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本製品は、LUMIX DMC-FX100のコンセプトを引継ぎ、新開発の1470万画素CCDを搭載するとともに、市場で好評の「おまかせiAモード」などの機能を追加搭載した、高機能FXシリーズのフラッグシップモデルとして発売いたします。
薄さ24.8mmのコンパクトボディの中に、広角28mm※1レンズと1470万画素、1/1.72型の大型
CCDを搭載し、質感やディティールまでを忠実に表現できます。また、今春発売DMC-FX500で好評をいただいている動体追尾AF/AE機能「追っかけフォーカス」を搭載することにより、子どもやペットなど動く被写体の撮影をより簡単に行うことが出来ます。なお、5つのシーンをカメラが自動で判別し状況に応じて最適な設定を行う「おまかせiAモード」を進化させ、画像の中から暗い部分だけを部分的に明るく自動補正する「暗部補正」機能に加え、新たに「逆光補正」を全自動化することで、屋外での逆光撮影時などでも、カメラが自動で最適な明るさに補正します。
また、従来のFXシリーズのデザインテイストを引き継ぎながら、本製品はスタイリッシュな男性をイメージし質感も高級感のあるものに仕上げました。
当社は本製品をモノや機能にこだわる男性をメインターゲットに、スタイリッシュ&高画質を実現した定番モデルとして提案します。
≪特長≫
◎ |
新開発 1470万画素CCD搭載 |
◎ |
撮りたいものを自動で追尾する「追っかけフォーカス」と自動逆光補正機能を搭載、進化した「おまかせiAモード」
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◎ |
簡易マニュアルやRAW撮影機能など多彩な撮影アシスト機能搭載 |
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※ニュースリリースより抜粋 |
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希望小売価格:オープン価格
発売日: 2008年8月22日 |
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・液晶モニター |
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流石、家電メーカーだけあって広視野角2.7型、約23.0万画素、視野率:100%採用の液晶画面は、見え味や視認性が高くデジスコ向きのデジカメの中でも非常に秀逸な液晶と言えるでしょう。ピントの山も掴みやすく液晶モニターフード使用時も良好な見え方です。撮影時の画面表示は情報表示にヒストグラム表示(情報表示時にON、OFF可能)、グリッドライン表示、情報表示無し撮影の3種が選択可能。表示情報量も豊富で設定状況を把握しやすくなっています。水平出しに便利なグリッドライン表示では設定情報表示のON,OFFも可能で、更に電池残量も液晶モニター上に3段階で表示されます。情報表示は構図決定の際表示が邪魔になる場合は、情報表示なしを選択するとよいでしょう。 |
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・機能設定 |
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本機背面(液晶画面側)右下にあるクイックメニューボタンを開くと撮影に関するメニュー項目が液晶上部に表示され簡単に設定が可能です。
メニュー画面に入って頂くと大きな文字で非常にわかりやすい表示で設定できるのも一つのポイントとなっています。また画像再生と撮影モードは背面に切り替えスイッチを設け画像確認の際も混乱せずに切り替えが行えます。
撮影モードはIA(インテリジェンスオート)、P(プログラムオート)、M(マニュアル)、SCN(シーンセレクト)、動画撮影モードの5種と豊富でデジスコ撮影以外でも活躍できるカメラとなっています。
デジスコ撮影では主にPモードを使用し撮影をします。その他活用法としてマニュアルや動画撮影でもお楽しみ頂けます。ただし、マニュアル撮影の操作感は少しコツが必要で、急を要するデジスコ撮影では活用できる場面が少ないです。
また本機は、動画撮影にも強く写真撮影には向かない場面ではこの機能を活かし記録すると写真とはまた違った撮影が行えるのも大きな魅力です。
カメラ内部でトリミング処理を行い更にズーム倍率を高める事のできるEXズームも本機の楽しみ方の一つと言えます。 |
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・連写性能 |
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本機では連写モードが2種類選択ができるようになっております。(高速連写モード、無限連写モード)
高速連写モードで14.5M設定時は秒間2コマ、連続撮影枚数は4枚で一旦静止しますが復帰は早く連写静止後すぐにピントを合わせ直し連写が可能なので撮影自体はスムーズに行えます。
オススメなのはもう一つの連写機能、無限連写モードです。
30秒間シャッターを切り続けるテストでは14.5M設定時、秒間1.2コマで記録、撮影枚数36枚まで撮影が可能です。連写性能はメモリー書き込み速度に依存しますので、高速タイプSDメモリーカードの使用をお勧めします。
※株式会社デジスコドットコム調べ: |
Sandisk社製 エクストリームVSDHC4GB
SDメモリーカード使用時 |
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・AF応答性 |
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AFの応答性能は瞬速で現時点のデジスコ向きカメラの中で最速の部類に入ります。シャッターボタン半押しでサクサクとピント合焦マークが表示されます。AFの精度は非常に高いのでAF任せがよいでしょう。AF設定はピントの歩留まりが良好な中央部重点AFまたはスポットAFの設定をお勧めします
特にスポットAFではフォーカスエリアが小さいと言われるIXYDIGITAL 3000isよりもかなり小さくなる為、周辺にピントがもっていかれやすいシーンでも合わせたい場所でしっかりと合焦を行えます。
測光方式は好みが分かれる所ですがスポットAFでフォーカスエリアを移動する場合はスポット測光で行う事がオススメです。
(スポットAFでフォーカスエリアを中央のままでしたら中央部重点測光で設定して下さい。)
又、本機最大の特長である追尾AFですが詳しくはデジスコセッティングで解説しておりますのでご参照下さい。 |
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・動作性能 |
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電源投入後の立ち上がりから設定画面の操作、撮影時などレスポンスは良好でキビキビと動作します。
露出補正や細かな設定すべて背面右側の十字キーで行なえるようになっており、デジスコ撮影時でも撮影の邪魔にならない素早い動作が可能です。但し、再生画面は表示が遅めです。 |
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Panasonic LUMIX FX-150はライカDC
VARIO-ELMARITレンズを搭載。本機はデジスコ適性が良好で色収差も良好に補正されていますが、ズーム域ワイド側では広角レンズの為ケラレがでる傾向です。搭載されている画像処理エンジン「ヴィーナスエンジンIV」は、ノイズ処理が良好でディテールを滑らかに表現します。ただし場面によって色ノイズが少し乗りやすい傾向もある為、感度は最低感度のISO100に留めてご使用頂く事をオススメします。全体の彩度とコントラストが高めで若干派手な発色性となっています。カメラ内部のシャープ系処理では細かい線が太めに処理されてしまう傾向がありますので、好みによってはカメラのコントラストや彩度、シャープネスをカスタムしてみるのも面白い使い方です。
今回の作例で使用した設定は全てノーマルの状態で撮影致しました。 |
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LUMIX FX-150は画質、連写機能共に今までのデジスコ向きカメラと同じく標準的な機能は全て水準以上のレベルを持つカメラです。
また、非常にマルチメディアに富んでおり、追っかけフォーカスを駆使しての連続撮影機能、暗い場所に入った時に便利な動画撮影など今までのデジスコ撮影にプラスでお楽しみ頂けるカメラとなっております。
BR-FX150は着脱も可能でデジスコ撮影だけでなく普段のスナップ撮影にも活躍間違いなしのカメラとなるでしょう。 |
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Panasonic
LUMIX FX-150 カメラ設定 |
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■モードダイヤル … P (プログラムオート撮影) |
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■MENUボタン を押した後順番に設定する項目 |
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記録画素数 |
14.5M |
クオリティ |
一番上のアイコンを指定 |
画像縦横比 |
4:3 |
インテリジェントISO |
OFF |
ISO感度 |
100 |
ホワイトバランス |
AUTO(条件によっては、太陽光や曇天も可) |
測光モード |
中央部重点(場合によってマルチ、スポットも可) |
オートフォーカスモード |
1点又は1点高速(場合によってスポットAFも可) |
クイックAF |
OFF |
連写 |
通常連写又は無限連写モード |
暗部補正 |
OFF |
多重露出 |
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デジタルズーム |
OFF |
カラーエフェクト |
OFF |
画質調整 |
4項目はお好みで変更して下さい |
手ブレ補正 |
OFF |
下限シャッター速度 |
1秒 |
音声記録 |
OFF(動画撮影時に設定して下さい) |
AF補助光 |
OFF |
時計設定 |
購入後、初めて電源投入時設定 |
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■カテゴリー:セットアップ(工具箱アイコン)
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時計設定 |
購入後、初めて電源投入時設定 |
ワールドタイム |
東京、ソウル |
トラベル日付 |
OFF |
操作音 |
お好みで設定して下さい |
スピーカー音量 |
お好みで設定して下さい |
液晶明るさ |
-1 |
LCDモード |
OFF |
ガイドライン表示 |
撮影情報 OFF パターン 9分割モード |
ヒストグラム表示 |
OFF |
ハイライト表示 |
OFF |
ECOモード |
全てOFF |
オートレビュー |
OFF |
番号リセット |
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設定リセット |
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USBモード |
接続時に選択 |
ビデオ出力 |
NTSC |
TV画面モード |
ワイドタイプのTVなら16:9がオススメ |
フォーマット |
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デモモード |
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※スピードライトの設定は発行禁止にしてください |
※ISO感度は「100」に設定してください |
※オススメの露出補正値は、「-1」 です |
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■□■カメラ設定についての詳細、不明な点、ご質問などがありましたらお気軽にご相談ください■□■ |
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スコープや接眼レンズなど光学ユニットへ接続する為には以下のパーツ類が必要となります。 |
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その他あると便利なパーツ類は以下の通りです。 |
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Panasonic LUMIX FX-150SへカメラブラケットBR-FX150を装着します。 |
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スコープ、接眼レンズ(アイピース)までの接続方法は以下の組合せ例(図)を参考にしてください。
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※ |
ご使用のアイピース(接眼レンズ)によって適合するクリアランスが変わってきます。 |
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ケラレ、周辺減光の発生を確認しやすい空抜け条件を想定しPCの白画面を撮影しました。
(有力スコープメーカーの口径別主要3機種にて検証)
※Panasonic LUMIX FX-150 のズームステップ数は、19ステップ。中間域は9ステップ目を撮影
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検証機材 |
ワイド端 |
中間域 |
テレ端 |
●スコープ
KOWA TSN-774
●接眼レンズ
KOWA TE-17W
●アダプター類
TurboAdapter P2,
究具04 VCA-1(2mm) |
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ケラレ、周辺減光の状況: |
ワイド端でケラレがあり3〜5ステップ目、僅かながら周辺減光が感じられますが、軽微なもので実際の撮影では気付かないレベルです。
5ステップ目〜テレ端までのズーム域での周辺減光はありません。 |
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検証機材 |
ワイド端 |
中間域 |
テレ端 |
●スコープ
Nikon EDIII
●接眼レンズ
TurboAdapter 30XWFA
●アダプター類
究具04 VCA-1(2mm)
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ケラレ、周辺減光の状況: |
ワイド端でケラレ有り3〜5ステップ目で僅かながら周辺減光が感じられますが、軽微なもので実際の撮影では気付かないレベルです。
5ステップ目〜テレ端までのズーム域での周辺減光はありません。 |
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検証機材 |
ワイド端 |
中間域 |
テレ端 |
●スコープ
Vixen ジオマII ED52-S
●接眼レンズ
Vixen GLH20D
●アダプター類
TurboAdapter G2,
究具04 VCA-1 |
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ケラレ、周辺減光の状況: |
ワイド端ではケラレが発生します。
9ステップ目で四隅に僅かながら周辺減光が感じられますが、実際の撮影では気付かないレベルです。 |
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※ |
SUAS機能について
SUASとは、Slide Up Adapter Systemの略称で、アダプター本体を前後にスライドアップすることができます。デジスコ撮影時には、SUAS機能により接眼レンズとカメラレンズとの距離の微調整が可能となり最適なクリアランス調整ができます。上記ケラレテストではTurboAdapterP2においてテスト撮影時SUAS機能を利用しています。
◎調整方法: |
基本的にワイド端でケラレや周辺減光が発生しない位置をSUAS機能によって探し出せばクリアランス調整完了です。
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SUAS(Slide Up Adapter
System)機能採用のアダプター |
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・TurboAdapter 28XWDA(ニコン用、接眼レンズ付き)
・TurboAdapter P2(KOWA TSN-880/770シリーズ用)
・TurboAdapter SW1(SWAROVSKI用)
・TurboAdapter L1(Leica用) |
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LUMIX FX-150はワイド端が28mmの為、ワイド端ではケラレが発生してしまいます。ただし究具04
VCA-1を使用しているのでクリアランス調整で自分好みのセッティングをする事は可能です。ワイド端〜12ステップまでの画質はワイド端ではケラレがある物の周辺減光もなく本当に素晴らしく良好な結果が残せるカメラです。 |
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【作例】 |
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【作例撮影機材】 |
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スコープ |
KOWA
TSN-884 PROMINAR |
アイピース |
KOWA
TE-17W |
ブラケット |
BR-FX150 |
バリアブルカプラー |
究具04バリアブルカプラーVCA-1 |
カメラ |
Panasonic
LUMIX FX-150 |
雲台 |
究具01
ジンバル雲台 |
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※作例提供:クマ様(クマ様ブログ『鳥見日記』) |
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【作例撮影機材】 |
スコープ |
スワロフスキー
STS-80HD |
アイピース |
スワロフスキー
45XSW |
アダプター |
BR-FX150 |
バリアブルカプラー |
究具04バリアブルカプラーVCA-1 |
カメラ |
Panasonic
LUMIX FX-150 |
雲台 |
究具01
ジンバル雲台 |
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2009年5月15日 DIGISCO.COM
楠元(くすもと) |