『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。
随時更新!お見逃しなく!!

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         <<デジスコ通信 第76号 (2012年7月6日号)>>
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みなさん、こんにちは。

今年も既に半分が過ぎました。(なんか早いなぁ・・・)

これから本格的な夏を迎えます。
気温も上がってきますので、鳥見の最中は熱中症になったりしない
よう、水分を充分に取りましょう。
ちなみに、私が真夏に地元で日中、鳥見をする際に持ち歩く水分は、
最低で、飲料用2L、頭からかぶる水2Lです(笑)

あまり暑い日は、無理して鳥見に出かけず、博物館や図書館などで
知識を深めるのもいいかも知れません。
・・・電気代も浮きますしね。


(デジスコ通信 編集長 勝山)



皆様からのデジスコに関するニュースの投稿や自薦・他薦を問わず
HPの紹介などは大歓迎です。すべてを記載することはできませんが、
下記アドレスまでお願いします。
  ┗ mailto:info@digisco.com


-*-*-*-*-*-*-*-*-*- DIGISCO.COMからのお知らせ *-*-*-*-*-*-*-*-*-

 ◆デジスコ通信はあくまでも個人の主観による判断で構成されています。
 できるだけ客観性を持たせたいとは思うのですが、書籍のように吟味
 した内容を正しい言葉で表現することはなかなかできません。自分達
 流でのんびりと継続して行くことが大切と思っています。
 皆様のご理解と応援を宜しくお願いします。

 ◆過去のデジスコ通信の過去の特集記事や各連載記事を一覧で見ることが
  出来るようになりました。以下の順にリンクを辿ってください。
  
   DIGISCO.COMトップ
     ┗ デジスコ便利帳
          ┗ デジスコスタッフ連載一覧

 ◆DIGISCO.COMの各掲示板へ投稿する上で、以下に該当する画像は
  遠慮していただくよう、お願いしています。
 
  ・ストロボ使用など野鳥にストレスを与える方法で撮影した画像。
  ・ 餌付けや、餌付け撮影を助長する可能性のある状況で撮影された画像
   (保護目的の給餌台も対象とします)
  ・営巣中の画像。(巣作り・卵・抱卵・雛・巣での給餌)
  ・背景などで営巣現場と特定できる場所で撮影した画像。
  ・オオタカなど絶滅危惧種のヒナや幼鳥の画像。
  ・その他、野鳥や自然に対し悪影響を与える恐れのある画像。
  ・市町村など詳細な撮影場所は開示しない。

  削除等を含めた最終的な判断は、DIGISCO.COMのスタッフが行いますが、
  スタッフそれぞれの線引きが違うため、基準があいまいに感じてしまうことも
  あるかもしれませんが、時間をかけて話し合い、コミュニティーを円滑に運営
  していく上での最低限のルールとして導き出したものです。

  どうかご理解、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆役にたつと思われたり、面白かったり思われましたら是非お知り合い
 をお誘いください。
◆役に立たなかったり、つまらなかったりと思われるかたは「配信不要」
 または「ご意見」などご連絡ください。
◆ご連絡先 → mailto:info@digisco.com


      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
☆━━━   ♪♪  デジスコ通信 メニュー ♪♪    ━━━☆
      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

▼ 製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど) ▼
◎ デジスコ用品情報
 ☆でじすこや
  ・ネットショップ【でじすこや】オリジナル
   Canon G1X専用カメラブラケット BR-GIX
 ☆デジスコドットコム
  ・照準器ステーSST-8877
  ・ジンバル雲台『GIM-01』
  ・ジンバル雲台『TurboGear GIM-01』モニター販売について
◎ メーカー、ショップからのお知らせ
 ・でじすこや

▼イベント情報(写真展・デジスコ説明会・デジスコ撮影会・オフ会など)▼
◎ デジスコセミナーinJTBロイヤルロード銀座

▼野鳥観察情報▼
◎ <第36回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
◎ <第57回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
◎ <第48回>藤川 友敬さん 「知床から」

▼スタッフ、有志の連載▼
◎ <第42回>デジスコさいさい …… by 三藤
◎ <第14回>「タクミのとりコラム」…… by タクミ
◎ <第15回>「ユンソナの勝手につぶやき・・」…… by ユンソナ
◎ <第16回>「風の音にぞ…」…… by 漂鳥
◎ <第7回>「デジタンを楽しむ」…… by まいたに
◎ <第48回>「鳥、鳥、鳥」……… by katsu

▼スタッフ紹介▼
DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します

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 ☆★★★★★★★★☆ デジスコ用品情報 ☆★★★★★★★★☆

 カメラメーカー各社からデジスコファンの心をくすぐる
 新型カメラが続々と新発売となりました。

 現行主流である1/1.7型裏面CMOSのCANON PowerShot S100、
 1/1型CMOSレンズ交換式ミラーレスカメラNikon1に加え、
 CANONからS100の6.3倍の大きなCMOSを持つフラッグシップ
 コンデジ CANON PowerShot G1Xの登場。
 レンズ付デジタルカメラならではのレンズ内小型シャッターに
 より「揺れない」大型CMOSカメラが発売されました。
 デジスコ化して撮影してみたところ、デジイチと同等
 以上の表現力を持つ画質を、1/10秒以下のシャッター速度で
 撮像できることがわかりダイナミックレンジの広さや
 ノイズ処理の優秀さを含めて大きな驚きとなりました。

 また、SonyからはCyberShot DSC-RX100が発売されました。
 1/1型CMOS、2020万画素、30倍アイピースとの相性も良い
 3.6倍ズーム搭載。とにかく小型カメラで小さいシステムに
 まとまり、レンズ内小型シャッター採用なので自己発生振動が
 出ない構造。撮像性能も小型CMOSに比べダイナミックレンジの
 広さや高ISO撮影、トリミング耐性など格段に秀でた性能を
 持っていると言えます。すでに、デジスコ撮影をされている
 方の作例を拝見すると、驚異の表現力に驚かされます。

 これらの新しいカメラをデジスコで使えるようにブラケットの
 開発が進んでいます。

 また、株式会社デジスコドットコムから新型でバーゲンプライスな
 ジンバル雲台「GIM-01」がいよいよ発売となります。

 即戦力になる強力なアイテムが続々発売となります。


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  最新デジスコ用品情報
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 ┏┓ ネットショップ【でじすこや】オリジナル
 ┗■ Canon G1X専用カメラブラケット BR-GIX


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 ◇ Canon G1X専用カメラブラケット『BR-GIX』 新発売
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 APS-Cサイズの撮像素子の両脇をカットしたCMOSを
 持つコンパクトデジタルカメラ「Canon PowerShot G1X」
 専用カメラブラケット『BR-GIX』が
 【でじすこや】オリジナル商品として好評発売中です。

 対応できるアイピースは興和TSN-VA3のみとなります。
 必然的にスコープは興和TSN-884/774のみとなります。

 焦点距離はケラレを除けばおよそ800mm〜1600mmとなり、
 デジスコの焦点距離としては短めとなります。
 販売個数は32個の限定生産です。
 
 ご検討の方はお早めにご購入下さい。

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  ■ネットショップ【でじすこや】
    『BR-G1X』 販売価格:18,800円(税込み)
    ┗ http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_g1x.htm
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 ┏┓ 株式会社デジスコドットコム
 ┗■ 照準器ステーSST-8877

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 ◇ KOWA TSN-884/774専用 照準器ステー『SST-8877』
 ◇ 2012年7月9日より発売開始いたします
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 KOWA TSN-884/774の外部ネジにとも締め固定して、
 DOS-CS1などの照準器を固定するためのステーを発売します。
 従来の照準器固定位置はカメラブラケットの場合が多いの
 ですが、スコープ本体に照準器を取り付けることを目的と
 した照準器ステーです。

 スコープ単体での観察照準として、また、デジスコ撮影の
 照準器ステーとしてお使い頂けます。

 株式会社デジスコドットコム製照準器を使えば
 スコープまたは液晶と両眼視できる位置に固定できる
 ことと、カメラを回転させて縦位置で撮影する場合も
 両眼視撮影が可能となります。

 ◎主な特長
  ・スコープ本体に照準器が装着できます
  ・左右上下、自在な位置決めができます
  ・両眼視システムが構築できます。
  ・撮影時、カメラ縦位置・横位置にかかわらず両眼視できます。

………………………………………………………………………………
 ≪発売概要≫
  ■品名:照準器ステー『SST-8877』
  ■価格:4,200円(税込み)
  ■発売予定日:2012年7月9日
  ■予定生産台数:初回生産数200個
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 ┏┓ 株式会社デジスコドットコム
 ┗■ ジンバル雲台『GIM-01』

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 ◇ ジンバル雲台『GIM-01』 新発売
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 デジスコに関わらず、500mm程度までのカメラレンズに使用できる
 ジンバル雲台『GIM-01』の発売を開始いたしました。

 デジスコで使えば仰角75〜80度という真上近くにいる鳥まで
 写せるロングアームとなっています。パーン・ティルトともに
 ダブルベアリングでステンレスシャフトを支え、回転抵抗は
 エンジニアリングプラスチックリングの押圧による弾性変形と
 摺動抵抗変移によるものとに機能分担し、滑らかで適度な
 滑り回転とガタの発生の少ない構造になっています。
 また、余分な重量物は極力削り取って軽量化にも留意しました。

 ◎主な特長
  ・上下・左右・前後の重心を1点に集約した
   ジンバル構造雲台
  ・フリクションコントロールがフリー状態から
   仮固定状態まで無段階での微調整が可能
  ・主軸4ベアリングにより滑らかな回転運動を実現
  ・製品耐久性・性能耐久性に優れています
  ・雨や砂塵に配慮した簡易防水構造
  ・徹底的な軽量化による950gの軽量・コンパクトなボディー
  ・耐荷重6kg

………………………………………………………………………………
  ■(株)デジスコドットコム
    ジンバル雲台『GIM-01』 販売価格:オープン価格
    ┗ http://www.turboadapter.com/product/gim_01.htm
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  ジンバル雲台『TurboGear GIM-01』
  モニター品販売いたします!!
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 新商品 ジンバル雲台『GIM-01』 のモニター品を
 特別価格にて販売します!

 但し、モニター品をご購入された方には
 簡単なアンケートにお答えいただきますので
 予めご了承下さい。

 先着10名様の限定企画です。
 お早めのご決断をオススメいたします。


 *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*
  ジンバル雲台『TurboGear GIM-01』(モニター品)
   * モニター販売価格:52,500円(税込み)
             ※軽量パーン棒込み

  ■詳細・申込はこちらをご覧下さい。
  ┗ http://www.turboadapter.com/gim_01/postmail/postmail.htm
 *─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*


*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*

☆★★★★☆ メーカー、ショップからのお知らせ ☆★★★★☆

┏━━[ でじすこや ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

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 ◇ お待たせしました!【ジンバル雲台 GIM-01】販売開始!
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 コストは大幅に下げても究具01と比べて品質は下げない様に
 開発が苦心していた為、大変長らくお待たせしてしまいました!

 7月5日より販売開始しております。

 モニター販売+予約分で、すでに初回入荷分はかなり少数と
 なっておりますので、すぐに欲しい方はお急ぎ下さい!<(_ _*)>

 ■【ジンバル雲台 GIM-01】の情報は、こちらをご覧下さい。
 http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_gim_01.htm


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 ◇ 当店オリジナル製品好評発売中!
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 圧倒的な画質!!
 Canon PowerShot G1X専用カメラブラケット『BR-G1X』
 ***************************************************
 ※照準器ステー:SST-8877付属

 ○BR-G1Xのご注文はこちらから
  http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_g1x.htm


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 ◇ 夏のボーナスセール2012 大好評開催中
 ◆-----------------------------------------------------◆

 夏のボーナスセール2012 只今好評開催中です!!

 買えば買うほどお得に!!
 2万円以上ご購入いただいた方に素敵な商品をプレゼント!!

 お得なこの機会に!ショッピングをおもいっきりお楽しみ下さい!!

 ○夏のボーナスセール2012
 http://www.digiscoshop.com/fair/201206_bonussale/index.htm
 ※期間:2012年6月11日〜2012年7月13日まで


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 ◇ 夏のボーナスセール2012 大好評開催中
 ◆-----------------------------------------------------◆

 毎回大好評の「究具01ジンバル雲台買い替えキャンペーン」
 早々と完売となってしまいましたが、ご購入検討していると
 いうお声が多数ありましたので、3台追加させていただきます!
 これで今回、本当に最後となります!!
 お早めにご検討下さい。<(_ _)>

 ◎キャンペーン内容◎
  なんと、キャンペーン期間中であれば、
  どんな「雲台」でも、「究具01ジンバル雲台」を
  ご購入の場合
  40,000円の超高価で下取りいたします!!

  ↓↓詳細についてはこちら↓↓
  ≪究具01ジンバル雲台買い替えキャンペーン≫
  http://www.digiscoshop.com/fair/201206qgu01/index.htm

 ≪ご注意≫
 「究具01ジンバル雲台買い替えキャンペーン」にて
 究具01ジンバル雲台をご購入いただいた場合、『夏の
 ボーナスセール2012』の対象外となりますのでご注意下さい。

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━━◇◆イベント情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◆◇◆ デジスコドットコム イベント情報 ◆◇◆

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 ○ デジスコセミナーinJTBロイヤルロード銀座
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 ■日時:2012年7月13日(金)14:00〜16:00
 ■内容:初心者向デジスコセミナー
 ■会場:JTBロイヤルロード銀座 ロイヤルサロン
 ■講師:石丸 喜晴
 ■定員:20名(要予約)
  ※定員に満たない場合は中止になることもあります
 ■参加費:無料
 ■詳細:http://www.digisco.com/event/120713.htm

 ※会場としてJTBさんがご提供くださっていますが、
 旅行に関係ないデジスコ専用のセミナー会場ですので、
 お気軽にご参加ください。

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━━◇◆野鳥観察情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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□  <第36回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
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  第36回 遠い珍鳥ポイントが空いている理由
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 ここ3年、新潟県粟島に通っています。去年は、春と秋の2回訪問
 いたしました。最初の年は仲間がセッティングしてくれたので5月
 の連休に行きましたが、去年と今年は天気優先で連休明けの週末に
 行っています。
 
 粟島は、都会の騒音のなかで録ることのできない身近な野鳥たち
 の声を録るのに最適です。たとえば、スズメの交尾、ツバメの
 さえずり、トビの声、そしていつもは波音のうるさいところに
 いるイソヒヨドリが集落のなかで鳴いてくれるので、とても良い
 コンディションで録音できました。毎年、狙っているのはツグミ
 のさえずりなのですが、未だ録れないでいます。思わぬ拾いもの
 もあります。夜にアオバズクを録るために一晩稼働させておいた
 録音機には、鳴きながら渡っていくセグロカッコウの声が入って
 いました。早朝の森で去年はシマゴマ、今年はムギマキのさえずり
 を録ることができました。また、不明だと思っていた声は、あとで
 コウライウグイスだとわかったりしています。

 私にとっては鳴かない珍鳥には興味はないのですが、はじめての
 来訪のさいには宿に着いたとたん宿の前にクロジョウビタキが
 出現したのには驚きました。このほか、ハシグロビタキ、ホシ
 ムクドリ、ツバメチドリなど、いわゆる珍鳥との出会いは枚挙に
 いとまがありません。

 ところで、不思議なことに粟島はとても空いているのです。最初
 の年の連休中でも10数人、ワイバードのツアーをいれても20人
 そこそこでした。まして、今年の連休後の週末は、私たちの
 グループ3人+2人がいただけです。日曜日は、日帰りの方が2名ほど
 加わりましたが、1名帰りましたので6名です。去年の週末もほぼ
 同じでしたので、この傾向は変わらないと思います。日本海側の
 離島は、このほか舳倉島と飛島があります。舳倉島はキャパの
 問題でそうは泊まれませんが、飛島は粟島よりはバードウォッチャー
 の数は多いものの数10人と聞いています。

 以前、このコラムで取り上げたように六義園にヤツガシラが出現
 したときは、3日間でのべ500人を越える人がやってきました。
 この500人のうち1割でも行けば、50人が粟島に来ても良いのでは
 と思ってしまいます。ヤツガシラの出現の時期は、ほぼ同じ5月の
 中旬です。平日、それも急な情報でそれだけくるのですから、
 忙しい方たちとは思えません。私のように数日前の天気予報を見て
 スケジュールを調整して粟島に行く方が簡単なような気がします。
 なにより都会の公園で何100人と並んで写真を撮るより、貸し切り
 状態で青く広がる日本海の海と空をバックに撮影したほうが、
 よほどきれいな写真が撮れると思います。それに、温泉に入って
 夕食は新鮮な刺身を腹一杯食べられます。いずれにしても首都圏
 近郊で珍鳥がでれば、あっという間に数100人集まるほど珍鳥ファン
 がいるのに珍鳥のメッカと言われる日本海側の離島が空いている
 不思議があります。

  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_64/toku1.htm

■ …………………………………………………………………………………………
□ <第57回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
■ …………………………………………………………………………………………

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  第57回 日本の野鳥の長寿記録更新!
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 野鳥に関する謎はたくさんありますが、鳥に関心のない方でも、
 野鳥の寿命について疑問に思う方が多いですね。

 一般には、体の小さな種は寿命も短く、体の大きな種は寿命が
 長い傾向にあります。小鳥でいえば3〜10年、アホウドリやツル
 などの大型の種では30年を超える種もあります。また繁殖年齢に
 達するのに数年かかる、カモメやミズナギドリ類、猛禽類なども
 長く、飼育下の大型のオウムやインコなどは、50年を超える個体
 も少なくないようです。

 つい最近、「日本の野鳥の長寿記録更新!」というニュースが
 駆け巡りました。生物多様性センターのウェブサイト
 (http://www.biodic.go.jp/) によると、1975 年5月16 日に
 京都府の冠島で捕獲(標識調査)され、足環を付けて放鳥された
 オオミズナギドリが、2012 年1月26 日に、マレーシアの
 ボルネオ島で衰弱して救護捕獲されたというのです。
 ということは、この個体は、36年8ヶ月も生きていたことになります。

 しかし冠島では、ヒナに足輪を付けると、繁殖年齢に達する4年後
 から島に戻ってくることが分かっています。この個体、足輪を付け
 られた時にはすでに成鳥であったので、足輪を付けられた1975年
 5月時点で4才以上であったはずです。つまりこの個体は、4才+
 36才8ヶ月=40才以上ということになるのです。海鳥の寿命が長い
 のは知られていますが、台風などで荒れ狂った海をみると、この
 厳しい環境で、よく40年以上も生きていたものだと感心させられ
 ますね。

 ところでこのオオミズナギドリ、陸から見られることもあり、
 東京から伊豆諸島、大洗から北海道へのフェリーなどでも見る
 機会が多いで海鳥ですが、季節的な移動を行っています。繁殖
 は日本近海で、非繁殖期には赤道を越え、オーストラリア北部
 周辺まで行く個体もいます。南半球で繁殖し、巣立ち後には
 赤道を越えて北上し、ベーリング海から北米大陸沿いにまで
 到達するハイイロミズナギドリやハシボソミズナギドリほどで
 はないにせよ、海上を長距離移動するのですから驚きです。

 フェリーに乗らない方には縁遠いかもしれないオオミズナギドリ
 ですが、台風などのアクシデントがない限り、内陸部に現れる
 ことはありません。繁殖地以外、一生を海上で過ごすことを
 考えると、どうやって水分を補給してるか気になります。
 人間であれば、海水を飲むとさらに喉が渇き、血液中の塩分濃度
 が上昇して、腎臓などの機関に異常が生じます。しかし、海上に
 生息する海鳥には塩類線という塩分濾過装置が体内にあり、
 濃度の高い塩水を鼻孔から体外に排出しているのです。


  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_64/toku2.htm

■ …………………………………………………………………………………………
□ <第48回>藤川 友敬さん 「知床から」
■ …………………………………………………………………………………………

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  第48回 ノビタキ
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 5月、東南アジアの方から知床の草原にやってくる夏鳥たち。
 その中に、ノビタキの姿がある。6月は、そんな彼らの子育ての
 季節、あちらこちらで嘴に雛に与える餌をいっぱいにくわえて
 忙しそうに飛び回っている姿を観察することができる。
 知床の海も草原も森も、野鳥たちが子育てのために頑張っている。

  → 詳しくはこちら
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_64/toku3.htm


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

━━◇◆スタッフ、有志の連載◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ …【三藤】………………………………………………………………………
□  <第42回> デジスコさいさい
■ ……………………………………………………………………………………

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 第42回 カッコウ
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 今の家に越してきたのは12年前になる。
 越して来て間もなく、早朝にカッコウの声がするのに気が付いた。
 緑が多く残る町とは言え、高原ではあるまいしカッコウの声が聞ける
 とは、なんて良い環境なのだろうと妻と二人、喜んだものである。
 実際にはカッコウが町中で住宅の屋根のアンテナで鳴く事はそう
 珍しい事ではないらしいが、それでもやはり高原を連想させるその
 声が、朝響くのは気分が良かった。
 鳴かない年もあったように思うが、それでも毎年と言っても良い
 ほど6月頃にカッコウは我が町を訪れていた。
 毎年のように鳴くとは言え、声は遠く、ICレコーダで録音しても
 何とかカッコウとわかるといったレベルの音しか録れない。
 姿を捉えることなど考える事もないまま12年が経った。

 今年のカッコウは少し違っていた。
 声が近い。
 これなら充分な音量で録音することができそうである。
 毎晩、枕元にICレコーダを用意して寝る事にした。
 早朝5時頃に鳴くので気が付くとスイッチを入れ録音する。
 もう少し寝ていたい時間なので少し迷惑に思いながらも、カッコウ
 の声がするとパッと目覚めるは我ながら呆れた者である。
 そんなに目覚めやすいならと、録音したカッコウの声をケータイの
 タイマーに入れ、目覚ましに使う事にした。

 録音のチャンスは何回も訪れた。
 どうやら我が家はカッコウの見回りコースの近くにあるらしい。
 ひときわ大きな声がした朝、起き出して窓を開けてみた。
 南側に姿は無い。
 東の窓からも姿は捉えられない。
 最後に北の小窓を開けてみる。
 いた。
 小雨のパラつく中、30メートル程離れた家のアンテナにハトより
 小さく、ヒヨドリより大きな鳥の姿があった。
 これは撮影のチャンス、慌てて撮ろうと思うが、すぐに撮れる機材
 というと、手持ち用にセットしてある小型のデジスコしかない。
 手持ち用に組んでいたため三脚は付かない。
 かと言って今から組み直していてはカッコウはいなくなってしまう。
 止むを得ない、手持ちで行こう。
 曇天の30メートル、空抜けの手持ちデジスコ。
 厳しい条件で、少しでもブレの少ないものが撮れればと、ただ
 ひたすら連写を繰り返した。
 証拠写真くらいにはなるだろうか。

 翌日から北の小窓には三脚にセットしたフルセットのデジスコを
 スタンバイさせた。
 声の動きからしてカッコウが同じアンテナにとまる可能性は高い
 ものと考えられた。
 しかし翌日も翌々日も声はすれども、あまり近くには来ない。
 毎朝のように声はすれども遠い声のまま10日が過ぎた。

  → 続きはこちらから
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_64/toku4.htm


  ∞∞∞ つづく ∞∞∞


*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*

■ …【タクミ】……………………………………………………………………
□  <第14回>
■ ……………………………………………………………………………………

 みなさんこんにちは。

 7月になりこれから夏本番ですね。これからの暑さには充分注意
 して下さい。

 今回はツミの話です。

 我が家の直ぐ近くに今年初めてツミが営巣し、無事に巣立ちました。
 4月から7月のこのメールマガジン発行直前までの間、ツミの巣作り
 から巣立ちまで撮り続けました。撮った写真は約10000枚程に
 なります。
 この間ツミ以外の鳥は殆ど撮っていませんでした。(笑)

 3月31日の朝ツミの声を聞き4月5日にツミと初めて遭遇
 しました。この時は木の枝を嘴で折り、そのまま咥えて飛んで
 行きました。
 どこか近くで巣作りをしているようでした。

 その後ほぼ毎日、木の枝を嘴で折るツミを見ることが出来ました。

 巣は小学校の桜の木に巣を作っていました。
 道路脇で、巣の下は駐車場、周囲は住宅街という環境です。
 巣の高さも10mほどの低い位置に作っていました。

 こんな所で本当に営巣するのだろうか?直ぐに場所を変えてしまう
 のではないだろうか?と思いながら毎日観察していました。

 しかし、そんな心配はよそに巣は段々大きくなっていきました。

 人に対してはあまり警戒をしていないようでした。
 じっとしていれば近くの枝にも止まります。
 デジスコでは近すぎでフレームアウトしてしまいます。

 電線にも良く止まっています。

 住宅街なので、アンテナにも止まります。

 私がカメラで構えている目の前の枝にとんできて交尾もして
 くれました。これにも驚きました。

 人に警戒心の薄いツミでしたが、カラスに対してはとても敏感
 でした。100m以内にカラスが現れると直ぐに攻撃しに行き
 ました。時にはオナガと協力してカラスを追い回すこともあり
 ました。
 カラスを追いかけながら私の前50cmの所をかすめて飛ん
 行ったこともありました。
 この時は本当に驚きました。


  → 続きはこちらから
     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_64/toku5.htm


  ∞∞∞ つづく ∞∞∞


*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*

■ …【ユンソナ】…………………………………………………………………
□  <第15回> ユンソナの勝手につぶやき・・
■ ……………………………………………………………………………………

 前回は最近話題のミラーレスカメラの使用感についてつぶやいて
 見ました。今回は私がデジスコを始めてから、ただひたすらに撮る
 事に一生懸命だった初心者のころから今日に至るまでの機材の話と、
 その時折の写真を交えながら意味もなくつぶやいてみたいと思います。

 子供のころから写真に興味はありましたが、当時はカメラは高価で
 とても子供の持てるものではありませんでした。叔父が自宅に暗室
 を持ち、カメラに興味があったことも一因かもしれません。
 同年代の方なら、「日光写真」というものをご存じだと思います。
 フィルムやセロファンに書かれた絵を日光を使って印画紙に焼き
 付けるというものでした。当時の子供用雑誌などの付録としても
 この日光写真やピンホールカメラなどが付いていた記憶があります。
 この日光写真で遊んでいましたから、やはり写真には興味があった
 のでしょうね〜

 初めから脱線しましたが(笑)、私がデジスコに興味を持ったのは
 デジ一眼で鳥さんを撮ったことに始まります。望遠レンズを使って
 撮った鳥さんは小さく、何ともお粗末な写真のオンパレードでした。

 何とか大きく綺麗な鳥さんの写真を撮りたいと思っている時に
 「ターボさんのデジスコ写真」に出合いました。
 その鮮明な画像に驚いた私は、何とかこのように撮ってみたいもの
 だと思うようになりました。「デジスコ」=「デジタルスコープ」
 だと勘違いした私は、当初はデジスコもデジ一眼の一種だと思って
 いました(笑)
 すぐにデジスコはフィールドスコープと呼ばれる単眼鏡とデジカメ
 を使って撮影する手法だと判りましたが、当時は私の周りにデジスコ
 をやっておられる方は皆無で、デジスコを始めようと思ったものの
 機材選びも含め、全くの孤軍奮闘でした。いろいろ調べ、KOWA
 TSN-664とKOWAのアダプター、CASIO Z-850というデジカメでデジスコ
 を始めました。

 機材が届き、カメラをセットし撮影に出かけることになるのですが、
 初めから鳥さんは荷が重いと思い、初めは撮り易いと思われた
 「トンボ」さんを撮ろうと近くの湿原に出かけていきました。
 日本で最少の「ハッチョウトンボ」など沢山のトンボさんがいる
 湿原です。

 このトンボ撮りは家で操作を一通りこなしただけの準備不足だった
 事が大きく災いしました。トンボさんはいるのですが、スコープの
 視野にまったく入ってこないのです。そうです、照準器など頭に
 なかったために目的の「トンボ」さんが捉えられなかったのです。
 スコープのピントノブの扱いも稚拙でした。
 悪戦苦闘してやっと視界に捉えたと思ったら、その瞬間に飛ばれて
 しまって最初からやり直しです(笑)
 後に、でじすこやさんで、「あると便利グッズ」のなかに「照準器」
 があることを知るのですが、当時は「あると便利」ではなく「無いと
 困るグッズ」だと思ったものでした。
 この他にも「あると便利グッズ」のなかに「無いと困るグッズ」で
 あったものが「液晶フード」でした(笑)

 照準器なし、液晶フードなしの撮影で苦労したのちに、目出度く
 「照準器」「液晶フード」を手に入れるのですが、これで一気に撮影
 が楽になりました。念願のトンボも撮れ、いよいよ本格的に鳥さん
 撮りに臨むこととしました。


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  ∞∞∞ つづく ∞∞∞


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■ …【漂鳥】………………………………………………………………………
□  <第16回> 風の音にぞ…
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 第16回 6月の詩
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 立葵の花が風に揺れている…

 花びらにそっと触れてみる。ぐんぐん伸びる茎や葉は野趣あふれて
 いるのに、花は高級ティッシュペーパーよりももっとソフトで、
 ソフィスティケイトという言葉を形に表したときの一つの典型の
 ように、涼しげに微笑んでいる。パステルカラーの明るい花たちの
 華やぎは、Juneという名のコロンを惜しみなく辺りにまき散らして
 いるかのようだ。
 毎年この花を見るたびに、6月の花の優しさが思われる。
 ウエッティーで少し蒸し暑くもあるけれど、その分しっとりと落ち
 着いた6月という季節そのものの優しさ思う。

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 6月は美しい季節です。草の緑が、木々の緑が日々深まり、
 園芸種・野種を問わず様々な花が咲き、それに合わせるように多種
 多様の生き物がが出現します。緑も花もそうですが、鳥や虫たちの
 それぞれのなんと美しいことか。そんな生き物に接していつも思う
 のは、この美しさはいったい何なのかということ。単に雌の気を
 惹くためという説明ではとても割り切れない、不可思議で神秘的
 とさえいえるその色合い・造形を前に、思わず固唾を飲んで見つめて
 しまうこと、しばしばです。
 創造主は(そういうものがいるとすればですが)、ときに人間の
 想像力など遥かに超えて、我々の思いもよらない色や形を生き物
 たちに提供します。

 多くの種類のチョウがきれいなことは万人の認めるところであり、
 デザインや絵画のモチーフにずっと使われ続けてきたことを見ても
 それと知れます。けれども、決して珍しくもなく、人目にふれること
 も少ない、例えば1pあるかないかのコガネムシの仲間の中にも、
 日の光を受けて金色に輝く種がいたりします。
 きみはいったい何のためにそんなに光り輝くのだろう、と問いかけて
 みたくなるほどです。

 それではすべての甲虫類がメタリックに輝くのかといえば、それは
 ノーなのです。コガネムシの別の種類の、あるいはオサムシ・
 シデムシ・ゴミムシのように一生地上を這いまわる虫たちの色や
 形は、人の目には地味でダサい。生まれ変わりということがあると
 すれば、少なくともこの連中のようにはなりたくないなと、彼ら
 には悪いけれどついつい考えてしまうようです。

 暗い林床を、人の足音に驚きよたよたと逃げ惑うシデムシの姿は
 哀れです。そんな思いは人の側の一方的なものに過ぎないと重々
 承知はしていても、やはり哀れです。見なかったことにして、
 踏まないように気をつけながらも急ぎ足でその場を立ち去るのが
 常です。

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  ∞∞∞ つづく ∞∞∞


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■ …【まいたに】……………………………………………………………………
□  <第7回> デジタンを楽しむ
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 機材の話です。
 PB25(ペンシルボーグ)の写りが気に入っているので、
 使い勝手が良くなる様に伸縮筒を考えて、製作を依頼しました。

 今までは、接眼レンズ(28XWDA又は20XWFA)
 とつなぐ為の(1)と、三脚座(2)を製作してもらい、
 対物レンズ+前鏡筒+後鏡筒+台座部+ヘリコイド
 とつないで使っていました。

 近くを写す場合は、鏡筒を伸ばして、対物レンズを遠ざけます。
 遠くを写す場合は、鏡筒を縮めて、対物レンズを近付けます。

 その時、各部材のネジを外したり、ねじ込んだりと面倒な作業が
 必要になります。

 その作業を省く為に、筒の伸縮だけで、近くから遠くまで写せる、
 (3)と(4)の伸縮筒を製作してもらいました。
 出来上がるのを楽しみに待って、試写しましたが、写りがいまいち
 です。
 接眼レンズを外して、覘いて見ると、
 (3)と(4)の内面が、光を反射して少し明るく見えていました。
 対物レンズ+前鏡筒+後鏡筒+台座部+ヘリコイドでは、反射が有
 りません。伸縮時の滑りが良い様にと考えて、表面の仕上げを、
 黒の艶有りで頼んだのがいけなかった様です。

 現在、少しの手直しと、艶消し仕上げへの変更を頼んで、再加工中
 です。この記事が出る頃には、再加工品が届いて、再試写をしている
 はずです。
 結果は次号で報告します。


 ☆ 編集注 文中の(1)(2)(3)(4)は、Web版に掲載されている図を
   参照してください。


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■ …【katsu】…………………………………………………………………………
□  <第48回>「鳥、鳥、鳥」
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  第48回  オオヨシキリ
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 前回に続いて、草原の鳥・・・。
 葦などが生えている草原に、夏になるとやってくるオオヨシキリ。
 海抜0mの低地〜1500m超の高原まで、結構守備範囲(?)
 は広いですね。似たような環境を好むコヨシキリは、関東では
 涼しい風が吹き込む一部地域を除けば、低地等の平野部では
 少ないですが、オオヨシキリはかなりの数を見ることが出来ます。

 大体、ゴールデンウィーク前後にやってきて、到着直後は草丈が
 低いにも関らず、声だけ聞こえてなかなか姿が見えません。が、
 暫くすると、だんだん高く目立つ場所に姿を見せるようになります。
 続々と到着して縄張り争いが激しくなるからでしょうか。
 頭の羽毛を逆立て、赤い口を大きく開き、「ギョシギョシ・・・」
 と、お世辞にも美声とは言い難い声で、暑苦しく叫ぶ姿は初夏の
 お馴染みの姿ですね。


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