『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。
随時更新!お見逃しなく!!


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         <<デジスコ通信 第64号 (2011年2月4日号)>>
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みなさん、こんにちは。

今年の冬は、人のインフルだけではなく、鳥インフルも流行、そして
各地の大雪、霧島山新燃岳の噴火・・・大変な冬を過ごされている方も
多いと思います。被災地の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

でも、厳しい冬が過ぎれば、暖かい春がやってきます。春と言えば・・・
あ〜鼻がムズムズしてきました! そろそろ花粉症の季節ですね。
でも、春先の鳥見、鳥たちも繁殖や渡りに向けて活発になり、
楽しいですよねぇ。

(結局なにを言いたいのだか・・・^^;)

(デジスコ通信 編集長 勝山)

皆様からのデジスコに関するニュースの投稿や自薦・他薦を問わず
HPの紹介などは大歓迎です。すべてを記載することはできませんが、
下記アドレスまでお願いします。
  ┗ mailto:info@digisco.com

-*-*-*-*-*-*-*-*-*- DIGISCO.COMからのお知らせ *-*-*-*-*-*-*-*-*-

 ◆デジスコ通信はあくまでも個人の主観による判断で構成されています。
 できるだけ客観性を持たせたいとは思うのですが、書籍のように吟味
 した内容を正しい言葉で表現することはなかなかできません。自分達
 流でのんびりと継続して行くことが大切と思っています。
 皆様のご理解と応援を宜しくお願いします。

 ◆過去のデジスコ通信の過去の特集記事や各連載記事を一覧で見ることが
  出来るようになりました。以下の順にリンクを辿ってください。
  
   DIGISCO.COMトップ
     ┗ デジスコ便利帳
          ┗ デジスコスタッフ連載一覧

 ◆DIGISCO.COMの各掲示板へ投稿する上で、以下に該当する画像は
  遠慮していただくよう、お願いしています。
 
  ・ストロボ使用など野鳥にストレスを与える方法で撮影した画像。
  ・ 餌付けや、餌付け撮影を助長する可能性のある状況で撮影された画像
   (保護目的の給餌台も対象とします)
  ・営巣中の画像。(巣作り・卵・抱卵・雛・巣での給餌)
  ・背景などで営巣現場と特定できる場所で撮影した画像。
  ・オオタカなど絶滅危惧種のヒナや幼鳥の画像。
  ・その他、野鳥や自然に対し悪影響を与える恐れのある画像。
  ・市町村など詳細な撮影場所は開示しない。

  削除等を含めた最終的な判断は、DIGISCO.COMのスタッフが行いますが、
  スタッフそれぞれの線引きが違うため、基準があいまいに感じてしまうことも
  あるかもしれませんが、時間をかけて話し合い、コミュニティーを円滑に運営
  していく上での最低限のルールとして導き出したものです。

  どうかご理解、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆役にたつと思われたり、面白かったり思われましたら是非お知り合い
 をお誘いください。
◆役に立たなかったり、つまらなかったりと思われるかたは「配信不要」
 または「ご意見」などご連絡ください。
◆ご連絡先 → mailto:info@digisco.com



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☆━━━     ♪♪  デジスコ通信 メニュー ♪♪    ━━━☆
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▼ 製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど) ▼
◎ デジスコドットコム 製品情報
◎ メーカー、ショップからのお知らせ
 ・でじすこや
 ・コーワ
 ・トミーテック

▼デジスコ関連情報▼
◎ 【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】興和「プロミナー500mm F5.6 FL」  

▼イベント情報(写真展・デジスコ説明会・デジスコ撮影会・オフ会など)▼
◎ CP+2011 CAMERA&PHOTO IMAGING SHOW
  [講習会]
  ・CP+2011デジスコ講習会
  ・デジスコ講習会in望遠鏡工業会ブース
◎ デジスコセミナーinJTBロイヤルロード銀座
◎ デジイチ撮影講習会 in 蓼科
◎ CP+2011 御苗場写真展
◎ デジスコ倶楽部主催「第8回デジスコ写真展」

▼野鳥観察情報▼
◎ <第24回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
◎ <第45回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
◎ <第36回>藤川 友敬さん 「知床から」

▼スタッフ、有志の連載▼
◎ <第4回>「タクミのとりコラム」…… by タクミ
◎ <第4回>「ユンソナの勝手につぶやき・・」…… by ユンソナ
◎ <第4回>「風の音にぞ…」…… by 漂鳥
◎ <第36回>「鳥、鳥、鳥」……… by katsu

▼スタッフ紹介▼
DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します


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☆★★★★☆ デジスコドットコム 製品情報 ☆★★★★☆

【デジスコドットコム】新製品情報や最新開発情報など
お知らせいたします。

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 カメラと写真の情報発信イベント
 『CP+2011』デジスコドットコムブースのご案内
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 2011年2月9日(水)〜2月12日(土)
 カメラと写真の情報発信イベント「CP+2011」が
 パシフィコ横浜で開催されます。

 昨年に引き続き、今回も株式会社デジスコドットコムは
 望遠鏡ゾーンにて出展いたします。

 ■展示予定
 最新デジスコシステムセット
 ホットシュー対応照準器システム
 3インチ対応液晶フード
 デジスコで撮影した作例
 最新カタログ、各種資料など

 ※CP+の詳細はこちらの公式HPでご確認ください。
 http://www.cpplus.jp/

 入場料は1,000円ですが、CP+公式サイトにて事前登録する
 ことで無料になります!!
↓※こちらをご覧ください(CP+公式サイト)
 http://www.cpplus.jp/ja/visitor/about/admission.html

 機会がございましたら、是非お立ち寄りください!!
 スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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┏┓ デジスコ用定番カメラ キヤノン IXY 30S用
┗■ カメラブラケットBR-IXYsu3 発売中!

 コンパクトデジタルカメラの中では連写性能が秀逸と話題の
 キヤノン IXY 30S専用カメラブラケットBR-IXYsu3好評発売中です!

 ■カメラブラケットBR-IXYsu3 の情報は、こちらをご覧下さい。
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/br_ixy_su3.htm


┏┓ デジタルカメラ用ルーペ付
┗■ 3インチ液晶モニターフード『 HD-30WMC 』

 大きく見える!見やすい!と各方面から大反響!好評発売中!

 * 価格:オープン価格(市場想定価格:15,000円(税込み))

 ■HD-30WMC の情報は、こちらをご覧下さい。
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/hd_30wmc.htm


┏┓ ホットシュー対応新型照準器
┗■ DOS-HSシリーズ 4機種 好評発売中!

 待望のデジタル一眼レフカメラ用照準器が登場!!
 DOS-HSシリーズは、デジタル一眼レフカメラのホットシューに
 取り付けて使用する照準器システムです。

 デジタル一眼レフカメラで超望遠撮影の時に被写体の野鳥が導入
 しにくかったということはありませんか?

 デジスコドットコム独自の「両眼視システム」を応用しさらに使い
 やすく設計いたしました。
 素早く被写体を導入することが可能です。シャッターチャンスを
 逃しません。

 ■ホットシュー対応円筒式照準器システム DOS-HS01
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/dos_hs01.htm
 * 価格:オープン価格(市場想定価格:19,800円(税込み))

 ■ホットシュー対応マルチドット照準器システム DOS-HS02
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/dos_hs02.htm
 * 価格:オープン価格(市場想定価格:24,800円(税込み))

 ■ホットシュー対応マイクロ照準器システム DOS-HS03
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/dos_hs03.htm
 * 価格:オープン価格(市場想定価格:35,000円(税込み))

 ■ホットシュー対応マイクロ照準器システム DOS-HS04
 ┗ http://www.turboadapter.com/product/dos_hs04.htm
 * 価格:オープン価格(市場想定価格:24,800円(税込み)


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☆★★★★☆ メーカー、ショップからのお知らせ ☆★★★★☆


┏━━[ でじすこや ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

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  ◇ 『今、中古品が熱い!』随時定期更新中です!
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  中古品販売コーナーを是非チェックしてみてください!
  超お買い得商品や幻の逸品など大量に商品アップ中です。
  掘り出し物もあるかも?!現品限りですので、早い者勝ち!

  ※中古品販売コーナーはこちらです。
  http://www.digiscoshop.com/used/index.htm


  【急募!】
  スコープ、接眼レンズの下取り、買取り大募集中です!
  新品同様品や人気商品の場合、高値にて査定いたします。
  ご使用にならない機材がございましたら、是非一度お気軽に
  ご相談ください。お待ちしております!!

  ※特に買取り、下取りを強化している商品はこちら!
  http://www.digiscoshop.com/used/kaitori_sitadori.htm

  みなさまのご利用お待ち申し上げます。


  ◆---------------------------------------------------◆
  ◇ 各メーカーのお得なキャンペーン開催中!
  ◆---------------------------------------------------◆

  ◎ニコンEDGシリーズ感動応援キャンペーン
  http://www.nikonvision.co.jp/event/2010/1203/index.htm

  ◎スワロフスキー フィールドスコープキャンペーン
  http://www.digiscoshop.com/fair/201102swarovski/index.htm

  ◎スワロフスキー 円高還元キャンペーン
  http://www.digiscoshop.com/fair/201011swarovski/index.htm

  ◎GITZO 買い替えキャンペーン
  http://www.digiscoshop.com/campaign/gitzo/index.htm

  ◎ツアイス お得な新発売キャンペーン  
http://www.zeiss.co.jp/4125681C00494052/EmbedTitelIntern/InfoDiaScope/$File/SODinfo_Nov.2010_DiaScope.pdf


  ◆---------------------------------------------------◆
  ◇ 【予告】CP+出展記念セール開催予定!
  ◆---------------------------------------------------◆

  デジスコドットコムのCP+出展を記念してお得なセールを企画中!
  定番商品や照準器など超お買い得価格にて放出予定です。
  週明けに開催いたしましので、どうぞご期待ください!!


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┏━━[ コーワ ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  ◆----------------------------------------------------◆
  ◇ CP+2011 出展のご案内
  ◆----------------------------------------------------◆

  コーワはCP+2011に出展いたします。
  新製品「PROMINAR 500mm F5.6 FL」はじめ、
  コーワ製品をご体験いただけます。
  叶内拓哉先生、菅原安先生によるセミナーも
  開催いたしますので、是非ご来場ください。

  期間:2011年2月9日(水)〜12日(土)
  場所:パシフィコ横浜

  <セミナーのご案内>
   (1)「PROMINAR 500mm F5.6 FL」ではじめる超望遠動画の世界
     講師 : ネイチャー映像作家 菅原 安氏
     日時 : 2月10日(木) 11:15〜11:45/16:15〜16:45
     場所 : 日本望遠鏡工業会ブース(コーワブースすぐ隣)

   (2)「PROMINAR 500mm F5.6 FL」野鳥写真の楽しみ方
     講師 : 野鳥写真家 叶内 拓哉氏 
     日時 : 2月12日(土) 12:15〜13:00/14:15〜15:00
     場所 : 日本望遠鏡工業会ブース(コーワブースすぐ隣)

  ======================================================
  ◎デジスコによる野鳥写真講座のご案内

   コーワ協賛の野鳥写真講座を開催いたします。
   講師に野鳥写真家の叶内拓哉氏をお迎えし、
   1泊2日でじっくりと野鳥写真のノウハウを学びます。

   開催日 : 2011年3月4日(金)〜5日(土)
   場所  : 上郷・森の家、横浜自然観察の森

   詳細は以下よりご確認ください。
   http://www.kowa-prominar.ne.jp/event/index.htm
  ======================================================

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Kowa]━━━━━━━┛

┏━━[ トミーテック ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  ボーグは2011CP+で2011年の新製品をまとめて発表します。
  http://www.tomytec.co.jp/borg/world/blog/2011/01/201120110125.html

  <主な新製品>
  新対物レンズ1種、新対物絞り1種、新地上プリズム1種、新フラットナー1種
  新レデューサー1種、参考出品の望遠レンズユニット1種、等々を展示します。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[ TOMYTEC ]━━━━━┛


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

━━◇◆デジスコ関連情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━

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  【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】
  興和「プロミナー500mm F5.6 FL」  
 ──────────────────

 インプレスのデジカメウオッチで伊達淳一さんが、
 興和「プロミナー500mm F5.6 FL」について、レポートを書かれています。
 ご購入を検討されている方、興味のある方は是非参考にしてみてください。
 
 http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/date_lens/20110204_424620.html


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


━━◇◆イベント情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◆◇◆ デジスコドットコム イベント情報 ◆◇◆

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 ○ CP+2011 CAMERA&PHOTO IMAGING SHOW
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  CP+2011にデジスコドットコムは出展いたします。
  出展内容は、『デジタル一眼レフ用照準器 4種』や
  デジスコシステム&3インチ対応液晶フード
  『HD−30WMC』!!
  CP+2010同様デジスコシステム体験コーナーも設けます。
  焦点距離3000mm以上の超望遠撮影を体感して下さい!
  小さいブースですので、見つけ難いかもしれませんが・・・
  皆様お誘いあわせの上、是非、お立ち寄り下さい。

  ◎開催日時:2011年2月9日(水)〜12日(土)
  ◎会場:パシフィコ横浜
  ◎詳細はこちらをご覧ください
   ┗ http://www.cpplus.jp/index.html


 *─*─*─*─*─*CP+2011 デジスコセミナー*─*─*─*─*─*

   ━━━━━━━━━━━━━
    CP+2011デジスコ講習会
   ━━━━━━━━━━━━━

   『フィールドスコープではじめる超望遠撮影デジスコ入門』

   小さな撮像素子を持つコンパクトデジタルカメラと
   フィールドスコープの組み合わせでしかできない
   焦点距離3000mmを超える超望遠撮影「デジスコ」。
   野鳥撮影なら小鳥のバストアップが手軽に、
   しかも鮮明に写すことができます。
   作例やその他の超望遠撮影との比較をまじえて
   「デジスコ」の秘密を、わかりやすく解説します。
   超望遠撮影や野鳥撮影にチャレンジされたい方は、
   是非ご参加ください。

    ・日時:2011年2月12日(土)12:50〜13:50
    ・内容:入門者向けデジスコセミナー
    ・会場:パシフィコ横浜 アネックスホールF206
    ・講師:石丸 喜晴
    ・詳細はこちらをご覧ください
     ┗ http://www.cpplus.jp/ja/visitor/event/popup_28.html

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    デジスコ講習会in望遠鏡工業会ブース
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   上記のデジスコ講習会の他に≪望遠鏡工業会ブース≫にて
   講習会を午前、午後の2回開催いたします。
   こちらにも是非、ご参加下さい。

    ・日時:2011年2月12日(土)
         午前の部:11:15〜12:00
         午後の部:14:15〜15:00
    ・内容:入門者向けデジスコセミナー
    ・会場:パシフィコ横浜 展示場内 望遠鏡工業会ブース
    ・講師:石丸 喜晴

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 ○ デジスコセミナーinJTBロイヤルロード銀座
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  ■日時:2011年2月18日(金)14:00〜16:00
  ■内容:デジスコ実践セミナー
  ■会場:JTBロイヤルロード銀座 ロイヤルサロン
  ■講師:近 勝之(予定)
  ■定員:20名(要予約) 
         ※定員に満たない場合は中止になることもあります
  ■参加費:無料
  ■詳細:http://www.digisco.com/event/110218.htm

   ※会場としてJTBさんがご提供くださっていますが、
     旅行に関係ないデジスコ専用のセミナー会場ですので、
     お気軽にご参加ください。


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 ○ デジイチ撮影講習会 in 蓼科
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  蓼科のペンションで2日間、デジイチでの
  野鳥撮影の講習会・撮影会で満喫しませんか?

  この度、デジタル一眼レフカメラ(レフ無し等含む)での
  野鳥撮影の基本〜実践までを楽しんで学んでいただける
  講習会を開催することになりました。
  講師はフォトマスターEX(野鳥)の資格を持ち、
  カルチャースクールなどで写真教室講師を
  務められている吉田巧先生にお願いいたしました。
  また、同じくフォトマスターで講師資格を持ち、
  デジスコ使いでもある佐々木一弘先生にも
  お手伝いいただきます。
  講師と一緒にデジタル一眼レフカメラ(レフ無し等含む)
  での野鳥撮影を実践して、より深く
  野鳥撮影を勉強しましょう。
  夜には撮影した成果のディスカッションしながら、
  構図やピント、露出など野鳥撮影時のポイントの
  勉強会も行います。
  後日、当日撮影された写真の講評(添削)も行います。
  全くの初心者でも参加OKの講習会ですので、
  お気軽にご参加下さい。

   ・日時:2011年2月26日(土)〜27日(日)
   ・内容:デジイチ野鳥撮影セミナー
   ・会場:ペンション 蓼科高原 ヒルサイドインアダージオ
   ・講師:吉田 巧先生 佐々木一弘先生
   ・定員:6名(要予約)
   ・参加費:お一人様:15,000円
   ・詳細はこちらをご覧ください
    ┗ http://www.digisco.com/event/110226_27.htm

 ◆◇◆ デジスコ倶楽部イベント情報 ◆◇◆

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 ○ CP+2011 御苗場写真展
 ○ デジスコ倶楽部
 ○   〜若手を中心とした8名の作品展〜
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  CP+2011会場内の御苗場ブースにて
  デジスコ作品展を開催いたします。
  デジスコ倶楽部メンバーの中でも
  若手の方が中心となった作品展です。      
  これからのデジスコ界を担っていく若手の力作を
  ご覧下さい。

   ・日時:2011年2月9日(水)〜12日(土)
   ・会場:パシフィコ横浜 展示ホール アネックスホール
        会議センター CP+2011 『御苗場』


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 ○ デジスコ倶楽部主催 「第8回デジスコ写真展」
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  今年もデジスコ倶楽部主催の
  『第8回デジスコ写真展』を
  「ニコンサロンbis新宿」「ニコンサロンbis大阪」で
  開催することになりました。
  今回も昨年同様、多数応募された中から
  厳選された約70点の秀逸な作品を
  展示予定しております。

  【東京】
  ≪会場≫東京新宿『ニコンサロンbis』
   http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/
  ≪開催期間≫2011年6月7日(火)〜13日(月)

  【大阪】
  ≪会場≫大阪『ニコンサロンbis大阪』
   http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/
  ≪開催期間≫2011年5月26日(木)〜6月1日(水)

   ━━━━━━━━━━━━
    作品応募受付中!!!
   ━━━━━━━━━━━━
    応募締切り:2011年3月31日まで    
    【第8回デジスコ写真展】応募要綱はこちら
http://www.digisco.com/digisco_club/event/nikon/nikon.htm


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


━━◇◆野鳥観察情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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□  <第24回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
■ …………………………………………………………………………………………

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  第24回 珍鳥って、なんなのさ
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 「研究者は傾向を把握し、マニアは例外を尊ぶ」という名言があります。

 たとえば、研究者は当たり前の鳥のスズメがどこにいて、
 どのように変化していくのかが研究課題です。
 あるいは、1本の木をカラ類が種類によってどう利用しているかも
 研究対象です。シジュウカラは上から下まで、樹冠部はヒガラ、コガラは
 木の幹はゴジュウカラと言うように棲み分けています。

 もちろん、翼のある鳥のことですから本来とは違うところにとまること(例外)
 もあります。そこで、傾向の把握ということになります。
 例外を除外できるように統計的に有意になるようにデータを
 収集するわけです。私が続けている六義園のセンサスも、
 たとえば当たり前の鳥ヒヨドリの季節変化と経年変化の傾向を
 把握することを目的としています。長期間調査を行い調査回数を
 増やします。その結果、例外的な大群は平均値のなかに
 埋もれて行きます。そして、全体の変化の傾向が把握できるわけです。

 こうした傾向から、鳥たちがどう自然を利用しているか、
 あるいは環境の変化をどう受けているかなど、
 自然と野鳥との関係を知りたいと思っています。

 それでは、マニアの例外を好むというのはどういうことでしょうか。
 例外的に出現する鳥、珍鳥を好むということになります。
 以前、六義園のヤツガシラについて書きました。
 その時、私はヤツガシラを珍鳥とは認識していませんでした。
 ところが、数100人を超えるバードウォッチャーが集まり
 大騒動になりました。私が珍鳥と認識していれば、
 情報を管理して騒動の回避を計ったはずです。それ以来、
 珍鳥とは何なのかが、私にとって課題となっています。

 まず、珍鳥は学術用語ではありませんのでの定義はありません。
 文字通り珍しい鳥という意味しかありません。
 行動が珍しい鳥も形が珍しい鳥も珍鳥です。
 世界の珍鳥というタイルで、ダチョウやゴクラクチョウを扱っても、
 間違いではありません。

 ただ多くのバードウォッチャーがいう珍鳥は、数の少ない鳥、
 出会うことの希な鳥という意味で使っています。
 なかでも、そもそも生息数が少ない絶滅に瀕している
 鳥であるというのがまず思い付く定義です。
 たとえば、ヘラシギやカラフトアオアシシギがそうです。
 分布も極東のみ、かなり危険な種類と言えます。
 このような種類は、私も見たいし、ぜひ声を録音したいと
 思っています。声の録音は、極東に住む野鳥録音家の義務だと
 も思っているほどです。

  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_52/toku1.htm


■ …………………………………………………………………………………………
□ <第45回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
■ …………………………………………………………………………………………

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  第45回 ギネスブック認定
      「世界でもっとも危険な鳥」に会ってきました
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 2010年の12月、「世界でもっとも危険な鳥」としてテレビで
 紹介された鳥に会ってきました。
 番組をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、
 この鳥の和名はヒクイドリ(火食鳥(鶏))といい、
 名前からして恐ろしい印象を受けます。

 もちろん火など食べるわけはありませんが、首の肉垂れが赤く、
 まるで火を食べたような印象を受けることにその名が由来したとも
 言われています。実際に、中国では火を食べるものと信じられていた
 ようですが、普段はおとなしく、森の中で果実や昆虫などを食べています。

 ヒクイドリはヒクイドリ科でもっとも大きな種で、インドネシアから
 オーストラリア北東部にかけて分布しています。
 全長は170cm前後、大きい個体は190cm近くにもなるそうで、
 サイズ的にはエミューと同じくらいですが、前屈みになっている分、
 エミューの方が体高はあります。
 また体重はダチョウに次いで重いそうですが、オスが30kg前後なのに対し、
 メスは最大で60kg近くになるそうです。
 そう、ヒクイドリはオスよりメスの方が大きく、子育てもオスが行うのです。

 この鳥、なにが危険かといえば、その蹴りの強さと爪の鋭さにあります。
 カンガルーが殴り合う映像をご覧になった方は多いと思いますが、
 カンガルーの武器は、パンチと尾を支えにした前蹴りですね。
 ヒクイドリのキックはイメージしにくいでしょうが、
 「前屈みになったエミューがカンガルーのように前蹴りをする…」と
 いった感じで、少しは想像できますでしょうか?
 ヒクイドリの爪はなんと12cmも長さがあり、蹴られた拍子に爪にかかると、
 肉が裂かれてします。「人間にとってもっとも危険な鳥」として
 ギネスブックにも認定されたそうですから、その破壊力はホンモノです。
 本気で蹴られれば骨折し、当たりどころが悪ければ、
 命にも関わるほどだそうです。

 ちょっと脅しすぎたかもしれませんが、そのヒクイドリに出会ったのは、
 オーストラリアのケアンズから少し内陸に入った森の中です。
 その名もCassowary House(Cassowaryはヒクイドリの英名)という
 鳥見のできるロッジに宿泊すると、バルコニー下のネコの額ほど
 しかない(といっても、周囲は森)庭先にヒクイドリがやってくると
 いうのです。
 「気まぐれなのでいつ来るか分からないが、来たら呼んでくれる」と
 オーナー夫人が言いますが、「こんな狭い庭に来たとしても、
 一体どこで観察するのだろう。また、呼ばれてからきても間に
 合うものなのか…」と疑問を感じながらも、翌早朝はロッジの周辺を
 散策していました。

 すると「Cassowary!」とオーナー夫人の大きな声。脅かさないように、
 慌てながらも慎重に近づくと、なんと私が泊まっていた部屋のすぐ前で、
 成鳥1羽がヒナ3羽と共にエサをついばんでいました。
 部屋のドアを開けるとヒクイドリにぶつかってしまうほどの至近距離です。
 また庭が狭いので、我々が観察していた建物の角からも数メートル
 しか離れていません。観察していた仲間も、このヒクイドリは子連れで
 神経質そうだと警戒していましたが、ガイドさんからは、
 「この個体はオスでおとなしく、我々から近づかなければ大丈夫」と
 言われました。裏を返せば、メスは気性が粗くて危険ということですが、
 大人しいオスであっても、のそのそと近づいてくると、建物の陰まで
 下がらずにはいられないほどの威圧感がありました。

  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_52/toku2.htm


■ …………………………………………………………………………………………
□ <第36回>藤川 友敬さん 「知床から」
■ …………………………………………………………………………………………

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  第36回 乗り切るために
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 知床に去年より6日早い流氷がやってきた。今では、水平線の先まで
 白い氷の大陸になっている。そんな中で、雪と氷に閉ざされながらも
 必死に厳しい冬を乗り越えようとしている野鳥を見つけた。

 海岸線の風当たりが強い場所では、雪が吹き飛ばされて、
 ハマナスの赤い実が顔をのぞかせていることがある。
 そこにやってきていたのは、数羽のシメ。
 しわくちゃになったハマナスの実を必死になって食べていた。

 嘴にたくさん果肉をつけて真っ赤に染め上げるほどだ。
 寒さ厳しい冬をしっかりと生き抜いて欲しい。

  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_52/toku3.htm


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


━━◇◆スタッフ、有志の連載◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■ …【タクミ】……………………………………………………………………
□  <第4回> タクミのとりコラム
■ ……………………………………………………………………………………

 いよいよ2月9日からCP+が横浜で始まります。
 (2月9日から2月12日まで)
 CP+とは、カメラと写真の総合展示会 でアジア最大の
 カメラショーです。デジスコドットコムさんもブースを構えます!
 たーぼ♪さんこと石丸先生のデジスコセミナーも開催されます!
 そして、このCP+に『御苗場』というブースがあります。
 『御苗場』とは、参加型の写真展です。そこに写真を出展します!
 私とHN:Kazuさんこと佐々木さんと二人での出展です。
 私たちの他にデジスコ倶楽部若手を中心とした8名の作品も
 出展されます。大勢の方々来場されますので、
 デジスコの写真はきっと大勢の方々にインパクトを与えると思います。

 さて、今回も撮影マナーに触れたいと思います。
 また、マナーについて?なんて思わないで最後まで読んで下さい。
 みなさんは、辞書で『詩』を引かれた事はありますか?
 私が引いた辞書によると『詩』とは『人の心を清め高めるもの』と
 ありました。(良い表現で書いてあるな、と感心しました。)

 私が目指しているもの、それは正に、この辞書に書かれている
 『詩』のような写真です。一枚の野鳥写真で、見て下さった方々に
 感動を与えて、その方々の心を清め高められたらなんて
 素晴らしい事だろうと思っています。
 そして、その為に重要な事は、撮影者の『心』だと思います。

 先日も撮影していて、マナーを守らない方に出くわしました。
 いつも行く、多摩川での出来事です。
 夜明け前の暗い中写、三脚を立てカメラをセットして、寒さをこらえ、
 明るくなるのを写真仲間とじっと待っていました。

 少しずつ川面から靄が立ち始めました。
 コガモ、カワウ、ダイサギ、アオサギが舞い降りてきました。
 『朝靄と鳥』を撮るには絶好のコンディションです。
 しばらくすると、鳥たちが飛び立ってしまいました。「あれ?」と思い
 ファインダーから目を離し周囲を見ると、リュックを背負った人が
 歩いていました。鳥たちはこの人に警戒して飛び立ったのです。
 そして、その人は私たちの脇を通り過ぎどんどん前に歩いています。
 そして、先ほどまで鳥たちが降りていた場所に三脚を立て
 始めました。カメラマンだったのです。たまに釣人が入る事も
 ありますが、カメラマンが入って行った事はありませんでした。

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■ …【ユンソナ】…………………………………………………………………
□  <第4回> ユンソナの勝手につぶやき・・
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 前回はオーディオの世界でコード(ケーブル)の材質などが
 音質≒画質などに及ぼす影響についてつぶやいてみました。
 今回は画質を中心にして考えた時の今時のカメラ事情について
 考えてみます。

 オーディオの世界もデジタル化が進み、音源もレコードや
 テープといったアナログ的なものからCDやPCでの音楽配信と
 いったデジタルなものに変わってきました。
 そのせいでしょうか、逆にある程度の音質を手に入れたという
 満足感からでしょうか更なる高音質といったものを求める人が
 少なくなってきた気がします。

 生演奏の音質を100/100とするとアナログの時は40/100も
 あれば98/100もありました。そのため、人々はこぞって音質が
 少しでも良いメーカーの音響機器を探し、チューナーは〇〇、
 アンプは〇〇、スピーカーは〇〇・・・などと競いあったものです。
 音響機器に対する勉強もし、知識もそこそこにある人が多かったのは
 そんな時代背景があったからかもしれません。
 デジタルになり手軽に90/100が手に入るようになった訳ですが、
 その途端に98/100を求める人は激減し、音響メーカーは受難の
 時代となりました。

 カメラの世界にも似たような波が押し寄せている気がします。
 コンパクトデジカメは昔のフィルムコンパクトカメラと同じように
 シャッター押すだけが主流になり、顔認識やら笑顔認識
 自動シャッターが付いた機種が幅を利かせています。
 カメラの仕組みといったものを全く理解せずともちゃんとした
 写真が撮れるようになった訳です。デジタル一眼レフカメラの
 世界も全自動やらシーン別の撮影が出来るようになり、
 素人にも手軽に撮影が出来るようになってきました。

 カメラの知識が無くとも「そこそこの画像」が得られるようになってきた
 ことで逆に画質に対するこだわりはマニアと呼ばれる人達を除くと
 画素数や倍率、顔認識といった便利機能の影にかくれて話題に
 ならなくなってしまいました。そのため、我々にとって必要な機能を
 備えたカメラの数が年々少なくなってきている現状は、けっして
 好ましい状況であるとは言えない気がします。

 あれあれ最初からつぶやきと言うよりは愚痴っぽくなって
 しまいました(笑)

 私は鳥さんの写真を撮る際にはとまり物はデジスコ、飛び物は
 デジ一眼を使うことが多いのですが、その理由は皆さんも
 ご一緒かもしれませんが、とまり物は産毛の一本一本までもが
 綺麗な写真を、飛び物は出来るだけ易しくそこそこの写真を求めた
 結果なのです(笑)
 とまり物も被写体の距離が近い場合はデジ一眼で素晴らしい
 解像度の写真が可能なのですが、距離が離れるにしたがって
 ブレのため解像度の低い写真になってしまうことがデジ一眼の
 欠点だと思います。

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■ …【漂鳥】………………………………………………………………………
□  <第4回> 風の音にぞ…
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 第4回 葦原に立つ
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 暦の上では、という言い方があります。例えば立春。
 「今日は立春ですね。暦の上では今日から春ということですが、
 まだまだ寒い日が続きます」といった挨拶がニュースの冒頭などで
 よく聞かれます。確かに二十四節季などはまさに暦の上のことで、
 実際の季節感とは少しずれることが多いようです。

 けれども1月20日頃の「大寒」は、一年の内で最も寒い候という
 意味では、実に暦どおりだと言えはしないでしょうか。
 今年の冬は寒い。冬型の気圧配置が長らく続き、雪深い北海道や
 日本海側の人々には苦難を強いています。一方関東は空気が乾き、
 雲一つない晴天の日が続きます。ときに北風が強く吹き、久々に
 冬らしい冬をたっぷり味わせてくれる今年の冬です。

 地元に葦原がある。冬は足繁く通う。比較的猛禽が多く見られる。
 ノスリ・オオタカ・ハヤブサ・チュウヒ・チョウゲンボウ・ハイタカ・トビ、
 年によりハイイロチュウヒも観察される。猛禽だけでなく、
 葦原に集う小鳥も可愛い。ベニマシコ・オオジュリン・アオジなどの
 冬鳥のほかに、ホオジロなどの常連もよく顔を出してくれる。

 この葦原は何年にも渡って工事が行われ、その間ダンプが頻繁に
 出入りし、常時ショベルカーが稼働していたにもかかわらず、
 絶滅危惧種でもあるチュウヒが、律義に毎年二羽程度やってきては
 ひと冬を過ごす、そういうことを繰り返してくれた。地元の人間は、
 それが当たり前のようにチュウヒを眺めてきたが、北関東の広大な
 遊水池や霞ヶ浦周辺の葦原でというのならともかく、都内に隣接し、
 周辺に住宅街もひかえるという環境で彼らが見られることは、
 とても貴重でシアワセなことと言えないだろうか。

 いまは工事も終わり鳥たちも落ち着いたのか、青空の制空権を
 争うようにチュウヒとノスリが小競り合いをしていたり、この冬は
 およそ5年ぶりに13羽ものコハクチョウもやってきたりと、充実の
 冬を迎えている。

 過日、北関東の広大な葦原を囲む土手に立つた。葦原から吹き
 上げて来る強風に思わず顔が歪む。被っている帽子が飛びそうに
 なるので、タオルを帽子の上から巻く。寒い。気温以上に体感温度は
 ずっと低い。手袋をし、マフラーで首をぐるぐる巻きにするも、
 体はどんどん冷えていく。鳥を見るのはやめて、もう帰ろうかという
 思いが脳裏をかすめる。でも、そんな風をものともせずに何かの
 猛禽が葦原の上を低く飛んでいる。

 (こんな日だって、彼は狩りをしないわけにはいかないんだな) 

 そんな彼の姿に励まされるように私はデジスコをセットし、
 三脚を低くかまえ、猛禽類の出を待つ。

 真冬の、モノトーンな、色味というものがほとんどない葦原に、
 ずっと以前からなぜか強くココロ惹かれ続けている。その広く
 単調な葦原の、まるでアクセントにでもなっているような遠くの
 冬枯れた立木に、ノスリが一羽ポツンと佇んでいる。双眼鏡で
 やっと視認できるほどの距離にいる彼は、時折り思い出した
 ように胸のあたりの羽繕いをする以外、先程来動く気配がない。
 枯れ木に哲学者のように思慮深げなノスリ、まるで水墨画の
 掛け軸のようだ。

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■ …【katsu】…………………………………………………………………………
□  <第36回>「鳥、鳥、鳥」
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  第36回  野鳥の警戒心
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 鳥見をしていると、同じ鳥でも場所によって人に対する
 警戒心が全然違いますね。

 私が時折、訪れる某自然観察公園、特に冬季、
 入り口やセンターの建物から比較的近い湿地にいる鳥は
 あまり逃げません。常時、カメラマンやバードウォッチャー、
 散歩の人がいる、また、それらの人々が攻撃的な行動を
 しない(あせったカメラマンに追われることはありますが・・・)
 ため、早々に人の姿に慣れてしまうからかと思います。
 人がいっぱいいることで、猛禽類やイタチなどがあまり
 接近して来ないという理由もあるかもしれません。

 比較的警戒心の薄いジョウビタキやセキレイ、カラ類
 だけではなく、警戒心の割と強いアオジ、カシラダカ、
 ツグミ、モズ、スズメも人々の目の前を距離こそ測っては
 いますが、特に警戒もなく往来します。
 キジバトなどは、目の前で立ち止まって大きな動きを
 しない限り全然逃げません。

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  ∞∞∞ つづく ∞∞∞


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