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         デジスコ通信 第112号 (2017年5月19日号)
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みなさん、こんにちは。

5月も半ばとなり、日中の気温が30度前後になる日も出てきました。
乾燥と高温で、あちこちで山火事が起きたようでしたが、沖縄方面では
梅雨入りとなり、湿度も徐々に上がってきた感じがします。
山や高原に行けばまだまだ涼しいでしょうが、平野部で行動される方は、
そろそろ、熱中症の対策も行っておいたほうが良いかもしれませんね。


(デジスコ通信 編集長 勝山)

皆様からのデジスコに関するニュースの投稿や自薦・他薦を問わず
HPの紹介などは大歓迎です。すべてを記載することはできませんが、
下記アドレスまでお願いします。
  ┗ mailto:info@digisco.com


-*-*-*-*-*-*-*-*-*- DIGISCO.COMからのお知らせ *-*-*-*-*-*-*-*-*-

 ◆デジスコ通信はあくまでも個人の主観による判断で構成されています。
 できるだけ客観性を持たせたいとは思うのですが、書籍のように吟味
 した内容を正しい言葉で表現することはなかなかできません。自分達
 流でのんびりと継続して行くことが大切と思っています。
 皆様のご理解と応援を宜しくお願いします。

 ◆過去のデジスコ通信の過去の特集記事や各連載記事を一覧で見ることが
  出来るようになりました。以下の順にリンクを辿ってください。
  
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 ◆DIGISCO.COMの各掲示板へ投稿する上で、以下に該当する画像は
  遠慮していただくよう、お願いしています。
 
  ・ストロボ使用など野鳥にストレスを与える方法で撮影した画像。
  ・ 餌付けや、餌付け撮影を助長する可能性のある状況で撮影された画像
   (保護目的の給餌台も対象とします)
  ・営巣中の画像。(巣作り・卵・抱卵・雛・巣での給餌)
  ・背景などで営巣現場と特定できる場所で撮影した画像。
  ・オオタカなど絶滅危惧種のヒナや幼鳥の画像。
  ・その他、野鳥や自然に対し悪影響を与える恐れのある画像。
  ・市町村など詳細な撮影場所は開示しない。

  削除等を含めた最終的な判断は、DIGISCO.COMのスタッフが行いますが、
  スタッフそれぞれの線引きが違うため、基準があいまいに感じてしまうことも
  あるかもしれませんが、時間をかけて話し合い、コミュニティーを円滑に運営
  していく上での最低限のルールとして導き出したものです。

  どうかご理解、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

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◆役にたつと思われたり、面白かったり思われましたら是非お知り合い
 をお誘いください。
◆役に立たなかったり、つまらなかったりと思われるかたは「配信不要」
 または「ご意見」などご連絡ください。
◆ご連絡先 → mailto:info@digisco.com


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▼ 製品情報(スコープ・デジカメ・アダプター・便利GOODSなど) ▼
◎ デジスコ用品情報
・CANON Powershot G9X MarkII専用ブラケット
◎ メーカー、ショップからのお知らせ
・でじすこや

▼野鳥観察情報▼
◎ <第71回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
◎ <第93回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
◎ <第84回>藤川  友敬さん 「知床から」

▼スタッフ、有志の連載▼
◎ <第52回>「風の音にぞ…」…… by 漂鳥
◎ <第82回>「鳥、鳥、鳥」……… by katsu

▼スタッフ紹介▼
DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します

 

 

 

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最新デジスコ用品情報
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春です。気温も急上昇 現在23℃と暖かくなりました。
CANONのG9X Mark2というデジカメが良い感じなので
試写に出かけるのですが、公園は家族連れで賑やか。
皆さん外出を楽しんでおられるようです。
夏鳥がやってくる野鳥撮影のトップシーズンです。
楽しくなってきました。

 

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【でじすこや】メルマガ好評配信中!!
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たくさんの方にお楽しみ頂いている
 【でじすこや】メルマガは只今好評配信中です。

今回のメニューは下記の通りです。

 

1)デジスコ物語
第三話 「野鳥を撮影すること」

2)デジスコよもやま話
「昔のデジスコと今のデジスコ」その2

3)おすすめ商品
「Canon Powershot G9X Mark2専用ブラケット」

4)中古品売買のご案内

 

デジスコ通信同様、多くの方にご愛読して頂ければ
幸いです。皆様、どうぞ宜しくお願いします。

 

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■第4回 【でじすこや】メルマガ
http://www.digiscoshop.com/kakoreki/004.htm

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※「でじすこや瓦版」にご登録いただていたお客様も
お手数ですが、改めてお申込みをよろしくお願いいたします。

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┗■ (株)デジスコドットコム

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◇ CANON Powershot G9X MarkII専用ブラケット
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CANON Powershot G9X MarkII
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1型CMOS、2000万画素。28-84oF2-4.9
デジスコとのレンズ相性がそこそこ良いです。
秒間8.4コマのメカシャッターですが
準無限連写可能。
お値段も5万円台とリーズナブル。
久々の「コンデジ」登場です。

ブラケットはBR-S95を加工転用しています。

新規ブラケットの生産予定はありませんので、
ご希望の方は早めにお申し出ください。
とにかく手作りです。BR-S90を加工して
きっちりフィットさせています。

低ISOで超低速シャッターが写せる
希少なカメラです。光量が多すぎる場合、
測光とシステムに差異が出るのか露出が
暴れることがありますが デジスコらしい
デジスコを高品位に楽しめるカメラであると言えます。
画質などは作例レポートをご参照ください。
良いです。

現在、6個・・あと2つほど作れるかな?という
限定品です。
カメラブラケット部分はBR-S90程度の価格です。

詳しくは【でじすこや】にお問い合わせください。

◎【でじすこや】
http://store.shopping.yahoo.co.jp/digisco-ya/

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■CANON Powershot G9X MarkIIブラケット関連記事
http://www.digisco.jp/blog/archives/2017/03/canonpowershotg_6.html
http://www.digisco.jp/blog/archives/2017/04/canonpowershotg_8.html

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☆★★★★☆ メーカー、ショップからのお知らせ ☆★★★★☆

┏━━[ でじすこや ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

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◇ Canon Powershot G9X Mark2専用ブラケット
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『CANON Powershot G9X MarkII』は
1型CMOS、2000万画素。28-84oF2-4.9
デジスコとのレンズ相性がそこそこ良いです。
秒間8.4コマのメカシャッターですが
準無限連写可能。
お値段も5万円台とリーズナブル。
久々の「コンデジ」登場です。

低ISOで超低速シャッターが写せる
希少なカメラです。光量が多すぎる場合、
測光とシステムに差異が出るのか露出が
暴れることがありますが デジスコらしい
デジスコを高品位に楽しめるカメラであると言えます。
画質などは作例レポートをご参照ください。
良いです。

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■CANON Powershot G9X MarkIIブラケット関連記事
http://www.digisco.jp/blog/archives/2017/03/canonpowershotg_6.html
http://www.digisco.jp/blog/archives/2017/04/canonpowershotg_8.html

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そこで、「Canon Powershot G9X Mark2専用ブラケット」を
「BR-S95」を加工転用して販売します。
新規ブラケットの生産予定はありませんので、
ご希望の方は早めにお申し出ください。
とにかく手作りです。BR-S90を加工して
きっちりフィットさせています。

現在、6個・・あと2つほど作れるかな?という
限定品です。
カメラブラケット部分はBR-S90程度の価格です。

詳しくは【でじすこや】にお問い合わせください。

■「でじすこや Yahoo店」
http://store.shopping.yahoo.co.jp/digisco-ya/

 

◆---------------------------------------------------------◆
◇ 中古品売買のご案内
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デジスコ及び野鳥撮影&観察機材の買取りと販売をしています。

新たにデジスコを始めてみたい方には特にオススメです。
新品のデジスコフルセットに比べれば半額程度で
実働品が手に入ることもあります。
特に、スコープや接眼レンズ、双眼鏡など
光学機器はショップにアップしてもあっという間に
売れてしまいます。

商品には良いもの、普通、微妙・・・なものもあります。

もちろん、【でじすこや】スタッフがきちんと評価し、
テストし、程度がわかるようにして
皆様にお渡しできるようにしています。

また、お売りになりたい機材などありましたら
遠慮なく【でじすこや】にお申し付けください。
高価で買い取りさせて頂きます。
「買いたい」と探されているデジスコファンが
たくさんいらっしゃいます。

ご不用の機材、アップグレードのご相談など
遠慮なくお問い合わせください。

 

■ 中古品コーナー
http://store.shopping.yahoo.co.jp/digisco-ya/c3e6b8c5c9.html

■ 下取り・買取りについてはこちらへ
https://digiscoshop.sakura.ne.jp/used/postmail/postmail.htm

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◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

━━◇◆野鳥観察情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ …………………………………………………………………………………………
□  <第71回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
■ …………………………………………………………………………………………

─────────────────────
第71回 珍鳥が見つかる場所
─────────────────────

最近のバードウォッチングの傾向で気がついたことがあります。
それは、マイナーな地名のありふれた環境で珍鳥が見つかって
いることです。

戦前の珍鳥発見の多くは、標識調査などの捕獲記録です。
ですから、富士山麓や日光の地名が上がってきます。当時は、
ろくな双眼鏡もフィールドガイドもない時代です。それに、
日本野鳥の会の会員と日本鳥学会の会員はほぼ同じ、それが
そのままバードウォッチャーの数で、1,000人たらずです。
ですから、珍鳥を発見し識別できる人口が、ほんの一握りしか
いないのですから無理もありません。

私がバードウォッチングを始めた頃の1970年代、珍鳥の発見地は
有名探鳥地の名前がよくあがってました。たとえば、千葉県の
新浜(千葉県浦安から行徳にかけてひろがっていた湿地)や長野県
軽井沢などの地名です。もちろん、昔もよくこんなところにいる
のを見つけたなあと思うような記録も散見します。たとえば、
日本で最初のサバクヒタキの記録は板橋区の田んぼで1968年です。
当時、板橋区の日本野鳥の会会員は数名のはずです。誰がどの
ようないきさつで見つけたのか、過去の記事をさぐればわかる
かもしれませんが、これは例外中の例外でしょう。

たとえば、1971年のサバンナシトドの記録は、伊豆沼のほとり
でした。ようするに、有名探鳥地に訪れたベテランバード
ウォッチャーが見つけて報告しています。1980年代に入り、
谷津干潟、葛西臨海公園、東京港野鳥公園などの施設ができて、
レンジャーが常駐しバードウォッチャーが多く訪れるように
なります。そのため、これらの施設での記録が増えました。
例をあげれば、1987年、横浜市自然観察の森のウタツグミなどを
思い出します。来訪者数の増加は、施設にとっての実績になり
ますから、積極的に情報を発信したこともあるでしょう。

  → 詳しくはこちら
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_100/toku1.htm

 

■ …………………………………………………………………………………………
□ <第93回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
■ …………………………………………………………………………………………

────────────────────
第93回 ● アホウドリの春
────────────────────

今年の3月の彼岸頃、入る可能性のあった仕事がなくなり、数日間
の休みができました。夏鳥には早く、すでに渡去した冬鳥も多い
この時期は、身近かな地域で探鳥地を探すのに苦労します。
しかし今回は、迷わずに三宅島を選択しました。中途半端な時期
だからこそ、夏鳥の渡りのタイミングを実感できるチャンスと
考えたのです。また周囲を海に囲まれた島だからこそ、自分の目で
確認できるチャンスも多いはず..と思い、いつも調査を手伝って
くれるスタッフ2名と共に島を訪ねる計画をたてました。

今回の三宅島のターゲットは、ツバメやアマツバメ、イイジマ
ムシクイなどの夏鳥です。20数年前、4月の第1週に島を訪ねたとき
には、イイジマムシクイは島全体で囀っていました。本種の渡来
時期は3月末〜4月初めといわれていたので、今回訪ねた3月21〜23日
では確認できない可能性が高いことは分かっていましたが、逆に
予想外の出来事に対する期待感は高まりました。そして現地では、
アカコッコ館レンジャーのNさんと情報交換し合ったところ、
ツバメは滞在中の23日、アマツバメも同じく22日が初認であること
が分かりました。結果として、どちらの種も自分達で確認できた
ので、達成感も大きかったです。

この原稿を書くためにアカコッコ館のブログを見ていたら、3月の
夏鳥や旅鳥の初認日が記載されていました。ヤツガシラ(3/11)、
アオバト(3/18)、アオサギ(3/12)コチドリ(3/18)、
ヒバリ(3/17)、ムクドリ(3/22)、ハクセキレイ(3/18)などと
記されていましたが、三宅島はコマドリ(亜種タネコマドリ)や
アオバズクなどが留鳥なのに、アオサギやムクドリ、ハクセキレイ
などは、冬季には不在となるのですね。

さて、「船や識別が苦手で海鳥観察は未体験」というバーダーでも、
アホウドリは憧れの鳥だというケースが多いようです。細く長い翼で
悠然と海上を凪ぐその姿は、海鳥に興味のない人をも興奮させて
しまいます。
ほんの少し前まで、アホウドリは幻の鳥でした。乱獲や火山の
噴火等によって絶滅寸前にまで追いやられたアホウドリですから、
フェリー航路などで偶然出逢えたら大喜びしたものです。
ところが最近、嬉しいことに、アホウドリに出逢う機会が増えて
きました。

  → 詳しくはこちら
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_100/toku2.htm

 

■ …………………………………………………………………………………………
□ <第84回>藤川  友敬さん 「知床から」
■ …………………………………………………………………………………………

─────────────────
第84回 活動の春
─────────────────

知床でもようやく桜が咲いた。暖かな日差しをしっかりと感じ
られるようになって、森の動物も元気よく活動している。
原生林を歩いていると、カサカサと落ち葉を掻き分ける小さな
音が近づいてきた。何が動いているのかわからず、音のする方を
じっと覗いていると、ひょっこり顔を出したのはエゾリスだった。
エゾリスは冬眠しない動物だが、食べ物の少ない厳しい冬を乗り
越えて、地面に隠したドングリなどの貯食場所を巡っていたの
だろうか?私と目が合うと、向こうも「変なのがいる!」と
思ったのか、1分ほど身動きがとまった。お互いじっとにらめっこ
となった。動物のこうした一つ一つのしぐさがかわいらしい。

  → 詳しくはこちら
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_100/toku3.htm

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

━━◇◆スタッフ、有志の連載◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ …【漂鳥】………………………………………………………………………
□  <第52回> 風の音にぞ…
■ ……………………………………………………………………………………

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第52回 小さきものへ
─────────────────

5月の声を待ちわびたかのように、ウツギの仲間が次々と花開き
始めています。早くから咲いていた卯の花(ヒメウツギ)は真っ白
で小粒の花をいっぱいに咲かせます。タニウツギの仲間は、赤や
ピンクにその身を染め、なにやら妖艶な感さえ否めません。
山地の林縁に清楚な白花を咲かせるのはノリウツギですが、こちらが
アジサイ属であるのに対し、よく似たヤブデマリはスイカズラ科
ガマズミ属に分類されています。
まあ細かな分類はともかく、このウツギの花が目立つようになると、
夏の初めを実感する人も少なくはないでしょう。春のそれよりも、
初夏の光はより力強く明るく輝き、そんな光の下で、まるで自然の
神々から手放しの祝福を与えられたかのように花開くウツギたちが、
朗らかに大らかに歌っています。

仲春あたりからからこちら、例年であれば夏鳥の飛来を見たくてに
そちこち出かけるところですが、今季、私はずっと原っぱの小さな
花ばかり見つめていました。様々な野の花たちの、来し方行く末を
案じながらの観察です。あるものは遠くヨーロッパやアメリカから
運ばれ、彼らにしてみれば遠い異国である日本の地に根を下ろし、
生まれ育った環境とはずいぶん違う境遇にうんと戸惑いながらも
逞しく生き抜いてきました。それどころか、種によってはこの地の
土質や気温、日照時間、水分量などに見事に適応し、原っぱを占拠
する強者もいるのです。古くは日本に農耕がもたらされた時代に
帰化し、もうほとんど日本の植物のような顔をして暮らしているもの
(史前帰化植物)から、江戸時代以降意図的に、ないし偶然に持ち
込まれた種子が定着し、繁茂するものもあります。

帰化植物と言えばまだ聞こえは良いものの、外来種などという乱暴
で味も素っ気もない呼び方をされ、なかにはその旺盛な繁殖力から
「特定外来生物」などというイヤ〜な名を付されて嫌われ者になって
いる種が、これは動植物全般において多く見られます。またこれに
準ずる種として「要注意外来生物」が指定されています。
セイタカアワダチソウ然り。ここ最近、あまりにもその繁茂ぶりが
目立つ(色鮮やかなので、余計に目立つせいもあるでしょう)
ナガミヒナゲシ然り。動物界でも同じですね。ブラックバス類は、
釣ってそのファイトが面白くて人気があるようですが、淡水魚の
稚魚を根こそぎ食べてしまうので、もうずいぶん前から「特定」の
方に指定されています。池の中に在来種のクサガメやイシガメが
見当たらず、我が物顔に泳いでいるのはミシシッピアカミミガメ
(ミドリガメ)ばかりというシーンはよく見かけます。

 

  → 続きはこちらから
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_100/toku4.htm

  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

 

 

*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*

■ …【katsu】…………………………………………………………………………
□  <第82回>「鳥、鳥、鳥」
■ ………………………………………………………………………………………

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第82回  初夏のMF-2017
───────────────

今年の4月から5月にかけての私のメインフィールドの様子です。
前回冒頭の通り、体調が思わしくなく、鳥見に出ることは少なかった
のですが、何とか出歩ける日は出歩いています。
当然、「この時期らしさ」を期待して出歩くのですが、今年は
なにか物足りません。
毎年賑やかなオオヨシキリの声が非常に少ないです。また、上空
からのヒバリやセッカの声もごく僅か。草原で目立つのは姿、声
ともにキジばかりです。
田んぼには例年、チュウサギ、アマサギが見られる時期ですが、
気配もありません。サギならさすがに疲れていても居れば、目に
入るでしょうから本当にいないんだと思います。

森の方はというと、渡りが一段落した後も、森1つごとに1ペア
程度、キビタキやオオルリが残るのですが、現段階で残ってそう
なのは1ペアのみ。
6月中までに声が聞こえなくなると全滅…ですかね。
ムクドリやコムクドリも少ないようで、桜の実があまり減って
いません。シジュウカラやメジロの声も少なく感じます。
ということで、今年の初夏は鳥は今一つ。

 

  → 続きはこちらから
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_100/toku5.htm

  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

 

 

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━━◇◆おしらせ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 「ユンソナの勝手につぶやき・・」(by ユンソナ) は休載させていただきます。


━━◇◆スタッフ紹介◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します
http://digisco.com/staff/staff.htm


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【編集人】 勝山博昭(katsu)
【発行人】 石丸喜晴

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