『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。
随時更新!お見逃しなく!!


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         <<デジスコ通信 第71号 (2011年12月16日号)>>
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みなさん、こんにちは。

新燃岳の噴火に始まり、東日本大震災とそれに伴う原発事故、
その後は数々の風水害。今年は日本中が何らかの災害に見舞
われたといえるかもしれません。今年も残り僅か、もう何も
起きないで欲しいですね。

悪夢のような年は綺麗サッパリ忘れて・・・はいけませんが、
来年はいい年になるよう祈りましょう。

ところで、この冬、なんか鳥が少なくないですかぁ?

(デジスコ通信 編集長 勝山)

皆様からのデジスコに関するニュースの投稿や自薦・他薦を問わず
HPの紹介などは大歓迎です。すべてを記載することはできませんが、
下記アドレスまでお願いします。
  ┗ mailto:info@digisco.com


-*-*-*-*-*-*-*-*-*- DIGISCO.COMからのお知らせ *-*-*-*-*-*-*-*-*-

 ◆デジスコ通信はあくまでも個人の主観による判断で構成されています。
 できるだけ客観性を持たせたいとは思うのですが、書籍のように吟味
 した内容を正しい言葉で表現することはなかなかできません。自分達
 流でのんびりと継続して行くことが大切と思っています。
 皆様のご理解と応援を宜しくお願いします。

 ◆過去のデジスコ通信の過去の特集記事や各連載記事を一覧で見ることが
  出来るようになりました。以下の順にリンクを辿ってください。
  
   DIGISCO.COMトップ
     ┗ デジスコ便利帳
          ┗ デジスコスタッフ連載一覧

 ◆DIGISCO.COMの各掲示板へ投稿する上で、以下に該当する画像は
  遠慮していただくよう、お願いしています。
 
  ・ストロボ使用など野鳥にストレスを与える方法で撮影した画像。
  ・ 餌付けや、餌付け撮影を助長する可能性のある状況で撮影された画像
   (保護目的の給餌台も対象とします)
  ・営巣中の画像。(巣作り・卵・抱卵・雛・巣での給餌)
  ・背景などで営巣現場と特定できる場所で撮影した画像。
  ・オオタカなど絶滅危惧種のヒナや幼鳥の画像。
  ・その他、野鳥や自然に対し悪影響を与える恐れのある画像。
  ・市町村など詳細な撮影場所は開示しない。

  削除等を含めた最終的な判断は、DIGISCO.COMのスタッフが行いますが、
  スタッフそれぞれの線引きが違うため、基準があいまいに感じてしまうことも
  あるかもしれませんが、時間をかけて話し合い、コミュニティーを円滑に運営
  していく上での最低限のルールとして導き出したものです。

  どうかご理解、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆役にたつと思われたり、面白かったり思われましたら是非お知り合い
 をお誘いください。
◆役に立たなかったり、つまらなかったりと思われるかたは「配信不要」
 または「ご意見」などご連絡ください。
◆ご連絡先 → mailto:info@digisco.com


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☆━━━   ♪♪  デジスコ通信 メニュー ♪♪    ━━━☆
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▼ 製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど) ▼
◎ デジスコ用品情報
 ☆ NIKON 1関連
 ・デジスコドットコム
   Nikon 1専用 デジスコ用カメラブラケット 
    Turbo Adapter BR-N1 1030
 ☆ キヤノン PowerShot S100関連
 ・キヤノン
   PowerShot S100
 ・デジスコドットコム
  キヤノンPowerShot S100専用 カメラブラケット
    TurboAdapter BR-S100
◎ メーカー、ショップからのお知らせ
 ・でじすこや
 ・ニコン

▼イベント情報(写真展・デジスコ説明会・デジスコ撮影会・オフ会など)▼
◎ CP+ CAMERA&PHOTO IMAGING SHOW 2012
◎ デジスコセミナーinJTBロイヤルロード銀座

▼野鳥観察情報▼
◎ <第31回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
◎ <第52回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
◎ <第43回>藤川 友敬さん 「知床から」

▼スタッフ、有志の連載▼
◎ <第40回>デジスコさいさい …… by 三藤
◎ <第10回>「タクミのとりコラム」…… by タクミ
◎ <第11回>「ユンソナの勝手につぶやき・・」…… by ユンソナ
◎ <第11回>「風の音にぞ…」…… by 漂鳥
◎ <第2回>「デジタンを楽しむ」…… by まいたに
◎ <第43回>「鳥、鳥、鳥」……… by katsu

▼スタッフ紹介▼
DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します


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 ☆★★★★★★★★☆ デジスコ用品情報 ☆★★★★★★★★☆

 毎年、年末になると新しいカメラが各メーカーから発売と
 なります。コンデジの主流であったCCDセンサーが軒並み
 最新CMOSに変わり速度・機能とも刷新されるようになり
 ました。
 今後の新しい流れとしてレンズ交換式のコンデジと言える
 タイプのデジタル一眼が売り出されたことにあると思います。
 小型のセンサーを使用しているため、レンズの明るさを一定
 にしたまま焦点距離を2.7倍に伸ばすことができます。

 また、最新の電子シャッターを搭載することで最大60コマ/秒
 に至る超高速、しかも無振動撮影ができるのでブレの無い
 鮮明な画質の写真をたくさん写すことができるようになり
 ました。
 また、Nikon1については位相差AFを装備することで一眼レフ
 並みの俊敏性を備えることでリアル感あふれる撮影ができる
 ようになりました。

 同社製のカメラレンズに装着することで軽量・安価な野鳥撮影
 用システムが構築できるようになります。恐らく、300mmF4
 レンズあたり(35mmフィルム換算で810mmF4)が野鳥撮影の
 主流になると思います。800mmクラスの撮影がAF/AEで簡単に
 できるのですから「野鳥撮影の機材革命」になることは必至
 です。リレーレンズなど古い撮影法は完全に色あせてしまい
 ました。

 もちろん、デジスコのマーケットにも変化が起こるでしょう。
 従来どおり、長い焦点距離(1000〜3000mm)を生かした迫力
 ある鮮明画像は普遍であると断言できますが、それに、高速
 レスポンスが加わり、デジスコも「速度」という要素の追加
 で楽しさも倍増です。

 光学機器各社もこの流れを敏感に察知し、各社、研究・開発に
 ピッチがかかっているものと思います。例えば先に述べたニコン
 純正のカメラレンズシステムで「完全AF&AE撮影」ができて
 しまうわけですから、ユーザーに提供できるアイテムを
 スタンバイしているものと思います。
 これからの新商品情報が楽しみです。


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  最新デジスコ用品情報
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 ┏┓ デジスコドットコム
 ┃┃ Nikon 1専用 デジスコ用カメラブラケット
 ┗■ Turbo Adapter BR-N1 1030 

 『TurboAdapter BR-N1 1030』は、新世代プレミアムカメラ
 Nikon 1 J1及びV1の標準ズームレンズ
 「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6」(以下、VR10-30)に
 対応するデジスコ用カメラブラケットです。

 Nikon 1はミラーレス・電子シャッターで撮影ができるため
 カメラからの自己発生振動がありません。焦点距離2000mm
 (35mmフィルム換算値)を超えるコリメート法によるデジスコ
 撮影において無振動で撮影できることは極めて有用であり、
 微振動ブレによる画質の低下も防ぐことができます。
 市販フィールドスコープとの相性が良いためズームワイド側の
 一部のみケラレは発生するものの、30倍ワイド接眼レンズに
 装着すればおよそ1000mm〜2400mmの超望遠撮影が可能となります。
 また、このクラス初となる位相差AFによりデジスコ撮影の難しさ
 の一つであったピント合わせが大幅に改善され、入門者からエキス
 パートまで快適な撮影を楽しめます。

 (株)デジスコドットコム Turbo Adapter BR-N1 1030
 本体価格 オープン(実勢29800円/でじすこや)
 2011年11月25日発売開始
 製品情報
 http://www.turboadapter.com/product/br_n1_1030.htm
 ニュースリリース
 http://www.turboadapter.com/material/digisco_com/news/news_37.htm

 ┏┓ キヤノン
 ┗■ PowerShot S100

 デジスコ用カメラとして画質No.1を誇ったPowerShot S95の
 後継機、S100が発売されました。
 自社開発1/1.7型CMOSセンサー、新映像エンジンDIGIC 5、
 そしてF2.0レンズという3つのキーデバイスが進化したこと
 により、さらなる高画質を実現。
 連写は2.3コマ/秒の無限連写、ハイスピード連写HQなら
 約9.6画像/秒(8枚連写)のロット撮影と多彩。
 Nikon1ほど俊敏ではないにしても動作はコンデジの中では
 類まれな駿足カメラに進化しています。
 デジスコ用カメラとして正常進化したS100、株式会社デジスコ
 ドットコムがブラケットの商品化を宣言しているので来春には
 フィールドで活躍する一台となるでしょう。

 2011年12月8日発売開始
 本体価格 53900円(ヨドバシカメラ)
 製品情報
 http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/powershot/s100/index.html

 ┏┓ デジスコドットコム
 ┃┃ キヤノンPowerShot S100専用 カメラブラケット
 ┗■ TurboAdapter BR-S100

 高画質コリメートデジスコの正当派向けカメラ、キヤノン
 Power Shot S100専用のカメラブラケット「Turbo Adapter
 BR-S100」を2011年1月中旬(予定)に発売開始する計画との
 こと。(株)デジスコドットコムでは現在、撮影テストも
 実施中、 かなり評価の高いデジスコシステムが構築できる
 と公表している。尚、年明け早々にモニター販売を企画中との
 ことですから興味のある方には注目のアイテムです。


 2012年1月中旬(予定)
 本体価格 オープン(実勢29800円)
 テスト撮影情報
 http://www.digisco.jp/blog/archives/brs90/index.html


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☆★★★★☆ メーカー、ショップからのお知らせ ☆★★★★☆


┏━━[ でじすこや ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

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  セール情報
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 ◇ 年末大謝恩セール2011 開催中!
 ◇ http://www.digiscoshop.com/fair/201112syaonsale/
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 只今、年末大謝恩セール2011開催中です!
 『Nikon 1』『EDG85 VR』など話題の商品を中心に
 お買い得な特典を多数ご用意しました。

 数量限定!期間限定!売切御免!!ぜひこの機会にご利用
 くださいませ 。期間中、お買得商品を追加するかも!?
 絶対にお見逃し無いように!!

 ■年末大謝恩セール2011セールの詳細はこちら!
  http://www.digiscoshop.com/fair/201112syaonsale/
  ◎開催期間:2011年12月9日(金)〜12月28日(水)

 皆様のご利用、心よりお待ち申し上げます。


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  新商品情報
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 ◆-----------------------------------------------------◆
 ◇ Nikon 1用カメラブラケットBR-N1 1030 大好評発売中!
 ◇ http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_n1_1030.htm
◆-----------------------------------------------------◆

 新世代プレミアムカメラNikon 1(1 NIKKOR VR 10-30mmf/3.5-5.6)
 対応のデジスコ用カメラブラケット『BR-N1 1030』
 大好評発売中!!

 13.2×8.8mmサイズCMOSセンサーの豊かな階調と
 ぼけ味、電子シャッターによる無振動撮影、
 秒5コマ〜最大60コマ(エレクトロニック(Hi)使用時)の
 連続撮影機能に加え高精度な位相差AFによりピント
 合わせが大幅に改善されました。
 操作性も良く扱いやすい為、入門者から
 エキスパートまで注目ですね!!

 ◎商品詳細 ご注文はこちらから
  http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_n1_1030.htm

  ※セール期間中につき今ならサンディスクの8GB SDカード+
   カメラユニットケース:CC-1をもれなくプレゼントいたします!

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┏━━[ ニコン ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  ◆----------------------------------------------------◆
  ◇ CP+2012 出展のご案内
  ◆----------------------------------------------------◆

  NikonはCP+2012に出展いたします。
  是非お越しください。お待ちしております。

  ○開催日時:2012年2月9日(木)〜12日(日)
  ○会場:パシフィコ横浜

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Nikon]━━━━━━━┛


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━━◇◆イベント情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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 ○ CP+ CAMERA&PHOTO IMAGING SHOW 2012
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 CP+2012にデジスコドットコムは出展いたします。
 出展内容は、デジスコ用野鳥撮影用の最新機材となります。
 CP+2011同様デジスコシステム体験コーナーも設けます。
 焦点距離3000mm以上の超望遠撮影を体感して下さい!
 昨年同様小さいブースですので、
 見つけ難いかもしれませんが・・・
 皆様お誘いあわせの上、是非、お立ち寄り下さい。

 ◎開催日時:2012年2月9日(木)〜12日(日)
 ◎会場:パシフィコ横浜
 ◎詳細はこちらをご覧ください
  ┗ http://www.cpplus.jp/en/


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 ◆◇◆ デジスコドットコム イベント情報 ◆◇◆

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 ○ デジスコセミナーinJTBロイヤルロード銀座
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  ■日時:2012年1月13日(金)14:00〜16:00
  ■内容:初心者向けデジスコセミナー
  ■会場:JTBロイヤルロード銀座 ロイヤルサロン
  ■講師:石丸 喜晴
  ■定員:20名(要予約)
   ※定員に満たない場合は中止になることもあります
  ■参加費:無料
  ■詳細:http://www.digisco.com/event/120113.htm

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  ■日時:2012年2月17日(金)14:00〜16:00
  ■内容:実践デジスコセミナー
  ■会場:JTBロイヤルロード銀座 ロイヤルサロン
  ■講師:石丸 喜晴
  ■定員:20名(要予約)
   ※定員に満たない場合は中止になることもあります
  ■参加費:無料
  ■詳細:http://www.digisco.com/event/120217.htm


   ※会場としてJTBさんがご提供くださっていますが、
    旅行に関係ないデジスコ専用のセミナー会場
    ですので、お気軽にご参加ください。


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━━◇◆野鳥観察情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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□  <第31回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
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  第31回 若い人がこない
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 最近、年取ったせいで30年ぶりとか40周年というのが多くなり
 ました。先日も、学生時代に関わった自然保護団体の創立40周年
 記念イベントがありました。このシンポジウムの後の懇親会で
 「若い人が来ない」という話題がでました。創立当時、私は20歳、
 代表は40歳、平均は30歳くらいだったはずです。ところが、40年
 経って代表が80歳になり、30歳代の方は70歳となりました。
 その後加わった人は、定年後に入ってきた人たちで、いずれに
 しても平均年齢は60歳を超えています。
 
 探鳥会に参加している人の顔ぶれを見ると、同様の傾向にあります。
 データとしては、日本野鳥の会の会員の平均年齢を見るとよくわかり
 ます。会員の平均年齢は10年前、私が50歳の時に50歳でした。そして、
 私が一つ年を取るごとに会員の年齢もほぼ1年ずつ加算されていって
 います。ですから、今は60歳を超えているのです。ということは、
 私以上の年の方がたくさんいるということになります。このように
 年寄りが元気なことは喜ばしいことなのですが、若い人がいない、
 少ないというのはどうも寂しくなります。

 若い人がこない理由は、いろいろ考えられます。携帯電話とインター
 ネット、あるいはゲームで時間とお金を使ってしまい、他のことに
 手が回らないと嘆いているのは、こと鳥業界だけではありません。
 この若者の○○離れは、業界によっては深刻です。

 いずれにしても、一度高齢者が多くなると、そこから抜け出るのは
 たいへんではないかと思います。たとえば、高齢という同年齢が集
 まれば花が咲くのは昔話。最初に上げた自然保護団体でもそうでした。
 昔はああだったこうだったという思い出話、年寄り特有の思い込みの
 多い話、人生の先輩面をされて決めつけられた論理を聞かされれば、
 若い人は引いてしまいます。そして、入ってこないから年寄り同士の
 話になる、さらに若い人が入ってこないという、負のスパイラルに
 陥っていることになります。

 45年前、私が参加した明治神宮探鳥会は、高齢者が多い傾向に
 ありました。年齢層は、今の探鳥会とそう変わらなかったのです。
 明治神宮探鳥会は、平坦な道をのんびり歩くバードウォッチング
 ですから年寄りでも参加できたのです。しかし、新浜探鳥会に行く
 と同年代や壮年の人が多くいました。新浜では、一日中延々と
 歩かなくては珍鳥に会えなかったのです。重い望遠鏡を担いで、
 良く歩いたものです。ようするに、アクティヴな鳥の見方は、
 やはり若くなくてはできなかったのです。


  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_59/toku1.htm


■ …………………………………………………………………………………………
□ <第52回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
■ …………………………………………………………………………………………

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  第52回 『ヨーロッパ産 スズメ目の識別ガイド』
      が発売されました
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 すでにお持ちの方もいらっしゃるとは思いますが、鳥類標識
 調査者(バンダー)必携の識別ガイドが発売されました。

 原著は『Identification Guide to European Passerines』
 (改訂増補第4版,1992)という本で、著者のLars Svenssonが長年
 の標識調査経験や標本から得られた情報を元に、種や性別・年齢
 などの識別情報が記されています。タイトルの通り、ヨーロッパ
 産のスズメ目について書かれたものであり、英語で書かれています。
 Lars Svenssonといってもピンとこない方も多いかもしれませんが、
 ヨーロッパ野鳥図鑑の定番中の定番、『Collins Bird Guide』の
 著者といえば、その内容にも期待が持てるのではないでしょうか。
 ヨーロッパの野鳥図鑑は数多くありますが、これまでの図鑑が
 不要になったとの感想が多く寄せられるほど、内容の充実した
 『Collins Bird Guide』は今なお大人気で、現在は第2版が
 発売されています。

 今回発売された『ヨーロッパ産 スズメ目の識別ガイド』は
 原著の翻訳版で、同書で取り上げられた229種のうち、日本で
 の確認種および確認される可能性のある148種が掲載されて
 います。鳥類標識調査者を中心に長い間、日本語訳の出版が
 望まれていましたが、翻訳の正確性を求めて校正を繰り返した
 結果、出版までに10年もの歳月が費やされたというのですから
 驚きです。しかし時間がかかったお陰で、原書にない最新の
 図版も採用され、世界で最も正確で新しい内容となりました。

 内容を簡単に紹介すると、序章では「使用指針」
 (分類、亜種、個体変異、飛翔羽の番号表記、翼式、計測値)、
 「性・齢の識別方法」(幼鳥、尾羽の形、初列雨覆の形・磨耗・光沢、
 換羽と磨耗....)などの概要や基礎的知識が示されており、標識
 調査の経験の無いバーダーにも理解しやすい工夫がされています。
 こうした部分は、鳥類学のテキストとして利用することも
 できそうです。

 次に、掲載されている種の識別情報の一例を紹介してみます。
 たとえばヒバリの場合、後趾の爪は長くほぼまっすぐで10.5〜
 19.5mm、翼長が98〜118mm、全嘴峰長が12.8〜16.3mm。
 類似種であるタイワンヒバリとの識別点は、ヒバリの方が翼長が
 長いこと、体の大きさの割合からすると嘴が短くわずかに太いこと、
 第5〜6尾羽の淡色部は必ず白いことなどが、具体的な数値を交えて
 示されています。識別本なので、あまり具体的に内容を紹介でき
 ないのが残念ですが、亜種や変異、換羽の状況、性や年齢などに
 ついて、時にイラストを用いて解説されていますので、情報量の
 多さや質の高さに驚かれるかもしれません。

 とは云うものの、「手にとって見る」ことを基本としているため、
 普通の観察では活かしきれない部分が多々あることも事実です。
 しかし、デジタル技術の進歩により撮影技術が飛躍的に向上した
 現在では、細部を写真で検証することが容易となりました。
 小さなシギに付いた足輪の番号まで読み取れてしまうことも
 あるのですから、手に取るのと同じく、個体の詳細を検証できる
 こともありそうですね。


  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_59/toku2.htm


■ …………………………………………………………………………………………
□ <第43回>藤川 友敬さん 「知床から」
■ …………………………………………………………………………………………

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  第43回 長旅
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 早春と初冬、それぞれの季節は、野鳥たちにとっても大事な季節。
 知床では、それらの野鳥が通過していく渡りの季節となる。
 ここのところ、原生林へ入るとハリギリの実やツルウメモドキなど
 の実がついた木にたくさんの小さな鳥の影が集まっているのが見えた。
 よく観察すると500羽程のアトリだった。その他にもツグミの声が
 にぎやかに聞こえてくる。

 斜里の畑作地帯では、オオハクチョウが南下の途中に羽を休めて
 いる姿も多くなった。白く染まった斜里岳を背景に、季節の変化
 を感じられる光景だ。


  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_59/toku3.htm


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

━━◇◆スタッフ、有志の連載◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ …【三藤】………………………………………………………………………
□  <第40回> デジスコさいさい
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 第40回 グッバイ・マイフィールド
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 僕が自分のフィールドとしていたのは、自宅から徒歩七分の
 所にある公園だった。ここは十数年前に市民が署名を募り市に
 働きかけ自然を残した公園としたもので、その市民が愛護会を
 作り、市から管理を任され運用すると言いう画期的にシステム
 を持つ施設だった。
 ボランティアからなるその愛護会は樹木野草部、野鳥部、
 昆虫部、工作部などからなり、定期的に観察会などを開きそこ
 に暮らす生き物や自然の大切さを訴え保護に努めていた。
 それは理想的な町の中の自然保護に思えた。
 僕自身も2000年から愛護会に入り生き物達の観察を続けていた。
 デジスコを始めたものこの時からである。

 何かが変わり始めたのは四年ほど前からではなかったか。
 仕事熱心な管理人が入り、熱心に草刈りをする。
 あまりにきれいに刈ってしまうものだから道端の小さな草花も
 無くなってしまう。
 秋口に道端にキツネノマゴという花が咲く。
 この花は沢山の小型のチョウやハチなどが好んで蜜を吸いに
 来る格好の観察場所なので刈るべきではないと僕は主張した。
 しかしこれが思わぬ反感を買う事になる。
 愛護会が計画的にやっていることに文句をいうなということ
 だった。
 このころは野草部のトップ達の発言力が強く、野草部にとって
 キツネノマゴは道端の雑草にすぎなかった。
 僕は昆虫部に所属していたが時間がとれず少し距離を置き始め
 ていたころなのでそれ以上は主張せず昆虫部をやめた。

 その翌年だっただろうか。
 また同様の事件が起こる。
 ルリタテハという蝶の幼虫が食べるサルトリイバラが刈られて
 しまう。
 以前の管理人は竹で支えを作るなどして保護してくれていたの
 に新しい管理人はそれを刈り取ってしまったのだ。
 昆虫部はそれも気付かずにいる。
 僕はまた文句を言ってしまった。
 しかし肝心の昆虫部の人達が大したことはないと発言し、結局
 また僕一人が反感を買われることになってしまった。
 これをもって僕の愛護会への不信感は強いものになってしまった。

 この時愛護会の会長に就任していたのは、以前市の偉い役職を
 務めた人で、強引に政策を進める手腕に市の公園管理担当者
 から反感を受けていた。
 愛護会の一部からも同様の意見が出るようになり会の内部は
 ぎくしゃくしてきていた。

 そんな中ではあったが、いつしか僕の主張に対し愛護会は理解
 を示してくれるようになり、道端のキツネノマゴもサルトリ
 イバラも残してくれるようになった。
 そして何よりオギやススキの背の高い草叢も僕が主張した
 とおり残してくれるようになった。
 ここにはツユムシ等の準絶滅危惧種の昆虫が多く棲み、また
 ここで獲物を捕らえて成長したカマキリやクモの卵は鳥の
 大切な冬越しの蛋白源となる。
 そのことがやっと分かってもらえて僕は胸を撫で下ろした。


  → 続きはこちらから
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_59/toku4.htm


  ∞∞∞ つづく ∞∞∞


*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*

■ …【タクミ】……………………………………………………………………
□  <第10回>
■ ……………………………………………………………………………………

 皆さんこんにちは
 もう12月の師走です。色々忙しい時期ですね。
 それでも時間を作って鳥撮りを楽しまれている事と思います。

 この一年を振り返ると色々な事がありました。

 2月に横浜で開催されたカメラの一大イベントCP+2011、この中
 の御苗場という写真展で、デジスコ倶楽部が4位という素晴らし
 い成果を上げました。デジスコの凄さ、素晴らしさを多くの
 方々に実感いただけたと思います。
 そして、同じ御苗場で私と親友の佐々木さんとで出展した
 『Wild Bird Photo ?光と影?』が3位に入りました。

 10月には作家でもあり、ナチュラリストでもあるC.Wニコルさん
 と私のコラボでの野鳥観察会も開催されました。
 (講師は私でした。)
 C.Wニコルさんがいるのに、私にサインを下さいと図鑑を出す方
 や一緒に写真を撮らせて下さいと言う方がいらしたので嬉し
 かったのですが、とても驚きました。

 11月には日本野鳥の会東京で、野鳥写真講座(全5回)も
 スタートしました。1回きりの野鳥写真講座は今までも
 ありましたが、座学と撮影実習も含めた野鳥写真講座は
 初めてでした。

 今年はパソコン教室でのデジタルカメラ講座の仕事も入り
 講師としての仕事が多かった一年です。

 それから、私たち日本人が忘れることの出来ない大きな
 災害がありました。御苗場3位入賞という嬉しい余韻の残る中の
 3月11日に起きた東日本大震災です。また巨大地震の津波による
 原子力発電所の爆発、放射能漏れ事故も起きました。
 私たちが今まで経験した事のない災害が起こり、色々な事を
 考えさせらました。間もなく年が変わろうというのに被災地の
 復興は、まだまだです。完全復興までは長い道のりが続いて
 います。

 この災害後、野鳥写真で何ができるのだろうか?と考えること
 になりました。そんな時に、私がインストラクターをしている
 NPOフォトカルチャー倶楽部で被災地の方に「桜の写真で春を
 送ろう」という企画の話が入ってきました。全国から寄せられ
 た桜の写真と応援メッセージを1枚のポスターにして被災地の
 避難所に貼り出す企画でした。この時これだ!と感じました。
 私は満開の桜の木に止まったカワセミの写真を提供しました。
 その時のポスターは、このアドレスでご覧になることが
 できます。

 http://www.npopcc.jp/image/sakura/sakura.jpg

 このポスターは被災地で多くの方々の目に止まったことと
 思います。

 私に出来る事は、これからも撮り続ける。そして野鳥写真を
 通して色々なメッセージを発信することだと考えるように
 なりました。


  → 続きはこちらから
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_59/toku5.htm


  ∞∞∞ つづく ∞∞∞


*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*

■ …【ユンソナ】…………………………………………………………………
□  <第11回> ユンソナの勝手につぶやき・・
■ ……………………………………………………………………………………

 さて今年も残り少なくなってきましたが、皆さん今年は良い年
 だったでしょうか?今年も最後になって、渡り鳥さんに変化が
 あったのか、冬鳥さんの少ない寂しい年になっているのは残念
 なことですね。

 さて、お約束通りに今回からデジスコに関係のある話をつぶやいて
 みましょう。KOWA版ではデジスコの高画質を追及して、カメラや
 機材のセッティングの話で盛り上がっています。
 出来るだけ綺麗な画像を撮りたいと願う心は誰しも同じだと思い
 ますが、その高画質志向がさまざまなアイデアを生み出す原動力
 となるのです。

 今回のつぶやきはNIKON1が出て、再度注目を浴びることになった
 「ミラーレス一眼」についてつぶやいてみようと思います。
 既報の「デジ一眼デジスコ」のレポートはお読みになられた方々
 もおられると思います。このデジ一眼デジスコのテストをした後に
 ミラーレス1号機のパナソニックG1が発売になりました。
 デジ一眼デジスコにある可能性を見つけていた私は、早速パナG1
 を購入し、テストをしてみました。

 話が古くなりますが、ミラーレス1号機のテストレポートから
 ミラーレス機の欠点が何であったか、何が改善されれば実用に
 なったのか・・などが見えてくるような気がして、今回はその時
 のレポートをそのまま掲載することと致しました。

 ミラーレス機の現況と比較すると、どのミラーレス機もこの時に
 比べて随分と進歩したものだと思う部分が多々あり、この
 レポートが参考にならない点も多いのですが、欠点の多いミラー
 レス機だっただけに問題の特徴がよりハッキリ見えてくる気が
 しています。

 -----------ミラーレス機のテストレポート---------------

 LUMIX DMC-G1のデジ一眼デジスコへの応用・第一報


 興味のあるミラーレスの「デジタル一眼カメラ」(パナソニック
 ではこう呼んでいる)LUMIX DMC-G1が発売になりました。
 素子の大きさは小さいものの、フランジバック(注1)の短さ
 からフルサイズ並みの高画質も期待出来る・・・とあっては
 試さない手はないと思い(笑)
 早速モニターに応募、一足早くデジ一眼デジスコに応用して
 見ました。

 LUMIX DMC-G1単体での評価は、ネットでも書き込みがあります
 ので、デジスコに関係した部分での評価としています。
 テスト期間が短く、全ての項目について調べられた訳でもあり
 ませんので、第一報として受け止めて頂ければ幸いです。

 先の「デジタル一眼レフのデジスコへの応用」の追加項目として
 ご覧ください。


  → 続きはこちらから
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_59/toku6.htm


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■ …【漂鳥】………………………………………………………………………
□  <第11回> 風の音にぞ…
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 第11回 晩秋、そして初冬へ
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 秋と冬の境目は、一体どいつ、どこにあるのだろう?

 そんなことを漠然と考えながら、例年よりはずっと鳥の少ない
 (冬鳥も留鳥すらも)フィールドを、川や池などの水辺を中心
 にゆったりと静かに歩きます。

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 野芥子(ノゲシ)の花が、11月の風に揺れている。北寄りの
 風なのに、決して冷たくはない。今年の秋はことのほか
 暖かく、まるで二度目の春が訪れたかのように、桜をはじめ
 様々な花が"返り咲き"を果たしている。野の花ならばホトケ
 ノザやらタネツケバナなどが、文字どおり"小春日和"の陽射し
 をいっぱいに浴びて、心地よさげに咲いている。自宅近くの
 川べりを探鳥していたら、菜の花まで返り咲いているのを
 見つけ、少々驚いた。

 さらに、もうとっくに枯れ果てているであろうオギがいまだに
 逆光を受けて白く輝き、ホオジロを休ませている。アメリカ
 ハナミズキの葉もまだ地に落ちることなく、やはり逆光の
 さなか、燃えるような赤色を際立たせている。例年なら花の
 ピークが11月上旬であるサザンカもまた、満開の状態が長く
 続く。

 そんな暖かさのせいか、今年は冬鳥の到着が遅いようだ。冬鳥
 が少ないせいか留鳥の活性も上がらず、フィールドはなんと
 なく静かで、探鳥という意味では物足りない日が続く。
 もっとも自然を相手にしていればそういった「誤差」はつきもの
 なので、さほど憂えることもない。こんな年もある。そんな時
 は身近な鳥を愛でればよいのだ。ただ、珍しい鳥ならば写真に
 収めるだけで様にもなる。けれども身近な鳥であればあるほど、
 納得のゆく写真は撮り難い。もっとも難しいからこそ写し甲斐
 もまたあるというもの。

 例えば、いま里が里らしい風情を見せるものの一つに柿がある。
 柿の色合いは、しっとりと落ち着いた里の晩秋にとても似つか
 わしく、この柿と鳥を合わせてみるのが個人的に好きで、毎年、
 晩秋から初冬にかけての私の恒例行事のようになっている。

 柿といえばメジロ・ヒヨドリ・ツグミ・カラス・ムクドリなどが
 常連だが、この甘い誘惑に負けてしまう鳥はほかにもけっこう
 いる。コゲラがそうだし、シジュウカラまで実をつつくことも
 ある。留鳥ではないがジョウビタキもとまる。
 ただし柿は食べない。
 
 写真の柿は、とある農家の庭先に立っているものだ。柿そのもの
 はいたる所にあれど、ロケーションの良さでこの柿を選んだ。
 実のところ、大げさでなくこの柿に出会うまで何十か所も
 "柿めぐり"をして歩いたのだった。たかが柿と鳥と侮ること
 なかれ! これでも条件というものがある。
  空抜けないこと
 ・幾種もの鳥が集まる樹木やら藪などがそばにあること
 ・順光の位置にあること(柿の撮影では逆光は望ましくない)
 ・三脚を立てるスペースがあること
 ・多くの場合人家の庭にあるので、直接その人家にレンズを
  向けることがないこと
 ・さすがに住宅街は避けること……、ね、色々あるでしょ? 
 これらの条件を満たした上で、しかも柿そのものが熟していて、
 かつ葉は落ちていなければならず、また柿の実のつきもそこ
 そこ良いことなどを付け加えてゆくと、天文学的とまでは
 言わないけれど、それらの条件をすべて満たす確率は思いの
 ほか低く、なかなか見つけられないものなのだ。


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■ …【まいたに】……………………………………………………………………
□  <第2回> デジタンを楽しむ
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 デジタンの撮影には、デジタンZ6とニコンED6×18
 (=N6)を使用しています。
 使い分けは、デジタンとデジスコの二刀流の時は、一台のカメラ
 を付け替えて撮影しているので、デジスコと同じアダプターが
 使えるZ6を使っています。
 デジタン単独の時は、N6を使っています。

 N6は、販売が終了しているので、新品は入手できませんが、
 オプションで純正の三脚座がある事と、伸縮+回転のピント合
 わせが使いやすいので、気に入っています。

 Z6は、三脚座が無いのが欠点です(塩ビ管で自作しました)が、
 画質は、両者甲乙つけ難いと思っています。
 Z6で、三脚座以外の改造点は、抜け防止の溝を付けた事です。
 どちらも、満足な工具も無いので、見栄えは良くありませんが、
 機能は、満たしています。

 最近ボーグのPB25をテストしています。
 1m前後が中心の倒立像ですが、写りは良いです。
 カメラはニコンP6000を使っています。3年前のカメラで
 連射が遅い等の、弱点は有りますが、写りは満足しています。
 カメラの設定は、デジスコと同じですが、露出補正は−0.3、
 連写は3枚を基準としています。
 ISOは、〜200オートと〜400オートを、明るさによって
 使い分けています。
 撮影はJPEG(FINE)で、ノートリ・ノーレタが基本です。

 必需品は、レリーズと三脚。照準器は有ると便利です。
 三脚は、小さな花だけを写す時は、小型三脚でもOKですが、色々
 なものを写す時は、軽くて目の高さ辺りまで伸びる物が便利です。

 以上が、私の機材です。次回は、私の写し方を紹介します。


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■ …【katsu】…………………………………………………………………………
□  <第43回>「鳥、鳥、鳥」
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  第43回   カ ラ ス
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 私の地元のフィールドでは、留鳥としてハシブトガラス、ハシボソ
 ガラスがいます。比率としては、総数を10とした場合、ハシブト
 ガラスが2、ハシボソガラスが8ぐらいの感覚です。住宅街や公園
 など、人のいるところ、あつまるところではハシブトガラスが
 目立つので、ハシブトガラスがより多く感じるかもしれません。

 だいたい、10年か、もう少し前ぐらいでしょうか?
 秋から冬にかけて、カラスの数が増えてくるようになりました。
 西日本が越冬地といわれていたミヤマガラスやコクマルガラスが
 やってくるようになったのです。

 最初のころは、ハシボソガラスの方が多かったのですが、最近は
 年によってはハシボソガラスよりもかなり多く、来るようになり
 ました。

 現在住んでいる場所の近くに、普段からハシブト、ハシボソカラス
 たちが塒をとっている森があるのですが、ミヤマガラスやコクマル
 ガラスがこれに便乗するようになり、11月〜12月ごろは、
 日没後、家の周囲の電線にずらりと並び、また飛び回るように
 なりました。 明らかにキャパシティーオーバーなので、一部は
 さらに別の森に向かうのでしょうが、街のど真ん中で1度集合
 します。

 デジスコならば暗くても何とか撮れるので、自宅窓からよく
 撮影しています(^_^;)


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