『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。
随時更新!お見逃しなく!!


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         <<デジスコ通信 第71号 (2012年2月3日号)>>
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みなさん、こんにちは。

寒波の影響でしょうか、この冬は全体的に鳥が少ないようですね。

日本海側では記録的な大雪、太平洋側はカラカラに乾燥。
もう少しバランスよくならないかなぁ、とは思いますが、
仕方ありませんね、これが日本の気候(^_^;)。
インフルエンザが流行っているようですので、体調管理に気を
つけてお過ごしください。

来週はパシフィコ横浜でCP+2012が開催されます。
お近くの方は遊びにいってみてはいかがでしょうか?



(デジスコ通信 編集長 勝山)

皆様からのデジスコに関するニュースの投稿や自薦・他薦を問わず
HPの紹介などは大歓迎です。すべてを記載することはできませんが、
下記アドレスまでお願いします。
  ┗ mailto:info@digisco.com


-*-*-*-*-*-*-*-*-*- DIGISCO.COMからのお知らせ *-*-*-*-*-*-*-*-*-

 ◆デジスコ通信はあくまでも個人の主観による判断で構成されています。
 できるだけ客観性を持たせたいとは思うのですが、書籍のように吟味
 した内容を正しい言葉で表現することはなかなかできません。自分達
 流でのんびりと継続して行くことが大切と思っています。
 皆様のご理解と応援を宜しくお願いします。

 ◆過去のデジスコ通信の過去の特集記事や各連載記事を一覧で見ることが
  出来るようになりました。以下の順にリンクを辿ってください。
  
   DIGISCO.COMトップ
     ┗ デジスコ便利帳
          ┗ デジスコスタッフ連載一覧

 ◆DIGISCO.COMの各掲示板へ投稿する上で、以下に該当する画像は
  遠慮していただくよう、お願いしています。
 
  ・ストロボ使用など野鳥にストレスを与える方法で撮影した画像。
  ・ 餌付けや、餌付け撮影を助長する可能性のある状況で撮影された画像
   (保護目的の給餌台も対象とします)
  ・営巣中の画像。(巣作り・卵・抱卵・雛・巣での給餌)
  ・背景などで営巣現場と特定できる場所で撮影した画像。
  ・オオタカなど絶滅危惧種のヒナや幼鳥の画像。
  ・その他、野鳥や自然に対し悪影響を与える恐れのある画像。
  ・市町村など詳細な撮影場所は開示しない。

  削除等を含めた最終的な判断は、DIGISCO.COMのスタッフが行いますが、
  スタッフそれぞれの線引きが違うため、基準があいまいに感じてしまうことも
  あるかもしれませんが、時間をかけて話し合い、コミュニティーを円滑に運営
  していく上での最低限のルールとして導き出したものです。

  どうかご理解、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆役にたつと思われたり、面白かったり思われましたら是非お知り合い
 をお誘いください。
◆役に立たなかったり、つまらなかったりと思われるかたは「配信不要」
 または「ご意見」などご連絡ください。
◆ご連絡先 → mailto:info@digisco.com


      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
☆━━━   ♪♪  デジスコ通信 メニュー ♪♪    ━━━☆
      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

▼ 製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど) ▼
◎ デジスコ用品情報
 ・Nikon1の使い方について
 ・Canon PowerShot S100について

 ☆ NIKON 1関連
 ・デジスコドットコム
   ニコン1用 デジスコ撮影ブラケット 『BR-N1 1030』
   ニコン1用の直焦点撮影、補助パーツの開発 『BR-FT1』

 ☆ キヤノン PowerShot S100関連
 ・デジスコドットコム
  キヤノンPowerShot S100専用 カメラブラケット
    TurboAdapter BR-S100

 ・デジスコドットコム
  新型ジンバル雲台 開発中

◎ メーカー、ショップからのお知らせ
 ・でじすこや

▼イベント情報(写真展・デジスコ説明会・デジスコ撮影会・オフ会など)▼
◎ 東海デジスコ倶楽部デジスコミーティング
◎ CP+ CAMERA&PHOTO IMAGING SHOW 2012
◎ デジスコセミナーinJTBロイヤルロード銀座

▼ お便り ▼
◎ ペンション アダージオ 野鳥情報

▼野鳥観察情報▼
◎ <第32回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
◎ <第53回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
◎ <第44回>藤川 友敬さん 「知床から」

▼スタッフ、有志の連載▼
◎ <第41回>デジスコさいさい …… by 三藤
◎ <第11回>「タクミのとりコラム」…… by タクミ
◎ <第12回>「ユンソナの勝手につぶやき・・」…… by ユンソナ
◎ <第12回>「風の音にぞ…」…… by 漂鳥
◎ <第3回>「デジタンを楽しむ」…… by まいたに
◎ <第44回>「鳥、鳥、鳥」……… by katsu

▼スタッフ紹介▼
DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します


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 ☆★★★★★★★★☆ デジスコ用品情報 ☆★★★★★★★★☆

 「CP+2012」開催まであとわずか、Nikon1やCanon PowerShot
 S100などデジスコにとっては嬉しいカメラが発売されたこと
 により、活気が生まれてきました。
 スコープなど光学機器でのトピックスはありませんが、野鳥
 撮影関連パーツは新たな商品が発表・発売されると思います。


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 Nikon1の使い方について
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 デジスコで使う場合、標準的な30倍接眼レンズで使えば35mm
 フィルム換算焦点距離で810mm〜2430mm、実際にはワイド側の
 ケラレがあるので1000mm〜2430mmのズーム撮影ができます。
 ワイド系の20倍接眼レンズなら540mm〜1620mm、これもケラレ
 を勘案すれば800mm〜1620mmのズーム撮影となります。

 Nikon1の使い方としてニッコールレンズを取り付けることが
 できるマウントアダプターFT1を使えば35mmフィルム換算で
 カタログ焦点距離の2.7倍システムとして使えることとなり
 ます。例えば300mmF4というレンズに接続すると810mmF4とい
 うシステムになります。

 つまり、810mm単焦点で(AF/AE)直焦点撮影としても使えるし、
 デジスコに組めば1000〜2400mmのズーム撮影機材に変身する
 という一粒で2度美味しいグリコみたいな使い方ができるわけ
 です。

 Nikon1の電子シャッターによる無振動撮影は実質1/1秒とい
 う超低速シャッターでも撮影できるため、朝夕・薄暗い環境
 でも機材ぶれのない撮影ができます。ケーブルレリーズを
 使った撮影ができれば撮影範囲は一気に広がります。

 実際のデジスコ撮影も高速な位相差AFと高速連写&高ISO撮影
 可に支えられ、初心者には簡単に、上級者には幅広い応用力
 で撮影を楽しむことができるシステムになっています。
 もちろん、カメラレンズをFT1で接続した直焦点システムは小
 型軽量でありながら、大口径デジイチシステムに準ずる超望
 遠撮影が楽しめます。

 Nikon1本体については今後のファームアップによる性能付加
 や改良により今後も進化していくと考えられます。また、
 フォーマットを同じとするNikon1の後継機も続々誕生するこ
 とも予測されます。将来にわたって楽しいカメラです。


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 Canon PowerShot S100について
 *********************************

 先代のS95の画質は色や解像感を含めて史上最高と言えるカメ
 ラでした。CCDセンサーの極みなのかも知れません。特に上級
 者には愛用されているカメラです。もちろん、欠点が無いわけ
 ではありませんが、それを上回る絵作りができるカメラとして
 活躍しています。

 さて、今回のS100は形は良く似ていますが中身はベツモノ。
 センサーがCMOSに変り映像エンジンもDIGIC5、そして5倍ズーム
 レンズ。

 1/1.7型CMOSセンサーは1210万画素という大容量データを4チャ
 ンネル読み出し&高速処理で従来どおりの低ノイズイメージを
 踏襲し、実質ISO400までデジスコ用途で使える高画質性能を示す
 カメラとなって生まれ変わりました。心配していた5倍ズームレ
 ンズもワイド側はケラレますが実質3〜3.5倍範囲は癖無く使えま
 す。

 また。連写性能も2.3コマ/秒とコンデジとしては俊足で良質の
 メモリを使えば無限連写も可能です。

 また、ハイスピード連写HQ機能もあり、なんと9.6コマ/秒(連続
 8コマ)のロット撮影も可能ですから応用範囲も広いでしょう。
 連写速度は下がりますがRAW撮影も使えます。

 良いカメラが市販され、デジスコも急に盛り上がってきました。

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  最新デジスコ用品情報
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 ┏┓ デジスコドットコム
 ┗■ ニコン1関連パーツ

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 ◇ ニコン1用 デジスコ撮影ブラケット『BR-N1 1030』
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 レンズ交換式ミラーレスカメラ「ニコン1(ワン)」にVR10-30
 ズームレンズを装着したカメラユニットでデジスコ撮影ができる
 『BR-N1 1030』が発売されました。
 
 交換レンズ1 NIKKOR VR 10-30mmf/3.5-5.6にブラケットを装着し、
 カメラ本体には液晶フード以外はなにも取り付けず、自在に着脱
 ができるブラケットです。

 (株)デジスコドットコム Turbo Adapter BR-N1 1030
 本体価格 オープン(実勢29800円/でじすこや)
 ◎製品情報
  http://www.turboadapter.com/product/br_n1_1030.htm
 ◎ニュースリリース
  http://www.turboadapter.com/material/digisco_com/news/news_37.htm


 ◆-----------------------------------------------------◆
 ◇ ニコン1用の直焦点撮影、補助パーツの開発『BR-FT1』
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 レンズ交換式ミラーレスカメラ「ニコン1(ワン)」にニッコール
 レンズを取り付けることで35mmフィルム換算で2.7倍の焦点距離が
 得られるため、野鳥写真を中心とした用途展開が予測されます。

 但し、高画質・低ノイズで撮影するためには1/100秒以下の低速
 シャッターに対応できる無振動撮影法の一つであるケーブルレリ
 ーズを使用する必要があります。セルフタイマーやオプションの
 リモコンでは半押し調整や連写が使えません。また、焦点距離が
 長くなると野鳥の導入にも照準器が欲しくなります。

 ケーブルレリーズステーはV1/J1両対応、照準器ステーもV1電子
 ビューファインダー・液晶モニター/J1液晶モニターにすべて対応
 し、両眼視(右目:ファインダー/左目:照準器)が可能な配置と
 なっています。

 ブラケットはマウントアダプターFT1のカメラネジにカメラネジ
 1本で装着でき、照準器位置などに変化が起こらないように脚部
 の3辺で固定する構造です。

 カメラ本体にはなにも取り付けないので着脱自在という嬉しい要
 素もあります。

 (株)デジスコドットコム Turbo Adapter BR-FT1
 本体価格 未定
 2012年2月中旬発売開始予定

 ┏┓ デジスコドットコム
 ┃┃ キヤノンPowerShot S100専用 カメラブラケット
 ┗■ TurboAdapter BR-S100

 『TurboAdapter BR-S100』は、表面処理を施した加工精度の高い
 パーツを組み合わせ、カメラと一体化したような状態でセットさ
 れます。ブラケット上部にはレリーズステーが装備されています
 ので別売りのデジスコ専用ケーブルレリーズを使うことができま
 す。ブラケット下部には別売りの照準器DOS-CS1や究具02の取付
 けが最適な場所にできるステーが準備されています。また、メモ
 リー、バッテリーの装着、交換はブラケットを装着のまま自在に
 できます。接眼レンズとの接続は究具04 バリアブルカプラーVCA-1
 と付属のステップアップリング4349で取り付けることができます。


 (株)デジスコドットコム Turbo Adapter BR-S100
 本体価格 オープン(実勢29800円/でじすこや)
 ◎製品情報
  http://www.turboadapter.com/product/br_s100.htm
 ◎ニュースリリース
  http://www.turboadapter.com/material/digisco_com/news/news_38.htm
 ◎テスト撮影情報
  http://www.digisco.jp/blog/archives/brs90/index.html

 ┏┓ デジスコドットコム
 ┗■ 新型ジンバル雲台 開発中

 デジスコに特化した究具01の機能を継承し、直焦点撮影にも転用
 できるローコスト版のジンバル雲台を開発中です。コストダウン
 をすると言ってもダブルベアリングや超高精度回転軸、シュウド
 ウ性、適度な摩擦調整ができる構造など究具01に匹敵する機能を
 持っています。

 試作品がCP+2012、株式会社デジスコドットコムブースに展示され
 ます。

 (株)デジスコドットコム 新型ジンバル雲台(仮)
 本体価格 未定


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☆★★★★☆ メーカー、ショップからのお知らせ ☆★★★★☆

┏━━[ でじすこや ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

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 ◇ PowerShotS100用カメラブラケットBR-S100
 ◇ 大好評発売中!
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 来期デジスコ用カメラNo.1候補!
 Powershot S100専用カメラブラケット「BR-S100」販売開始!
 すでに当店では人気No.1です。

 ・Canon PowershotS100専用カメラブラケット BR-S100

 でじすこや特価 : 29,800円(税込み)
 http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_s100.htm

 ■Canon PowershotS100+BR-S100セットのご購入はこちらから!
 http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_s100_set.htm


 ◆-----------------------------------------------------◆
 ◇ Nikon 1用カメラブラケットBR-N1 1030 予約受付中!
 ◆-----------------------------------------------------◆

 新世代プレミアムカメラNikon 1(1 NIKKOR VR 10-30mmf/
 3.5-5.6)対応のデジスコ用カメラブラケット『BR-N1 1030』
 大好評発売中!!

 1インチのCMOSセンサーの豊かな階調とぼけ味、電子シャッター
 による無振動撮影、秒5コマ〜最大60コマ(エレクトロニック(Hi)
 使用時)の連続撮影機能に加え高精度な位相差AFによりピント
 合わせが大幅に改善されました。操作性も良く扱いやすい為、
 入門者からエキスパートまで注目ですね!!

 ○商品詳細 ご予約ご注文はこちらから
 http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_n1_1030.htm


 ◆-----------------------------------------------------◆
 ◇ IXY210F用カメラブラケットBR-IXY210
 ◇ 再入荷しました!
 ◆-----------------------------------------------------◆

 入門用デジスコカメラとして根強い人気のCanon IXY210F対応
 のカメラブラケット『BR-IXY210』再入荷いたしました!!

 但し、今回入荷数は少量となります。何卒、ご了承ください。
 手に入れるラストチャンス!早めにご検討下さい!!

 ○商品詳細 ご注文はこちらから
 http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_ixy210.htm


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 ◇ 中古品コーナーからのお知らせ
 ◆----------------------------------◆

 中古品コーナーの岡崎です。
 新製品NIKON JI/VI 標準ズームレンズ10〜30mm対応の
 カメラブラケット:BR-N1 1030、Canon PowerShot S100用
 カメラブラケット:BR-S100をご購入にあたって、下取り
 査定アップ+5%をいたします。この機会にご不要なデジスコ
 機材があれば、絶好のチャンスです。
 あわせて、スコープ、接眼レンズ、三脚・雲台等の中古品の
 高価買取りもしておりますので、お気軽にご利用下さい。

 ○中古品コーナー
 http://www.digiscoshop.com/used/index.htm

 ◆-----------------------------------------------------◆
 ◇ マンフロット・ジッツオ一部製品価格改定のお知らせ
 ◆-----------------------------------------------------◆

 2012年2月1日よりマンフロット・ジッツオの一部製品が
 価格改定されましたので、お知らせいたします。

 大幅な値下げでデジスコ人気雲台:701HDVや三脚:GT2531
 などがかなりお得に手に入るようになりました!!

 雲台:
 http://www.digiscoshop.com/ichiran/index.htm#undai

 三脚:
 http://www.digiscoshop.com/ichiran/index.htm#tripods

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 ◇ 当店オリジナル製品好評発売中!
◆-------------------------------------◆

 下記でじすこやオリジナル製品好評発売中!
 チェックしてくださいね!

 Nikon COOLPIX P300用カメラブラケットFSB-8改
 http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_fsb_8_kai.htm


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━━◇◆イベント情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◆◇◆ デジスコドットコム イベント情報 ◆◇◆

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 ○ 東海デジスコ倶楽部デジスコミーティング
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 最新デジスコ機材に触れたり、デジスコ仲間との
 情報交換等で楽しみましょう。東海地方限定という訳
 ではありません。全国から参加者募集しておりますので、
 お気軽に参加下さい♪

 ■日時:2012年2月4日(土) 10:00〜15:00
 ■会場:豊田市自然観察の森
 ■お問合せ:幹事 
  会員No.0197 hiro
  mailto:hiro@digisco.com
 ■詳細:こちらをご覧下さい
 http://www.digisco.com/digisco_club/event/120204/


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 ○ CP+ CAMERA&PHOTO IMAGING SHOW 2012
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 CP+2012にデジスコドットコムは出展いたします。
 出展内容は、デジスコ用野鳥撮影用の最新機材となります。
 CP+2011同様デジスコシステム体験コーナーも設けます。
 焦点距離3000mm以上の超望遠撮影を体感して下さい!
 昨年同様小さいブースですので、見つけ難いかもしれませんが・・・
 皆様お誘いあわせの上、是非、お立ち寄り下さい。

 ◎開催日時:2012年2月9日(木)〜12日(日)
 ◎会場:パシフィコ横浜
 ◎詳細はこちらをご覧ください
  ┗ http://www.cpplus.jp/en/


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 ○ デジスコセミナーinJTBロイヤルロード銀座
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 ■日時:2012年2月17日(金)14:00〜16:00
 ■内容:実践デジスコセミナー 
 ■会場:JTBロイヤルロード銀座 ロイヤルサロン
 ■講師:石丸 喜晴
 ■定員:20名(要予約) 
 ※定員に満たない場合は中止になることもあります
 ■参加費:無料
 ■詳細:http://www.digisco.com/event/120217.htm

 ※会場としてJTBさんがご提供くださっていますが、
 旅行に関係ないデジスコ専用のセミナー会場ですので、
 お気軽にご参加ください。


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━━◇◆ お便り ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ …………………………………………………………………………………………
□  ペンション アダージオ 野鳥情報
■ …………………………………………………………………………………………

 全国的には野鳥が非常に少ないとの事ですが、アダージオも例外
 ではありません。1月下旬のアダージオの状況をお伝えします。
 例年大集団でやって来るハギマシコは、11月に一度来たきり
 どこかに行ってしまいましたが(不思議)、大雪になった日に
 10羽くらいでやってきました。どうもこのあたりには来ている
 ようですが、どこにいるのでしょうか。こんなことは初めてです。

 アトリはカワラヒワの集団に混じって、最初は2-3羽だったのが
 15羽くらいまで増えました。イカルはどこかに行っていましたが、
 1月に入ってから少しずつ帰ってきて、最近では10羽以上に
 なりました。カケスは3-4羽で毎朝顔を見せてくれます。
 アカゲラも気まぐれですが、日に数回やってきます。
 冬の立役者達が少ない分、常連のカラたちはのびのびと振舞って
 います。シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ
 達です。

 一方オオマシコは今年は一度も見ません。
 時には「ウソばっかり」とも言われるほど大勢いたウソは秋から
 どこかに行ってしまいました。

 と言うわけでアダージオはこの冬はヒマしてます。
 何か変わったことがありましたらホームページでお知らせします。

 http://www.adagio-nagano.com

 松尾


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━━◇◆野鳥観察情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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□  <第32回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
■ …………………………………………………………………………………………

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  第32回 情報化時代に欠如してしまったマナー
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 商売柄、たえず業界の状況を把握するようにつとめています。
 私を育ててくれた組織でもあり、職員でもあった公益財団法人
 日本野鳥の会の存在、そして役割についてはいつも自問自答を
 繰り返しています。

 たとえば、かつてはバードウォッチング業界=日本野鳥の会と
 いう言えるほど、業界そのものでした。そのため、野鳥に関わる
 情報の多くも日本野鳥の会からの発信でした。その情報のひとつ
 がバードウォッチングのマナーです。「やさしいきもち」は、
 野鳥とのつきあい方の頭の文字を並べたスローガンです。
 日本野鳥の会の出版物にはかならず掲載されています。さらに、
 野鳥撮影のマナーも機会があるたびに広報されています。

 私は、在職中に野鳥カレンダーの制作に関わっていました。
 募集要項に「巣や雛の写真は使用しません」と、明確にうたって
 いました。同様に雑誌『野鳥』にも書かれていたのですから、
 日本野鳥の会へ巣や雛の写真を応募しても採用されないという
 広報は強力なものでした。

 事実、当時のカレンダー写真の応募では、35mmフィルムのポジ
 で段ボール箱1箱以上は応募があったのですが、まず巣や雛の
 写真はありません。少なくとも応募して来る100人以上のプロ
 アマを問わず野鳥の写真を撮っている人たちは、巣や雛の写真
 を撮ることは悪いことというプロパガンダは効いていたことに
 なります。当時の野鳥カメラマンと話すと、マナーと言うより
 タブーに近い条項になっていたと感想を聞いたことがあります。
 アマチュアにしてみると、自分の写真を多くの人に見てもらい
 たい、そしてできたら「良い写真ですね」とほめてもらいたい
 と思ったら、巣や雛の写真を応募してはダメだったのです。
 少なくとも、野鳥の写真を撮る人はそうしたマナーが存在する
 ことをどこかで見聞きしていたことになるでしょう。

 ところが、インターネット時代となり、誰でもWeb上に写真を
 アップすることができるようになりました。ブログにアップ
 すれば、仲間からほめてもらえます。”拍手”や”良いね”を
 もらうことは簡単になりました。かつては、一部の人にしか
 許されなかった多くの人に写真を見てもらうという行為が、
 個人でも簡単にできるようになってしまいました。それには、
 マナーを考える必要はなくなってしまったのです。


  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_60/toku1.htm


■ …………………………………………………………………………………………
□ <第53回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
■ …………………………………………………………………………………………

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  第53回 放射性物質が鳥類に与える影響調べ
      (全国のツバメの巣を募集中)
 ───────────────────────────

 この冬の寒さは厳しく、日本海側を中心に豪雪となっている
 地域も多いようです。また北海道には流氷も接近し、1/27から
 知床ネイチャークルーズの観光船も運行を開始したそうです。

 でもこの冬、越冬に訪れる冬鳥が激減していると思いませんか?
 野鳥の保護団体には、冬鳥の少なさを心配した問い合わせが
 殺到しているとの噂も聞きましたが、私の周囲でも、同様の
 疑問や心配を口にする方が非常に多くいます。

 厳しい冬を過ごすために日本に訪れる冬鳥は、その年ごとに
 状況が異なります。都心でもアトリやマヒワがごく普通に見
 られる年もあれば、全国的にイスカやオオカラモズ、ケアシ
 ノスリなどの飛来情報が聞かれた年もありました。代表的な
 冬鳥であるツグミにしても、年末の早い時期から平野部で観察
 されることもあれば、年明けにならないと平地に下りてこない
 ケースもあります。こうした状況は、繁殖地から越冬地間の
 気候やエサの量の変動などに影響していると考えられますが、
 今年は本当に冬鳥が少ないですね。

 そこで誰もが頭に浮かぶのは「まさか福島原発の影響…?」
 ですが、その影響は簡単に判断できるものではありませんし、
 それがいきなり、全国的に大きな影響を及ぼすとも考えにくい
 ですね。そこで、我々バーダーだからこそ協力できる調査は
 ないかと探してみました。

 以前にもお知らせしましたが、(財)山階鳥類研究所は、被災地
 とその周辺に生息する野生鳥類への影響を調査することの重要
 性をまとめ、「東日本大震災に関する鳥類の保全に向けての
 提言」という形で文部科学省と環境省に提出しました。そして
 現在、放射性物質の鳥類への影響調査の一環として、福島県を
 中心とした各地のツバメ巣の収集が行われているのです。

 ご存じのように、ツバメは地上の泥を集めて碗型の巣を造り
 ます。最近は壁面だけでなく、建築物の梁やコンビニの非常
 ベル上などにも造りますが、よほど人間を信頼しているのか、
 中には手の届く位置に巣を架けるつがいがいたりして驚かされ
 ます。いずれにしても、人間の生活と密接な関係があり、他の
 鳥類と比較しても、ツバメほど巣が分かり易い種はありません。

 そんなツバメの巣を調べれば、その地域の泥の放射線汚染状況
 がわかります。もし汚染された泥で巣が造られていれば、
 ツバメ自身の体や繁殖に大きな影響を及ぼすことが危惧され
 ます。またツバメに直接影響するだけでなく、ツバメのエサと
 なる昆虫にも影響があることは疑う余地がありませんから、
 地域の生態系自体にも変化が生じてくるはずです。そう、
 そしてその影響はいずれ人間へとつながってきます。


  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_60/toku2.htm


■ …………………………………………………………………………………………
□ <第44回>藤川 友敬さん 「知床から」
■ …………………………………………………………………………………………

 ────────────────
  第44回 幻氷(げんぴょう)
 ────────────────

 1月16日に知床半島に流氷がやってきました。オホーツク海を
 白く埋め尽くしてしまうほど、水平線まで氷で覆われることが
 あります。そして、流氷がやってくると海面が蓋をされた状態
 になるため、水蒸気の発生が抑えられ、知床半島は晴天率が
 高くなります。
 
 その晴れた日には、冷たい海上の空気に暖かい空気が入り込む
 ことで光の屈折率が変化し、水平線の上に白い氷が浮き上がって
 見えることがあります。

 これは幻氷(げんぴょう)と呼ばれ、蜃気楼の一種です。
 1月26日のよく晴れた日、その幻氷を見ることができました。

  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_60/toku3.htm


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

━━◇◆スタッフ、有志の連載◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ …【三藤】………………………………………………………………………
□  <第41回> デジスコさいさい
■ ……………………………………………………………………………………

 ─────────────
 第41回 廉価カメラ
 ─────────────

 昨年12月、年末商戦の広告が大量に新聞に挟み込まれていた。
 家電量販店のものも多く、その中に6480円というデジカメを
 見つけた。ヤマダではフジフィルムのFINEPIX AV200、ケーズ
 ではやはりFINEPIX AV210とある。単三電池仕様で3倍ズーム、
 1400万画素。形は広告で見る限り同じに見える。
 メーカーのホームページを調べるとラインナップには無い。
 よくよく調べると元々は海外向けの物らしい。
 単三電池仕様なので高価なリチウム電池や充電器を付属する
 必要もないので価格を抑えられ、ディスカウント用として
 国内にも販売された物のようだ。

 愛用しているデジスコ用のカメラは、もう時代遅れになって
 しまったが、SONYのW7である。
 理由は単三電池仕様であることによる。
 専用リチウム電池と違い、予備のバッテリーを幾らでも用意
 できるので、鳥待ちの待機状態で不安を感じる事が無いのが
 最大のメリットである。
 ただ、700万画素は今時の性能としては少々物足りない。

 そんな時にこの広告を見たのである。
 3倍ズームという控え目のレンズ性能もデジスコには合い
 そうに思えた。6480円なら、たとえ失敗してもさほど懐は
 痛まない。さっそく購入してみる事にした。

 買って来て電池を入れすぐに使える。
 これも単三電池仕様の効果である。
 すぐにスコープの接眼部にあてがってみる。
 ズームのワイド側でケラレは極僅かで、充分使える手応えが
 あった。ブラケットを作る事にした。

 最近はプロではないかと思える工作技術を持った方が掲示板に
 記事を寄せていらっしゃるが、残念ながら僕にはそんな技術は
 無い。いつもの通り、100円ショップ等で調達した材料を稚拙
 な工作で加工して組むのである。
 大概、一日で使えるようになる単純さがメリットか。


  → 続きはこちらから
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_60/toku4.htm


  ∞∞∞ つづく ∞∞∞


*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*

■ …【タクミ】……………………………………………………………………
□  <第11回>
■ ……………………………………………………………………………………

 みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
 今回は『鳥景写真』についてお話ししたいと思います。

 その前に
 今年もCP+の時期になりました。(CP+とは、カメラと写真の
 総合展示会 でアジア最大のカメラショーです。)
 CP+2012は2月9日から2月12日まで横浜市のパシフィコ横浜で
 開催されます。Webで事前登録すると入場料が無料になります!

 http://www.cpplus.jp/index.html

 今年のCP+2012はとても面白そうです!各メーカーからは新製品
 が沢山出てきそうです。
 野鳥撮影に使う機材も沢山展示されると思います。
 デジスコドットコムさんもブースを構えます!

 さて、このCP+2012の『御苗場』に今年も作品を出展します!
 昨年同様、私とHN:Kazuさんこと佐々木さんと二人での出展
 です。『御苗場』への出展は佐々木さんと二人で3年目に
 なります。『御苗場』とは、参加型の写真展で今年は188組の
 方々が出展されます。様々な写真が出展されますので、とても
 見ごたえのある楽しい写真展です。

 私たち二人のブースは040番、『鳥景写真 〜 made in Japan』
 です。6点の『鳥景写真』を展示します。
 是非、CP+2012の『御苗場』ブースまでお越し下さい。

 前置きが長くなりましたが、みんさんは『鳥景写真』という
 言葉を聞いたことがありますか?あまり聞きいた事はない
 ですよね。
 一言で野鳥写真といっても、様々な写真がありますが、大きく
 二つに分けることが出来ると思います。その内の一つは『野鳥
 生態写真』です。野鳥が自然環境のもとで生活しているあり
 さまをリアルに写し撮ったものです。学術的要素が高い写真
 です。
 そしてもう一つが『鳥景写真』です。
 『鳥景写真』とは、野鳥のいる風景や、情緒の感じられる情景
 を写し撮った野鳥写真の事を意味します。
 この『鳥景写真』と言う言葉は、私の友人佐々木さんから提言
 された言葉でした。天体写真で星と風景を写したものを『星景
 写真』といいます。それならば、野鳥の場合は『鳥景写真』
 でしょ!となりました。

 デジスコの場合とかく鳥のアップになりがりです。
 野鳥のアップも迫力があり魅力的ですが、野鳥が小さくなり
 ますが遠くから下がって撮るといことも実践して見てはどう
 でしょうか?


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  ∞∞∞ つづく ∞∞∞


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■ …【ユンソナ】…………………………………………………………………
□  <第12回> ユンソナの勝手につぶやき・・
■ ……………………………………………………………………………………

 今年最初のつぶやきになりますね。
 皆さん、いいお正月を迎えられましたでしょうか。
 今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 昨年があまりにも悪い出来事があり過ぎましたので、今年は是非
 良い年になって欲しいものだと思います。

 さて、前回よりデジスコに関する話に切り替え、最初にミラー
 レスカメラのデジスコへの応用をテスト(G1で)したレポート
 を掲載しました。
 あれから30年(笑・きみまろじゃありませんね、4年です)、
 ミラーレスの世界はどのように進歩したのでしょうか?

 今年の最初のテーマとして、ミラーレスの進化の度合、方向性
 とデジスコへの応用、またデジスコを離れて「鳥撮り」として
 の機材の未来をミラーレス機からみて考えてみることにします。

 ミラーレスの1号機であるPanasonic「LUMIX DMC-G1」が発売
 されたのは3年と少し前、2008年の10月31日でした。
 私は発売前の10月中頃に手に入れ、11月に先の「ミラーレスG1
 のデジスコへの応用」のレポートを書きました。
 その後、ミラーレス機は様々な機種が発売され、一つのジャンル
 を形作るまでに成長しました。然しながら、デジスコへの応用
 という観点から見ると必ずしも使い易い方向に進化した訳では
 ありませんでした。

 G1でのミラーレスデジスコは、初心者には被写界深度の深さの
 せいもあってコンデジ使用のデジスコより撮り易い面がある
 反面、シャッターショックによるブレの影響は大きく、解像度
 の低下は避けられないものがありました。
 液晶画面の表示にタイムラグがあり、動きのあるものの撮影には
 慣れと勘が必要でした。その後に発売されたミラーレス機も、
 どれもG1の世界から大きく進化したものは無く、デジスコへの
 応用という観点からは興味をそそられるものではありません
 でした。

 ところが、今回NIKONよりV1、J1、SONYからはNEX-5N、Panasonic
 からはGX1という興味あるミラーレス機が発売になったのを機に、
 もう一度デジスコへの応用としてのミラーレス機、あるいは鳥
 撮り用の機器として考えたミラーレス機について考えてみました。
 NIKON V1、J1についてはDIGISCO.COMよりアダプター類も発売
 され、すでに本格的に使用を始めた方々も多いと思います。

 デジスコ用として考えた場合、コンデジが撮像素子の小ささから
 くる種々のメリットとブレの無いシャッターで最有力であった
 反面、撮像素子のサイズから来る画質の悪さや高感度特性の悪さ
 といった欠点と、動き物に弱いという欠点には目をつぶる必要が
 ありました。

 NIKON V1,J1は撮像素子の大きさに加え、電子シャッターを備
 えてショックレスが構築出来るというメリットがデジスコへの
 応用に大きな希望を与えました。

 SONY NEX-5NはAPS-Cという大きな撮像素子と18oというフランジ
 バックの短さ(μフォーサーズでも20o)で画質の向上とレンズ
 や躯体のコンパクト化が図られた新たなコンセプトの機種だと
 思います。

 Panasonic GX1はコンパクトデジカメと見間違うほどの
 コンパクトさと電子シャッター(400万画素20枚/秒)を備えた
 興味あるμフォーサーズ機です。更にPanasonicはGXレンズと
 いうEDレンズ、非球面レンズ、ナノサーフェイスコーティング
 といった贅沢な仕様をふんだんに使ったコンパクト、軽量な
 レンズを出してきました。GXレンズは価格は安いのですが、
 贅沢な仕様を持ったLUMIXレンズの最高峰と位置付けられた
 レンズです。


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  ∞∞∞ つづく ∞∞∞


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■ …【漂鳥】………………………………………………………………………
□  <第12回> 風の音にぞ…
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 第12回 梅、一輪
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 12月にさしかかってもモンシロチョウが飛ぶほど昨秋はとても
 暖かったのですが、まるでその反動ででもあるかのように、
 クリスマス前後から日本列島はすっかり冬型の気圧配置が定着
 し、この冬はとても寒く、本当に冬らしい冬の日々が続きます

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 風が冷たい…

 「探梅」は冬の季語です。年が明けていくらか日も伸びた頃、
 日照時間に反応してほころび始めるだろう梅を探して歩くと
 いう、本来なら外に出るのが辛い大寒の前後に、半ば"やせ我慢"
 をしながら一輪二輪の梅の花を求め歩き、そこに気の早い
 "ささやかな春"を見出そうとする、まことに小粋な季語であり、
 行動なのです。
 江戸っ子は、例えば本当なら飛び上がりそうな熱い風呂に、
 そんな素振りを見せることなく涼しい顔で湯船に肩まで浸かり、
 べらぼうめぇ、熱かねえや、などとうそぶ嘯くのが彼らなりの
 美学のようです。あるいは大リーガーは、デッドボールを受け
 ても、当りどころが悪くてこれまた飛び上がるほど痛くても、
 べらぼうめぇ、痛かねえや、と言ったかどうかは定かではない
 ですが、とにかく痛そうな素振りを見せずに一塁に歩くのが、
 彼らなりの美学のようなのです。
 その伝でいえば、冬ざれて、色味などどこにも見出せそうも
 ない寒風吹き荒ぶ里を、一輪の梅を求めて彷徨うことも、
 江戸っ子や大リーガーの美学に通ずるものがありはすまいか。
 まことに他愛なく、意味もなく、ただただ見栄を張っている
 だけに過ぎないような気もされますが、本人はいたって
 大真面目、水っ洟をすすりあげながらあちらの枝に、こちらの
 枝にと視線を這わせながら一輪の梅を求める心意気や、いやいや
 見上げたものじゃございませんか。

 で、ことのほか寒いこの冬ではありますが、例年ならば1月の
 中旬にはほころび始める梅の花を求めて、そちこちを訪ね
 歩いてみたのです。ところが案の定というべきか、開花は
 おろか蕾の膨らみすら見られず、虚しい思いだけを引きずり、
 すごすごと家に帰りました。
 一度はフラレてしまった梅の花ですが、さあ、そうなると是が
 非でも会いたいと思うのが人の常。しかし二度三度フラレるの
 はいやなので、じっと我慢の子を決め込み、そして満を持して
 1月は下旬まで待って再び野に出てみました。

 白梅ならば一番早くほころぶのは冬至梅ですが、日当たりの
 良い場所でも残念ながら蕾は固いままでした。
 あるいは紅梅ならば八重寒紅梅が最も早く咲くことで知られて
 いますが、果たしてどうか。その紅梅のあるところへと歩を
 早めます。木が見えてきました。しかし、う〜ん、遠目では
 枝に赤い雰囲気はありません。ああ紅梅よ、お前もか、などと
 いう大時代な台詞が心に浮かびます。とにかく木に近づいて
 みます。見上げます。枝のあちこちを探します。蕾は大分膨
 らんでいます。さらに視線を這わせます。

 あった!

 たった一輪、本当に絵に描いたようにたった一輪の八重寒紅梅
 が、おずおずと、遠慮がちにこちらを向いて微笑んでいます。
 その様のなんと愛らしく、なんと意地らしく、なんと健気で、
 そしてなんと清々しく穢れないことでしょう。この瞬間、世界
 のあらゆる混沌、人生の憂い、寒さ等々のあらゆるマイナス
 ファクターから解放され、この一輪に思いのすべてが、まるで
 吸い込まれるように凝縮されていきます。
 ―この一輪は、まるで幸福の化身のようではないか。愛という
 わけの分からない概念を具象化したら、こうなるというわけか。
 幸福? 愛? 普段あまりに陳腐に過ぎて決して使わない言葉
 がスラスラと心に浮かびます。疑いを知らぬそのピュアな姿に、
 とうの昔に置き忘れて久しい"とききめ"のようなものが胸に
 甦ります。

 冬梅の既に情を含みおり (虚子)

 世界は、まだまだ捨てたものじゃないようです。


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■ …【まいたに】……………………………………………………………………
□  <第3回> デジタンを楽しむ
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 私の写し方の基本は、歩き回って写す事で、一か所でじっと待つ
 のは苦手です。
 散策の途中で、目についたものを写すスタイルです。
 カメラマンが大勢集まって居る場所も、好きではありません。

 それでも以前、霧多布の岬の先端で、エトピリカが帰って来るの
 をじっと(何時間も)待って、会えて嬉しかった事が有りました。
 今では、待っても数十分(30分以内)、時と共にスタイルも
 変わるのでしょうね。

 最近は、家庭の事情で、泊りがけの旅行が出来なくなり、近場の
 散策がメインとなりました。そんな時に、道端自然観察の達人に
 出会って、色々と教えてもらい、身近な花や虫を観察する楽しみ
 を知りました。それと共にデジタンの出番も増えました。

 よく訪れる近くの公園は、月に3〜4回、次に多く行く所は月に
 1回位。他にも季節毎に何回か行く所が有ります。
 そんな私の、身近な自然の楽しみ方を、書いてみます。

 まずは、冬の季節の散策と撮影です。
 冬になると、花も虫も少なくなり、観察は野鳥が主になりますが、
 良く訪れる近くの公園は、林縁の散策路に長く続く鉄パイプの
 手摺が有ります。この手摺に、越冬中の小さな虫達が現れて、
 楽しませてくれます。
 中空で、つなぎ目に隙間が開いている所があるので、そこから
 出入りして、中で越冬しているのではないかと思っていますが、
 真相は分かりません。

 池も有り、カワセミも近くで見られます。
 年により、ルリビタキやトラツグミ等の冬鳥が訪れることも
 あります。
 冬の散策の利点は、まずは蚊がいない事。
 次に、重い機材(二刀流で4kg+)を担いで歩いても汗を
 かかない事。でしょうか。

 寒くても、外に出て自然を楽しみましょう。


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■ …【katsu】…………………………………………………………………………
□  <第44回>「鳥、鳥、鳥」
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  第44回  オシドリ
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 オシドリは、私が野鳥を写真に撮るようになる前は、私が住む
 埼玉県北部では、冬場によく見られる鳥でした。森に囲まれた
 溜池や沼を探せば、だいたい1ペアはいました。しかし、どう
 いうわけか、写真を撮り始めた頃から姿が激減。
 なかなか、写真も撮れずにいました。 溜池が潰されたり、池は
 残っているけど、周辺が工場になったりで、環境が変わったのが
 原因かと思います。

 他の常連のカモの写真は随分溜まってきたけど、オシドリの写真
 は僅か数枚。遠かったり、飾り羽が落ちて薄汚かったり・・・。
 ちょっと遠征して撮りに行こうかと考えたこともありましたが、
 オシドリごとき(?)で、地元で地道に探す自分のスタイルは
 変えたくない。用もないときに、飛んでいる姿を見ることはある
 ので、近場のどこかしらにはまだある程度はいるはず。


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