『デジスコ通信』では、デジスコのおすすめ情報や最新情報を発信中。
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         デジスコ通信 第105号 (2016年5月20日号)
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みなさん、こんにちは。

まずは熊本、大分での地震で被災された方々には、心よりお見舞い
申し上げますとともに、一日でも早い復興をお祈りします。

繁殖期に入り、夏鳥たちもだいぶ揃ってきました。
元気な囀り声や、雛たちが餌をねだる声もあちこちから聞こえてきます。
気候も安定していて、鳥見や撮影も楽しい時期ですが、彼らの繁殖活動の
邪魔にならないように気を使っていただければ幸いです。


(デジスコ通信 編集長 勝山)

皆様からのデジスコに関するニュースの投稿や自薦・他薦を問わず
HPの紹介などは大歓迎です。すべてを記載することはできませんが、
下記アドレスまでお願いします。
  ┗ mailto:info@digisco.com


-*-*-*-*-*-*-*-*-*- DIGISCO.COMからのお知らせ *-*-*-*-*-*-*-*-*-

 ◆デジスコ通信はあくまでも個人の主観による判断で構成されています。
 できるだけ客観性を持たせたいとは思うのですが、書籍のように吟味
 した内容を正しい言葉で表現することはなかなかできません。自分達
 流でのんびりと継続して行くことが大切と思っています。
 皆様のご理解と応援を宜しくお願いします。

 ◆過去のデジスコ通信の過去の特集記事や各連載記事を一覧で見ることが
  出来るようになりました。以下の順にリンクを辿ってください。
  
   DIGISCO.COMトップ
     ┗ デジスコ便利帳
          ┗ デジスコスタッフ連載一覧

 ◆DIGISCO.COMの各掲示板へ投稿する上で、以下に該当する画像は
  遠慮していただくよう、お願いしています。
 
  ・ストロボ使用など野鳥にストレスを与える方法で撮影した画像。
  ・ 餌付けや、餌付け撮影を助長する可能性のある状況で撮影された画像
   (保護目的の給餌台も対象とします)
  ・営巣中の画像。(巣作り・卵・抱卵・雛・巣での給餌)
  ・背景などで営巣現場と特定できる場所で撮影した画像。
  ・オオタカなど絶滅危惧種のヒナや幼鳥の画像。
  ・その他、野鳥や自然に対し悪影響を与える恐れのある画像。
  ・市町村など詳細な撮影場所は開示しない。

  削除等を含めた最終的な判断は、DIGISCO.COMのスタッフが行いますが、
  スタッフそれぞれの線引きが違うため、基準があいまいに感じてしまうことも
  あるかもしれませんが、時間をかけて話し合い、コミュニティーを円滑に運営
  していく上での最低限のルールとして導き出したものです。

  どうかご理解、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆役にたつと思われたり、面白かったり思われましたら是非お知り合い
 をお誘いください。
◆役に立たなかったり、つまらなかったりと思われるかたは「配信不要」
 または「ご意見」などご連絡ください。
◆ご連絡先 → mailto:info@digisco.com


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☆━━━   ♪♪  デジスコ通信 メニュー ♪♪    ━━━☆
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▼ 製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど) ▼
◎ デジスコ用品情報
・スマートフォン用アダプターキット
Turbo Adapter 『SAK-1』
◎ メーカー、ショップからのお知らせ
・でじすこや

▼イベント情報(写真展・デジスコ説明会・デジスコ撮影会・オフ会など)▼
◎ 叶内拓哉 野鳥写真展

▼野鳥観察情報▼
◎ <第64回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
◎ <第86回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
◎ <第77回>藤川  友敬さん 「知床から」

▼スタッフ、有志の連載▼
◎ <第35回>「ユンソナの勝手につぶやき・・」…… by ユンソナ
◎ <第45回>「風の音にぞ…」…… by 漂鳥
◎ <第76回>「鳥、鳥、鳥」……… by katsu

 

▼スタッフ紹介▼
DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します

 

 

 

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最新デジスコ用品情報
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デジスコに回帰すること
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Nikon COOLPIX P900など野鳥撮影をターゲットとした
超望遠コンデジがデジスコのマーケットを圧迫しています。
確かに「焦点距離2000oまで写せる」「手持ちで超望遠撮影」
「手振れ補正が4段以上」「オートフォーカス」などの
謳い文句は嘘ではないし良くここまで作りこんだな〜っと
関心させられる製品です。
シャッター速度が1/2000秒ほどあればブレも少なく手持ちで
写せるでしょうし、ISO感度を上げれば(上げなければ)
シャッター速度を満足できることは少ないので画質は荒れます。
でも、比較的大きく記録写真が写せれば良いという人、
そして、スペックだけを見てデジスコと同等と考える人、
デジスコをまったく知らない人。なにより、
手軽に安価にでっかい写真が写せることを重視する人が
入手するカメラと思われます。

また、一眼レフボディーとレンズもどんどん進化して、
デジスコユーザーの高齢化と相まってデジスコから
500〜1000oレンジの手持ちデジイチに移行するユーザーも
増えてきました。作例を拝見すると彼らのデジスコ作例から
みると迫力に欠けるものが多いのですが手軽に撮っていると
いう印象が伝わってきます。これはこれでありなんでしょうね。

こんな背景もあり、デジスコユーザーの減少が止まらないようです。

超望遠コンデジや手持ちデジイチにより野鳥撮影人口が
拡張されることで、いつかまたデジスコに回帰するユーザー、
新たにチャレンジするユーザーも増えてくると思っています。

デジスコを生業としているDIGISCO.COMも文化を維持する
使命を責任として受け止め経営努力を務めていますが、
さすがに厳しい状況なので先行きを危ぶんでおります。

いやいや、がんばります。しかし、デジスコが必要と
されなくなれば存在意義もなくなるので責任も小さくなります。
その時は事業から撤退することも覚悟しなければなりません。

皆様のデジスコに対する愛情がありさえすれば、
物理的には野鳥撮影には最適な撮影手法なのですから
撮影手法としてのデジスコは生き残ることは間違いありません。

引き続き、皆様のお力でデジスコの啓蒙(PR)を宜しくお願いします。

 

株式会社 デジスコドットコム

 

 

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┗■ (株)デジスコドットコム

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◇ スマートフォン用アダプターキット
◇ Turbo Adapter 『SAK-1』
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スマスコのPR、再び!
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DIGISCO.COMの製品として「スマートフォン用アダプターキット
Turbo Adapter SAK-1」という製品があることはご存知でしょうか?

DIGISCO.COM・Nikonスペックのカプラーを取り付ければ
デジスコ用スコープすべてでスマスコが楽しめるというものです。
レンズ間クリアランスを調整するために、TA4シリーズや
58o延長リングなどが必要です。一般市販のゴム見口に
取り付けるものとは取り付け精度が圧倒的に異なり、
驚異の高解像画質で撮影できます。

どんな時に使うの?と問われる場合がありますが、
1/2.3型CMOS級の撮像性能があることと、
パンフォーカスによる幅広いピント合わせ自由度などが
オススメの理由です。

また、小さな撮像素子での高ISO撮影の絵つくりは
絶妙です。静止画のみならず動画も楽しめるので
一度試してみてください。オススメスコープは60o口径以上。

作品を速攻でSNSなどにアップできるのも特筆できます。

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■製品レポート 野鳥写真研究室
http://www.digisco.jp/blog/archives/cat168/index.html

■作例レポート
http://www.digisco.jp/blog/archives/2016/05/sonyxperiaz228x.html

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【TurboAdapter SAK-1】
≪製品概要≫
スマートフォン用アダプターキット『TurboAdapter SAK-1』は、
お手持ちのスマートフォンのカメラをフィールドスコープに
接続し、手軽に超望遠撮影が出来るアダプターキットです。

スマートフォン用の硬質プラスチックケース(平面の物)に
『TurboAdapter SAK-1』を付属の両面テープを貼り付け、
別売りカプラーを接続するだけですので簡単にセットアップが
出来ます。
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☆★★★★☆ メーカー、ショップからのお知らせ ☆★★★★☆

┏━━[ でじすこや ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

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 ◇ 【中古品全品】現金値引きキャンペーン 開催中!
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 大好評企画を久し振りに開催!!現金お値引きキャンペーン。

 中古コーナー全品(※1)、現金にてお支払いただいた方には、
 なんとっ! 表示価格より3%OFF!!

 ※1 一部対象外商品があります。

 お得にお買い物して下さい♪

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 ≪現金値引き対象≫
 ・店頭での現金お支払の場合
 ・銀行振込の場合
 ・ゆうちょ銀行振込の場合

 ※ご注意
 代引き・クレジット・クロネコWEBコレクト決済は対象外となります

 ≪ご請求金額について≫
 でじすこやネットご注文の方は、ご注文確定メール(当店から
 配信しています2通目のメール)にてお値引した合計金額を
 お知らせいたします。お間違いの無い様お願いいたします。
 尚、1通目は自動配信メールとなります。
 ……………………………………………………

 

 ■「でじすこや Yahoo店」
 ┗ http://store.shopping.yahoo.co.jp/digisco-ya/

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━━◇◆イベント情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆◇◆ デジスコドットコム イベント情報 ◆◇◆

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○ 叶内拓哉 野鳥写真展
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野鳥写真家の叶内拓哉さんが全国各地で撮影した
四季折々の野鳥写真を展示します。
記念トークショーも開催決定!
詳しくは下記をご覧ください。

■開催日:2016年4月15日(金)〜6月30日(木)
■場所:谷津干潟自然観察センター 特別展示コーナー
※特別展示の観覧は入館料が必要です。
■詳細はこちらをご覧ください
┗ http://www.seibu-la.co.jp/yatsuhigata/news/20160330170806.html

 

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叶内拓哉 野鳥写真展
記念トークショー
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野鳥写真家の叶内拓哉さんをお招きし、
野鳥との出会いや撮影秘話などについてお話していただきます。
当日限定で叶内さんのサイン本も販売予定です。

■開催日:2016年6月19日(土)13:00〜15:00
■場所:谷津干潟自然観察センター レクチャールーム
■詳細はこちらをご覧ください
┗ http://www.seibu-la.co.jp/yatsuhigata/news/20160330170806.html

 

 

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━━◇◆野鳥観察情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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□  <第64回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
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第64回 珍鳥への思い
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バードウォッチングをはじめて、珍しい鳥を見たいというのは当然の
欲求です。せっかく高いカメラと望遠レンズを買ったのですから、
珍鳥を撮影してみたいとも思うでしょう。うまく写真が撮れて
ブログやFacebookにアップすれば、拍手や”いいね”をもらえます。
昔は自己満足しておわりでしたが、インターネットの普及した今、
公に自慢ができます。

そのため、ネットには珍鳥情報が出回っています。なんとも親切な
ことに珍鳥情報を集めてアップしているサイトもあって、珍鳥を
見たい、写真に撮りたいという人たちにとっては、良い時代に
なったものです。

今年の冬は、関東地方では小欄で取り上げた荒川のハクガンを
皮切りに、浮間公園と彩湖のオオホシハジロ、新川のシマアジ、
葛西のシマクイナ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、八柱の
ニシオジロビタキ、行徳のシマアカモズ、谷津干潟のコクガン、
浦安市のビロードキンクロ、銚子のキバラガラ、 蓮田市の
クサチヒメドリ、清瀬市のシベリアアオジと枚挙にいとまがあり
ません。おそらく、ここに上げたところ、すべて行っているいる
人は何人もいることでしょう。ハクガンポイントで会った知人は、
「この後、葛西に行ってシマクイナを狙う」と言っていました。
珍鳥めぐりもできたことになります。私は、このうちハクガンは
5回行き、オオホシハジロとヘラサギも行っています。
ですから、けして珍鳥嫌いではありません。

たとえば、ハクガンは東京での記録は58年ぶりという珍鳥度に加えて、
とにかく近くに来てくれるのが何度行っても楽しかったです。また、
だんだん成鳥になっていくようすを観察できる機会なんて、まず
ないでしょう。ヘラサギとクロツラヘラサギのくちばしは一見の
価値があります。それを同時に比べられる機会も滅多にありません。
オオホシハジロは、ホシハジロとどれだけ違うのか、生で比べて
見たいと思いました。もし、ホシハジロの群のなかに
オオホシハジロがいてもわかるだろうかという懸念からです。

こういった珍鳥ポイントでの会話では、「○○に行った?」
「行った行った。行ったけど証拠写真しか撮れなかった」という
ような会話がよく聞かれます。また、珍鳥情報を上げている
ブログでは、「○○をゲット、つぎは××に行かなくては」
というような書き込みを読んだことがあります。

 

  → 詳しくはこちら
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_93/toku1.htm

 

■ …………………………………………………………………………………………
□ <第86回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
■ …………………………………………………………………………………………

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第86回 GWの苫小牧航路に行ってきました
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フェリーを利用した航路探鳥は海鳥の識別が難しいことで知られて
いますが、GWの頃の北海道航路は、夏鳥と冬鳥が交差して数も
種類も多く見られる時期なのです。今年のGWは、久々に苫小牧
航路に行ってきました。体力的にもハードな鳥見でしたが、概要を
紹介したいと思います。

【行程】
5月1日)大洗港18:30発(サンフラワーさっぽろ)→
5月2日)苫小牧港13:30着→(レンタカーで北大研究林探鳥)→
苫小牧港23:59発(シルバークイーン)→
5月3日)八戸港7:30着、八戸港8:45発(シルバープリンセス)→
苫小牧港16:00着
5月4日)(レンタカーで北大研究林・ウトナイ湖探鳥)→
苫小牧港18:45発(サンフラワーさっぽろ)→
5月5日)大洗港14:20着

〈5/1〉今回は日程上の都合もあり、大洗港を18時30分に出発する便
となりました。鳥を優先すると深夜便を利用するケースが多いの
ですが、夕方便のいいところは、出航前の大洗港でも鳥見ができる
ことです。この日はアカエリカイツブリやシロエリオオハムなどが
観察され、日没までのわずかな時間を楽しむことができました。

〈5/2〉日の出は4時30分頃でしたが、4時に甲板に出てスタンバイ。
岩手県の沖で夜が明けましたが、陸地のすぐ近くを航行しているのに
脅かされます。かつての釧路航路は遙か沖合を航行していたため
海鳥が多く見られましたが、目前に陸地があるようでは、あまり
海鳥は期待できそうにありません。おまけに北上する船では、
午前中は陸側の左舷が順光となるため、陸を眺めながらの海鳥探し
となりました。苫小牧港入港までに観察された主な種はハシボソ
ミズナギドリ約1000羽、アホウドリ2羽、クロアシアホウドリ約50羽、
アビ類計約30羽、ウミガラス及びウトウ各数羽、ハイイロヒレアシシギ
約3,000羽、アカエリヒレアシシギ約300羽など。
苫小牧入港後は市内の北大研究林へでかけ、森の小鳥たちを観察。
ようやく芽吹き始めた時季でしたが、夏鳥のクロツグミやメボソ
ムシクイなどがさえずっており、キバシリやキクイタダキなども
観察できました。探鳥後は市内の入浴施設で食事も済ませ、食料を
調達してから再び港へ。23時59分発の八戸行きフェリーに乗り込み
就寝。

 

  → 詳しくはこちら
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_93/toku2.htm

 

■ …………………………………………………………………………………………
□ <第77回>藤川  友敬さん 「知床から」
■ …………………………………………………………………………………………

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第77回 地面を掘るヒグマ
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雪解けが進み、低地ではほとんど雪は消えてしまった。
それに合わせて、春の野草が芽吹き始めている。地面も少しずつ
緑色に覆われ始めたのに、地面を一心不乱に掘り進めているヒグマを
見つけた。再び冬眠しようとしているわけではなく、これは食べ物を
探しているのだ。5月下旬には、知床ではセミが鳴きはじめる。
エゾハルゼミというセミだ。本州では、標高の高いところで観察
できる。そのセミの幼虫が羽化のために地表にでようと活動して
いる音を聞きつけ、掘り出しているのだ。
昆虫は、野生動物にとって貴重なタンパク源で、ヒグマはセミ
以外にもさまざまな昆虫を食料としている。

※知床半島では、道路のすぐ脇にヒグマがいることがあります。
車両に乗っている場合は、降りないようにしましょう。
遊歩道上で遭遇した場合は、大声をださず、ゆっくりとその場
を立ち去りましょう。

 

  → 詳しくはこちら
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_93/toku3.htm

 

 

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━━◇◆スタッフ、有志の連載◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ …【ユンソナ】…………………………………………………………………
□  <第35回> ユンソナの勝手につぶやき・・
■ ……………………………………………………………………………………

誌上をお借りいたしまして、震災にあわれました皆様に心からの
お見舞いを申し上げます。
 
余震の当日は長崎に出かけており、余震と本震の間に震源地を通り、
本震の僅か3時間前に帰宅出来たという他人事ではない経験を
致しました。
私も出来る限りの支援をしてまいりたいと思います、一日も早い
日常生活が取り戻せますことを心からお祈りいたします。
 
 
早いもので夏鳥の到来が始まったと思ったら、もうアカショウビン、
ヤイロチョウの季節になってしまいました。
この時期の私の楽しみはアカショウビンに逢うこと、そして
ヤイロチョウに逢えるかもしれないという期待感に浸りながら山に
入ることにあります。
 
アカショウビンに逢うことはMFではさほど難しいことではありません。
雨の多いこの季節ですが、雨の日も観察小屋に入ってさえいれば
濡れる事はありませんし、山ヒルに襲われることもなくアカショウビン
に逢う事ができます。
もっともアカショウビンは雨恋鳥と言われるように雨に縁がある
鳥さんですので、雨降りでも晴天の日と同じように出て来てくれる
という有難い性質のお陰ではありますが・・・・
 
ヤイロチョウに逢えるという幸運は、すべて神様の思し召し次第と
いうことになりますが、有難いことに出会いの機会の多い地に
住んでいるお陰で毎年姿を見る事が出来ていますが、それでも
宝くじよりは少し率が良い程度の確立であるにすぎません。
ところで、昨年は特に多くのヤイロチョウが各地で見られた年でした。
温暖化のせいなのか、あるいはヤイロチョウの生息地の環境が良く
なり、ヤイロチョウの数が増えたのか、詳細は不明なのですが、
皆さんの処では如何だったでしょうか?
 
さて、今日のユンソナのつぶやきはアカショウビン、ヤイロチョウ
といった薄暗い場所での撮影には向きませんが、手持ちで、しかも
800mmの超望遠で撮れる「軽薄短小」なレンズが出て来た事と、
そのテスト撮影の結果についてつぶやいてみることにします。
 
パナソニックの[LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3]と
いうレンズが発売になり、換算800mmで1Kg以下という「軽薄短小」
さに惹かれて早速購入しました。
更にそれに合わせてパナソニックのDMC-GX8というミラーレスの
カメラも購入しました。
Dual I.S.(ボディとレンズ両方で手振れ補正)を搭載することで
6軸の手振れ補正が出来、更に4Kフォトが撮れる事が購入の決め手
でした。
この組み合わせでは35mm換算800mmの手持ち撮影が期待できると
踏んでのことでしたが、予想通りに800mmでも簡単に撮影が出来た
のは驚きでした。
 
F6.3という暗さですので、シャッター速度が稼げず、パナのセンサー
は高感度に弱い(私の考えでは)と思われる為、使用可能な状況に
制限があるとは思いますが、旅行中の鳥の撮影、あるいはデジスコと
両方を持って行く場合などにこの「軽薄短小」なサイズ、重さが
重宝される存在になると感じました。

 

  → 続きはこちらから
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_93/toku4.htm

 

  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

 

 

■ …【漂鳥】………………………………………………………………………
□  <第45回> 風の音にぞ…
■ ……………………………………………………………………………………

─────────────────
第45回 夏の初めに
─────────────────

俳句などの世界では、二十四節季の立夏(5月5日)から立秋の
前日(8月6日)までを夏とするのが通例のようです。その夏を
初夏・仲夏・季夏の三夏に分けてみると、いまはまさに初夏に
あたります。
木々の緑が陽光にきらめき、色とりどりのバラ(薔薇)の花が
家々の庭やフェンスに、その色彩を惜しげもなく放つ初夏を迎え、
さまざまな生き物が一斉に飛び始める姿も、目に嬉しいものです。

  暫くは五月の風に甘えたし(柳家小満ん)

柳家小満ん師匠の句に同調してというわけでもないのですが、
カメラを手にフィールドを歩くのは、この季節は特に楽しいもの
です。
たとえばわずか十数cmの小さな体で、数千キロも旅してきた奇跡の
ような渡り鳥は、やがて己の居場所(縄張り)を定め、伴侶を見つけ、
子育てに入ってゆくわけですが、そうした一連の行動をつぶさに観察
していると、その生態の面白さは興味深く、またその健気さに胸を
打たれます。

オオルリ(大瑠璃)は4月には越冬地である東南アジア方面から
渡って来ますが、雄は自分の好みの渓間に腰を据えると、まずは
己の縄張り確保のために見通しのよい梢の先などで精一杯さえずり
ます。オオルリブルーと呼ばれるオスの体色が美しいからばかり
ではなく、そうした見つけやすさもあって、この鳥はバーダーの
人気を博しています。北海道から九州まで幅広く棲息しますが、
2〜300mの低山から2,000m近い山地まで、縦空間の幅広さも特徴
のようです。
オオルリにとって過ごしやすい、お気に入りの渓間があるようで
(営巣できそうな岸壁や土壁があるか、餌となる虫が豊富かなど)
そこには数多くのオオルリが集まってきますから、たとえば渓間の
あちら側とこちら側とで、朝から夕方までオスの鳴き較べ?が
聞こえてきたりします。ときにはオス同士が鉢合わせして、バトル
まがいの追いかけっこをする姿も。オオルリは誰が決めたのか
「日本三鳴鳥」の一つに数えられるほどの美声の持ち主ですが、
このときばかりはあまり聞いたことのないジュルジュル、
ジェッジェッと濁った声で威嚇し合います。こんなときはすぐ近くに
人がいても眼中になく、もうそれどころではないという感じで
興奮してすぐ目の前の木にとまったりしてこちらを驚かせます。

 

  → 続きはこちらから
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_93/toku5.htm

  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

 

 

*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*

■ …【katsu】…………………………………………………………………………
□  <第76回>「鳥、鳥、鳥」
■ ………………………………………………………………………………………

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第76回  難聴…その2
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前回に続いて難聴のお話し…

前回も書いた通り、私は耳を頼りに鳥を探すことが多いです。
4月から今頃までは、平野部でも多くの夏鳥たちが囀っています
通過するだけで真夏にはいなくなる、ムシクイ類やヒタキ類なども
これらも囀りや地鳴きを頼りに毎年探しているのですが…

今年はなんとなく声は聞こえるけど、どのあたりにいるのか、なかなか絞り込めず、
特に耳に異常がないときは、両耳に手を当てて首を上下左右にゆっくり振ってみる
ことで、いそうな場所をかなり狭い範囲まで絞り込むことができましたが、
今は同じことをやっても、右側か、左側か、程度にしか絞り込めません。
特に耳鳴りの酷い、右耳が機能していない感じです。

 

  → 続きはこちらから
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_93/toku6.htm

  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

 

 

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━━◇◆おしらせ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━◇◆スタッフ紹介◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します
http://digisco.com/staff/staff.htm


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【編集人】 勝山博昭(katsu)
【発行人】 石丸喜晴

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