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         デジスコ通信 第121号 (2018年9月29日号)
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みなさん、こんにちは。

台風に地震、相変わらず災害が絶えませんね…。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

酷暑だった夏もようやく過ぎて、秋らしい気候になってきました。
一気に冷え込んだ去年よりは秋らしさを体感できそう…ですね?
野鳥達も渡りの季節となっています。移動中の彼らを求めて、
出歩いている方々も多いと思います。時期的に、スズメバチも
活発になってきますので、森の中や藪の周辺ではご注意ください。

経験上、大雨が多かった年はオオスズメバチは少ないのですが、
個人的な感覚なので当てにはならないかな…(^^ゞ


(デジスコ通信 編集長 勝山)

皆様からのデジスコに関するニュースの投稿や自薦・他薦を問わず
HPの紹介などは大歓迎です。すべてを記載することはできませんが、
下記アドレスまでお願いします。
  ┗ mailto:info@digisco.com


-*-*-*-*-*-*-*-*-*- DIGISCO.COMからのお知らせ *-*-*-*-*-*-*-*-*-

 ◆デジスコ通信はあくまでも個人の主観による判断で構成されています。
 できるだけ客観性を持たせたいとは思うのですが、書籍のように吟味
 した内容を正しい言葉で表現することはなかなかできません。自分達
 流でのんびりと継続して行くことが大切と思っています。
 皆様のご理解と応援を宜しくお願いします。

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  遠慮していただくよう、お願いしています。
 
  ・ストロボ使用など野鳥にストレスを与える方法で撮影した画像。
  ・ 餌付けや、餌付け撮影を助長する可能性のある状況で撮影された画像
   (保護目的の給餌台も対象とします)
  ・営巣中の画像。(巣作り・卵・抱卵・雛・巣での給餌)
  ・背景などで営巣現場と特定できる場所で撮影した画像。
  ・オオタカなど絶滅危惧種のヒナや幼鳥の画像。
  ・その他、野鳥や自然に対し悪影響を与える恐れのある画像。
  ・市町村など詳細な撮影場所は開示しない。

  削除等を含めた最終的な判断は、DIGISCO.COMのスタッフが行いますが、
  スタッフそれぞれの線引きが違うため、基準があいまいに感じてしまうことも
  あるかもしれませんが、時間をかけて話し合い、コミュニティーを円滑に運営
  していく上での最低限のルールとして導き出したものです。

  どうかご理解、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

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◆役にたつと思われたり、面白かったり思われましたら是非お知り合い
 をお誘いください。
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・SONY サイバーショット
DSC-RX100M3/M4/M5対応カメラブラケット
【でじすこや】オリジナルBR-RX100-345
・ジンバル雲台 GIM-01special
◎ メーカー、ショップからのお知らせ
・でじすこや

▼野鳥観察情報▼
◎ <第79回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
◎ <第102回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
◎ <第93回>藤川  友敬さん 「知床から」

▼スタッフ、有志の連載▼
◎ <第61回>「風の音にぞ…」…… by 漂鳥
◎ <第91回>「鳥、鳥、鳥」……… by katsu

▼ 東海デジスコ倶楽部プラス提供記事 ▼
◎ 「楽しい鷹見」…… by ネオポン

▼スタッフ紹介▼
DIGISCO.COMを作り上げているスタッフを紹介します

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

台風と共に渡り鳥が各地に姿を見せ、
SNSやブログで皆さまの鳥撮り成果を拝見し、
楽しませて頂いています。

わたくしごとではありますが、現在、W介護で
家を空けて撮影に出ることができず
季節の流れを目の当たりにして
悔しい思いをしております。
考えてみたら私がデジスコをはじめて18年。
私も18歳 齢を重ね、デジスコ仲間も
70〜80歳になりました。
しかし、お元気な方はパワフルで
日々鳥撮りを楽しんでおられます。
そんな方々を見習って、自分ができる範囲で
デジスコを楽しみたいと考えています。

デジスコ通信をきっかけに小生もやる気を
出さねばと、倉庫を引っ掻き回し仕掛部品を
探し当てましたので「超破格」な限定生産を
やろうかと思っています。

ご賛同頂ける方は、是非、
この際お付き合い頂ければ幸いです。
詳しくは【でじすこや】コーナーで。

 

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最新デジスコ用品情報
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残り10個となりました。
※レリーズステー・カプラーTA4シリーズは別売りです。

 詳しくは【でじすこや】コーナーで。

→ 製品についてはこちらから
http://www.digisco.com/mm/dt_109/rx100345.pdf

 

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◇ ジンバル雲台 GIM-01special
◇ 10台受注生産します。
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生産を終了した ジンバル雲台GIM-01の
パーツが出てきました。
本体の色味などで多少不具合があり正規品としては
出せないので、なんと、超高価な究具01の
ベアリングシステムを組み合わせて
GIM-01specialとして受注生産します。

詳しくは【でじすこや】コーナーで。

 

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◎BR-RX100 345本体 価格 40000円(税込)

◎Fシリーズ 可変レリーズステー F-011
価格:5000円(税込)
※RX100M3、M4、M5に対応

◎シーソー型レリーズシステム
Turbo Gear SRS-2(専用スペーサー付)
価格:18000円(税込)
※SRS-2はRX100M5専用となります。
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生産を終了した ジンバル雲台GIM-01の
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本体の色味などで多少不具合があり正規品としては
出せないので、なんと、超高価な究具01の
ベアリングシステムを組み合わせて
GIM-01specialとして受注生産します。

納品までに2週間ほど頂きます。

調整しながら手づくりで作ります。
正規商品ではないので多少の塗装ムラ、小傷が
あると思います。接着剤のはみ出しや拭きむらも
あるでしょう。
一生懸命チューニングしながら作ります。
正規品の箱はありません。
段ボールに詰めてのお届けとなります。
軽量パーン棒・固定レンチ付属です。

いろいろ気になる神経質なお客様は
注文をご遠慮ください。

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■お値段:52000円(税・送料込)
※パーン棒付き

■申込方法:直接メール、電話にてお申込みください。
・mailto:info@digiscoshop.jp
・TEL:042-847-2007
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━━◇◆野鳥観察情報◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□  <第79回>松田 道生さん 「バードウォッチングのミカタ」
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第79回 緊張感の持ち方
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バードウォッチングをしているときの緊張感について書いてみます。
バードウォッチングの入門書には、書かれていないことだと思います
ので、かなり緊張して書きます。
私がまだ初心者だった頃、前回登場してもらったF野さんとつい
数ヶ月前に亡くなってしまったA田さん、そして私の3人で埼玉県
新座市にある平林寺に行ったことがあります。1968年3月23日の
ことで、3人とも高校生です。その1週間前に日本野鳥の会東京支部の
明治神宮探鳥会があって、その後不忍池に行きカモ類を見ています。
その流れのなかで意気投合し、次の日曜日に平林寺に行こうと言う
ことになったのだと思います。

3人とも明治神宮や新浜などで、支部の幹事から厳しい指導を受けて
いましたので、もういっぱしのバードウォッチャー気取りです。
今思えば、生意気盛りの初心者3人です。平林寺では、ヒガラや
キクイタダキなど30種近く見つけ、最後にアオゲラを見て感動して
います。このとき印象的だったのは、3人が息を殺し耳をそばだて
目を皿のようにして、鳥を探していたときの緊張感です。

私は、2人より先に鳥を見つけようと必死だったことになります。
草むらから「チッ」という声が一声でも聞こえ来たら「アオジだ!」
と、真っ先に言ってやろうと意気込んでいました。他の2人も同じ
だったと思います。やけに自分の足音が、大きく聞こえたものです。

遠くから見たら、高校生3人が忍び足で歩いているのですから、
さぞ怪しく見えたことでしょう。

おそらく3人ともバードウォッチングのキャリアは3年くらい。
学校に通っていましたら、それほどバードウォッチングをする
機会がなかったと思います。それでも、これだけの緊張感の持ち方を
習得していたことになります。バードウォッチングには、こうした
緊張感が必要なことだと感じたときでした。ただ、緊張し続けて
さぞ疲れたことだと思います。

話は変わって、ごく最近のことです。
私のフィールドの六義園では、最近常連さんが増えて絶えず5,6人の
バードウォッチャーや野鳥カメラマンの方に会います。お目当ては、
このシーズンに六義園を通過して行く夏鳥たちの姿です。
運がよければサンコウチョウやオオルリ、少なくともコサメビタキ、
キビタキ、センダイムシクイには会えます。ポイントは、ミズキの
実が成っているところなのです。六義園にミズキはあちこちにあり
ますが、順路際で観察できる木は1本くらいしかありません。
その前で、待つのがこのシーズンの六義園流の楽しみ方です。

私も含めて3人が並んで、鳥が来るのを待っていました。1人はまだ
2、3年のバードウォッチング歴、もう1人は10年は超えたでしょうか。
いずれも、私と同じ年齢層です。鳥が来ると3人同時に見つけて
「シジュウカラですね」「その後ろは、コゲラです」と皆で確認
しあいながら、お目当ての夏鳥を待つのです。このように、ほぼ
同時に鳥を見つけて確認することができるほど、バードウォッチング
の能力に違いがありません。

そして、1枚の枯れ葉が視野の左隅を落ちて行きました。
つい動くものには目がいってしまいますので、私がそちらを向くと、
他の2人も同時に枯れ葉のほうに目をやりました。「なんだ枯れ葉か」
と3人で苦笑。「でも、枯れ葉に目が行かなければ鳥を見つけられ
ないよね」と私。こうした動きに対して敏感になり、動いたものに
目をやることができる緊張感こそ、鳥を見つけられるコツであると
改めて思いました。

  → 詳しくはこちら
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_109/toku1.htm

 

■ …………………………………………………………………………………………
□ <第102回>吉成 才丈さん 「野鳥観察・探鳥の極意」
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第102回 千島列島クルーズに行ってきました
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本当に、すごかったです!
10泊11日で小型調査船に乗り、千島列島を巡ってきました。
実は、千島列島を船で巡るのは2回目なのですが、前回(1998年)
は大型客船で通過するだけでした。ところが今回は、小型船で
海鳥や海獣などを見る“千島列島アドベンチャークルーズ”だった
のです。きっと船に弱い方は、「小型船など、とんでもない…」と
思うことでしょう。たしかに参加者11名中、まったく船酔い
しなかったのは私だけだったかもしれませんが、それでも3日目には、
全員が普通に食事できるようになりました。現代人はひ弱な生き物
だと思ってましたが、逃げ場のない(船を降りられない)ときの
適応能力は、捨てたものではありませんね。
小型調査船“Afina”は、7/21にペトロハブロフスクカムチャツキー
を出てウルップ島まで南下し、8/1に同港に戻りました。
ウルップ島は北方四島のすぐ北側に位置しますから、今回の観察
エリアはおおまかに、北方四島の北からカムチャツカ半島南部
(太平洋側)と思って頂ければよいと思います。

<生息種の概要>
軍港でもあるペトロハブロフスクカムチャツキーのアバチャ湾
では、出航時からエトピリカやチシマウガラス、ウミガラス類
などが観察されました。太平洋に出るとシロハラトウゾクカモメ、
クロトウゾクカモメ、フルマカモメなども出だし、エトピリカに
ついては、どこにでもいると言っていいほどたくさん観察され
ました。チシマウガラスやハシブトウミガラスについても同様で、
少し島に近づくと、どこでも普通に繁殖している様子が確認され
ました。また、ウミバトもほぼ全域で確認されましたが、南域の
個体群ほど翼の白斑が小さい(または全くない)個体が多く、
北の個体群ほど白斑が大きい個体が多いことがわかりました。
ツノメドリは各地で少数が確認され、ハイイロウミツバメは
千島列島周辺でよく観察されました。
いくつかの島には上陸もして、陸鳥も少し確認しました。
草地があるところではシマセンニュウ、疎林ではオオムシクイが
数島でさえずっていました。訪問が7月下旬と遅かったため他の
鳥の声は少なく、アカハラやギンザンマシコ、ノゴマ、ホシガラス、
ケアシノスリ、ハヤブサ、オジロワシなどは目視で確認しました。

  → 詳しくはこちら
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_109/toku2.htm

 

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□ <第93回>藤川  友敬さん 「知床から」
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第93回 カラフトマスの遡上
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知床の河川にマスやサケが遡上してくる時期がやってきた。
知床では、遡上するサケ科魚類は、大きく2種おり8月中旬から
9月いっぱいがカラフトマス、そして9月下旬から12月ごろまで
シロザケが見られる。昨年は、不漁の年で漁獲量は過去最低を
記録した。実は、サケ科魚類は、ここ数年で回帰数が減少して
きており、日本近海の海水温の上昇などさまざまな要因が推測
されている。今年はというとカラフトマスについては、川の中に
ひしめき合うようにたくさん遡上してきていた。海の栄養を
たくさん体に蓄え、産卵のため懸命に上流を目指す。
知床の森林を豊かに育む栄養は、彼らが運んでくるものなのだ。

  → 詳しくはこちら
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_109/toku3.htm

 

 

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━━◇◆スタッフ、有志の連載◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ …【漂鳥】………………………………………………………………………
□  <第61回> 風の音にぞ…
■ ……………………………………………………………………………………

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第61回 鷹見紀行
─────────────

あれほど暑かった今年の夏も、秋の彼岸を迎えれば昔からの言い
伝えどおりその勢いは衰え、苦しいほどのあの暑さが、早くも
忘却の淵へと追いやられるようです。

さて秋の彼岸といえば、長野県は白樺峠に鷹の渡りを見に出かけ
ます。もはやこの壮大な光景を見ないと秋が始まらないとでも
いうように、私のなかで恒例の、そして大切な“行事”となって
います。

この白樺峠、「信州ワシタカ渡り調査研究グループ」のご努力に
より、多くのファンが観察できるように峠を雛壇状に設えて
いただいています。お陰で数百人のバーダー・カメラマンがやって
来ても、なんとか観察場所を確保できるまでに至っています。
ただ近年は、このお彼岸の連休に人が集中して、朝かなり早く
行かないと場所がなくなるというジレンマも。今年は少し出遅れて
8時ごろ現地に着いたら、峠は人人人で足を踏み入れる余地が
ありません。まあそれでも端っこの方で、木立が少し景観を
じゃまする所になんとか滑り込ませてもらいました。

一昨年の本通信にも記しましたように、サシバやハチクマに代表
される秋に鷹が渡る代表的なルートがあります。日本海ルートが
こちら。
北海道⇒青森・竜飛岬⇒日本海沿い⇒新潟中越エリア⇒
長野県白樺峠⇒琵琶湖南岸⇒瀬戸内海⇒九州⇒東南アジア
もう一つの大きなルートが太平洋ルートになります。
関東⇒太平洋岸沿い⇒伊良湖岬⇒紀伊半島⇒四国⇒九州⇒
南西諸島⇒東南アジア

「日本野鳥の会」が発行する「野鳥」の9.10月後の表紙を飾る、
戸塚 学氏によるサシバのものすごい写真は、太平洋ルート上の
伊良湖岬で撮られたものでしょう。そういえばBIRDER紙10月号の
表紙もハチクマでしたね。やっぱり初秋ともなれば、渡りの鷹の
特集を組まないわけにはいかないのでしょう。
その「野鳥」紙の最新号をご覧になった方は多いことでしょう。
越冬地であるフィリピン北部・ルソン島では、春に38,000羽もの
サシバが集結するそうです。ところが驚いたことに、ここでは密猟が
盛んで、毎年5,000羽にも上るサシバが捕えられていて、1羽110円
程度で食用に売り買いされてきたという現実があったことです。
しかしながらここ2年ほどの熱心な保護活動の結果、密猟はほとんど
行われなくなったとのこと。まずは一安心といったところでしょうか。
もっとも1960年代には、渡る鷹の中継地である宮古島でも大いに
サシバが狩られ、食料やペットにされていたのだそうです。しかし
ここでも保護運動が展開され、2010年頃までには密猟はほぼなく
なったそうです。まったくいろんな時代があるものですが、
そうした熱心な保護活動がなければ、サシバの数は激減していた
ことでしょう。鳥を保護しようとする人々の熱意には頭が下がる
とともに、いまこうして渡りの鷹を見られることに、感謝しなければ
なりませんね。

  → 続きはこちらから
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_109/toku4.htm

  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

 

 

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■ …【katsu】…………………………………………………………………………
□  <第91回>「鳥、鳥、鳥」
■ ………………………………………………………………………………………

───────────
第91回  モズ
───────────

前回に引き続き相変わらず、鳥見にでる元気がありません(笑)
だいぶ涼しくなってきて、野鳥たちも渡りの季節。例年なら、
近くのフィールドに出て、渡り鳥達を楽しんでいるところですが、
今年はまだ1度も鳥見目的ではフィールドに出ていません。
でも、野鳥の動きで季節を感じることは出来ていない…、という
ことはありません。

出勤時間帯に見るカラスの群れが徐々に大きくなる、帰宅時の深夜、
ふと上空を見上げると、街明かりや月明かりを反射した鳥の群れが
通過していく、ツバメがいつの間にかいなくなる、といったことで
季節の流れは一応、感じられています(^^;
休日ごとに、散歩中にモズの高鳴きが聞こえる回数が増えてきて、
姿もよく目に付くようになってきました。この時期は割と住宅街や
街中にもいます。聞いたことのないような鳴き声が聞こえて、姿を
探してみると、大体モズです。

  → 続きはこちらから
      ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_109/toku5.htm

  ∞∞∞ つづく ∞∞∞

 

 

*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*─*

━━◇◆東海デジスコ倶楽部プラス提供記事◆◇━━━━━━━━━━━━━

■ …【ネオポン】……………………………………………………………………
□  「楽しい鷹見」   (ツリスガラ 2018年3月号から)
■ ………………………………………………………………………………………

鷹の渡り日本海ルートも終盤を迎えています。私達は例年通り
近くのお山で鷹見を楽しみました。表紙画像はお山から北アルプス
・槍ケ岳・穂高岳方面(左上)を見たものですが、鷹はその手前の
白樺峠を出て金華山・猪子山を通り関西方面へ飛んでいきます。
私達は金華山から流れて多度・養老を通過していくパターンを
カウントしています。

今年は鷹柱が良く立ち、9月17日はこのポイント最高の65羽の
柱を見ることが出来ました。画像は大垣・垂井町方面で出来たもの
ですがデジスコでは10〜13羽しか入れる事が出来ません。
最初十数羽の柱が出来、次々に鷹のグループが合流し、あっという
間に65羽に膨れあがっていました。その後池田山・関ヶ原方面へ
流れていきましたが皆さん一斉に感動の言葉を上げていた様です。

ここでは白樺峠のカウント数を見て、金華山、猪子山での鷹の通過
数を差し引き渡りの状況を推測しています。また、白樺峠を出て
4時間前後で到着する事を想定しその日のスケジュールを立てて
います。例えば朝11時半頃に第一陣が通過し逐次通過して行き
ます。また白樺峠のカウント数より金華山・猪子山でのカウント数
が大幅に少ないときは途中でステイした事が想定されるので、
こんな日は早朝よりステイ組を狙いにお山へ出かけます。ステイ組は
近くで立ち上がるのでお山での鷹見ハイライトとなっています。

お山の近くを飛ぶ鷹はハチクマ、サシバがメインですが、中でも
ハチクマの数が多いみたいです。白樺峠でサシバの数が多い時でも
このコースはハチクマが多いなど特異なコースとなっています。
他、今季はツミ、ノスリ、ミサゴ、クマタカ(居付き?)を
見ることが出来ました。

  → 続き、及び「ツリスガラ」の他の記事はこちらから

     ┗ http://www.digisco.com/mm/dt_109/tsurisugara_25.pdf

 

 

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━━◇◆おしらせ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━◇◆スタッフ紹介◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


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【編集人】 勝山博昭(katsu)
【発行人】 石丸喜晴

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