼鏡がありませんでしたので、
 室内例会に行って、シギチドリ類やカモ類の識別講座を
 聴きました。また、東京都板橋区の奥の方に住んでいましたので、
 始発のバスに乗っても集合時間に間に合うのは
 月例の明治神宮や冬の上野不忍池、新浜は潮汐の加減で
 集合時間が遅い上に集合場所がお茶の水駅の
 プラットホームでしたのでかろうじて参加できました。
 その程度の探鳥会参加でしたが、学べることがたくさんありました。

 明治神宮探鳥会に初めて参加した頃、落ちていた羽、
 たぶんキジ雌の次列風切羽を拾って帽子に刺したら
 「鳥の羽を飾る風潮が広がったら困るからやめなさい」と、
 言われたは今でも覚えています。
 言っておきますが、怒鳴りつけられたわけではありません。
 やんわりとした口調で、きっぱりと言われました。
 キジの羽を拾って喜んでいた私は少し凹みました。

 この当時の探鳥会の雰囲気は、鳥が中心です。
 鳥に迷惑がかからないようにそっと見るという雰囲気が強くあり、
 そこはかとした緊張感がただよっていました。それが、
 羽1本から鳥への影響を心配する心遣いに表れていたのです。

 明治神宮は場所柄、初心者や高齢の方が多く、
 担当幹事は鳥の見つけ方から双眼鏡の使い方まで
 教えてくれました。また、具体的には教えられたことはないのですが、
 鳥との距離、間の持ち方も教わったことになります。
 たとえば、芝生でジョウビタキがいれば皆でそっと近づいて見ました。
 林のなかのアカハラは、近づくことはしないで遠くから見たものです。
 鳥によって、近づける距離が違うことを自然に学んだことになります。

  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_51/toku1.htm


■ …………………………………………………………………………………………
□ <第44回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
■ …………………………………………………………………………………………

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  第44回 厳冬の根室半島は、
        いま日本で一番熱い鳥見のスポット
 ─────────────────────────

 道東といえば、一年を通じて探鳥に出かける方も多い
 魅力的な地域ですね。道東は北海道の面積の約1/4を占め、
 その面積は青森県とほぼ同じくらいあるそうです。
 バーダーが道東という場合、知床や根室、釧路を中心とした
 海岸に近いエリアをイメージすることが多いようですが、
 実際は北海道の中心から東側の幅広い地域を指すようです。

 そんな道東を代表する釧路湿原ですが、そこに生息する
 タンチョウの姿は美しく、バーダーだけでなく、一般の写真家にも
 人気の被写体となります。とくに繁殖期が近づくと、
 白い息を吐きながら雪原を舞うようにディスプレイする姿が見られ、
 鳥に興味のない方もその美しさに見入ってしまうほどです。

 タンチョウは釧路を象徴する鳥として広く知られ、釧路空港は
 2006年に「たんちょう釧路空港」の愛称がつけられたほどです。
 しかし、道東の探鳥地は釧路湿原だけではありません。
 最近の話題といえば、根室半島の漁船クルーズではないでしょうか。


 〈歯舞クルーズ〉
 歯舞(はぼまい)は根室半島先端の納沙布岬から約6km南西に
 位置する漁港の町です。この漁港から納沙布岬まで、
 漁船を利用したクルーズが運行されています。
 昨冬も運行されていましたが、今年の春で一旦休航となり、
 この11月1日から2011年の4月30日まで再開されることになりました。
 約2時間のクルーズで、海鳥の観察地としても名高い納沙布岬にまで
 近づくのですから、その期待は大きいはずです。
 
 私も今年の1月に乗船してみましたが、ウミスズメやウミガラス、
 コオリガモなどが間近で見られましたし、ウミバトやウミオウムを
 期待して乗船する方も多いようです。2時間のクルーズという手軽さと、
 乗船料が3千円という超破格値、日に3便運行しているという
 利便性から、バーダーの利用が後を絶たないようです。
 船内には休憩室やトイレも完備されていますので、ぜひ利用して
 みて下さい。ご利用には予約が必要です。

 ・予約・問合せ先 歯舞漁港協同組合指導部・遊覧船係 0153-28-2121

 〈落石クルーズ〉
 落石(おちいし)は、根室半島付け根南に位置します。
 落石漁港からのクルーズはこの春にはじまり、金・土・日・祝日の
 限定ですが、通年運行されています。このクルーズでは、
 ユルリ島やモユルリ島の周辺を運行するため、とくに夏季には
 エトピリカに出会うチャンスが多いようです。
 もちろん海鳥の繁殖を邪魔しないよう、一定距離には近づかない
 配慮がされていますが、漁船近くを飛翔することも珍しくないそうです。

 歯舞クルーズよりは沖合にでるためか、季節によっては
 ミズナギドリ類やアホウドリ類などに出会うこともあるようです。
 こちらは2時間半で7千円とやや高めですが、乗船料の一部は
 「落石うみど基金」として、保護・調査研究活動に使用されています。
 余談ですが、落石ネイチャークルーズのWebサイトには
 〔こんな野鳥が見れる〕というコーナーがあり、そこにはユニークな
 海鳥のキャラクター達が登場します。5羽の鳥たちはロックバンドの
 メンバーに扮しているのですが、バンド名は地名の落石にちなみ、
 『The Falling Stones』というそうです。

 ・予約・問合せ先  落石漁業協同組合エトピリ館 0153-27-2772
  http://www.ochiishi-cruising.com/


  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_51/toku2.htm


■ …………………………………………………………………………………………
□ <第35回>藤川 友敬さん 「知床から」
■ …………………………………………………………………………………………

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  第35回 ワシの季節
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 知床の冬、というとやはりワシだろう。今季も10月中旬頃から
 北西の風が強い日には、知床半島上空を通過していく
 オオワシやオジロワシの渡りを観察することができた。
 多いときでは、1時間に数百羽のワシが国後島方面へ
 通過していく。野鳥の渡りというと、たくさんの鳥たちが集まり、
 群れとなって渡っていくのを想像するところだろう。

 しかし、ワシの渡りというのは群れではない。
 一羽一羽が渡っていると考えていただければ良いだろうか。
 したがって、知床半島で見られるオオワシの渡りというのは
 一度にたくさんの鳥たちが通過していくのではなく、
 個々のワシが次から次へと飛んでくるのだ。

 オオワシ、オジロワシ以外にもクマタカやハヤブサ、
 ケアシノスリなど冬は猛禽類を観察しやすい時期となる。
 興味のある方は、ぜひ訪れていただきたい。

  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_51/toku3.htm


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


━━◇◆スタッフ、有志の連載◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ …【三藤】………………………………………………………………………
□  <第38回> デジスコさいさい
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 第38回 オオタカのいた町 4
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 大手企業が所有していたグランドが売却される事になった。
 市への打診もあったが、予算が組めず、
 結局マンション建設会社に売却された。
 ここに大規模なマンション建設計画が始まる。
 景観、交通渋滞などの観点から建設に反対する住民。
 そこにオオタカの営巣が近くで確認された事も加わり、
 いつしかオオタカは、その反対運動の旗印となっていく。
 オオタカの観察記録とマンション建設は同時に
 進行していたのだ。

 僕自身は撮影技術協力という形で保護調査の会に
 参加していただけだが、それでもマンション建設反対運動を
 されている方々の話は伝わってくる。

 手をつなぎ人間の鎖を作り工事を阻止しようとする住民側。
 その鎖を押し退け重機を搬入する建設会社。
 住民側の主要なメンバーに電話で脅しをかけるヤクザ者。
 金を受け取り寝返る者。
 企業側に有利な判定をする息のかかった環境アセスメント会社。
 2チャンネルを使っての罵り。

 話に聞くだけでも気が滅入ってしまう争いが何年も続いていた。
 その争いの中でもマンション建設は確実に行われ、
 2006年にはほぼ完成し分譲されるようになる。
 住民側の起こしていた裁判も結局は勝てなかった。
 いや、まだ裁判は続いているのでこれはわからないか。

 2003年に始まったオオタカの観察記録は4年目になっていた。
 ほぼ毎年3羽ずつの雛が育ち、巣立っていた。
 ある年には雛がほぼ同時に孵り兄弟の成長に差は見られない。
 またある年には差が大きく開き、兄達が巣から出て枝渡りを
 始めても羽毛の白い末っ子が巣に残っている事もあった。

 巣の中には必ずホオノキの葉が敷かれる。
 これは床材としての感触のためか、はたまたその殺菌成分の
 ためか、それとも雛を覆い隠す為なのかはまだわからなかったが。
 ツミが巣の床にサワラを敷く行為を以前観察している。
 サワラにも殺菌効果がある。これを思うとホオノキもサワラも
 巣の中を衛生的に保つ為に敷かれるのではないかと僕は考えている。
 デジスコでの観察記録は色々な事を教えてくれていた。

  → 続きはこちらから
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_51/toku4.htm


  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

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■ …【タクミ】……………………………………………………………………
□  <第3回> タクミのとりコラム
■ ……………………………………………………………………………………

 まもなく2010年も終わり、新たな年を迎えようとしています。
 今年はみなさんにとって、どのような年だったのでしょうか?
 私は野鳥図鑑出版にはじまり、写真教室の講師と
 忙しかったですがとても充実した一年でした。
 寒さも厳しくなってきましたね。みなさん風邪など
 ひかないようにして下さい。

 さて、みなさんは、デジスコやデジイチなどで野鳥を撮るとき
 何を考えながら、モニターやファインダーを覗き、
 シャッターを切っていますか?

 露出はこれでいいのかな?露出補正はどうする?
 シャッター速度は?ピントは?などと技術面を考え
 悩んでいる方もいるでしょう。

 また、何も考えずに無我夢中でシャッターを押す人も
 多いでしょう。

 では、私はどうなのか?
 露出なども考えますが、他には、画面のどこに野鳥を置くか?
 背景は?少し位置をずらすと背景が変わり野鳥が
 引き立つのでは?もう少し画面に加えられるものは?
 などなど色んな事を考えています。

 それが自分の写真、いわゆる絵作りになっています。

 『写真は引き算』という言葉を聞いたことありますか?
 写真を長くやられている方なら耳にしたことがあると
 思います。また、デジスコから写真をはじめられた方は、
 初めて聞く言葉だと思います。

 昔から『写真は引き算』と言われます。
 写真教室やカメラ写真関係の本でも同じように言われたり、
 書かれたりしています。何も考えずに漠然とシャッターを
 切ってもただ写真が写っているだけで、何が主題なのかが
 判らない写真になることが多いからです。
 きちんと主題を明確にし、自分が表現したいものを
 全面に出すことが大切です。
 そのために余計なものは画面に入れないように切り取った
 フレーミングをすることです。
 これが『写真は引き算』と言われる所以です。

 また、『写真表現の特徴を的確に表した最高の言葉』とも
 言われています。


  → 続きはこちらから
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_51/toku5.htm


  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

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■ …【ユンソナ】…………………………………………………………………
□  <第3回> ユンソナの勝手につぶやき・・
■ ……………………………………………………………………………………

 ────────────
  画質・音質への影響
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 前回は音楽とギター製作の話をしました。
 今回はオーディオとギター製作の話の予定でした・・・が(笑)
 もともと趣味の多い私ですが、全く別の趣味で得た
 知識が今の趣味に役に立つと思う事が多々あります。
 そこで、今回はオーディオの世界から、「音質」に影響のある
 振動やノイズといったデジスコの「画質」に繋がるかもしれない
 話を中心に、徒然なるままに、脈絡も無く、勝手に
 つぶやいてみたいと思います。

 もともと勝手につぶやいていますので、毎回々が関連の無い、
 脈絡も無い話で恐縮なのですが、最終回には夫々が
 有機的に結びついて、デジスコ撮影に多大な貢献をする
 話になってくれると信じて勝手につぶやいています(笑)
 という訳でギター製作の話は後日・・・

 楽器に限らず、機器類は自動車からPCに至るまで、
 同じ機器であっても使用者の使用法によって個性が
 出てくるものですし、ほんの僅かな使用でも機器に
 影響を与えるものです。
 不思議に思われるかもしれませんが、ギターを
 弾いていた時は「自分のギターを他人が弾いた」だけで、
 「誰か触ったね・・」と判るくらいにギターの変化が
 判ったものですし、車は今でも女房や他人が
 乗った後は、たとえシートを元通りに戻していたとしても、
 私以外の人が運転した事が数十メートルも走ると判ります。
 機器の繊細さは我々が想像する以上に大きなものだと
 実感させられます。

 さて、今回はそんな機器の繊細な個性の話ではなく、
 もっと機器に普遍的な変化を与える事がハッキリ
 しているにも関わらず、カメラ業界では殆んど
 問題にされていない機器の材質や部品に絡む
 「振動」や「ノイズ」、そしてそれらが与える「質」について
 の話題です。

 皆さんも経験した、あるいは経験が可能なオーディオの
 世界の話を例に考えてみましょう。
 オーディオの中でもケーブル(コード)についての話が
 面白そうですのでそちらを中心に話してみます。

 初めから本題から外れた話になりますが・・・
 私の車には「マークレビンソン・サウンドシステム」と
 いったものが搭載されています。
 もちろん、本物の「マークレビンソン」であるはずも無く、
 DSPのチューニングを「マークレビンソン」がやり、
 スピーカーのチューニングも「マークレビンソン」が
 企画・担当したという程度で、本体は富士通テンが製作して
 いるのが実態のようですが・・・。
 この「マークレビンソン」という会社はオーディオの
 世界にのめり込んだ人なら誰でも知っている
 オーディオ界の「東の正横綱」でしたが、
 今ではハーマン(JBLブランドなどがある)の配下に
 入って価格も随分と安くなりました。

 以前はセルシオが1台買えるほどの値段がしたもの
 です(蛇足ですが・笑)

  → 続きはこちらから
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_51/toku6.htm


  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

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■ …【漂鳥】………………………………………………………………………
□  <第3回> 風の音にぞ…
■ ……………………………………………………………………………………

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 第3回 初冬の記憶
 ─────────────

 師走らしい寒風が、路地を吹き抜ける。
 道を隔てた隣の竹林が大きく揺れ、木洩れ日も
 また大きく揺れる。比較的がっしりとした柿の木も、
 強い風に左右される。人通りのほとんどない路地の
 日陰に立っていると、三分もしない内に体が冷え切ってくる。
 仕方がないので少し離れた陽の当たる場所から
 柿の木を見上げる。

 近くに散在する、散り残った楓やアメリカハナミズキの葉を
 逆光に透かして見ると、その赤はまだ衰えていず、
 鮮烈でさえある。けれども北風に揺れるそれを、
 北風に身を縮めながら見るとき、それはむしろ物悲しい。
 一つの季節が終わり、もう次の季節が来ているのに、
 小さな子がイヤイヤをするように北風に吹かれて
 身もだえする様は、やはり少し寂しい。
 毎年のことなのに、やはり少し切ない。…

 一つやり残したことがあった。メジロだ。

 メジロはチビのくせに雑食性で、それこそなんでも
 食べる逞しい鳥だ。春は花の蜜を吸い、
 夏は幼虫を食し、秋には小さな木の実や、
 それから柿などの果実を好んで食べる。
 彼らはいつ、どこに、どんな食べ物があるかを
 知悉しており、例えば住宅街にある丈の低い
 トウネズミモチの横を通ったら、目線の位置から
 わらわらと飛び出してきてビックリしたこともあるくらいだ。

 やり残したのは、柿メジロ。

 私の中の歳時記で“柿メジロ”は、晩い秋の象徴的な
 シーンとして位置づいている。
 柿にメジロだなんて、もうほとんど様式的でさえあるし、
 目をつぶればどなたでも容易にそのシーンが
 想像できてしまう。にもかかわらず、農家が“祭り”をもって
 一つの節目を、農作業上の、あるいは文字通り
 季節の変わり目を迎えるかのように“柿メジロ”は、
 私の小さな節目になっている。

 その時々観察できる鳥によって季節の変わり目を
 実感される方は多いだろう。ツグミやタゲリの姿を見て、
 今年も冬が始まるんだなと思われる方もいらっしゃるだろう。
 ヂッヂッと地鳴きの声を残しながら、低く飛ぶアオジの
 姿に私も初冬を思う。

 けれどもメジロのような留鳥であっても早春は梅と、
 晩秋は柿や山茶花とともにあるとき、
 それぞれの季節の到来をきちんと告げてくれる。

 今日はその“柿メジロ”を見に来たのだった。


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  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

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□  <第35回>「鳥、鳥、鳥」
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  第35回  とりぱん
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 随分前から毎週買い続けている漫画雑誌があります。
 講談社から毎週木曜日に発売される「モーニング」です。

 買っていた目的は、正史の三国志をベースにし、
 曹操を主人公にした漫画、
 「蒼天航路」を読みたいがためでした。
 (余談ですが、一般的に知られている三国志は、
 「三国演義」という、劉備や諸葛亮を主人公にし、
 曹操を「悪」とした作品をベースにしたものですね)

 原作が判っているため、最終回の時期も容易に想像でき、
 これが終わったら買うのをやめようか、と考えていた矢先、
 新人の漫画家のとある作品が3回の読切で登場しました。
 2005年の春ごろでしょうか。それが、今回のタイトル、
 とりのなん子さん作、「とりぱん」でした。

 賞味期限切れ間近の安い食パンを大量に買い込んで、
 細かく刻んで、「鳥にやる」といったシーンから始まり、
 やってくる鳥をコミカルに紹介していく内容でした。
 通勤中の電車内で、思わず吹き出してしまいました(^_^;)


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